創文社オンデマンド叢書作品一覧

民法論文集6:物権変動と対抗問題
民法論文集6:物権変動と対抗問題
著:鈴木 禄弥
創文社オンデマンド叢書
民法論文集6 本論文集第1巻『物権法の研究』(1976年)以後に発表された、変動論に関する論考9篇を収める。 【目次より】 はしがき 第一章 民法一七七条の趣旨 第一節 登記懈怠の効果について 一 明治四一年の二つの大審院判決 二 物権変動範囲問題と第三者範囲問題との関係 三 今日の通説としての第三者範囲制限説 四 各種物権変動における登記懈怠の効果 五 一七七条の射程 第二節 不動産二重譲渡の法的構成 いわゆる「公信力説」について 一 二重譲渡の成立可能性を説明するための公信力説 二 悪意の第三者の保護を否定するための公信力説 三 動的安全保護の強化と公信力説 四 背信的悪意者である二重譲受人の地位 第二章 両立可能な物権相互間の対抗の問題 一 問題の所在 二 各種の物権者相互間の関係 三 不動産の賃貸人と賃借人との関係 第三章 復帰的物権変動と対抗問題 第一節 解除の場合 一 取消との比較から見た解除 二 解除の効果についての法的構成 三 第三者の地位 四 解除の効果についての対抗の問題 第二節 取消の場合 一 取消の場合の復帰的物権変動自体 二 被強迫者と第三者との関係 三 強迫以外の理由による取消の場合の取消権者と第三者との関係 第三節 無効の場合 一 無効の場合の復帰的物権変動一般について 二 錯誤を理由とする場合について 三 虚偽表示を理由とする場合について 四 強行法規違反または公序良俗違反を理由とする場合について 五 意思能力欠如を理由とする場合について 六 無権代理を理由とする場合について 第四節 復帰的物権変動一般について 第四章 物権変動における対抗要件についての若干の問題 第一節 不動産原譲渡人に対する転得者の登記請求 第二節 権利の二重譲渡と対抗要件の同時成立について 一 金銭債権の二重譲渡の場合 二 特定物の譲受けを目的とする債権の二重譲渡の場合 三 物の利用を目的とする債権の二重譲渡の場合 四 用益物権をめぐる二重譲渡的な問題 五 物権と債権との境界領域をめぐる対抗要件の問題 第五章 附 川島先生の物権法論 一 序 二 総論 川島物権法の峻別の論理 三 各論 川島先生の物権変動論
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民法論文集4:親族法・相続法の研究
民法論文集4:親族法・相続法の研究
著:鈴木 禄弥
創文社オンデマンド叢書
民法論文集4 「親族法」9編「相続法」五編「附 3人の偉大な民法学者」3編の3部より成る論集。著者の40年に亙る研鑽の成果。 【目次より】 はしがき 第一編 親族法 第一章 総論 第一節 近代ドイツにおける家族法 第二節 各国の身分登録制度 戸籍編製の原理に関する比較法的研究 第三節 西独における学生選挙権の所在 第二章 婚姻法および親子法 第一節 「夫婦共同生活における決裁権」をめぐる西ドイツにおける論争 第二節 夫婦財産契約の対抗力 第三節 実親子関係の存否と血縁の要素 第四節 家事審判法二三条の審判制度と身分権の処分 第三章 扶養法 第一節 「生活保持義務」と「生活扶助義務」 第二節 義務者多数の扶養の全部義務的性質について 第三節 戦傷病者戦没者遺族等援護法雑考 第二編 相続法 第一節 相続回復請求制度の雲散 第二節 相続回復請求権の放棄 大審院昭和一三年七月二六日判決(民集一七巻一六号一四八一頁)の評釈 第三節 相続人の地位の重複 第四節 寄与分権の性質 第五節 共同相続人中の一人の他の共同相続人に対する遣留分減殺請求権行使 第三編 附 三人の偉大な民法学者 第一章 鳩山秀夫 第二章 我妻栄 我妻「成人教室」受講者の一人として 第三章 中川善之助 中川先生における相続と取引秩序
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十二世紀ルネサンス(名著翻訳叢書)
十二世紀ルネサンス(名著翻訳叢書)
著:ハスキンズ,訳:野口 洋二
創文社オンデマンド叢書
十五世紀のイタリア・ルネサンスよりもはるかに以前、十二世紀の西欧ですでに知的復興が行われ、活き活きと文化が華開いていた。ローマ古典の再発見、新しい法学、アラビアの先進知識との遭遇、大学の誕生など。「封建的で陰惨な断絶された時代」という中世の理解は正しいのか―精緻な写本研究と文献学の成果で西洋史に新たな枠組みを提示し、今も指標とされる不朽の名著。 【目次より】 凡例 序言 目次 第一章 歴史的背景 第二章 知的中心 第三章 本と書庫 第四章 ラテン的古典の復興 第五章 ラテン語 第六章 ラテン詩 第七章 法学の復興 第八章 歴史記述 第九章 ギリシア語・アラビア語からの翻訳者たち 第一〇章 科学の復興 第一一章 哲学の復興 第一二章 大学の起原 原注・訳注 訳者あとがき 参考文献解題
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ヴィクトリア時代の女性たち(歴史学叢書) フェミニズムと家族計画
ヴィクトリア時代の女性たち(歴史学叢書) フェミニズムと家族計画
著:オリーヴ・バンクス,著:バンクス、ジョゼフ・A,訳:河村 貞枝
創文社オンデマンド叢書
中流階層が新しい潮流として登場するヴィクトリア時代を背景に、自立し反乱する新しい女たち――英国人の日常生活が転回する1870年代の結婚・出産・教育・職業・性に対する女性の生活と意見を具体的な資料や証言に基づいて描写し、全ての分野に亙って社会進出が著しい現代女性の原像をヴィクトリア朝の女たちに求めた女性史学の記念碑的名著。 【目次より】 凡例 日本語版への序 序章 第一章 出産率と女性の抗議 第二章 女権の論議 第三章 改革のひろがり 第四章 改革の成り行き 第五章 完全なる妻 第六章 ジェンティリティの流行 第七章 一八七〇年以後 第八章 性に対する態度 第九章 女性解放と家族の規模 結び 原注 訳者あとがき 付録
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マキァヴェリからレーニンまで(名著翻訳叢書) 近代の国家=社会理論
マキァヴェリからレーニンまで(名著翻訳叢書) 近代の国家=社会理論
著:K・フォルレンダー,監・訳:宮田 光雄
創文社オンデマンド叢書
新カント派哲学者にフォルレンダーによる権力と自由、政治と倫理、国家と宗教などの観点に社会主義的展望をおりこんだ第一級の通史 【目次より】 凡例 まえがき 目次 I ニッコロ・マキァヴェリ II トマス・モアとその後継者 III ボダンからミルトンまでの時代 IV 自然法 フーゴ・グロティウスからクリスチャン・ヴォルフまで V  孤独な思想家たち スピノザとマンデヴィル VI 啓蒙時代の自由主義 VII 経済的自由主義の完成 VIII ルソーとフランス革命 IX ドイツ古典派の国家観 X カントとフィヒテ XI ロマン主義と王政復古 XII ヘーゲルとその後継者 XIII サン・シモンから講壇社会主義まで 一九世紀前半の合理的社会主義を中心に XIV マルクス主義的社会主義 XV アナキズムとボルシェヴィズム むすび 訳者後記 訳者紹介 文献案内
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民法論文集1:物権法の研究
民法論文集1:物権法の研究
著:鈴木 禄弥
創文社オンデマンド叢書
物権法の研究に独自の体系を築いた著者が多年にわたる研究過程でものした論稿(担保物権法を除く)を集大成したもの。 【目次より】 はしがき 第一章 財産権 第一節 現代における財産と財産権 第二節 財産法における「権利濫用」理論の機能 第三節 土地収用と所有権 第四節 フランス法における不動産委棄の制度 第五節 物権と債権のわけ方 第二章 物権変動 第一節 所有権移転 第二節 所有権の捲き戻し的変動 第三節 民法一七七条の「対抗スルコトヲ得ス」の意味 第四節 即時取得 第五節 共同相続と物権変動 第三章 占有権 第一節 占有訴権制度の存在理由 第二節 「平穏な占有」ないし「強暴な占有」 第三節 占有権の相続 第四章 用益物権 第一節 制限借地権 第二節 地上権 〔地上権の内容〕〔地代の支払義務〕〔相隣関係の規定の準用〕〔地上権の存続期間〕〔収去権〕〔区分地上権〕 第三節 区分所有建物敷地の借地権準共有について 第四節 もと一筆の土地の一部の譲渡ないし転貸と囲繞地通行権 第五節 抵当権に劣後する用益権の処遇 補注
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近代の終末(歴史学叢書) 方向づけへの試み
近代の終末(歴史学叢書) 方向づけへの試み
著:R・グァルディーニ,訳:仲手川 良雄
創文社オンデマンド叢書
本書は現代に対するもっとも絶望的な診断である。しかしこれは光明に転ずる可能性を秘めた絶望である。著者は「問題の核心は権力である。未来の文化活動はこの点をめぐって展開され、これの解決にこそ一切が、生存か死滅かが賭けられている。」と述べ、高い精神的視点にたって進むべき道を探求する。真摯で正統的なキリスト教思想家の歴史観の真髄。 【目次より】 著者のまえがき 中世における存在意識と世界像 近代的世界像の成立 近代的世界像の解体と来たるべきもの 訳注 訳者のあとがき ロマーノ・グァルディーニの著作目録
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近世私法史 特にドイツにおける発展を顧慮して
近世私法史 特にドイツにおける発展を顧慮して
著:F・ヴィーアッカー,訳:鈴木 禄弥
創文社オンデマンド叢書
大戦後発展した近世私法史学の代表的著作で、水準の高い概説書。 【目次より】 原著者の日本語版への序文 〔邦訳のための凡例〕 序文 第一部 諸基礎 第一章 この叙述の課題および対象 第二章 近世私法史の諸時期 第三章 ヨーロッパの法文化の諸起源 第四章 ローマ法に関する学問の成立 第五章 中世的法学の完結 第六章 継受の前夜におけるドイツの法発展 第二部 ドイツにおけるヨーロッパ的法学の継受 第七章 継受の諸原因および諸条件 第八章 ドイツ法律家身分の成立 第九章 継受時代の法律学的文献 第一〇章 学者的裁判の進出 第一一章 継受の時代における立法 第一二章 ドイツ普通法学とパンデクテンの現代的慣用との確立 第一三章 継受についての収支決算 第三部 理性法論の時代 第一四章 諸基礎 第一五章 理性法論の開拓者および創始者 第一六章 体系的理性法論の理論家たち 第一七章 理性法論と啓蒙主義との結びつき 第一八章 自然法的な諸法典の編纂 第四部 歴史学派・パンデクテン法学および民事法的実証主義 第一九章 歴史法学派の諸前提と諸起源 第二〇章 歴史学派の創始者と指導者 第二一章 法の歴史の発見 第二二章 パンデクテン法学ないし学問的実証主義の支配 第二三章 学問的実証主義から法律実証主義への移行 第二四章 民法典 第二五章 スイス民法典。パンデクテン法学による法典編纂以後の・世界の「法家族」 五 ヨーロッパの諸法文化 第五部 実証主義の崩壊と克服 第二六章 ドイツ民法のその後の発展 第二七章 私法の理念的統一性の壊滅 第二八章 法律実証主義の退化 第二九章 法律学的自然主義 第三〇章 実体的正義への復帰 展望 私法学の課題 訳者あとがき 第二刷のための訳者あとがき 年表
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「清朝考証学」とその時代(中国学芸叢書) 清代の思想
「清朝考証学」とその時代(中国学芸叢書) 清代の思想
著:木下 鉄矢
創文社オンデマンド叢書
中国の経学は漢唐訓詁学から宋明性理学、清朝考証学へと変容しつつ展開してきた。考証学は漢代の許慎や鄭玄に結実した「古文学」の方法を再生させ、本来は音記号であった古代言語の音韻体系を明らかにして、古代文献の文字面を生きて震える「声」の世界へと透かすことを可能にした革新的な学術運動であった。強力な異民族支配の下、知識人たちは何を感じ考えて経書と向き合い、古の生身の聖人の心に共振したのか張り詰めた時代の空気のなかで、中国の近代学問を生み出した学者たちの自由な息づかいを同時代史料により再現、考証学の核心に迫る。 【目次より】 はしがき 目次 はじめに I 北京の春に集う II 経学と小学 III 北京と江南で IV 旅の空に おわりに 文献
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神学大全17 第II-2部 第34問題~第56問題
神学大全17 第II-2部 第34問題~第56問題
著:トマス・アクィナス,監・訳:大鹿 一正,訳:大森 正樹,訳:小澤 孝
創文社オンデマンド叢書
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。 第II-2部 第34問題~第56問題を収録。 【目次より】 凡例 第三十四問題 憎しみについて 第三十五問題 慵懶について 第三十六問題 嫉妬について 第三十七問題 不和について 第三十八問題 争論について 第三十九問題 教会離脱について 第四十問題 戦争について 第四十一問題 闘争について 第四十二問題 内乱について 第四十三問題 蹟きとなるものについて 第四十四問題 愛に関わる諸規定について 第四十六問題 愚昧について 第四十七問題 思慮それ自体について 第四十八問題 思慮の部分について 第四十九問題 思慮の全体を構成する諸部分について 第五十問題 思慮の下位に属する諸部分について 第五十一問題 思慮の能力の部分について 第五十二問題 思量の賜物について 第五十三問題 無思慮について 第五十四問題 怠惰について 第五十五問題 思慮に対立してしかも思慮と類似を有するごとき諸々の悪徳について 第五十六間題 思慮に関わる諸規定について 訳者注 あとがき
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神学大全22 第II-2部 第151問題~第170問題
神学大全22 第II-2部 第151問題~第170問題
著:トマス・アクィナス,監・訳:大鹿 一正,訳:渋谷 克美
創文社オンデマンド叢書
13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II-2部 第151問題~第170問題を収録。 【目次より】 凡例 目次 第百五十一問題 貞潔について 第百五十二問題 純潔について 第百五十一二問題 淫蕩という悪徳について 第百五十四問題 淫蕩の種類について 第百五十五問題 自制について 第百五十六問題 自制のなさについて 第百五十七問題 寛容ならびに穏和について 第百五十八問題 怒りについて 第百五十九問題 苛酷について 第百六十問題 節度について 第百六十一問題 謙遜について 第百六十二問題 高慢について 第百六十三問題 最初の人間の罪について 第百六十四問題 最初の罪の罰について 第百六十五問題 人祖に対する誘惑について 第百六十六問題 学ぶべきものに専念することについて 第百六十七問題 好奇心につして 第百六十八問題 外に表われた身体の立ち居振る舞いにおける節度について 第百六十九問題 外見の服装における節度について 第百七十問題 節制に関する掟について 訳者注 あとがき
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神学大全6 第I部 第75問題~第89問題
神学大全6 第I部 第75問題~第89問題
著:トマス・アクィナス,訳:高田 三郎,訳:大鹿 一正
創文社オンデマンド叢書
全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。 第75問題~第89問を収録。 【目次より】 第七十五問題 霊的実体と物体的実体から成る人間について──ここではまず魂の本質に関すること 第七十六問題 魂の身体に対する合一について 第七十七問題 魂の能カ一般に属する諸般のことがらについて 第七十八問題 魂の諸能力について──個別的に 第七十九問題 知性的諸能力について 第八十 問題 欲求の諸能力一般について 第八十一問題 感能について 第八十二問題 意志について 第八十三問題 自由意思について 第八十四問題 身体と結合された魂は如何なる仕方でその下位にある諸々の物体的なるものを知性認識するのであるか 第八十五問題 知性認識の仕方と序列について 第八十六問題 我々の知性は質料的な諸事物において如何なるものを認識しうるか 第八十七問題 知性的魂は如何にして自己を、そして自己のうちなる諸般のことがらを認識するのであるか 第八十八問題 人間の魂は如何にして自己の上位にあるところのものを認識するか 第八十九問題 分離された魂における認識について 訳者注
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神学大全5 第I部 第65問題~第74問題
神学大全5 第I部 第65問題~第74問題
著:トマス・アクィナス,訳:高田 三郎,訳:山本 清志
創文社オンデマンド叢書
中世になった、全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第65問題~第74問題を収録。 【目次より】 第六十五問題 物体的被造物の創造の業について 第一項 物体的被造物は神に基づくか 第二項 物体的被造物は神の善性のために造られたのであるか 第三項 物体的被造物の神による産出は天使たちを媒介とするものであったか 第四項 諸物体の諸々の形相は天使たちに基づくか 第六十六問題 「創造」に対する「区別」の位置について 第一項 質料の「かたちなきさま」が、それの「かたちづくり」に、時間的に先立ったのであるか 第二項 すべての物体的なるものについて、単一な無形相の質料が存在するか 第三項 浄火天は無形相の質料と同時に創造されたのであるか 第四項 時間は無形相の質料と同時に創造されたのであるか 第六十七問題 区別の業そのものについて──最初の日の業 第一項 「光」は霊的なるものの領域でその固有の意味において語られるか 第二項 光は物体であるか 第三項 光は質であるか 第四項 光の産出が最初の日のこととされるのは適切であるか 第六十八問題 第二日の業について 第一項 蒼弯は二日目に造られたか 第二項 蒼弯の上に水が存在するか 第三項 蒼弯が水を水から分つのであるか 第四項 ただ―つの天が存在するのみであるか 第六十九問題 第三日の業について 第一項 水を集めるわざが三日目に行なわれたとされているのは適切であるか 第二項 諸々の植物の産出が三日目に行なわれた旨の読まれるのは適切であるか 第七十問題 装いの業について──第四日の業 第一項 諸々の光体は四日目に産出さるべきであったか 第二項 諸々の光体の産出の因は適切な仕方で叙述されているか 第三項 天の諸々の光体は魂あるものであるか 第七十一問題 第五日の業について 第七十二問題 第六日の業について 第七十三問題 第七日に属する諸般のことがらについて 第一項 神の諸々の業の完了は第七日に帰せらるべきであるか 第二項 神は七日目にそのすべての業を離れて休らい給うたのであるか 第三項 祝福や聖化が第七日という日に与えられるのは当然であるか 第七十四問題 全七日一般について 第一項 以上の日々を挙げれば充分であるか 第二項 これらの日々は実はすべてが一日なのであるか 第三項 聖書は六日の業を表わすのに適切なことばを用いているか
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経済と社会:音楽社会学
経済と社会:音楽社会学
著:ウェーバー、マックス,訳:安藤 英治,訳:池宮 英才,訳:角倉 一朗
創文社オンデマンド叢書
社会学の泰斗による「経済と社会」シリーズの付論である。一貫して近代の意味を問うウェーバー社会学の重要著作シリーズの冊。 【目次より】 凡例 緒論(テーオドール・クロイヤー) 音楽社会学 音楽の合理的社会学的基礎 解説 マックス・ウェーバーと音楽 音楽理論の基礎について 訳者後記 第二刷あとがき 音楽用語集
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刑法綱要総論(第三版)
刑法綱要総論(第三版)
著:団藤 重光
創文社オンデマンド叢書
戦後刑法学の泰斗による、刑法についての基本中の基本の図書な長年にわたって改定され続けた。『刑法要綱 各論』もあわせて読みたい。 第三版のはしがき 初版のはしがき 初版第六五刷のはしがき 改訂版のはしがき 改訂版第一四刷のはしがき 凡例 文献 第一編 刑法 第一章 刑法の意義、性格および機能 第二章 刑法理論 第三章 刑法の法源およびその適用範囲 第一節 罪刑法定主義 第二節 刑法の法源 第三節 刑法の時間的適用範囲 第四節 国際刑法 ことに刑法の場所的適用範囲 第二編 犯罪 第一章 犯罪論の体系 第二章 構成要件 第一節 総説 第二節 構成要件要素 第三節 構成要件該当性 第三章 違法性 第一節 総説 第二節 一般的正当行為 第三節 緊急行為 第四章 責任 第一節 総説 第二節 責任能力 第三節 故意 第四節 過失 第五章 未遂罪 第一節 未遂罪(狭義) 第二節 中止犯 第六章 共犯 第一節 共犯の本質 第二節 共同正犯 第三節 教唆犯 第四節 幇助犯 第五節 共犯に関する諸問題 第七章 犯罪の成立、個数および競合 第一節 犯罪の成立と個数 第二節 犯罪の競合 第三編 刑罰および保安処分 第一章 刑罰制度 第一節 刑罰および刑罰法律関係 第二節 刑罰の種類 第二章 観念的刑罰法律関係(刑の適用) 第一節 総説 第二節 刑の加重・減軽 第三節 累犯 第四節 刑の量定 第三章 現実的刑罰法律関係(刑の執行等) 第一節 総説 第二節 刑の執行猶予 第三節 仮釈放 第四章 少年に関する特則 第五章 保安処分 追補
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刑法綱要各論(第三版)
刑法綱要各論(第三版)
著:団藤 重光
創文社オンデマンド叢書
戦後刑法学の泰斗による、日本刑法の最重要基本図書である。『刑法綱要 総説』とあわせて読みたい。 【目次より】 第三版のはしがき 初版のはしがき 改訂版のはしがき 改訂版第三刷のはしがき 凡例 文献 緒論 第一編 国家的法益に対する罪 第一章 国家の存立に対する罪 第一節 内乱に関する罪 第二節 外患に関する罪 第三節 破壊活動防止法の罪 第二章 国家・地方公共団体の作用を害する罪 第一節 公務員・公務所の意義 第二節 公務の執行を妨害する罪 第三節 逃走の罪 第四節 犯人蔵匿および証憑湮滅の罪 第五節 偽証の罪 第六節 誣告の罪 第七節 涜職の罪 第八節 経済関係罰則の整備に関する法律の罪 第三章 国際社会に対する罪 第一節 総説 第二節 国交に関する罪 第二編 社会的法益に対する罪 第一章 社会的秩序に対する罪 第一節 騒擾の罪 第二節 放火および失火の罪 第三節 爆発物取締罰則の罪 第四節 溢水および水利に関する罪 第五節 往来を妨害する罪 第六節 アヘン煙に関する罪 第七節 飲料水に関する罪 第二章 経済的秩序に対する罪 第一節 通貨偽造の罪 第二節 有価証券偽造の罪 第三節 文書偽造の罪 第四節 印章偽造の罪 第三章 道徳的秩序に対する罪 第一節 猥褻および重婚の罪 第二節 売春防止法の罪 第三節 賭博および富籤に関する罪 第四節 礼拝所および墳墓に関する罪 第三編 個人的法益に対する罪 付・コンピューター犯罪 第一章 生命・身体に対する罪 第一節 殺人の罪 第二節 傷害の罪 第三節 過失傷害の罪 第四節 決闘に関する罪 第五節 堕胎の罪 第六節 遺棄の罪 第二章 自由に対する罪 第一節 逮捕および監禁の罪 第二節 脅迫の罪 第三節 暴力行為等処罰に関する法律の罪 第四節 略取および誘拐の罪 第五節 強制猥褻の罪 第三章 私生活の平穏を害する罪 第一節 住居を侵す罪 第二節 秘密を侵す罪 第四章 名誉・信用に対する罪 第一節 名誉に対する罪 第二節 信用および業務に対する罪 第五章 財産に対する罪 第一節 総説 第二節 窃盗および強盗の罪 第三節 詐欺および恐喝の罪 第四節 横領および背任の罪 第五節 賍物に関する罪 第六節 毀棄および隠匿の罪 第六章 コンピューター犯罪
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神学大全24 第II-2部 第183問題~第189問題
神学大全24 第II-2部 第183問題~第189問題
著:トマス・アクィナス,訳:竹島 幸一,訳:田中 峰雄
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13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第II-2部 第183問題~第189問題を収録。 【目次より】 まえがき 第一八三問題 人間の職分及び身分一般について 第一項 身分はその本質に自由または隷属の条件を含むか ~ 第四項 身分の区別は初歩者、進歩者、完全者に従って認められるか 第一八四問題 完全性の身分について 第一項 キリスト教的生活の完全性は特に愛に従って認められるべきか ~ 第八項 主任司祭と助祭長は修道者に優る完全性を有するか 第一八五問題 司教の身分の所属事項について 第一項 司教職を志望することは許されるか ~ 第八項 司教に登用の修道者は修道規律の遵守義務を負うか 第一八六問題 修道者の身分の主要構成事項について 第一項 修道者の身分は完全性の身分を含意するか ~ 第十項 罪の種類が同一の場合、修道者は世俗者よりも重罪を犯すか 第一八七問題 修道者の専属事項について 第一項 修道者は、教授、説教、その他これに類する役務の遂行が許されるか ~ 第六項 修道者は他の人々よりも粗衣を着用することが許されるか 第一八八問題 修道会の多様性について 第一項 修道会は単一であるか ~ 第八項 共住生活者の修道会は独住生活者の修道会よりも完全であるか 第一八九問題 修道会入会について 第一項 掟の錬成者以外は修道会に入会すべきでないか ~ 第十項 多数者との相談及び先行の長期間の熟慮を欠く修道会入会は、称賛すべきであるか 訳者注 解説
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六朝文学への思索(東洋学叢書)
六朝文学への思索(東洋学叢書)
著:斯波 六郎
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斯波六郎の中国文学研究の全体像がわかる遺稿集。 幅広く中国文学を探究し、かつその深遠に迫る必読書である。教育論も併録する。 【目次より】 序言 I 文選学研究 解題 文選 解題 昭明太子 一 李善文選注引文義例考 二 読文選札記 三 文選訳注 II 文心雕龍研究 解題 文心雕龍 一 文心雕龍札記 二 文心雕龍范注補正 III 六朝唐代文学研究 一 六朝人の作品に見える二三の語に就いて 二 「為当」考 三 文筆考 四 「賦得」の意味について 五 後漢末期の「談論」について 六 陶靖節詩箋補正 七 杜詩札記 八 中國の人生詩人達 九 雑纂 一 漢の文学 附篇 一 中等教育に於ける漢文の訓読について 二 随筆 斯波六郎博士 年譜 あとがき 斯波六郎博士 著作目録
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アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
著:牛田 徳子
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紀元前4世紀、プラトンの弟子として「フィロソフィア」を確立した西洋古代哲学者の巨人。「万学の祖」の功績を丹念に解き明かす。 【目次より】 まえがき 著作名略記一覧 第一章 実体概念 一 実体概念についての通念的解釈の問題性 二 第一の範疇の呼称  三 属性の主語としての実体 四 自己規定的述語 本質述語としての実体 五 実体的述語と定義的述語 第二章 現実態と可能態の概念 一 「エネルゲイア」をめぐる問題 二 可能態、現実態とはどういうことか 三 述語としての「現実態・可能態」 A 「運動」(キーネーシス)の定義 B 「魂」(プシューケー)の定義 四 「可能態から現実態へ」の二つのパターン 第三章 「実体」再論 その諸問題の検討 一 実体の特徴 あるこれ性と離在性 二 実体原理としての形相と質料 三 実体は可認識であるか 四 実体的一性と種的一性 第四章 自然論 一 自然学は観想か 二 アリストテレスにおける生成のプラトン的三分類 三 目的設定よりする必然性・必須条件 四 生成の内的原理としての自然 五 秩序ある世界としての自然 第五章 存在概念 一 先駆的存在思想 二 「存在」と「一」の概念 三 範疇と存在・一の関係 四 超越的述語としての「存在」と「一」 第六章 アリストテレス哲学の諸問題 I 「第三の人間」論 イデア論批判の一問題 II 「範疇論」真作性の問題 III 「至福者の島」思想 初期作品の一問題 注 あとがき 使用文献表 主要訳語表
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カントの実践哲学 その基盤と構造
カントの実践哲学 その基盤と構造
著:小西 國夫
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『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三批判書を著した18世紀のドイツ哲学の巨人の思想を、実践哲学の視点から読む。 【目次より】 まえがき 凡例 第一章 カントの人格性とエートス 第一節 カントの人格性とエートスの形成 一 生い立ち 二 幼少・大学時代 三 家庭教師時代 四 私講師時代 五 ピエティスムスと啓蒙思想 第二節 人格とエートスの表現 一 生活と人格 二 責務の原則 三 人間本性の美と尊厳の感情 第二章 批判的倫理学への道 第一節 道徳性の原理の探求 一 先人の道徳体系 二 道徳性の原理 第二節 責務と帰責 一 責務と自由 二 帰責 第三節 義務論 一 自己自身に対する義務 二 他人に対する義務 第三章 批判哲学の諸問題 第一節 超越論的哲学の構造 一 『批判』における超越論的哲学 二 『遺稿』における超越論的哲学 三 知恵の学としての超越論的哲学 第二節 物自体の諸相 一 われわれの感性を触発するもの 二 超越論的対象 三 可想的存在 四 超越論的理念 第四章 自由と道徳法則 第一節 超越論的自由 一 第三二律背反とその解決 二 超越論的自由と必然性 第二節 超越論的自由と実践的自由 一 純粋理性の自由 二 帰責可能性の根拠としての自由 第三節 自我と自由 一 自我と実体 二 自我と自由 三 超越論的統覚としての自我 第四節 道徳法則 一 定言命法の根拠 二 定言命法の構造 第五節 技術的命法と定言命法 一 仮言命法の特性 二 技術的命法と定言命法 第五章 人間性尊重の道徳 第一節 人間的義務 一 責務と義務 二 法義務と倫理的義務 三 徳と徳義務 四 自己自身に対する義務と他人に対する義務 第二節 人間性の発展 一 人間観 二 人間本性における根源的素質 三 人間性の理想とその展開 第六章 倫理的価値思想 第一節 善意志の価値 第二節 行為の倫理的価値 第三節 人格的価値 あとがき 参考文献
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