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2014.09.12発売
真夜中の探偵
講談社文庫
数年前に失踪した母親の行方がつかめぬまま、17歳の空閑純は大阪で一人暮らしをはじめる。探偵行為の科で逮捕された父親との面会が許されない状況下、思いがけない人物に声を掛けられたことをきっかけに、純は探偵への道を歩きだす。ある人物の別荘で、木箱に入った元探偵の溺死体が発見され、純は「水の棺」の謎に挑む。

2014.09.12発売
兄いもうと 子規庵日記
講談社文庫
正岡子規の妹・律は、幼いころ「私は兄さまのお嫁さんになるんよ」が口癖だった。実際、二度結婚し、二度とも離婚して実家に戻る律。やがて、脊椎カリエスを病み、激痛にのたうちまわりながら仕事を続ける子規の闘病生活を、彼女は命を燃やすかのような献身的な看病で支える。壮絶な兄妹愛を描く傑作長編!

2014.09.12発売
壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課
講談社文庫
私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事――。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。-文庫書下ろし-

2014.09.12発売
ミッドウェイ
講談社文庫
戦争へと突き進む時局に押され、憧れの女性への思慕も個人の夢も捨て去り、戦闘機乗りに身を投じた日米の若者たち。爆撃を受け火だるまになる空母、次々と飛び立つ戦闘機。はからずも同じ女性の影を追っていたとも知らずに、降旗とロバート、それぞれの想いがミッドウェイの空に交錯する……。太平洋戦争の分岐点となった激戦ミッドウェイ海戦に正面から取り組んだ、著者渾身の戦記小説。
詩人になりたかった降旗圭は、戦時へと突き進む時局に背中を押されるように、江田島の海軍兵学校に進んだ。軍人の世を憎み、彼に詩の話をしてくれた憧れの女性弓枝は、特高に捕らわれ死を選んだ。海軍将校への世間の憧れとは裏腹に、鉄拳で鋳型にはめられる日々。降旗はそれに耐え抜き、零戦パイロットになるべく霞ヶ浦航空隊へ進む。
サンフランシスコのロバート・ウッドは、日本人女性の寛子に心奪われる。だが、二人を引き裂くように、寛子の一家は日本に帰国することになった。弓枝と面影の似た寛子と、降旗は休暇中の横浜で出会い、出撃前の束の間、二人は恋仲となった。そして寛子を自家用機に載せたことのあるロバートもまた、戦闘機乗りへの道を選んでいた。
ハワイ真珠湾攻撃以降、戦局を優勢にすすめていた日本海軍は、レーダー網のない虚を衝かれて、本土空襲を浴びる。日本の空軍力を目の当たりにし、アメリカは戦艦から空母への転換を急ぎ進めていた。初の空母同士の対決となった珊瑚海海戦を経て、日本海軍はアメリカ太平洋艦隊を叩くため、ミッドウェイ沖に空母四隻を進めた。
だが序盤の戦いで蒼龍、加賀、赤城を次々に失い、空母は飛龍を残すのみとなった日本海軍は、手負いの空母ヨークタウンに狙いを定め、零戦や爆撃機を発進させるのだった。
飛龍の零戦部隊には降旗が、ヨークタウンの戦闘機にはロバートが生き残っていた。同じ女性と出会った互いのことなど知らない日米の若い戦闘機乗りは、両軍死力を尽くした戦闘の空に身を投じるほかなかった……。
太平洋戦争の戦火の中に散っていった若者たちの夢。迫真の戦記小説。

2014.09.12発売
猫とあほんだら
講談社文庫
突如として引っ越しをしようと思ってしまった。雨の降る日に物件を見に行くと玄関の庇の下に小さな2頭の子猫が震えていた。漸く見つけた家にまず自宅の4頭が引っ越し、それから試行錯誤の末に一冬かかって仕事場にいる6頭のための新住居が完成して、一つ屋根の下で暮らせるように。人気シリーズ第3弾。
突如として引っ越しをしようと思ってしまった。雨の降る日に物件を見に行くと玄関の庇の下に小さな2頭の子猫が震えていた。漸く見つけた家にまず自宅の4頭が引っ越し、それから試行錯誤の末に一冬かかって仕事場にいる6頭のための新住居が完成して、一つ屋根の下で暮らせるように。人気シリーズ第3弾。

2014.09.12発売
実験的経験 Experimental experience
講談社文庫
たとえば括弧を空集合にしてみる。」あ、もしかして、先生……「こんなに自由な原稿を読んだことがあるか? 小説であり、小説でない。ミステリィでもエッセィでも詩でもない。創作の可能性を無限に広げる、奇才・森博嗣の新たな境地がここにある。究極の読書体験が味わえる話題作、待望の文庫化!
たとえば括弧を空集合にしてみる。
」あ、もしかして、先生……「
こんなに自由な原稿を読んだことがあるか? 小説であり、小説でない。ミステリィでもエッセィでも詩でもない。創作の可能性を無限に広げる、奇才・森博嗣の新たな境地がここにある。究極の読書体験が味わえる話題作、待望の文庫化!

2014.09.12発売
神様の贈り物
講談社文庫
無表情で無反応。全てに無関心な殺し屋チャンスは、バスジャック事件に遭遇し一躍ヒーローになった。だが、恩人に頭を撃ち抜かれ、死の淵から奇跡的に甦った彼の目に映る世界は、劇的に変化していた。「水は美味しく花は美しい」。脳の障害を取り除かれ「心」を手に入れたチャンスは自分の過去と対峙していく。
欲したのは心、失ったのは愛、残ったのは罪。
最高の殺し屋、チャンス。
無表情で無反応。全てに無関心な殺し屋チャンスは、バスジャック事件に遭遇し一躍ヒーローになった。だが、恩人に頭を撃ち抜かれ、死の淵から奇跡的に甦った彼の目に映る世界は、劇的に変化していた。「水は美味しく花は美しい」。脳の障害を取り除かれ「心」を手に入れたチャンスは自分の過去と対峙していく。

2014.09.12発売
ラバー・ソウル
講談社文庫
2024年本屋大賞発掘部門「超発掘本!」『プラスティック』から連なる再読必至の超絶ミステリー
著者の細密な企みに驚かされ涙する最極致サスペンス
「ラストに奏でられる言葉の旋律(メロディ)に身体が震えた。思わずリピートして心も震える」
ーー尼子慎太(ページ薬局・2024年本屋大賞発掘部門「超発掘本!」『プラスティック』推薦者)
洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、
美しいモデルに心を奪われた。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里(みしまえり)を座らせる。
大胆不敵、超細密。ビートルズの名曲とともに紡がれる、切なくも衝撃度最大の物語。
空前の純愛小説が、幕を開ける――。
〈寄せられた絶賛の声!〉
ミステリー史上に残る衝撃だ!(金高堂土佐山田店 生駒聖氏)
度肝を抜かれました(東京都 60代 女性)
「えぇー、何これ!?」(千葉県 30代 女性)
再読後、納得し驚嘆した(長野県 30代 男性)
半端なくお見事。大傑作(東京都 50代 男性)
読み終わってしばらく、言葉を発せなかった(東京都 20代 男性)
あいた口がふさがらない(兵庫県 10代 男性)
終盤に唖然とし、読み終えた後呆然とした(神奈川県 30代 男性)
圧巻。この本そのものが、完成された芸術作品のようでした
(紀伊國屋書店 横浜みなとみらい店 安田有希氏)
その意味がわかったとき、やられるのです。がつん、とでなはく、ぐさり、と。(精文館書店中島新町店 久田かおり氏)
恐ろしく優しい小説(兵庫県 10代 女性)
哀しさと羨ましさでいっぱいになってしまった(京都府 40代 女性)
鈴木の一生を賭けた犯罪と恋が、無駄だったとは思えない(大阪府 30代 女性)
せつなくてせつなくて、たまらなかった(愛知県 30代 女性)
私は私がそうするように、鈴木誠が人を愛しているとは信じられなかった。愛することに、罪はないはずなのに。(福井県 20代 女性)
ミステリとしての衝撃度、ビートルズを用いた精巧度、恋愛小説としての純度、いずれもが抜きん出た類のない傑作!(ときわ書房本店 宇田川拓也氏)

2014.09.12発売
水の柩
講談社文庫
タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。時計の針を動かす、彼女の「嘘」。平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
タイムカプセルに託した未来と、
水没した村が封印した過去。
時計の針を動かす、彼女の「嘘」。
平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
「今」彼女が手紙を取り替えなくてはならない理由。
あの二つの出来事がもし、同じ時期に起こらなかったら--。
「暗闇」から射し込む「光」は、救いなのか、それとも。
道尾秀介しか描けない、絶望と、それを繋ぐ希望。

2014.09.12発売
どまんなか(3)
講談社文庫
公立の弱小チームに、甲子園初出場の夢が見えてきた! その道のりで恩師の退任、盟友にしてチーム一の理論派・ハカセのベンチ漏れとつらい出来事が続くが、主人公レブンは涙を振り切ってどまんなかに投げ込む。それが本当の恩返しだ! 野球を通じて心身ともに成長する少年たちを描いた、傑作青春小説の最終章。「野球を愛し、楽しむ心。いちばん大切なことが、この小説には書かれています」(桑田真澄氏)
公立の弱小チームに、甲子園初出場の夢が見えてきた! その道のりで恩師である監督の退任、盟友にしてチーム一の理論派・ハカセのベンチ漏れとつらい出来事が続くが、主人公レブンは涙を振り切ってどまんなかに投げ込む。それが本当の恩返しだ! 野球を通じて心身ともに成長する少年たちを描いた、傑作青春小説の最終章。推薦のことば・桑田真澄
傑作青春小説三部作の最終章。桑田真澄氏、推薦! 「野球を愛し、楽しむ心。いちばん大切なことが、この小説には書かれています」

2014.09.12発売
掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南
講談社文庫
酒と怪談を愛する剣客が“この世の不思議”に対峙する。「時代×怪談×ミステリ」で話題をさらった第38回メフィスト賞受賞作。酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。
酔いどれ左門は腕が立つ。
酒より好きなものは怪談ばなし。
甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。
10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。
ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。
メフィスト賞受賞の怪談時代ミステリ!

2014.09.12発売
ウェディング・ドレス
講談社文庫
結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤(ちりば)められた第16回メフィスト賞受賞作。
「謎と論理がぐるぐる回るこの一発芸には目眩した」――東野圭吾
結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤(ちりば)められた第16回メフィスト賞受賞作。

2014.09.12発売
ダブ(エ)ストン街道
講談社文庫
あの、すみません。道をお尋ねしたいんですがダブ(エ)ストンって、どっちですか?実は恋人が迷い込んじゃって……。世界中の図書館で調べても、よく分からないんです。どうも謎の土地らしくて。彼女、ひどい夢遊病だから、早くなんとかしないと。え?この本に書いてある?!あ、申し遅れました、私、ケンといいます。後の詳しい事情は本を読んどいてください。それじゃ、サンキュ、グラッチェ、謝々。「今、行くよ、タニヤ!」
推協賞受賞作家の原点。メフィスト賞受賞作
タニアを見かけませんか。僕の彼女でモデルなんですけど、ひどい夢遊病で。ダブエストンだかダブストンだかに探しにきたんです。迷い込むと一生出られない土地なんで心配で。王様? 幽霊船? 見ないなあ。じゃ急いでるんでお先に。

2014.09.12発売
希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか
なぜ、彼らは衰えないのか! なぜ、あの人は復活できたのか。レジェンドアスリートたちが実践する初動負荷トレーニング。イチロー、山本昌、岩瀬仁紀、青木功らアスリート、医師やリハビリ患者、高齢者、そして初動負荷理論の提唱者、小山裕史が、自分の人生を交えながら、初動負荷トレーニングとそこで見つけた「希望」について語り下ろすインタビュー集。初動負荷理論とは何かをもっとも良く理解できる本。

2014.09.12発売
日曜日の沈黙
講談社ノベルス
20世紀最後の「メフィスト賞」受賞作! 「ミステリィの館」へようこそ。もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人(らいきらいと)の館。これから行われるイベントでは、彼が遺したという「お金では買えない究極のトリック」を探っていただきます。まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。そして興奮の推理合戦、メフィスト賞ならではの醍醐味をご堪能下さい。
20世紀最後の「メフィスト賞」受賞作!
究極のトリックを封印したミステリィの館で推理合戦!
「ミステリィの館」へようこそ。もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人(らいきらいと)の館。これから行われるイベントでは、彼が遺したという「お金では買えない究極のトリック」を探っていただきます。まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。そして興奮の推理合戦、メフィスト賞ならではの醍醐味をご堪能下さい。

2014.09.05発売
新妻のイケナイ夜遊び LOVE STORM
まだまだ新婚ホヤホヤなのに、半年もセックスレス。それも夫に拒否られている私。どんな胸板だったのか、どんなふうに私の身体を触ってくれるのか、キスの感触すら思い出せなくなりそうだなんて哀しすぎる。とうとう耐えきれなくなった私は、アイツに電話をしてしまった。元カレの洋介。私にとって大切な友人でもあったけど、人妻になるんだからと、自分から連絡を絶ったのに、洋介は変わらず受け入れてくれて……他1作品収録。

2014.09.05発売
野獣王子のミダラ旅☆ LOVE STORM
「奥沢山荘」そこはとおるが夏と冬をスタッフとして過ごす場所。そこは男4人と女の子ふたりが泊まり込みで濃密に働く山荘。閉ざされた空間で24時間いっしょにいるんだ、マチガイも想像通りたっぷり起きる。「ケダモノね」と評されそうなことかもしれないけれど、とおるにとってそれは大切な思い出で想いだった。それも今季で卒業だ。少しだけとおるの思い出話につきあってください……。

2014.09.05発売
江戸おかず 12ヵ月のレシピ 季節を味わい体が喜ぶ
講談社のお料理BOOK
冷蔵庫がない→ 旬の素材と保存食燃料費が高い→ 調理に時間をかけない油を使わない→ 切る、焼く、煮るのシンプルヘルシー調理法肉がない→ 魚と野菜中心江戸時代の料理には時短、健康、経済的な知恵が満載。その上「季節を感じ、素朴な日本古来の調味料で素材の味を楽しむ」心の豊かさも付いてくる。和食が無形文化遺産にも選ばれ世界から注目が集まっている今、「江戸料理」は必携書。
冷蔵庫がない → 旬の素材と保存食
燃料費が高い → 調理に時間をかけない
油を使わない → 切る、焼く、煮るのシンプルヘルシー調理法
肉がない → 魚介と野菜中心
と、江戸時代の料理には時短、健康、経済的な知恵が満載。しかも、そこらのワイドショーでやっている時短手抜き料理とは一線を画す「季節を感じ、素朴な日本古来の調味料で素材の味を楽しむ」心の豊かさも付いてくるということで、良いことずくめ。
ミスユニバースの公式栄養コンサルタント、エリカ・アンギャル氏も「伝統的な和食こそ理想のダイエット食である」と言っていますし、「和食」が無形文化遺産にも選ばれ世界から注目が集まっているうえ、地震や災害などで燃料が使えない時に料理を作る知恵も身に付き、「今」という時代にむしろ「江戸料理」は一家に一冊必要な料理書とすら言えるのかも。

2014.09.05発売
「泡」つまみ シャンパン&スパークリングワインのおとも
講談社のお料理BOOK
最近の大人の女性の飲み会の流行は「泡」。泡でも「シャンパン」や「スパークリングワイン」が人気です。口当たりがよく、すっきりしていて、いろいろな料理と相性がよいから。華やかな印象もあり、食事もお酒もどんどん進むので、飲み会、パーティにはぴったりです。知っておきたい泡の種類、料理との相性、選び方などの知識。前菜、サラダメイン、デザートや作り置きできるおつまみなど、簡単でおいしいものばかりを厳選。
最近の大人の女性たちの飲み会の流行は「泡」。泡でも「ビール」ではなく「シャンパン」や「スパークリングワイン」が人気です。
その理由は、口当たりがよく、すっきりしていて、さらにはいろいろな料理と相性がよいこと。華やかな印象もあり、食事もお酒もどんどん進むので、飲み会、パーティにはぴったりです。
まずは知っておきたいシャンパン&スパークリングワインの基本。どんな種類があるのか、料理との相性、選び方などの知識を紹介。
前菜、サラダちょこっとメイン、デザートや作り置きできるおつまみなど紹介します。簡単でおいしいものばかりを厳選。
自宅開くシャンパン会での人気から選んだメニューばかりだから、おつまみもお酒も進むこと間違いなしです。

2014.09.05発売
ロックの歴史
講談社現代新書
イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージシャンの歴史的位置づけもわかるロックファン必読の書! (講談社現代新書)
<本書の内容>
第一章 イギリス・ロック史とアメリカ
第二章 エルヴィス・プレスリーの限界
第三章 ビートルズが生まれた瞬間
第四章 「黒いブルース」から「白いロック」へ
第五章 「世界の音楽・言語」としてのロック
第六章 なぜリヴァプールだったのか
第七章 ローリング・ストーンズ登場
第八章 ロックと天才ギタリストたち
第九章 「アルバムの時代」の夜明け
第十章 ジミ・ヘンドリックスの衝撃
第十一章 「サージェントペパーズ」と一九六七年
第十二章 架け橋としてのウッドストック
第十三章 ボブ・ディランの揺さぶり
第十四章 「統合」と「分化」の時代へ
第十五章 ロックが帰っていく場所
若者による革新的な音楽、こそが「ロック」のはずだった。
しかし、いまもロックを長年にわたり現役で支え続けるポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ボブ・ディランは皆、七十代となった。
ロックは新たな局面を迎えるとともに、歴史となったのだ。
音楽評論家の中山康樹氏が、従来の枠組みにとらわれない斬新な視点で、
いかにロックが生まれたか、という大きなテーマを明快に解き明かしていく。
イギリスとアメリカが、互いの音楽を「洋楽」として受容し、
(ときに「誤読」しながら)進化させ、統合、分化させていく過程で生まれた現在のロック。
そのプロセスを丁寧に検証しつつ、大胆に意味づけていく文章には、
優れた歴史家が神のような視点から歴史を再定義・再構築し、
新しい世界観を示してくれた時のような知的興奮を覚える。
本書ではまた、いままでのロック史ではあまり表舞台に出ることがなかったミュージシャンたちが果たした重要な役割にも、光を当てる。
たとえば、クリフ・リチャード&シャドウズ、マディ・ウォーターズ、レオン・ラッセルなど、
既存の解釈では脇役となりがちだったミュージシャンの存在意義を知ることによって、
ロック史をより深く理解することができるだろう。