講談社現代新書作品一覧

調べる技術・書く技術
講談社現代新書
テーマの選び方、資料収集法、取材の実際から原稿完成まで、丁寧に教える。これがプロの「知的生産術」だ! 第一線のジャーナリストは、いかに原稿を仕上げるか。テーマの選び方、資料収集法、取材のコツから推敲のポイントまで、具体的に教える。レポート執筆にも役立つヒントが満載の入門書。
テーマ選び、資料収集法、質問の作り方から、
インタビューの実際、原稿執筆のコツまで──
第一線のジャーナリストがすべて明かす
これがプロの「知的生産術」だ!
【目次】
第一章 テーマを決める
第二章 資料を集める
第三章 人に会う
第四章 話を聞く
第五章 原稿を書く
第六章 人物を書く
第七章 事件を書く
第八章 体験を書く

妻との修復
講談社現代新書
できる男ほど、妻とアブない。妻の機嫌をとる秘訣から、修羅場の研究まで。ストレスに苦しむ世の男性たちよ、妻という超獣と対峙し、家庭の平和を確保しよう。年代別の記念日の過ごしかた、悪妻との暮らしかたなど、読めばすぐ役立つ一冊。(講談社現代新書)
できる男ほど妻とアブない
しょせん夫婦は薄皮1枚でつながっている。妻は年を追うごとに化けていく。家庭という地雷原を駆けぬけよう。妻の機嫌をとる50ヵ条から、先人たちの修羅場の研究まで、男性必読の書。
家庭という名の地雷原を駆け抜けろ!
●悪妻の愚痴に耐える精神力を日ごろから養っておく
●妻がいなければ、別の女と恋愛したって楽しくない
●妻との旅は3泊4日が限度である
●妻に経済力があればあるほど生意気になる
●友人の妻に手を出してはいけない
●いちいち妻のいうことをきいている男のほうが、離婚を言い渡される確率が高い
●離婚は当人どうしだけでなく、その夫婦をとりまく人間関係もこわしてしまう
●ひとりでいるときの孤独よりも妻がいるときの孤独のほうがみじめである
●美人妻は男を不幸にする
●おぞましいほどの悪妻であっても、惚れてしまえば楽になる

〈聞く力〉を鍛える
講談社現代新書
人間関係の鍵を握るのは、聞く能力だった。情報ベースの拡大、人との絆、生産性アップ。聞くことのメリットは数えきれない。セラピー的聞き方、批判的聞き方など、目的別聞き上手の心構えからタブーまで。(講談社現代新書)
人間関係の鍵を握るのは、聞く能力だった 情報ベースの拡大、人との絆、生産性アップ。聞くことのメリットは数えきれない。セラピー的聞き方、批判的聞き方など、目的別聞き上手の心構えからタブーまで。

かけがえのない人間
講談社現代新書
人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)
人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは―

中学入試国語のルール
講談社現代新書
これさえわかれば解くのは簡単
子どもと中学校の相性は、国語入試問題にあらわれている!
入試で点差が開くのは何といっても国語。でも大丈夫!この16のルールさえわかれば、解くのは簡単!本書のページをめくれば、わが子と志望校の相性までわかるはず。損はさせません。

都市計画の世界史
講談社現代新書
都市の歴史は人類の叡智の歴史そのものだ! 「自然は神が造り、都市は人が造った」。権力者の思想、宗教、軍事上の理由、そしてあるときは衛生上の観点から、時代とともに変化する都市の姿を描き出す。(講談社現代新書)
都市の歴史は人類の叡智の歴史そのものだ! 「自然は神が造り、都市は人が造った」。権力者の思想、宗教、軍事上の理由、そしてあるときは衛生上の観点から、時代とともに変化する都市の姿を描き出す。

幕臣たちの明治維新
講談社現代新書
「賊軍」の烙印をおされた徳川家臣団3万人はどこへ消えたのか? 敗者たちは激動の時代をどう生きたのか――大リストラの実態から、失敗だらけの商人デビュー、静岡での茶畑開墾まで、語られなかった歴史の深層を明かす。
語られなかった歴史の真相
徳川家臣団3万人はどこへ消えたか
〈賊軍〉の烙印をおされた徳川家臣団3万人はどこへ消えたのか?大リストラの実態から、失敗だらけの商人デビュー、静岡での茶畑開墾まで、語られなかった歴史の深層を明かす。

漢字を楽しむ
講談社現代新書
私たちの漢字の常識は間違いだらけ!?
「比」の画数は?「口腔」「垂涎」「憧憬」本来の読みは? 「環」の下をはねると間違い?
漢字の蘊蓄を楽しみながら学べる魅力的な一冊。

世界を動かす人脈
講談社現代新書
国境を越えて進行するM&A、EUのエネルギー再編、米大統領選挙、ロシア、中国、中東の台頭……。ロスチャイルド、ロックフェラーから、KKR、SWFまで。ダイナミックに変動する世界を読み解く。(講談社現代新書)
世界を動かす「勝者」たちのネットワーク。世界政治・経済を知るには、欧米を中心に広がる政官財にまたがる人脈を読み解く必要がある。協力と対立を繰り返しながら自己利益のために動く彼らの姿を明かす。

視点をずらす思考術
講談社現代新書
日本中が二項対立と単純化の論争をしている。少し角度を変えて物事を捉えてみる。時差をつける。逆の発想をしてみる。政治・憲法・日米関係・メディア論など、「個」を貫くことで世界と繋がる心と脳の鍛錬法。(講談社現代新書)
日本中が二項対立と単純化の論争をしている。
角度を変えて物事を捉えてみる。
時差をつける。
逆の発想をしてみる。
政治・憲法・メディア論等、「個」を貫くことで世界と繋がる心と脳の鍛錬法。

脳のなかの身体 認知運動療法の挑戦
講談社現代新書
リハビリテーションに奇跡はない、しかし進歩はある──「この手足はなぜ動かないのか」。身体にのみ目を向けた旧来の運動療法は、脳卒中片麻痺患者の回復への期待に応えることができず、敗北を重ねてきた。損傷しているのが神経回路網なら、治療すべきは脳であり、「中枢神経系」の再生をはかるべきである。イタリアで産声をあげた認知運動療法の確かな歩みは、ここに始まった。すべては人間再生のために。
リハビリテーションに奇跡はない、しかし進歩はある。
脳神経システムの再構築により運動麻痺の克服と人間再生をめざす
画期的療法の実践と未来を身体論や脳科学の成果を駆使して描く。

にっぽんの知恵
講談社現代新書
銭湯・花見・ありあわせ・根回し……そこには歴史に根ざす先人の叡智がある
「ええかげん」が日本を救う
『朝日新聞』好評連載の書籍化!
米兵は銭湯で平和を学び、カラオケは人々のつながりを深める。碩学・名人たちとの討議を通して「にっぽんの知恵」を描出、遊びと平和の精神を創出した〈ええかげん〉の思想に迫る。
近年、世界中で注目を集める日本文化と、今なお根強い日本人の欧米崇拝。日本を見る外国人の視線と、日本に暮らす私たちの意識の、この奇妙なねじれはなんなのか??本書は、あまりにあたりまえすぎて誰も気にもとめないもの、戦後の繁栄と引き換えに忘れてきてしまったものに光を当て、長い歴史の中で培われてきた先人たちの知恵をまっとうに評価する日本論である。あらためて「にっぽんの知恵」を学び直すこと。そこに今後のわれわれの指針と、現代世界のなかに日本を位置づける出発点が見えてくる。
※本書のもととなった「にっぽんの知恵」は、『朝日新聞(大阪本社版)』で、2005~2007年にわたり連載されました。そのうち本書には、2005年度に掲載されたものを全面的に改稿し、収録しています。

不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか
講談社現代新書
あなたの職場がギスギスしている本当の理由。社内の人間関係を改善する具体的な方法をグーグルなどの事例もあげて教えます。何となくいつもイライラ・ギスギス……。そんな職場になっていませんか? 多くの会社で陥っている「負の構造」を明らかにし、その解決策を実例とともに紹介。社内活性化に必須の書。(講談社現代新書)
あなたの職場の雰囲気は大丈夫ですか? 「困っている人がいても助けない」「部署内での会話がない」「チャレンジしない」。いま多くの日本の職場が病んでいる。その構造を明らかにし、解決の鍵を示す。

数学でつまずくのはなぜか
講談社現代新書
マイナス×マイナスはなぜプラスになるの?中学生になった途端、数学につまづくこどもは多い。なぜ数学は忌々しいのか? 証明問題、二次方程式、関数……豊富な指導経験で培った数学のツボを徹底伝授!

東京裁判
講談社現代新書
「東京裁判から60年。ようやく〈事実〉に基づく、冷静かつ実証的な研究がなされる時代がきたとの感に打たれた。〈歴史〉が待ち望んでいた書だ」――保坂正康(ノンフィクション作家) 東京裁判は「国際政治」の産物以上のものではない。イデオロギーを排し、「文明の裁き」と「勝者の報復」をめぐっての不毛な論争に終止符を打つ。第30回サントリー学芸賞<思想・歴史部門>受賞作。
「東京裁判から60年。ようやく〈事実〉に基づく、冷静かつ実証的な研究がなされる時代がきたとの感に打たれた。〈歴史〉が待ち望んでいた書だ。」――保坂正康(ノンフィクション作家)
東京裁判は「国際政治」の産物以上のものではない。イデオロギーを排し、徹底的な実証と醒めた認識で「文明の裁き」と「勝者の報復」をめぐっての不毛な論争にいまこそ終止符を打つ。
すでに東京裁判の開廷から60年余の歳月が経過している。「東京裁判開廷60年」の2006年に朝日新聞社が実施した日本国内の世論調査では、東京裁判をどの程度知っているかという質問にたいして、「裁判があったことは知っているが内容は知らない」が53パーセント、「裁判があったことも知らない」が17パーセント、合計70パーセントが、「知らない」という結果が出た(『朝日新聞』2006年5月2日)。……この数字にはなかなか驚くべきものがあると思う。二世代(60年)のあいだにこれだけ忘れられているなら、そろそろ冷静な議論も可能になっていそうなものだが、しかし現実は「逆である。……日本のマスメディアには「A級戦犯」「東京裁判」といった用語が飛びかい、旧態依然とした裁判の肯定・否定論争もかまびすしい。冷静で生産的な論争であれば、大いにやってもらいたいものである。しかし、この肯定・否定論争では、紋切り型の、ときには誤った知見が繰り返されるばかりだ。1980年代後半以降、東京裁判についての新しい事実がかなり発見されてきたが、それらは専門家の世界にとどまり、一般にはあまり普及していない。本書を世に問うのは、このためである。――<本文より>
第30回サントリー学芸賞<思想・歴史部門>受賞

ニッポンの大学
講談社現代新書
様々なランキングから見えてきた大学のいま。1995年以来続いている『大学ランキング』。人気の大学・学部から学生の生活、就職先から教授の実像まで。ランキングから見えてきたのは揺れる大学の姿だった。(講談社現代新書)
様々なランキングから見えてきた大学のいま。1995年以来続いている『大学ランキング』。人気の大学・学部から学生の生活、就職先から教授の実像まで。ランキングから見えてきたのは揺れる大学の姿だった。

国家・個人・宗教 近現代日本の精神
講談社現代新書
愛国心問題とスピリチュアル・ブームの共通点とは?
国家神道という特異な宗教で国民をまとめた戦前、宗教を語らない戦後の知識人。国家とは?個人とは?現代のスピリチュアルブーム、愛国心騒動につながる問題に鋭く切り込む。
私たちは南原繁の残した宿題に答えていない!
なぜ戦後日本で、「人間と神との対決」がまともに論壇のテーマにならないのか。なかなか答えるのが難しい問いだ。しかし実は非常に重要な問いである。ある意味では、近代日本の出発点にまで引き戻される問いだからだ。近代日本の精神構造やアイデンティティーに絡む根深い問題だからである。「人間と神との対決」、これが「宗教への問い」ということであれば、近代日本の出発点がすえられたときに、すでにこの問いはゆがんだ形で封印されてしまったのである。――<本文より>

モテたい理由 男の受難・女の業
講談社現代新書
もう疲れたよ……でも、止まれない。女たちを包囲する“モテ”の真実! モテ服にモテ子……女性誌はなぜ「モテ」を大合唱するのか? エビちゃんブームの深層、蔓延する自分語りの文法から恋愛至上主義とオタクの関係まで、混迷する男女の今をえぐる! (講談社現代新書)
女性誌がふりまく幻想に踊る女、逃走する男なぜエビちゃんOLが流行るのか? 次々に現れては消える理想のライフスタイル。女性ファッション誌に伏流する主題を、グルーブ感あふれる文章で明快に読み解く。

発達障害の子どもたち
講談社現代新書
言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。
育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。
長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教える。
第1章──発達障害は治るのか
第2章──「生まれつき」か「環境」か
第3章──精神遅滞と境界知能
第4章──自閉症という文化
第5章──アスペルガー問題
第6章──ADHDと学習障害
第7章──子ども虐待という発達障害
第8章──発達障害の早期療育
第9章──どのクラスで学ぶか―特別支援教育を考える
第10章─薬は必要か

日本を降りる若者たち
講談社現代新書
なぜ、彼らは海外で「こもる」のか?
バンコクはじめアジアの街で、何もせずただダラダラと生活する若者たちが増えている。彼らの生き方から映し出される日本社会の現実。