新刊書籍
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2011.11.11発売
ホカベン ボクたちの正義
講談社文庫
逆転につぐ逆転!こんな法廷ミステリが読みたかった。
リーガル・サスペンスの第一人者が描く法廷の迫力!
コミック、ドラマでも話題騒然!
正義感に燃える新米弁護士(ホカベン)堂本孝に、5歳の娘を連れた母親が離婚相談に訪れる。夫のDV(ドメスティック・バイオレンス)を察知し奔走する堂本。ところが、依頼人は夫を刺殺してしまう。保険金殺人か。依頼人は事実を語らない。熾烈な法廷対決の果てに浮上した恐るべき真相、そして堂本孝だけが最後に見た光景とは!?<文庫オリジナル>

2011.11.11発売
届かぬ想い
講談社文庫
私の赤い糸はだれとつながっているの?
小説家を夢見る小早川嗣利は、運命の赤い糸を感じ、広子と結婚。だが、幸せな生活は長くはつづかず、広子は死に、途方に暮れる彼の前に百合子という女があらわれる。「運命の女性はひとり」と信じる嗣利は彼女の誘いを断るが、気持ちは徐々に惹かれていき……。一途な純愛が招く驚愕の赤き血のミステリー。

2011.11.11発売
江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた
講談社+α新書
稲荷も天神も隠れキリシタンの礼拝所だった
全国の古い寺社を訪ねると、隠れキリシタンの地蔵や礼拝物、墓石に遭遇する。歌舞伎とキリシタンの関係など、時代劇では見られない、まったく新しい江戸の歴史!

2011.11.11発売
なぜ宗教は平和を妨げるのか
講談社+α新書
アメリカ教・キリスト教とイスラム教、終わりなき戦い!!
宗教・民族・領土・政治・経済の原理が世界を複雑にし、国家間や民族間対立の溝を深くする。歴史をひもとき、正義の仮面の下で宗教を歪める人間のエゴを衝く!
かねてからテロリストのゲリラ攻撃に悩まされているアメリカは、イスラム原理主義を「正義」に真っ向から対立する「邪悪」と決めつけている。だからこそテロリスト対策組織につけられた最初のコードネームは、「無限の正義」だったのである。後になって、イスラム教徒から批判を受けたため、引っ込めたものの、そこにあったのは「悪」を<対象化>させる構造であったことは明らかである。
しかし、イスラム原理主義をアメリカ自身が持つ世俗的原理主義の「投影」でないと、果たして言いきれるのだろうか。アメリカが中心となった市場原理主義が目覚ましい経済発展を遂げていく一方で、途上国の貧困がどんどん進んでいく。しかもその貧困国の大半がイスラム教圏にある。
●グローバリズムという大宣教命令
●世界貿易センターはカーバ神殿
●米大統領が失言した「十字軍」
●『コーラン』に記されている敵意
●何がイスラエルを怒らせるのか
●パレスチナは原理主義の交差点
●必ずしも平和愛好者でない仏教徒
●原理主義に走りやすいイスラム教
●紛争という家族の不幸
●人類は宗教を乗り越えられるか

2011.11.11発売
ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録
逃げたらあかん!
「不良債権と寝た男」、死に物狂いの仕事人生
安宅産業処理、平和相銀・イトマン事件、磯田一郎追放劇、銀行大合併、UFJ争奪戦、小泉・竹中郵政改革……。現場にいたのは、いつもこの男・西川善文だった。「最後の頭取」=ザ・ラストバンカーと呼ばれた著者が綴った、あまりに率直な肉声!
マスコミ報道の騒乱の中で失われた金融史のミッシングリングを埋める。
<目次>
◎第一章 バンカー西川の誕生 ◎第二章 宿命の安宅産業 ◎第三章 磯田一郎の時代
◎第四章 不良債権と寝た男 ◎第五章 トップダウンとスピード感 ◎第六章 日本郵政社長の苦闘 ◎第七章 裏切りの郵政民営化

2011.11.04発売
HIROSHIMA 【小田実全集】

2011.11.04発売
デザインの教科書
講談社現代新書
デザインを知れば、日常生活がもっと豊かになる!
「デザインとは何か」という基本的な質問から、デザインを決める要素、20世紀のモダンデザインから時代が変わっていまのデザインが求められている役割の変化まで。デザイン評論家として知られる著者が書いた、受け手・使い手の立場でデザインを知るための絶好の入門書。

2011.11.04発売
中国社会の見えない掟─潜規則とは何か
講談社現代新書
潜規則を知らずに中国は理解できない!
特派員のディープな取材から見えてきた中国社会を動かす「潜規則」とは!?
真実よりも優先される面子、法よりも優先される権力、形だけの裁判、言論弾圧の真実。その背景には共産党よりはるか昔から中国社会を覆う掟の存在があった。
2011年7月に起きた高速鉄道事故の背景にも潜規則は存在する!

2011.11.04発売
量子力学の哲学――非実在性・非局所性・粒子と波の二重性
講談社現代新書
世界の描き方はひとつではない!? 知的刺激にあふれる科学哲学の入門書が登場。
私たちや私たちの身の回りの世界をつくっている、目に見えないようなミクロなものの世界について記述するのが量子力学。ところがこの理論の示す「真の姿」を理解するのはとても困難です。アルベルト・アインシュタインも量子力学のある側面を受けいれられず「私たちが見ていないときには月が存在しないというのか」と語ったといわれています。本書では、量子力学の示す不思議な世界について解説し、これまで提案されてきたコペンハーゲン解釈、多世界解釈、逆向き因果などの様々な哲学的論議をわかりやすく紹介しています。

2011.11.04発売
災厄
講談社文庫
10万部ヒット『転落』の著者がおくる
もしかして私も加害者なの?
妊婦連続殺人事件が呼び覚ました、女たちの闇
少年犯罪に乗じて、ネットが、噂が、週刊誌が――剃刀の刃のように美沙緒に迫る。「世間様」たちの悪意にあなたは耐えられますか?
妊婦連続殺人犯の少年を担当することになった弁護士の夫・尚彦――。その妻で現在妊娠5ヵ月めの美沙緒は、悪意のドミノが倒されたかのように始まった嫌がらせの連鎖に、恐怖を募らせていく。少年はなぜ妊婦を狙ったのか? 信じていいのは誰なのか? 女と女の果てしない暗闇を描き出す、緊迫の心理サスペンス!

2011.11.04発売
刑事の墓場
講談社文庫
組織からのあぶれ者たちが県警の捜査を出し抜けるか
警察組織からの落伍者たちを飼い殺しにしていると噂される動坂署。思いがけない転任に不貞腐(ふてくさ)れて署内で寝泊まりする雨森は、たまたま聴取した些細な傷害事件の被害者である女子大生の部屋を訪ねて死体を発見する。開署以来初めて捜査本部が置かれたものの、主導権を奪われた署員たちは秘かに動き出した。

2011.11.04発売
新装版 忍びの女(下)
講談社文庫
関ヶ原、二度にわたる大坂攻め 戦国の世は終焉をむかえる
徳川の世となり多くを失った福島正則
その晩年に再度現れた小たま
激動のドラマ完結
伴忍びの万蔵が、裏切りを働いているらしい。女忍者・小たまは、危険を省みず万蔵の元へ飛び込み、敵の正体を見極めようとする。老獪な家康は、真意を隠しながらも天下統一へ1歩ずつ近づいていく。豊臣の臣下として全力を尽くす福島正則だったが……。戦乱の世を駆ける美貌の女忍者の活躍を描く傑作長編。

2011.11.04発売
新装版 忍びの女(上)
講談社文庫
豊臣家の猛臣・福島正則と徳川方の女忍者・小たま
野望と愛 戦国の世に生きた男と女の息詰まるドラマを描く 池波正太郎の傑作長編
豊臣家の猛将・福島正則の前に現れた徳川方の女忍者・小たまは、正則を籠絡し、巧みに城内に入り込んだ。探索をはじめた小たまは、武辺一方の正則を次第に愛しく想うようになる。豊臣秀吉亡き後、諸大名は自らの野望を抱き覇権をめぐる戦いは必至。ついには関ヶ原での天下を分ける決戦へと向かうのだった。

2011.11.04発売
マッチメイク
講談社文庫
プロレスと青春推理の華麗なるタッグマッチ
プロレス団体の総帥ダリウス佐々木が対戦直後に急死した。額の傷からは蛇毒が。大観衆の見つめる中、何が起こったのか? 新人レスラー山田聡は同期の本庄と謎を追い始めるが、それが第2の悲劇を生む。プロレスに全てを懸けた者が決して許せなかったこととは?
感涙がとまらない第49回江戸川乱歩賞受賞作。

2011.11.04発売
生命をみとる看護
講談社+α新書
患者の希望を最大限にかなえるために!
「生と死」が交錯する現場からのメッセージ!
終末期のケア、延命治療、一時帰宅……最期に悔いを残さない、あきらめない看護の実際
これからのケアを考え、前開きのほうが着脱に便利であるため、私はいつもの調子で、「Tシャツよりも前開きのシャツのほうが楽ですよ」といった。すると、妻は「Tシャツのほうがパパらしいから」という。病衣を着ると、ますます病人らしくなってしまう。心まで病人になりたくない。最期まで、ふだんのままでいたいという気持ちが伝わり、胸が熱くなった。Tシャツが「Rさんらしい」と妻が望むなら、ケアに多少手がかかっても、今は「その人らしさ、個性」を優先しようと思った。それからも、Rさんは黄色やピンクなど、比較的明るい色柄のTシャツを毎日着ていた。スタッフが「似合うね」と話しかけると、Rさんはニッコリ笑った。
●後悔しない「看取(みと)り」のために
●死にゆく人からの“贈り物”
●夫がくれた「思いやりの時間」
●「延命治療」をどう考えるか
●死ぬ瞬間まではあきらめない
●からだのケアが心を癒す
●死の直前に効果的なタッチング
●最期の日までいつものように
●人生を振り返ることで救われる
●がんと診断されたとき

2011.11.01発売
スティーブ・ジョブズ 2
取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全世界同時発売!
未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!
本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。
アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。
伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。
約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。未公開の家族写真なども世界初公開。
ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック……世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。

2011.10.28発売
就職がこわい
講談社+α文庫
本当の原因と解決策
「なぜか内定が出ない」「就活をしたくない」若者心理を解き明かした名著、待望の文庫化!
●就活から早々にリタイアした
●できればずっと学生でいたい
●エントリーシートを書くのが“苦痛”、面接は“拷問”
●お金のために働きたくない
●自分にしかできないことをやりたい、でもそれが何かわからない
就職に希望を持てないばかりか、逃げ続けようとする若者たち。そこに潜む「もっと根本的な生き方の悩み」に気鋭の精神科医が“メス”を入れ、現実の解決方法を探る!

2011.10.28発売
奏者水滸伝 古丹、山へ行く
講談社文庫
闇に光る目、響く咆哮。奏者たちは追う!!
東京周辺を恐怖に陥れた連続惨殺事件。捜査陣と諜報機関の錯綜の中、舞台は山中へ。
連続惨殺事件が発生した。現場は茨城、千葉、埼玉、東京と移動し、被害者は全て医療関係者だった。北の自然と生きる奏者の1人、古丹は、獣に襲われたような遺体だが野生動物の爪跡ではないと見抜く。警察の捜査陣と外国諜報機関の追跡の中、4人の奏者たちは決戦の地へ向かう。『妖獣のレクイエム』改題。
今野敏、最初のシリーズ作品。第3話降臨!
<4人の奏者たち>
●古丹神人
北の自然を友とするピアノ奏者。
●遠田宗春
茶道家元御曹司のウッドベース奏者。
●比嘉隆晶
南の島から来たドラム奏者。
●猿沢秀彦
研究者でもあるサックス奏者。

2011.10.28発売
奏者水滸伝 小さな逃亡者
講談社文庫
ライブハウスの外で比嘉は、追われている金髪の少女を救う。
その頃、日米で起きた連続殺人事件。
FBIが送り込んだ捜査官と日本の警察は対立する。
さらに事件には来日中の米国人元宇宙飛行士が深く関わっていた。
彼の真の目的は?
仲間たちとともに比嘉は、テロリストと対峙する。〈『超能力者狩り』改題〉

2011.10.28発売
清冽 五坪道場一手指南
講談社文庫
大人気書下ろし剣豪時代小説。第四弾!
作者自身、居合5段の腕前が描く圧倒的リアリティーの剣豪小説。
幕府のおふれで道場をたたんだ左内は、子供や弱者へあることを伝えていこうと決意するのだが!?