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おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来
オレノウタヲトメルナジャニーズモンダイトエンターテインメントノミライ
- 著: 松尾 潔
ジャニーズ問題について見解を述べたら、山下達郎が所属する事務所に契約解除された──EXILEやJUJUから天童よしみまで、さまざまな楽曲を手がける音楽プロデューサーが、芸能界の「ど真ん中」で、いま伝えたいこととは?
各界絶賛の嵐
学び、変わり、声を上げる言葉には、未来への希望と力が溢れている。
ーー斎藤幸平(哲学者)
性加害を告発する時代の鼓動と、自由と権利を求める音楽が響き合う。新たな歌を全身で感じてほしい。
ーー望月衣塑子(東京新聞記者)
みずみずしく綴られた「義」と「思索」の数々。その奥底に漂う、ひとかけらの「感傷」が、私を惹きつける。
ーー小池真理子(作家)
音楽に政治を持ち込むな?音楽は、文化は、生活は、常に政治的だ。これは、音楽と政治をともに変える、革命の記録である。
ーー竹田ダニエル(ライター)
メロウな音楽人で、クリアな名文家で、フェアな発言者……我らが時代の松尾潔。本書は絶望から立ち上がる、希望の歌なのだ。必読!
ーー中森明夫(作家・評論家)
ⒸKiyoshi Matsuo
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目次
第1章 おれの歌を止めるな
第2章 時代の音が聴こえる
第3章 音楽と社会をめぐる発言クロニクル
第4章 メロウな抵抗のためのラブソング
第5章 ジャニーズ「性加害」問題と日本社会の「眠度」
書誌情報
紙版
発売日
2024年01月11日
ISBN
9784065344347
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
224ページ
電子版
発売日
2024年01月10日
JDCN
06A0000000000754809P
初出
第1章「おれの歌を止めるな」は書き下ろし、「スマイルカンパニー契約解除全真相」は日刊ゲンダイ2023年7月6日付掲載稿に加筆修正、第2章と第4章は日刊ゲンダイ連載「メロウな木曜日」(2022年9月2日から2023年10月5日)を再構成、第3章はRKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言速記、第5章はサンデー毎日2023年10月8日号掲載鼎談に加筆修正したものです。
著者紹介
1968(昭和43)年、福岡市生れ。早稲田大学卒業。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後、プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導く。これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超す。日本レコード大賞「大賞」(EXILE「Ti Amo」)など受賞歴多数。
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