講談社現代新書作品一覧

反米主義
講談社現代新書
私たちは資本主義という暴れ馬とどう向き合うのか? 自動車、クレジットカード、マクドナルド──。「世界のアメリカ化」への異議の内実とは? アメリカに対する心理の深層を探る。

金正日の正体
講談社現代新書
金正日総書記の動きが最近は妙だ。 平壌は集団指導体制となり、金正日は死亡しているとのニュースも巷間飛び交っている。 「影武者」説も俄然信憑性を帯びる。 北朝鮮、最大の謎に迫る!

リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか
講談社現代新書
知識人は、怒れる若者に希望を語れるか。サブカルチャーは人を救えるか。言葉は無力か。
僕らはどんな時代を生きているのか。
「わかりあう」つもりのない二人が、国家論、表現論まで、徹底的に論じあう。
【目次】
第1章──消費の変容
第2章──言論の変容
第3章──おたく/オタクは公的になれるか
終章──秋葉原事件のあとで

職業とは何か
講談社現代新書
「自己診断より、社会を知ろう」「職業が人を選ぶ」「やりたい仕事よりやりがい」「職探しは一生続く」……。 就職常識を変え、成功するための「職業観」と「職業能力」を提示する。3年で辞めないための、就活前の必読書。
「自己診断より、社会を知ろう」「職業が人を選ぶ」「やりたい仕事よりやりがい」「職探しは一生続く」……。 就職常識を変え、成功するための「職業観」と「職業能力」を提示する。

パール判決を問い直す-「日本無罪論」の真相
講談社現代新書
東京裁判の多数派判決を真正面から論駁したインド代表パール判事。 彼は本当に「日本無罪」を主張したのか? 右も左も注目する論点を対論で検証、 自称保守派の訪哲学の乱れを正す。

大和三山の古代
講談社現代新書
畝傍山・耳成山・天香具山にこめられた思い。特定の場所に堆積する神話、伝説、物語、歌。日本人の心の原郷・大和三山を介して共有される土地の記憶やイメージを万葉歌から読み解く、刺激的な古典研究の冒険。(講談社現代新書)
心の故郷として古より日本人に愛される山々に秘められた思いとは? 神話・伝説・物語・歌を通し、この地に堆積した歴史の記憶やイメージを鮮やかに読み 解く国文学の刺激的な冒険!

変わる中国 変わるメディア
講談社現代新書
チベット騒乱、四川大地震で中国社会に地殻変動が起きている。 急速に拡大するネット世界、多チャンネル化するテレビ、プチブル向け新聞の隆盛。 党の情報統制の実態を含めレポート。

「昭和」を点検する
講談社現代新書
なぜ、あの無謀な戦争に突入したのか? 五つのキーワードがあぶり出す日本人の弱点。昭和史研究の第一人者が、 いまの時代にどうしても語っておきたかったことを凝縮した珠玉の対論。序章 ありふれた言葉で昭和史をよむ/第1章 世界の大勢/第2章 この際だから/第3章 ウチはウチ/第4章 それはおまえの仕事だろう/第5章 しかたなかった
なぜ、あの無謀な戦争に突入したのか? 五つのキーワードがあぶり出す日本人の弱点。昭和史研究の第一人者が、 いまの時代にどうしても語っておきたかったことを凝縮した珠玉の対論。

ぼくも算数が苦手だった
講談社現代新書
理由もわからず条件反射的な処理能力を鍛えるよりも、論理的に考える力を育てることが大切。 算数が苦手だったのに数学者になった著者が算数の「つまずき」を乗り越えるコツを伝授。

空の戦争史
講談社現代新書
飛行機の発明後すぐはじまった空爆が、戦場を一変させた。 飛行船での爆弾投下から第二次大戦下の絨毯爆撃、原爆投下まで、 市民を戦火に巻き込む過程を描く、空爆の誕生と拡大の歴史。

見えないアメリカ-保守とリベラルのあいだ
講談社現代新書
第1章 「保守」と「リベラル」第2章 都市――移民のシェルター第3章 南部――怒りの独立王国第4章 信仰――共同体にひそむ原理主義第5章 メディア――大衆化の舞台装置終章 自由主義――アメリカ精神の奥底
スタバ好きはリベラル!? アメリカ人はみんなワシントンが大嫌い!? 暮らしの中に息づいた意外な政治性──日本ではわからないその起源を、気鋭の学者が 選挙現場での経験から探る。

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性
講談社現代新書
我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない!世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。
アロウ、ハイゼンベルク、ゲーデルらの思索を平易に解説しつつ、人類が到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心へ。 知的刺激にみちた、「理性の限界」をめぐる論理学ディベート。

落語の国からのぞいてみれば
講談社現代新書
時間の感覚、死生観、恋愛と結婚、酒……今の暮らしは、どこかヘン!? 江戸を向いて歩こう! 恋愛こそすべてという圧力、名前に対する過剰な思い入れ、死んだらおしまいと言えないムード……どこか息苦しくないか? 落語のなかに生きる人々の姿から、近代人のおかしさを撃つ! (講談社現代新書)
恋愛こそすべてという圧力、名前に対する過剰な思い入れ、死んだらおしまいと言えないムード…… どこか息苦しくないか? 落語のなかに生きる人々の姿から、近代人のおかしさを撃つ!

ケータイ世界の子どもたち
講談社現代新書
プロフいじめ、学校裏サイト、メール依存……
子どもたちの生活がケータイによって大きく変貌している!
子どもたちにとってのケータイは、通話ツールではなく、
むしろ友人同士のメール交換や、お気に入りのサイトを覗くブラウザとして利用されています。
使い方のルール・マナーが定まらないまま、子どもたちのケータイ世界は急速に拡大しました。
学校裏サイトやプロフでは「いじめ」が多発、さらに児童売春の温床となったり、
深夜まで自室でメールに耽る子どもたちが続出し、大きな社会問題になっています。
親は、教師はどう対処すればよいか、途方に暮れています。
有害サイトを制限する「フィルタリング」も大きな問題を抱えています。
大人たちは子どものケータイ世界とどう向き合ったらいいか。
この問題の第一人者が真摯に問う一冊です。
目次
第一章 子どもたちはケータイを何に使っているか
第二章 ネットいじめの実態
第三章 子どもの生活を支配するもの
第四章 有害情報をどう規制するか──迷走するフィルタリング
第五章 子どもの健全育成に何が必要か
第六章 親、教師、社会ができること

賭ける魂
講談社現代新書
人生に必要なものはみなギャンブルが教えてくれた──。 運、偶然、流れ、勝ち負けとは何か? 不確実な時代を生き抜くヒントを、 豊富なエピソードから楽しく紹介。賭ければパラダイス!

なぜ日本人は学ばなくなったのか
講談社現代新書
近年、数字に顕著に現れている日本の若者の学力低下、読書量の不足、意欲の衰退──。 萎縮する人間から「できる」大人になるための、必要な条件を提案する。力強い「教育力」を取り戻す!

プロ野球の一流たち
講談社現代新書
野村克也の配球学、工藤公康のバッテリー論、中西太の強打者育成術――。山崎武司打撃開眼の理由とは? 新井貴浩はアニキを超えられるか? 松坂大輔永遠の課題とは? 中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。人気著者が探る日本プロ野球の真髄! (講談社現代新書)
山崎武司打撃開眼の理由とは? 新井貴浩はアニキを超えられるか? 松坂大輔永遠の課題とは? 中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。人気著者が探る日本プロ野球の真髄!
はじめに
第1章 監督の極意、投打の奥義
野村克也の「配球学」/中西太「育てる打撃論」/稲尾和久に捧ぐ――中西太インタビュー/大野豊のピッチング論
第2章 名選手たちの技術と陥穽
松坂大輔論――東尾修インタビュー/清原和博は強打者か/土井正博「名伯楽のインコース論」/新井貴浩は「アニキ」を越えられるか/渡辺俊介、サブマリンの極意/山崎武司のホームラン人生/工藤公康「バッテリーとは何か」/古田敦也「日本野球のために」
第3章 日米の野球格差を問う
松坂大輔ポスティング移籍を考える/野球超大国アメリカの品格/バリー・ボンズと薬物問題/日米野球格差の本質――団野村の警告
第4章 日本野球を脱構築せよ
裏金問題と日本球界の体質/特待生問題と高野連/独立リーグという可能性

法律より怖い「会社の掟」
講談社現代新書
続く不祥事。それは日本の「風土病」か? 日本を代表する大企業で次々と起こる不祥事。その根本的な原因を、日本人の規範意識、共同体意識などから探るとともに、企業が進むべき新しいCSRの姿を示す。

テレビ進化論 映像ビジネス覇権のゆくえ
講談社現代新書
インターネットの躍動、テレビ業界の憂鬱 ネットの進化はテレビを滅ぼす!? 「放送と通信の融合」の意味とは? 映像コンテンツ産業の来歴と構造から、いま起きつつある地殻変動の本質を解き明かす。

ユダヤ人 最後の楽園 ワイマール共和国の光と影
講談社現代新書
二つの大戦のはざまに開花したユダヤ人の夢 第一次大戦で焦土と化したドイツに誕生したワイマール共和国。敗戦の混乱からヒトラー台頭までの15年、ユダヤ人たちは何を思い、何を成し、何を目指したのか。