講談社現代新書作品一覧

いじめの構造-なぜ人が怪物になるのか
いじめの構造-なぜ人が怪物になるのか
著:内藤 朝雄
講談社現代新書
いじめはなぜ蔓延するのか? 画期的理論をうちたて注目される〈いじめ研究〉の第一人者が、学校でのいじめ問題の本質を平易に語る。第1章 「自分たちなり」の小社会 / 第2章 いじめの秩序のメカニズム / 第3章 「癒し」としてのいじめ / 第4章 利害と全能の政治空間 / 第5章 学校制度がおよぼす効果 / 第6章 あらたな教育制度 / 第7章 中間集団全体主義 逃げ出すことのできない恐怖と絶望と悪意の世界=いじめはなぜ蔓延するのか? 画期的理論をうちたて注目される〈いじめ研究〉の第一人者が、学校でのいじめ問題の本質を平易に語る。
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平成落語論-12人の笑える男
平成落語論-12人の笑える男
著:瀧口 雅仁
講談社現代新書
落語はとにかく聴けばいい。それは事実だ。しかし、知っておいた方がいいことだって沢山ある。 今後注目すべき噺家はいったい誰なのか? 平成落語の現状を論じ、その本質を掴みだす!
皇軍兵士の日常生活
皇軍兵士の日常生活
著:一ノ瀬 俊也
講談社現代新書
戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴という壁。食糧をめぐる将校と兵の違い。兵士への応召手当をめぐる格差――。戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。 第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる / 第2章 軍隊での生き方 / 第3章 兵士と家族――戦争の「不公平」 / 第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって アジア・太平洋戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴の壁。応召手当をめぐる格差。将校と兵士の食糧の違い──。 戦争に翻弄された兵士とその家族の群像。
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正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング
正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング
著:中井 浩一
講談社現代新書
第1章 「論理トレーニング」と「国語」教育 / 第2章 生活の中の論理 / 第3章 「対」と「言い換え」 / 第4章 「比較」と「譲歩」 / 第5章 「分類」と「矛盾」 / 第6章 「媒介」 / 第7章 文の流れ[文脈]を読む / 第8章 テキストの全体を読む すべての思考の原点、「論理力」は簡単な訓練で鍛えることが可能。 基礎から長文読解まで、国語専門塾代表の著者による、シンプルで実用的な「論理運用能力」アップのメソッド。
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思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本
思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本
著:郷原 信郎
講談社現代新書
建築不況、食品偽装、市場混乱、メディアスクラム、裁判員制度……。日本停滞の背景には「法令遵守」からさらに進む、なんでも「遵守」の害があった! コンプライアンスの第一人者が問題を鋭く指摘、解決策を示す。(講談社現代新書) 2007年1月、『「法令遵守」が日本を滅ぼす』で、社会や経済の実態と乖離した法令の「遵守」による弊害に警鐘を鳴らし、大きな話題を呼んだ著者による待望の新書第2弾。 あれから2年、日本社会の状況は一層深刻化、「遵守」がもたらす「思考停止」の弊害がさらに拡大。「法令違反」だけではなく、「偽装」「隠蔽」「捏造」「改ざん」などのレッテルを貼られると、一切の弁解・反論が許されず、実態の検証もないまま、強烈なバッシングが始まる。 ○消費期限切れ原料使用を作為的に隠蔽しようとしたわけでもないのに、「隠蔽」と決めつけられ、存亡の危機に立たされた不二家 ○健康被害とはまったく無関係なレベルのシアン化合物の食品製造用水への混入を公表させられ、大量の商品の自主回収に追い込まれた伊藤ハム ○「耐震偽装」を叩くことに関心が集中、偽装の再発防止のための建築基準法改正で住宅着工がストップ、深刻な不況に見舞われた建築業界 ○刑事司法を崩壊させかねない大問題を抱えているのに、誰も止められない裁判員制度 ○経済司法の貧困により、秩序の悪化に歯止めのかからない市場経済 ○何を意味するのか不明確なまま「年金記録の改ざん」バッシングがエスカレート、厚労大臣にまで「組織ぐるみで改ざん」と決めつけられた社会保険庁 調査委員会などで多くの「不祥事」に関わった著者が、問題の本質に斬り込み、「遵守」による「思考停止」で生じている誤解の中身を明らかにします。その上で、思考停止から脱却して「真の法治社会」を作るための方策を示します。 是非ご一読ください。
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イギリス型<豊かさ>の真実
イギリス型<豊かさ>の真実
著:林 信吾
講談社現代新書
年収が低くても安心して暮らせる「福祉国家」の実情。雇用不安、経済危機、消えた年金、進む日本の社会保障制度崩壊。老後は年金だけで暮らせる、医療費・教育費は原則無料、失業保険は手厚い、誰もが安心して暮らせる「福祉国家」の実情とは。(講談社現代新書) 雇用不安、経済危機、消えた年金、進む日本の社会保障制度崩壊。 老後は年金だけで暮らせる、医療費・教育費は原則無料、失業保険は手厚い、誰もが安心して暮らせる「福祉国家」の実情とは。 【著者からのメッセージ】 かつて「イギリスを見習おう」といった類の本が、あふれておりました。 とりわけ充実した社会保障については、礼賛の対象となっていたようです。 礼賛は、間違っていません。わが国の福祉はあまりに貧弱です。 しかしながら、財源の問題を無視して福祉は語れないし、そうであるからこそ、 「福祉大国」が抱える色々な問題点も見えてきます。 福祉、医療費、そして消費税について建設的な議論ができるようになるための テキストになれば、と考えて書きました。 おかげさまで好評です。
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日本人の〈原罪〉
日本人の〈原罪〉
著:北山 修,著:橋本 雅之
講談社現代新書
約束を破り、中を覗き見たイザナキは、妻イザナミの正体を知り、逃げ出してしまう。 日本の神話・昔話に見られる「見るなの禁止」物語を精神分析家と国文学者が捉え直す日本文化論。
回復力 失敗からの復活
回復力 失敗からの復活
著:畑村 洋太郎
講談社現代新書
人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。 本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる。 そのためのコツを失敗学の第一人者が示す。(講談社現代新書) 失敗に自分が負けないためのヒント満載  気をつけていても誰もが失敗する。だから本当に大切なのは失敗したあとだ。失敗との付き合い方を学び、失敗に強い人になろう。そうすれば失敗も怖くなくなる。
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天皇陛下の全仕事
天皇陛下の全仕事
著:山本 雅人
講談社現代新書
天皇はどんな仕事を、どんな内訳で、どのように行っているのか? 天皇・皇后両陛下の平成流スタイルとは? 意外に知られていない宮中の毎日を紹介する、「読む事典」。 国事行為、宮中祭祀、宮中晩餐会、地方訪問、稲作など知られざる毎日を、元宮内記者がやさしく解説。 この一冊で皇室記事が10倍面白くなる! 天皇陛下はどんな日常生活を送られているのか? 国事行為、宮中祭祀、宮中晩餐会、地方訪問、稲作など知られざる毎日を、元宮内記者がやさしく解説。 この一冊で皇室記事が10倍面白くなる!
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遠山金四郎
遠山金四郎
著:岡崎 寛徳
講談社現代新書
「遠山の金さん」の知られざる実像に迫る! 大岡忠相以来の裁判上手と謳われた遠山金四郎景元。町与力が明かした彼の入れ墨とは? 隠居生活の実態とは? 金さんと父景晋の日常生活から江戸社会を読み解く。(講談社現代新書) 金さんを悩ませた持病とは? 入れ墨を彫っていたのか? 名外交官であった父との親子関係は? 遠山裁きの現実は? 知られざる史料から名奉行とその一家の日常生活を描きだす一冊。
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オイルマネー
オイルマネー
著:畑中 美樹
講談社現代新書
シティグループへの出資、ソニー株取得──。 サブプライムローン問題以降、世界が注目する中東政府系ファンドは金融危機の救世主か。 2兆ドルを保有する湾岸産油国の戦略を明かす!
ブリッジマンの技術
ブリッジマンの技術
著:鎌田 浩毅
講談社現代新書
相手とコミュニケーションをうまく取りたいのなら、相手の関心に関心を持とう。 いまでは大学教授らしからぬファッションと軽妙な語り口で、テレビでも活躍、オモロい先生として知られている著者も、以前は火山のことにしか興味を持たないオタク学者だった。著者の実体験をもとに、コミュニケーションの伝達力・読解力アップの方法を具体的に示す。 第1章 フレームワークは人間関係の基本原理 「大金」はいくらか? 蝉の声はホントに静かか? 人は見たいものしか見ていない etc 第2章 相手を知る 相手の関心に関心を持つ 相手の言葉から探る 非言語メッセージから探る etc 第3章 自分を知り自分を変える 自分の体の感覚を点検する 負けカードを出すと円滑に進む 「翻訳機法」 etc 第4章 ブリッジマンになる まず相手の心に沿う 指示するときは丁寧な口調で話す 安全で気楽な「ゼミ・カウンセリング」 etc 第5章 フレームワークを使ってむずかしい内容を読み解く 専門家のフレームワーク 解説やあとがきから読め 「棚上げ法」 etc
歴史と外交─靖国・アジア・東京裁判
歴史と外交─靖国・アジア・東京裁判
著:東郷 和彦
講談社現代新書
歴史観なき外交を排し、日本とアジアを問う政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。そのダイナミズムをいかに掴み、「昭和」の過ちを昇華させるか。戦後外交の第一線に立ってきた外交官の体験的思索の書! 政治が歴史に変じ、歴史は政治に転ずる。 そのダイナミズムをいかに掴み、国益を守るか。日本外交の第一線に立ってきた元外交官が 「昭和」の過ちを昇華せんとする体験的思索の書。
ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界
ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界
著:中村 逸郎
講談社現代新書
二重権力体制の行きつく果てに待つものとは? 再び「偉大な国家」をめざし、新冷戦を辞さぬ構えのプーチンとメドヴェージェフ。 それを支える現代ロシア社会の構造と民衆の心性に迫る。
数字でみるニッポンの医療
数字でみるニッポンの医療
著:読売新聞医療情報部
講談社現代新書
診療所と病院はどちらが高いの?検査結果はどこまで信用できるの? 医者は本当に足りないの? 薬の値段はどうやって決まるの? 日本の医療の実態を数字を使って明快に解説。
ビートルズの謎
ビートルズの謎
著:中山 康樹
講談社現代新書
デビューの謎から解散の真相まで徹底検証! 映画『レット・イット・ビー』の警官出動は「やらせ」だった? ビートルズが解散したのは70年ではない? ──伝説となったさまざまなエピソードの真相に迫る! (講談社現代新書) 誰がブライアン・エプスタインにビートルズを教えたか。 映画『レット・イット・ビー』に、やらせはあったか。──今も新証言や資料が発掘され、伝説が覆されている! 驚愕あふれる一冊。
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若者のための政治マニュアル
若者のための政治マニュアル
著:山口 二郎
講談社現代新書
政治の基本が良くわかる全く新しい教科書。もっとわがままに生きろ。無責任でいいじゃないか。権利を使え。本当の敵は誰だ。50歩と100歩は大違い。当たり前のことを疑え。政治を考える勇気が湧く本! (講談社現代新書) 民主主義を使いこなすための10のルールをわかりやすく解説。 社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る、歴史の転換点を乗り切るための必読書。 生きづらい社会は「政治に対する意思」で変える! 【著者からの一言】 アメリカでは若者の運動が大きな力となって、初の黒人大統領が誕生しました。 オバマ新大統領の「我々にはできる(yes we can)」 というメッセージは、日本に住む我々にも向けられたものです。 行きづらい社会を変えるためにこそ、民主政治はあるのです。みんな が一歩ずつ踏み出すことで、社会は変わります。 この本は、特に若い人々が政治に関わる時の、基本的なものの見方、考え方を示した ものです。 たくさんの人に読んでもらい、日本でも、我々にはできるという声が起こることを期待しています。
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〈満洲〉の歴史
〈満洲〉の歴史
著:小林 英夫
講談社現代新書
17世紀以降の変遷、20世紀・傀儡国家の壮大な実験と挫折を、第一人者が解く──日本人のためのまったく新しい中国東北史。13~19世紀の「清朝封禁の地」から、20世紀の「満洲国」の成立と消滅へ。近代日本が中国東北の地に抱いた野望はなぜ挫折したのか。第一人者によるまったく新しい満洲入門が誕生。 13~19世紀の「清朝封禁の地」から、20世紀の「満洲国」の成立と消滅へ。 近代日本が中国東北の地に抱いた野望はなぜ挫折したのか。第一人者によるまったく新しい満洲入門が誕生。
「次の首相」はこうして決まる
「次の首相」はこうして決まる
著:柿崎 明二
講談社現代新書
なぜ安倍と福田は首相になれたのか? いま日本政治を動かしているのは誰なのか? 世論調査に踊らされる政治家の実態から、小選挙区世代の新しい政治力学まで、あざやかに読み解く。
デジカメに1000万画素はいらない
デジカメに1000万画素はいらない
著:たくき よしみつ
講談社現代新書
朝日新聞beの好評連載を大幅加筆。業界の常識を無視すれば、こんなにきれいに撮れる! 無意味な高画素化、レンズのブランドの謎、シーンモードの問題点……。業界の「常識」は無視しよう。デジカメならではのよさとおもしろさを最大限に引き出すためのヒントを満載。(講談社現代新書) 無意味な高画素化、レンズのブランドの謎、シーンモードの問題点……。 業界の「常識」は無視しよう。デジカメならではのよさとおもしろさを最大限に引き出すためのヒントを満載。 目次 第1章 嘘がまかり通るデジカメの世界 カメラをつまらなくした高画素信仰を憂い、自然な色って何? など、 デジカメ業界の本当の話。 第2章 間違いだらけのカメラ選び メーカーで選ぶのは間違い? どんなカメラが使いやすい? 一眼レフのよさとは? レンズとの相性とは? など、デジカメのよさを引き出すカメラ・レンズ選び。 第3章 デジカメは「買ったまま」使うな! シーンモードは使えるか、暗い場所での撮り方 フラッシュはこう使え、など、使い手に合わせた設定を考える。 第4章 「ガバサク理論」で写真が激変する 望遠ズームの使い方、暗い場所では「念写」せよ、など、 デジカメはとにかくたくさん撮ろう。 第5章 デジカメ達人への道 人物撮影のキモ、面白写真の撮り方、など、 デジカメならではの撮り方をマスターしよう。 第6章 自由自在にカメラを操る 露出をどうするか、「物撮り」のキモ、撮りづらい写真の撮り方、など、これでプロ並みの写真も夢ではない! 第7章 撮った写真はサクッと直す フリーソフトはこうやって使い倒せ、など、 デジカメだからこそできる編集術。
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