転々私小説論

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電子あり

転々私小説論

テンテンシショウセツロン

講談社文芸文庫

仏文学が専門の学者・評論家であり、遊びや風俗から日本文化を独自に見つめていた多田道太郎は、私小説をこよなく愛していた。孤高の域にある、その語り口は軽妙かつ深遠で、「葛西善蔵の妄想」「諧謔の宇野浩二」「飄逸の井伏鱒二」「飄飄太宰治」と題された圧巻の文学評論4篇で、新たな視点から日本の私小説の真髄に迫る。


ⒸKazuharu Mikami

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書誌情報

紙版

発売日

2012年10月12日

ISBN

9784062901741

判型

A6

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2020年10月02日

JDCN

06A0000000000089532L

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    葛西善蔵の妄想

    初出

    『群像』2000年6月号

  • 作品名

    諧謔の宇野浩二

    初出

    『群像』2000年11月号

  • 作品名

    飄逸の井伏鱒二

    初出

    『群像』2001年4月号

  • 作品名

    飄飄太宰治

    初出

    『群像』2001年8月号

著者紹介

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