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立原道造の世界
タチハラミチゾウノセカイ

優美な抒情、音楽との融合、青春の痛み……。「優しき歌」などで知られる四季派の詩人・立原道造の魅力は、数多く挙げられようが、それに加え、彼が夭折者であったことも、後世の若者に愛好される要素だ。その詩を含め、彼はすなわち青春なのである。本書は、「四季」派研究で知られる著者が、豊富な資料(新資料含む)と広い観点とで、立原道造の足跡を解いた、最良の研究書である。夭折した天才詩人の全貌を、その生い立ち、精神形成、詩法などの面からとらえ、新資料や彼の代表的作品を収める素晴らしい入門書!
ⒸSetsuko Ogawa
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書誌情報
紙版
発売日
1978年10月27日
ISBN
9784061340688
判型
A6
価格
定価:506円(本体460円)
ページ数
440ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年08月23日
JDCN
06A0000000000059581W
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