この百年の小説 人生と文学と

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この百年の小説 人生と文学と

コノヒャクネンノショウセツジンセイトブンガクト

講談社文芸文庫

西欧文学に100年以上遅れて出発し、そのエッセンスを学びながら追いかけてきた日本の近代文学。明治期の誕生以降、発展を続けているその歴史を、漱石、鴎外、露伴、谷崎、芥川、川端、三島、大江、石原らの代表的な作品を取りあげながら概観し、青春、恋愛、少年、心理、老年、歴史等々、「人生と文学」の断面から照射した、壮大かつ心揺さぶる精神のドラマ。博覧強記の小説家が遺した名著。


ⒸMisako Honda

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目次

はじめに
青春
恋愛
老年
少年
心理
感覚
家庭
社会
歴史
滑稽
西洋
おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2019年01月12日

ISBN

9784065143223

判型

A6

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2019年01月11日

JDCN

06A0000000000084620R

初出

本書は、『この百年の小説 ―人生と文学と―』(新潮選書 1974年2月刊)を底本としました。

著者紹介

著: 中村 真一郎(ナカムラ シンイチロウ)

中村真一郎(なかむら・しんいちろう)1918年、東京生まれ。東大仏文科卒。42年、福永武彦、加藤周一らと「マチネ・ポエティク」を結成し、47年、『1946文学的考察』を刊行する一方、『死の影の下に』で戦後派作家として認められる。以後、小説、詩、評論、戯曲、翻訳と多分野で活躍。王朝物語、江戸漢詩にも造詣が深い。作品に『回転木馬』、『空中庭園』、『孤独』、『四季』四部作、『頼山陽とその時代』、『蠣崎波響の生涯』他多数がある。

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