講談社現代新書作品一覧

日本人の〈原罪〉
講談社現代新書
約束を破り、中を覗き見たイザナキは、妻イザナミの正体を知り、逃げ出してしまう。 日本の神話・昔話に見られる「見るなの禁止」物語を精神分析家と国文学者が捉え直す日本文化論。

回復力 失敗からの復活
講談社現代新書
人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。 本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる。 そのためのコツを失敗学の第一人者が示す。(講談社現代新書)
失敗に自分が負けないためのヒント満載 気をつけていても誰もが失敗する。だから本当に大切なのは失敗したあとだ。失敗との付き合い方を学び、失敗に強い人になろう。そうすれば失敗も怖くなくなる。

天皇陛下の全仕事
講談社現代新書
天皇はどんな仕事を、どんな内訳で、どのように行っているのか? 天皇・皇后両陛下の平成流スタイルとは? 意外に知られていない宮中の毎日を紹介する、「読む事典」。 国事行為、宮中祭祀、宮中晩餐会、地方訪問、稲作など知られざる毎日を、元宮内記者がやさしく解説。 この一冊で皇室記事が10倍面白くなる!
天皇陛下はどんな日常生活を送られているのか?
国事行為、宮中祭祀、宮中晩餐会、地方訪問、稲作など知られざる毎日を、元宮内記者がやさしく解説。 この一冊で皇室記事が10倍面白くなる!

遠山金四郎
講談社現代新書
「遠山の金さん」の知られざる実像に迫る! 大岡忠相以来の裁判上手と謳われた遠山金四郎景元。町与力が明かした彼の入れ墨とは? 隠居生活の実態とは? 金さんと父景晋の日常生活から江戸社会を読み解く。(講談社現代新書)
金さんを悩ませた持病とは? 入れ墨を彫っていたのか? 名外交官であった父との親子関係は? 遠山裁きの現実は? 知られざる史料から名奉行とその一家の日常生活を描きだす一冊。

オイルマネー
講談社現代新書
シティグループへの出資、ソニー株取得──。 サブプライムローン問題以降、世界が注目する中東政府系ファンドは金融危機の救世主か。 2兆ドルを保有する湾岸産油国の戦略を明かす!

ブリッジマンの技術
講談社現代新書
相手とコミュニケーションをうまく取りたいのなら、相手の関心に関心を持とう。
いまでは大学教授らしからぬファッションと軽妙な語り口で、テレビでも活躍、オモロい先生として知られている著者も、以前は火山のことにしか興味を持たないオタク学者だった。著者の実体験をもとに、コミュニケーションの伝達力・読解力アップの方法を具体的に示す。
第1章 フレームワークは人間関係の基本原理
「大金」はいくらか?
蝉の声はホントに静かか?
人は見たいものしか見ていない etc
第2章 相手を知る
相手の関心に関心を持つ
相手の言葉から探る
非言語メッセージから探る etc
第3章 自分を知り自分を変える
自分の体の感覚を点検する
負けカードを出すと円滑に進む
「翻訳機法」 etc
第4章 ブリッジマンになる
まず相手の心に沿う
指示するときは丁寧な口調で話す
安全で気楽な「ゼミ・カウンセリング」 etc
第5章 フレームワークを使ってむずかしい内容を読み解く
専門家のフレームワーク
解説やあとがきから読め
「棚上げ法」 etc

歴史と外交─靖国・アジア・東京裁判
講談社現代新書
歴史観なき外交を排し、日本とアジアを問う政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。そのダイナミズムをいかに掴み、「昭和」の過ちを昇華させるか。戦後外交の第一線に立ってきた外交官の体験的思索の書!
政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。 そのダイナミズムをいかに掴み、国益を守るか。日本外交の第一線に立ってきた元外交官が 「昭和」の過ちを昇華せんとする体験的思索の書。

ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界
講談社現代新書
二重権力体制の行きつく果てに待つものとは? 再び「偉大な国家」をめざし、新冷戦を辞さぬ構えのプーチンとメドヴェージェフ。 それを支える現代ロシア社会の構造と民衆の心性に迫る。

数字でみるニッポンの医療
講談社現代新書
診療所と病院はどちらが高いの?検査結果はどこまで信用できるの? 医者は本当に足りないの? 薬の値段はどうやって決まるの? 日本の医療の実態を数字を使って明快に解説。

ビートルズの謎
講談社現代新書
デビューの謎から解散の真相まで徹底検証! 映画『レット・イット・ビー』の警官出動は「やらせ」だった? ビートルズが解散したのは70年ではない? ──伝説となったさまざまなエピソードの真相に迫る! (講談社現代新書)
誰がブライアン・エプスタインにビートルズを教えたか。 映画『レット・イット・ビー』に、やらせはあったか。──今も新証言や資料が発掘され、伝説が覆されている! 驚愕あふれる一冊。

若者のための政治マニュアル
講談社現代新書
政治の基本が良くわかる全く新しい教科書。もっとわがままに生きろ。無責任でいいじゃないか。権利を使え。本当の敵は誰だ。50歩と100歩は大違い。当たり前のことを疑え。政治を考える勇気が湧く本! (講談社現代新書)
民主主義を使いこなすための10のルールをわかりやすく解説。
社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る、歴史の転換点を乗り切るための必読書。
生きづらい社会は「政治に対する意思」で変える!
【著者からの一言】
アメリカでは若者の運動が大きな力となって、初の黒人大統領が誕生しました。
オバマ新大統領の「我々にはできる(yes we can)」 というメッセージは、日本に住む我々にも向けられたものです。
行きづらい社会を変えるためにこそ、民主政治はあるのです。みんな が一歩ずつ踏み出すことで、社会は変わります。
この本は、特に若い人々が政治に関わる時の、基本的なものの見方、考え方を示した ものです。
たくさんの人に読んでもらい、日本でも、我々にはできるという声が起こることを期待しています。

〈満洲〉の歴史
講談社現代新書
17世紀以降の変遷、20世紀・傀儡国家の壮大な実験と挫折を、第一人者が解く──日本人のためのまったく新しい中国東北史。13~19世紀の「清朝封禁の地」から、20世紀の「満洲国」の成立と消滅へ。近代日本が中国東北の地に抱いた野望はなぜ挫折したのか。第一人者によるまったく新しい満洲入門が誕生。
13~19世紀の「清朝封禁の地」から、20世紀の「満洲国」の成立と消滅へ。 近代日本が中国東北の地に抱いた野望はなぜ挫折したのか。第一人者によるまったく新しい満洲入門が誕生。

「次の首相」はこうして決まる
講談社現代新書
なぜ安倍と福田は首相になれたのか? いま日本政治を動かしているのは誰なのか? 世論調査に踊らされる政治家の実態から、小選挙区世代の新しい政治力学まで、あざやかに読み解く。

デジカメに1000万画素はいらない
講談社現代新書
朝日新聞beの好評連載を大幅加筆。業界の常識を無視すれば、こんなにきれいに撮れる! 無意味な高画素化、レンズのブランドの謎、シーンモードの問題点……。業界の「常識」は無視しよう。デジカメならではのよさとおもしろさを最大限に引き出すためのヒントを満載。(講談社現代新書)
無意味な高画素化、レンズのブランドの謎、シーンモードの問題点……。
業界の「常識」は無視しよう。デジカメならではのよさとおもしろさを最大限に引き出すためのヒントを満載。
目次
第1章 嘘がまかり通るデジカメの世界
カメラをつまらなくした高画素信仰を憂い、自然な色って何? など、
デジカメ業界の本当の話。
第2章 間違いだらけのカメラ選び
メーカーで選ぶのは間違い? どんなカメラが使いやすい?
一眼レフのよさとは? レンズとの相性とは? など、デジカメのよさを引き出すカメラ・レンズ選び。
第3章 デジカメは「買ったまま」使うな!
シーンモードは使えるか、暗い場所での撮り方
フラッシュはこう使え、など、使い手に合わせた設定を考える。
第4章 「ガバサク理論」で写真が激変する
望遠ズームの使い方、暗い場所では「念写」せよ、など、
デジカメはとにかくたくさん撮ろう。
第5章 デジカメ達人への道
人物撮影のキモ、面白写真の撮り方、など、
デジカメならではの撮り方をマスターしよう。
第6章 自由自在にカメラを操る
露出をどうするか、「物撮り」のキモ、撮りづらい写真の撮り方、など、これでプロ並みの写真も夢ではない!
第7章 撮った写真はサクッと直す
フリーソフトはこうやって使い倒せ、など、
デジカメだからこそできる編集術。

創価学会の研究
講談社現代新書
なぜ日本社会は学会を嫌うのか。保守化・巨大化した組織は、これからどこへ向かうのか。勤行、教学、折伏、財務──学会員の日常とは?社会学者が知られざる実像に迫る、批判でも賞賛でもない、はじめての学会入門。
勤行、教学、折伏、財務──学会員の日常とは? 保守化・巨大化した組織は、これからどこへ向かうのか。社会学者が知られざる実像に迫る、批判でも賞賛でもない、はじめての学会入門。

国際正義の論理
講談社現代新書
第1章 正義に「国境」ができるまで / 第2章 「国際正義」の誕生と変転 / 第3章 正義の交錯としての戦争 / 第4章 人道的介入 / 第5章 貧困の放置は不正なのか / 第6章 行動する主体と責任 / 第7章 文明と正義 / 第8章 人権をめぐる文明間対話
正義とは唯一のものか、それとも複数存在するのか!? 「国家の主権」と「人間の安全保障」が拮抗する時代にあって、古くて新しい問いに正面から挑み、 真の文明間対話を模索する一冊。

親子という病
講談社現代新書
すべての親子は、気持ちワルイ。親が子の幸せを願う思いは無償なのか!? 子が親を慕う気持ちに偽りはないのか!? 「家族よ、ありがとう」「ビバ!親子」というメッセージが増加する日本社会。誰もが切実に悩み、求める「幸福な親子関係」はあるのか。親子の病理の根源を探り、処方箋を提言する。(講談社現代新書)
「家族よ、ありがとう」「ビバ! 親子」というメッセージが増加する日本社会。 誰もが切実に悩み、求める「幸福な親子関係」はあるのか。 親子の病理の根源を探り、処方箋を提言する。

女装と日本人
講談社現代新書
ヤマトタケルの神話、中世の女装稚児、歌舞伎の女形、江戸の陰間、現代のニューハーフ……。 なぜ私たちは性別を越えたものに心ときめくのか? “女装”を軸に日本文化史を読み直す。(講談社現代新書)
ヤマトタケルの神話、中世の女装稚児、歌舞伎の女形、江戸の陰間、現代のニューハーフ……。 なぜ私たちは性別を越えたものに心ときめくのか? “女装”を軸に日本文化史を読み直す。

世界の言語入門
講談社現代新書
語学は、まず雰囲気を楽しむことからはじめよう。英語、仏語などメジャー言語から、ベルベル語、ゾンカ語など知る人ぞ知る言語まで。90言語の魅力をひとりで語った楽しいエッセイ。(講談社現代新書)
90の言語の魅力を生き生き語るエッセイ どの言語にも個性がある。NHKロシア語講座などで知られ、語学の達人が、各言語の魅力をさりげないウンチクをこめて紹介。語学が必ず好きになるガイドブック。

早稲田と慶応-名門私大の栄光と影
講談社現代新書
私大の両雄躍進の秘密とその課題を徹底解剖。階層固定化社会の象徴としての慶應。拡大化を図る早稲田。戦前、帝大の後塵を拝していた両校がなぜ成功を収めたのか。格差社会論の権威が解く、名門私大の経済学。(講談社現代新書)
なぜ早慶出身の首相が増えたのか? 卒業生が実業界で活躍する理由とは? 国立大の後塵を拝していた両校はなぜ躍進したのか? 一貫教育、人材力、研究水準など名門私大を徹底解剖。