講談社現代新書作品一覧

八幡神と神仏習合
八幡神と神仏習合
著:逵 日出典
講談社現代新書
八幡神が神仏習合を先導することになったのはなぜか。朝鮮半島の新羅から九州・宇佐、そして奈良の都から全国へ。時の権力とかかわりながら、歴史の転換点を乗り越え、勢力を伸張していった「仏神」の姿に迫る。 日本文化の源流となる大きな謎に迫る!! 八幡の神は新羅の神が日本化して生まれた 八幡神が神仏習合を先導することになったのはなぜか。朝鮮半島の新羅から九州・宇佐、そして奈良の都から全国へ。時の権力とかかわりながら、歴史の転換点を乗り越え、勢力を伸張していった「仏神」の姿に迫る。
電子あり
海外経営の鉄則
海外経営の鉄則
著:山崎 克雄
講談社現代新書
企業が海外で成功するための共通点はこれだ! 16ヵ国、86企業の現地取材から見えてきた真実。 日本型経営の海外進出は、5S(整理、整頓、 清潔、清掃、躾)の徹底化から始まる。 目 次:第1章 始めに失敗あり 著者が体験した海外事業の失敗と成功 第2章 事例は語る 取材した86企業のうち、代表的な14の日系企業の事例を詳述。 第3章 グローバル企業の鉄則 取材を通じて学んだ成功の法則
モスラの精神史
モスラの精神史
著:小野 俊太郎
講談社現代新書
なぜ蛾の姿なのか? あの歌の意味はなにか? ゴジラとどこが違うのか? 多くの謎が、いま解き明かされる! プロローグ──モスラが飛んだ日 第一章 三人の原作者たち 第二章 モスラはなぜ蛾なのか 第三章 主人公はいったい誰か 第四章 インファント島と南方幻想 第五章 モスラ神話と安保条約 第六章 見世物にされた小美人と悪徳興行師 第七章 『モスラ』とインドネシア 第八章 小河内ダムから出現したわけ 第九章 国会議事堂か、東京タワーか 第十章 同盟国を襲うモスラ 第十一章 平和主義と大阪万
スピリチュアルの冒険
スピリチュアルの冒険
著:富岡 幸一郎
講談社現代新書
スピリチュアリティは歴史を突き動かし、人に「生命」の息吹を与えてくれる。「生きにくい」と感じている 日本人の魂の飢えと渇きを癒してくれる格好の入 門書。香山 リカ氏が絶賛! ● スピリットの語源 ● 「聖霊」と「精霊」の違い ● カリスを受けた人々 ● ドストエフスキーの悪霊論 ● 北村透谷の「恋愛」のスピリット ● 埴谷雄高『死霊』――霊性のミステリー小説 ● 三島由紀夫『英霊の声』――日本の「神霊」 ● 「神の死」とカール・バルト ● ナチズムという悪霊との戦い
日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ
日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ
著:小林 英夫
講談社現代新書
近代日本にとって最大最悪の戦争だった日中戦争。軍事力で圧倒する日本が弱敵・中国に惨敗したのはなぜだったのか? 両国の戦略の違い、その根底にある国民性の違いまで分析し、これからの日中関係を見通す決定版! 新史料『検閲月報』から、両国民の封印された「肉声」の数々も紹介。 近代日本にとって最大最悪の戦争だった日中戦争。 軍事力で圧倒する日本が弱敵・中国に惨敗したのはなぜだったのか? 両国の戦略の違い、その根底にある国民性の違いまで分析し、 これからの日中関係を見通す決定版! 新史料『検閲月報』から、両国民の封印された「肉声」の数々も紹介。 目次より ●満洲事変がもたらした誤算 ●起きるべくして起きた南京虐殺 ●殲滅戦略戦争の破綻 ●蒋介石の消耗戦略はなぜ生まれたか ●欺かれた汪兆銘 ●二つのパワー ●『検閲月報』が明かす両国民の本音 など
まだ、タバコですか?
まだ、タバコですか?
著:宮島 英紀
講談社現代新書
吸いつづけたい人は、絶対に読まないでください 「やめたいけど、やめられない」喫煙者7割の本音を揺さぶるデータの数々。 軽いタバコも実は肺腺がんの大敵だった!どうするスモーカー。 喫煙歴30年超の担当者は、これを読んでやめました。 ●ニコチンは6秒で脳を直撃する ●肺腺がんの大敵は“軽いタバコ” ●蔓延するタバコ病・COPDの恐怖 ●ダイエット効果は真っ赤なウソ ●添加物と残留農薬の危険性が ●「アルツハイマー病予防」を覆す ●タバコ企業の隠蔽と情報操作 ●そして、喫煙者も被害者だった!
金正日と日本の知識人
金正日と日本の知識人
著:川人 博
講談社現代新書
姜尚中は金正日のサポーターか―― 政治学者と人権弁護士が「諸君!」「週刊朝日」で繰り広げたマスメディア騒然の大論争の核心がここにある。類似の発言を続ける知識人の責任を問う! なにを「主張する」かではなく、なにを「する」かが喫緊の問題なのだ。 六者協議の進展を図りつつ「拉致問題」の解決をすることが荊棘の道であることを、日本人は知っている。著名大学教授は、<虚妄>を説き論点を巧妙にズラしている……。
大人のための「学問のススメ」
大人のための「学問のススメ」
著:工藤 庸子,著:岩永 雅也
講談社現代新書
「いまさら」から「いまこそ」へ―― 世に教育論議は花盛り。でも、まずは大人が学んでみたら? 市場原理が拡大するなか、「市民教育」の意義を問い直し、真の教養人とは何かを探る生涯学習論。あなたの「結晶性知力」で、人生の午後を輝かせませんか?
入門! システム思考
入門! システム思考
著:枝廣 淳子,著:内藤 耕
講談社現代新書
いつまでも問題が解決しないと悩んでいる人へ!! 英語の学習法から会社の売り上げアップ、組織の活性化から街の安全対策、そして地球環境問題の改善まで。いずれもひとつの視点だけでは解決できない問題を、システム全体を見ることで解く方法を見つけ出す。米国MITで確立され、GE、デュポン、マスターカード、インテルなどの大企業、プロ・フットボールチームやコンサルティング業界、さまざまな研究機関やNPOなど、多くの「学習する組織」で採用されているいまの時代の問題解決法。この本を読めば、明日からものの見方が変わる!
がん闘病とコメディカル 医療最前線からの提言
がん闘病とコメディカル 医療最前線からの提言
著:福原 麻希
講談社現代新書
大丈夫、私たちがいる 医師に言えない不安がある 家族も癒せない悲痛がある 専門技術で患者を支える18人にがん治療の新しいかたちを見出す! がん患者には医師にも家族にも明かせない悩みがある。でも「あなたは一人じゃない!」。 心を癒すプロ、最先端の技術者から食や美容の専門家まで、患者と共に戦うコメディカル 一挙登場! ※コメディカルとは、医師と患者の間に立ち、専門技術で患者を支える人たちのことです。 ●あなたの心を支えるコメディカル  医療ソーシャルワーカー/音楽療法士/管理栄養士/  フェイシャルセラピスト ほか ●最前線の技術を駆使するコメディカル  遺伝カウンセラー/細胞検査士/放射線技師/  臨床試験コーディネーター ほか
司法は腐り人権滅ぶ
司法は腐り人権滅ぶ
著:井上 薫
講談社現代新書
いまや裁判所が人権を侵害し、最高裁すら憲法に違反している! いま、裁判所がおかしい。 判例をよくよく読めば「イカれた判事(?)のアキれた判決」ばかり。国民は常識を働かせて司法の暴走を止めなくてはならない。 3つの有名な判決と裁判員制度を仔細に検討、まかり通る欺瞞を撃ち、マスコミの思いこみ報道に猛省をうながす。
近江から日本史を読み直す
近江から日本史を読み直す
著:今谷 明
講談社現代新書
本州の中央に位置し、古来、東西の日本をつなぐ要衝だったこの地は、政治・経済・文化にとどまらず、日本史の舞台として重要な意味を持っている。比叡山を頂点とする日本仏教の胎動と展開、信長・秀吉の天下統一への道、バイタリティにあふれる近江商人の活躍、世界に目を向けた近江人気質――。時代を動かすエネルギーを秘めた近江から日本の歴史を描き出す異色の通史。 信長、比叡山、近江商人―― 東西が交わるこの地にあふれるエネルギーが時代を動かした!! “湖国”近江は日本史の「ヘソ」! 本州の中央に位置し、古来、東西の日本をつなぐ要衝だったこの地は、政治・経済・文化にとどまらず、日本史の舞台として重要な意味を持っている。比叡山を頂点とする日本仏教の胎動と展開、信長・秀吉の天下統一への道、バイタリティにあふれる近江商人の活躍、世界に目を向けた近江人気質――。時代を動かすエネルギーを秘めた近江から日本の歴史を描き出す異色の通史。
電子あり
生物と無生物のあいだ
生物と無生物のあいだ
著:福岡 伸一
講談社現代新書
生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!? 「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える! 【怒濤の大推薦!!!】 「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」――茂木健一郎氏 「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」――内田樹氏 「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」――よしもとばなな氏 「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」――幸田真音氏 「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」――高橋源一郎氏 【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】 【第1回新書大賞受賞(2008年)】
「天才」の育て方
「天才」の育て方
著:五嶋 節
講談社現代新書
過保護のどこが悪いのか!? 自分の子だけを思いきり愛して! ともに世界的ヴァイオリニストで、姉は南カリフォルニア大で教鞭をとり、弟はハーヴァード大で学ぶ――厳しく、しかし敬意をもって「神童」「天才」を育てた母の、「子育てのミッション」とは?音楽教育から「いじめ」問題まで、親なら誰でも抱える迷いや悩みに全力で答える、五嶋流「体当たり教育論」! 過保護のどこが悪いのか!?自分の子だけを思いきり愛して! ともに世界的ヴァイオリニストで、姉は南カリフォルニア大で教鞭をとり、弟はハーヴァード大で学ぶ――厳しく、しかし敬意をもって「神童」「天才」を育てた母の、「子育てのミッション」とは?音楽教育から「いじめ」問題まで、親なら誰でも抱える迷いや悩みに全力で答える、五嶋流「体当たり教育論」!
電子あり
なぜ日本人は劣化したか
なぜ日本人は劣化したか
著:香山 リカ
講談社現代新書
知的能力は低下しモラルハザードは崩壊した。本の劣化・ゲームの劣化・ビジネスの劣化・政治の劣化など日本人全員が小学1年生になったのか。「劣化やめますか、それとも人間やめますか」くらいの覚悟を!! (講談社現代新書) 知的能力は低下しモラルハザードは崩壊した。本の劣化・ゲームの劣化・ビジネスの劣化・政治の劣化など日本人全員が小学1年生になったのか。「劣化やめますか、それとも人間やめますか」くらいの覚悟を!!
電子あり
物理学者、ゴミと闘う
物理学者、ゴミと闘う
著:広瀬 立成
講談社現代新書
「燃やして埋める」日本のゴミ政策は大間違いだ!!  環境問題の本質はゴミにある。町づくりの第一歩もゴミから始まる。 地球環境の「基本的しくみ」とは? 地域の「つながり」の活かし方とは? 市民運動に立ち上がった科学者がわかりやすく説く「ゴミ問題解決法」。 ●物理学の基本法則は警告する! ●「戦略10訓」から「もったいない10訓」へ ●生命を宿す星、地球のしくみ ●「美しい国」の国策はゴミ産業の興隆なのか!? ●対立から協働へ――今こそ市民の出番!
電子あり
思いやりの日本人
思いやりの日本人
著:佐藤 綾子
講談社現代新書
あなたの心の軸はなんですか?パフォーマンス学の第一人者による、日本を明るくする「思いやり」再生論。仕事でもプライベートでも私たちが幸せに生きるための鍵、それは忘れていた日本流の思いやり復活にある!思いやりの本質を明らかにし、身につけるべき個人スキルまで丁寧に示す。 あなたの心の軸はなんですか? パフォーマンス学の第一人者による、日本を明るくする「思いやり」再生論。 仕事でもプライベートでも私たちが幸せに生きるための鍵、それは忘れていた日本流の思いやり復活にある!思いやりの本質を明らかにし、身につけるべき個人スキルまで丁寧に示す。 思いやりが足りないのは相手の方?/日本人の心の「タテ軸」/学級崩壊の背景/うつにつける薬/日本の思いやりと西洋の思いやりの最大の違い/針供養の優しさ/酒断ち、お茶断ち、誰が見てる?/野菜の無人販売台/思いやりの心理的構造/思いやりという言葉に騙されるな/思いやりで自分を騙すな/「おかげさまで」の使い方/江戸の傘かしげ/「布施」の真髄/「痛みわけ」の心/「神様」を天下の番人にした日本人/偉大な経営者は宗教心を持っている/「宗教リバイバル」は日本から来る!/タテ軸ヨコ軸を植え込む/自由で強いビリーフを持つ/心のゆとりを取り戻すスキル/チップはないけれど「ありがとう」はある など 「社会生活の中で思いやりがどんなに大切か。日本人がより思いやりの心をもち、それをどう具現させるかのパフォーマンスのアートを描いた名著。」――日野原重明氏(聖路加国際病院理事長) 「思いやりは生きる原点。大切なことに気づく1冊。」――篠原欣子氏(テンプスタッフ株式会社 代表取締役社長)
電子あり
50年前の憲法大論争
50年前の憲法大論争
監:保阪 正康
講談社現代新書
本書は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。 晋三、この本をよく読んでもう一度しっかり勉強するように。――祖父より 昭和31年3月16日、衆議院内閣委員会公聴会で展開された丁々発止の論戦。 知られざる白熱の議事録をここに紹介! いったい新書の「新しさ」とは那辺にあるのか? 書き下ろしや語り下ろしだけが新書なのか? そのどちらでもない「温故知新」の新書が1冊くらいあってもいいはず、否、あるべきだと考えます。 本書『50年前の憲法大論争』は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。 公聴会に呼ばれた公述人は神川彦松、中村哲、戒能通孝の3人の碩学。質問したのは石橋政嗣、飛鳥田一雄、辻政信ら8議員。いまからみると、まさにオールスターキャストです。しかも改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。 白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。法案提出者の孫が首相の地位にあり、憲法改正を念願していることを公言している現在、あえて新書のかたちで世に問う所以です。
電子あり
鉄道ひとつばなし2
鉄道ひとつばなし2
著:原 武史
講談社現代新書
話題沸騰の鉄道コラム、待望の第2弾! 皇居と鉄道の関係、抱腹絶倒の「日本の鉄道全線シンポジウム」、鉄道から見た「隣県の壁」、日本の駅百選……鉄道を通して、近代史を、天皇を、文学を、都市と郊外を、日本の本質を考える珠玉のコラム集です。日ごろ何気なく乗っている鉄道を見る目が一変します。(講談社現代新書) 話題沸騰の鉄道コラム、待望の第2弾刊行!皇居と鉄道の関係、鉄道から見た「隣県の壁」、日本の駅百選、抱腹絶倒の全線シンポジウム……鉄道から歴史を、天皇を、文学を、都市と郊外を、日本を考える。
電子あり
核武装論 当たり前の話をしようではないか
核武装論 当たり前の話をしようではないか
著:西部 邁
講談社現代新書
「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。蔓延する偽善的な平和主義に抗して老師ニシベが語る「核」への天下の正論。北朝鮮の拉致問題、核武装問題が騒がれる今日、日本人が避けて通れない議論の核心!! 「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。 核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。 蔓延する偽善的な平和主義に抗して老師ニシベが語る「核」への天下の正論 北朝鮮の拉致問題、核武装問題が騒がれる今日、日本人が避けて通れない議論の核心!! ●「核」は使われない武器ではない ●「唯一の被爆国」はむしろ「言わぬが花」の部類である ●「生命最優先」と「核恐怖」の日本における蔓延 ●米中接近の可能性についての日本人の無頓着 ●国家の独立性は「核」の有無によって左右される
電子あり