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2023.11.08発売
デパートの誕生
講談社学術文庫
劇場のように華やかな装飾。高い天窓からふり注ぐ陽光。シルクハットで通勤するしゃれた従業員。乗合馬車で訪れる客を待つのは、欲望に火を付ける巨大スペクタクル空間!
帽子職人の息子アリステッド・ブシコー(1810-1877)と妻マルグリットが、様々なアイデアで世界一のデパート「ボン・マルシェ」を育て上げた詳細な歴史を、当時を描く仏文学作品や、19世紀初頭のデパート商品目録など稀少な古書から丹念に採取。
パリの世相や文化が、いかに資本主義と結びつき、人々の消費行動を変えていったのか、
仏文学者にして古書マニア、デパート愛好家の著者だから描けた、痛快・ユニークなパリ社会史!
内容紹介)
客の目をくらませてしまえ!世界だって売りつけることができるだろう!
「白物セール」のときには、それぞれの売り場が白い生地や商品だけを優先的に並べたばかりか、上の階の回廊や階段の手擦りを白い生地で覆いつくし、造花も白、靴も白、さらに家具にも白のレースをかぶせるなど、全館をすべて白で統一し、
1923年の「白物セール」では、「北極」というテーマに従って、アール・デコ調にセットされたシロクマやペンギンが、ホールに入った客を出迎えるようになっていた。
ようするに、ブシコーにとって、店内の商品ディスプレイは、〈ボン・マルシェ〉という劇場を舞台にして展開する大スペクタクル・ショーにほかならなかったのである。
――第二章「欲望喚起装置としてのデパート」より
*本書は『デパートを発明した夫婦』(講談社現代新書 1991年11月刊)に「パリのデパート小事典」を加筆し、改題したものです。

2023.11.08発売
音楽教程
講談社学術文庫
古典的学識に通じ『哲学の慰め』『算術教程』などを著した「最後のローマ人」ボエティウス。その著作群は大きく4つに分けられる。数学的諸学科に関する教育的作品、アリストテレス、キケロ、ポルフュリオスなどの著作の翻訳と注釈、キリスト教神学の哲学的考察、そして最後に『哲学の慰め』。『音楽教程』は第一期に属するもので、ピュタゴラス以降の音楽理論を総覧し詳述しており、後世とくに中世~18世紀までの西洋音楽理論に絶大な影響力を維持していた。「協和・不協和」「音程と旋律」「オクターヴ」「5度」「4度」「全音」「半音」など、音の性質を体系立てたことの意義は大きい。オクターヴの完璧さは何に由来するのか、5度、4度の協和が「完全」である理由は何なのか、また、半音は本当に全音の「半分」なのか、あるいは、旋法の構造はどのようなものなのか。
聴覚に甘美に響くことが音楽の起源ではあるにせよ、そこに判断のすべてを任せる姿勢を批判し、強調されるのは最終的な完全性と認識は理性に存するという一点である。そのうえで探求されるのは、音程あるいは協和音に関する数学的解明であり、モノコルドの弦長を二分割、三分割、四分割……と計算を尽くす方法で「数比」の重要性を明確にし、音程の根拠を示すこと。1500年ほども前に形作られたこの理論の骨子は、音響科学などの知見をもって近代の音楽理論が挑んだ刷新の試みにも完全に克服されたとは言えず、いまだに西洋音楽の基盤をなすものである。
本書は、19世紀のラテン語版刊行物を底本とし、英・仏・独・露語版を参照して翻訳した初めての日本語版である。

2023.11.08発売
ドラキュラ・シンドローム 外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝
講談社学術文庫
急成長を遂げた周辺国からの侵略恐怖、増加する貧窮移民の不安、友好国へのぬぐいがたい不信、新たな感染症の脅威……「ドラキュラ」の恐怖と魅力の源泉には、黄昏を迎えた大英帝国の外国恐怖症があった。ゴシック・ホラーの金字塔に織り込まれた、ヴィクトリア朝イギリス社会の闇を描き出す!
世界でもっとも有名な吸血鬼「ドラキュラ」。
数ある吸血鬼作品のなかでも特権的な地位を得て、現代に至るまで映像化が繰り返され、日本では吸血鬼の代名詞にもなっています。
そのドラキュラの恐怖と魅力の源泉には、19世紀末イギリス社会に蔓延する深刻な外国恐怖症がありました。
「太陽の沈まぬ帝国」、「世界の工場」と謳われた栄光は過ぎ去り、軍事・経済ともに急成長を遂げつつある周辺国からの侵略恐怖、増え続けるユダヤ人など貧窮移民への不安、搾取してきたアジアの植民地から入ってくる新たな感染症の脅威……。
落日の大英帝国に生きる人々は心の奥底で何を恐れ、そしてドラキュラは生みだされたのか。
『パンチ』などに掲載された風刺画をふんだんに使いながら、ゴシック・ホラーの金字塔から読み解く世紀末ヴィクトリア朝の社会!
イントロダクション
第1章 ドラキュラの謎
第2章 ドラキュラの年は西暦何年か
帝国主義の世紀末
第3章 侵略恐怖と海峡トンネル計画の挫折
第4章 アメリカ恐怖と「栄光ある孤立」の終焉
反ユダヤ主義の世紀末
第5章 ユダヤ人恐怖と外国人法の成立
第6章 混血恐怖とホロコースト
パストゥール革命の世紀末
第7章 コレラ恐怖と衛生改革
第8章 瘴気恐怖と細菌恐怖
おわりに――ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究
増補 もうひとつの外国恐怖症――エミール・ゾラの〈猥褻〉小説と検閲
学術文庫版あとがき
引用史料一覧
コラム
吸血鬼の系譜/シャルコーの催眠術/一八九三年一〇月二日のピカディリ・サーカス/ダイヤモンド・ジュビリー/火星人/海峡トンネル・パニック/ベアリング銀行の投機失敗/ロスチャイルド一族の結婚/ロンドンとテムズ川の汚染……ほか

2023.11.08発売
言葉の風景、哲学のレンズ
文芸(単行本)
言葉のコミュニケーションは、希望と切実さと複雑さに満ちている。
「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位『言葉の展望台』著者が贈る、最新哲学エッセイ!
「痛み」を伝える言葉、webの中の私の「言葉だけの場所」、「どういたしまして」の可愛さ、当事者視点からの語りかた、「からかい」が起きる場面、メタファーが見せてくれるもの、定義することへの懐疑、カミングアウトの意味とその先……。
さまざまな哲学の概念や理論はそれぞれが一個のレンズで、このレンズを使って見た風景と、別のレンズを使って見た風景と、その両方を通した風景はすべて違っているかもしれないし、そのどれかが正しいわけではないかもしれない。でもいろいろなレンズを通してみることで、裸眼で見たのとは違う風景の可能性に気づき、新しい仕方で物事を理解したり語ったりしていくきっかけになるかもしれない。(本書「はじめに」より)
【目次】
痛みを伝える
言葉だけの場所
「どういたしまして!」の正体
該当せず
からかいの輪のなかで
たった一言でこんなにもずるい
給料日だね!
言葉のフィールド
カミングアウト
ぐねぐねと進む
安全な場所ーー『作りたい女と食べたい女』
命題を背負う
一緒に生きていくために

2023.11.08発売
寂聴 源氏物語
文芸(単行本)
読みやすく美しい瀬戸内寂聴の現代語訳で甦る、史上最高の恋愛小説。350万部のベストセラー、寂聴訳「源氏物語」が一冊で読める!全五十四帖から再編集した入門書にして決定版。解説(高木和子)、あらすじ、主要人物紹介、主要人物系図付き。
私が源氏物語の現代語訳を手がけたのは、日本が世界に誇る最高の文化遺産であるこの千年前の傑作小説を、すべての人々に読んでもらい、日本人として生れた心の誇りを取りもどしてほしいと願ったからであった。光源氏という絶世のハンサムで、あらゆる才能を生れながらに恵まれた主人公が、次々起すラブアフェアは、二十一世紀の現代でも決して旧(ふる)くはない。どれほど文明が進んでも、人間の心というものは、千年前も今も、根本に於てはほとんど変らないし、人を愛する喜びと悩みもまた、千年をへだてても一向に変っていないからである。
――瀬戸内寂聴

2023.11.08発売
共に明るい
文芸(単行本)
\『この世の喜びよ』で芥川賞受賞、待望の受賞後第一作!/
その瞬間、語られないものたちがあふれ出す。
早朝のバス、公園の端の野鳥園、つきあってまもない恋人の家、島への修学旅行、バイト先の工場の作業部屋――。
誰もが抱える痛みや不満、不安、葛藤。
目に見えない心の内に触れたとき、「他人」という存在が、つながりたい「他者」に変容する。
待望の芥川賞受賞後第一作、心ふるわす傑作小説集。
「共に明るい」
早朝のバス、女は過去を語り出す。
「野鳥園」
産後の女性と少年が過ごす、仮初のひととき。
「素晴らしく幸福で豊かな」
出会って一ヵ月、恋人と過ごす不安定な日常。
「風雨」
台風で足止めをくらった修学旅行生たちの三日間。
「池の中の」
電池の検品バイトでの会話、起こる揺れ。

2023.11.08発売
歩山録
文芸(単行本)
どうなっているんだ、ここは――?
完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々!
奇想天外&予測不能!
狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、スーパーサイケデリックマウンテンノベル!
奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。
製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行されるはず、だった――。
「あなたは少年を探しにここまで来たのでしょう?」
山中で出会った博士風の奇怪な男の一言を発端に、山田はいつしか思いもよらない異常事態に迷い込む。
理屈が通らない混沌の先、山田を待ち受けていた運命は――?

2023.11.08発売
仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか
講談社選書メチエ
インドで誕生した仏教は、いかにして世界に広まったか。その鍵は、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教など他の一神教とは異なり、仏教は現地の言語に翻訳されることを積極的に認めたことにある。本書の著者、ジャン・ノエル・ロベール氏によれば、仏教が中国に伝播するのは、同じインド・ヨーロッパ語族のユーラシア西部に伝わるよりもずっと困難だったはずだという。
チベット、モンゴルから中国、朝鮮、さらに日本へ、また、東南アジアやヨーロッパでは全く別の姿を見せながらも「仏教」としてひとつのまとまりを見せる「世界宗教」の変遷と広がりを、フランス屈指の東洋学者が平易に解説する。
なお著者は、日本語、中国語はもちろん、チベット語、サンスクリット語、ラテン語、ギリシャ語など多くの言語に通じ、日本仏教の研究などにより、2021年、第3回日本研究国際賞を受賞している。
チベット文献学の第一人者で、著者と旧知の今枝由郎氏が翻訳し、充実した訳注と解説を付した。巻末には関連年表、索引も完備。著者による「日本語版のための序文」も掲載。
原著=Petite histoire du bouddhisme: Religion, cultures et identites,.Edition J’AI LU, Paris, 2008

2023.11.08発売
かばん
講談社の絵本
すてきな“かばん”がおちていた。ぞうさんはもちあげてみました。ろばさんがひっぱってみました。やぎさんがかんでみました。動物たちがかわるがわる、あけてみようとしますが、どうにもかばんはあきません。そこへ、だれかがやってきて……。ひとつの茶色いかばんをめぐる、ちいさくてかわいいお話。
繊細で優美で真心あふれる絵がファンを魅了してやまない、こみねゆら。人形作家、人形コレクターとしての高い審美眼により描かれたぬいぐるみや人形たちが、いきいきと動き出します。新しいあかちゃん絵本ともいえる前作『ぼうし』につづく一冊は、独特のちょっぴりユーモラスな可愛らしい世界を閉じ込めた、宝物のような絵本。

2023.11.08発売
【呼び出し先生タナカコラボ】東京湾岸がーるず写真集『えもなむ』
写真集・画集
フジテレビ系バラエティー番組『呼び出し先生タナカ』発!
コスプレイヤーのえなこ、タレントの村重杏奈、タレントでインフルエンサーのなえなの、女優の森日菜美の4名で結成された女子ユニット「東京湾岸がーるず」のメモリアル写真集!!
【注目ポイント】
■100ページの大ボリュームに、4人の美麗フォトをたっぷり収録しました!
■沖縄ロケでは、水着や部屋着などを着た4人のナチュラルな姿にフォーカスしています!
■超レアな4人のユニット衣装姿や、結成からステージデビューまでの密着オフショットも必見です!
■各メンバーのオリジナルフォトカードなど豪華特典が当たる応募券つき!

2023.11.08発売
パンダ おかおたいそう
講談社の絵本
ご家庭でも園でも「読めばかならずもりあがる!」と大人気の、シリーズ37万部突破の幼児えほん!
声に出して読めばしぜんとからだが動きだして、何かになりきりながらたいそうできる「パンダたいそう」シリーズは、読み聞かせにもぴったりの絵本です。
そのシリーズに、子どもたちが大好きな「かお」のたいそうの絵本が登場しました。
ぞう、りす、きんぎょ、ふくろう……、身近なものになりきって、たのしくたいそうできる絵本『パンダおかおたいそう』。
「おかおたいそう はじめるよ。みみを そっと つまんで ぱたぱた ぱたぱた」、パンダのおかおが、ぞうさんに。
ほっぺをぷうーっとふくらませて、ぷっくり、りすさんのほっぺのたいそう。
おくちをぱくぱく、あけたりとじたり、いち、に、いち、に。かわいい きんぎょの ぱくぱくたいそう。
おめめをぱちぱち、みぎひだり。ほーほー、ふくろうのウインクたいそう。
おみみ、ほっぺ、おくち、おめめ、した……、おかおをぜーんぶよーくうごかせば、たちまち笑顔に、わっはっは!
かおを動かして、いろんな動物になりきる、子どもが大好きな「かお」の絵本。
すわったままでもできるおかおのたいそうで、最後はとびきりの笑顔に!
読み聞かせは1歳から、ひとり読みは3歳からおすすめです。

2023.11.08発売
藤原道長「御堂関白記」を読む
講談社学術文庫
【平安最大の権力者は何を“後世に残すべきだ”と考えたか】
大河ドラマ『光る君へ』時代考証者が徹底的に読み解く! 原本写真多数掲載。
豪放磊落な筆致、破格の文体、そして抹消された箇所……平安時代最大の権力者は、自らの手で何を書き残したのか。
「披露すべきに非ず。早く破却すべき者なり」と道長が記したのはなぜか。
「望月の欠けたる事も無しと思へば」はいかなる場で詠まれたものだったか。
摂関期の政治、外交、儀礼の生々しい現場から家庭生活と精神世界までを描く世界最古の自筆本日記を、第一人者が徹底的に読み解き、宮廷社会の実像をさぐる。
原文写真・翻刻・現代語訳・解説がそろった、決定版!
【本書より】
『御堂関白記』独特の面白さがある。また、『御堂関白記』を記した藤原道長自体、日本史上でめったにいないほど、面白い人物である。それらの楽しみを、原本の写真とともにたどることは、他の史料ではちょっと味わえない面白さがある。
この本では、その日の記事に何が記されているかに加えて、その日の記事がどのように記されたのか、また、どのように書写されたのかに視座を据えて、記述のてんまつ、また書写のてんまつを明らかにしたい。本来、歴史学というのは、史料を読み込んでいき、それを読み解くというのが基本的な姿勢である。世間では古代史というと、好き勝手な推論を積み重ねている
ものと思われているかもしれないが(実際、『御堂関白記』や道長についてもトンデモ本が流布しているらしいのは嘆かわしいかぎりである)、史料にどう向き合うかという姿勢を伝えることこそ、歴史学者の本来の使命であると考える。
結果的には、自分が楽しんだだけではなかったかと恐れているが、自分が楽しいことはきっと楽しんでくれる人もいるはずであるという思い込みに支えられて、この本を世に出す。
【本書の内容】
序 章 『御堂関白記』とは何か
第一章 権力への道 ――政権獲得、彰子入内・立后など――
第二章 栄華の初花 ――敦成親王誕生、一条天皇崩御など――
第三章 望月と浄土 ――摂政就任、威子立后、出家など――
番 外 『御堂関白記』自筆本の紙背に写された『後深心院関白記』
終 章 再び『御堂関白記』とは何か
年譜/略系図/主な登場人物紹介/関係地図を掲載
*本書の原本は、2013年に講談社選書メチエより刊行されました。

2023.11.08発売
秘密の花園
何度でも読み返したい、バーネットの最高傑作!
美しい自然の中で子どもたちが自ら心と体の健康を取り戻していく、愛と真実にあふれた物語です。
両親が病で亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父に引き取られることになりました。
伯父の屋敷には、もう長いこと、忘れさられ、荒れ果てた庭園がありました。
〈あたし、庭を盗んじゃったの。でも、それはだれの庭でもないの--あなたは秘密を守れる人?〉
日ごとに生きかえっていく花園に夢中のメアリ。荒野を知りつくし、動物にしたわれているディコンに心をひらき、自分だけの秘密の花園の存在をおしえます。
いっぽう、ある雨の日、夜ごと屋敷にひびく子どもの泣き声の正体がついにわかって……。
読みやすさで人気のある谷口由美子の美しい訳、イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、永遠の名作がよみがえります。
プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。
*中学生以上の漢字にルビつき

2023.11.08発売
素敵に超簡単! ポッキーケーキ お菓子作り未経験でもすぐできる!
いまSNSなどで話題の「ポッキーケーキ」を、お家で簡単に作れる本!
組み立てれば完成の「工作感覚でできるケーキ」できました!
【ポッキーケーキのいいところ】
★ケーキなのに「焼きません」「泡立てません」!
本書では、スポンジケーキを焼いたりクリームを泡立てたりという工程はパス。
市販品を上手に利用して作れてしまうレシピが基本です。
ほとんどのケーキはオーブンもミキサーも必要なし!お菓子作り未経験でも作れてしまうケーキを紹介しています。
★世界中にある「ポッキー」で作れます!
1966年の発売以来、30ヵ国以上の国々で愛されているポッキー。
ご当地ポッキーや期間限定バージョンも使って、楽しくおいしく作りましょう。
★おいしい上にフォトジェニック!
市販のスポンジケーキを重ね、チョコペンでポッキーを貼り付けて飾れば、フォトジェニックなケーキになってしまう
から不思議です。
SNSでも「#ポッキーケーキ」で話題です。
★バリエーションは無限大!
盛り付けの材料や飾るポッキーの種類を変えれば無限に楽しめるのもいいところ。
塩味のプリッツで大人ケーキを試したり、イベントごとに形を変えたりとアイデア満載です。
基本の丸形から、ブッシュドノエル、クロカンブッシュ、ヘクセンハウス、など形も様々楽しめ、
ポッキー以外の市販のお菓子を使ったケーキまで、簡単に華やかに作ることができるアイデアを大公開!

2023.11.07発売
瀬越家殺人事件
文芸(単行本)
これまで僕は自分の書いたものを奇書と思ったことはないのだが、今回ばかりは堂々と奇書を自任してもいいかもしれない。
ーーあとがきより。
「このミステリーがすごい」第1位に輝いた『涙香迷宮』の衝撃、再び! ひらがな四十八文字を重複なく使い一首に仕上げるいろは歌で、四十八のシーンを描き切った超絶技巧の書。挿絵もすべて竹本健治先生の手による、ミステリーファン垂涎のアートブックが完成しました。
断崖絶壁を背にした屋敷に住むのは、瀬越萬堂(せごえ・まんどう)と三人の娘、使用人たち。そこに招かれしは、探偵の納谷治楼(なや・ぢろう)。姉妹を誘拐するという予告が壁に殴り書きされた満堂から、犯人を突き止めてほしいという依頼だった。屋敷から発見される白骨、秘められた過去。事件の先にあるものは何なのか……。

2023.11.07発売
人狼サバイバル 疾風怒濤! 珊瑚の泉の人狼ゲーム
青い鳥文庫
ハヤトたちを乗せたリムジンバスが到着したのは、『サンゴの聖域』と呼ばれる海辺の観光地。
大きなテーブルに集った参加者は、なんと15人! その中の一人は、伯爵がすり替わった偽者だ。
そして、伯爵を退場させた参加者は、伯爵に一つだけ願いを告げることができるという--。
嵐が近づき、押し寄せる波が不穏を漂わせる中、願いと生き残りをかけた人狼ゲームが始まった!
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

2023.11.07発売
流れ星フレンズ
青い鳥文庫
第6回青い鳥文庫小説賞金賞受賞作!
母が再婚し、家に居場所がないリノは、去年の夏、観望会で「一緒に星を見よう」と誘ってくれた
「王子様」との再会を夢見て、私立の如月学園を受験。
念願かなった入学式の日。占いにくわしい同級生に「サイテーサイアクの運勢」と告げられる。
実際、天文部に誘ってくれた「王子様」は学校一のナンパ野郎で、
しかも天文部は廃部になっていた……。
それでも、「ないものはもう一度作ればいい」と気を取り直し、天文部復活を目指すリノ。
その前に生徒会が立ちふさがった――。
<小学中級から。すべての漢字にふりがなつき>

2023.11.07発売
黒魔女さんが通る!! スペシャル 魔ちがいだらけの初恋バトル
青い鳥文庫
この二人、ライバルなのか? 相棒なのか?
「黒魔女さんが通る!!」待望のスピンオフ登場!
主人公は、麻倉良太郎と東海寺阿修羅のコンビ。
いつもひとりですごしているチョコこと黒鳥千代子の姿が、魅力的に見えたワケは!?
チョコが黒魔女修行中とは知らない二人の目線から、5年1組で起きた数々の事件を描く、
「黒魔女さんが通る!!」5年1組編1~3巻の裏バージョン。
「黒魔女さん」ファン必読の一冊です!
<すべての漢字にふりがなつき 小学中級から>

2023.11.07発売
みらいってなんだろう
皆さまのレビューより
「心配というモヤモヤしている存在をやさしく語る本です。こどもの視点で描いていますが、おとなにも心に響くところが最大の魅力。やさしいイラストがこころに沁みてきます」「大人も一つ荷物を下ろせるような、ほっとできる作品です」
「やさしく、わかりやすく、こんなむずかしくて、かんたんな『みらい』をかたれる、てんてんさんはただものじゃないですね」「分かりやすく読みやすい。子どもたちが自己肯定感を高め、違いを認め合い、自分らしく生きることを応援し、大丈夫だよと優しく背中を押してくれる。小中高生にも大人にも、広くすすめたい1冊!」「『えらんでないほうの道がどうだったかなんてもうわからないから気にしない』『いままでの(けいけんの)ひきだし」をあけて、えらんですすんでいけばよい」「この子は私。先のことを考えて不安になってばかりだったけど、未来に向かって一歩一歩。あの頃からけっこう遠くまで歩いてきたものだなあと思います」「息子は心配性で考えすぎる傾向があるけれど、ぜひこの本を読んでほしい」「語りかけられ、論理がスムーズに受け入れられる分量とスピードで、きっと読み終わった後、初めて知った感じだったとしても、当たり前に自分も思っていたことのように自分に取り込まれていく展開も素晴らしい。気持ちを言葉にするのが苦手な子には、こういう本を進めてあげたいなと思う」「とても丁寧に、私たちの、こころ、とむきあってくれる。決して子供のためだけの言葉じゃない、大人の自分の心の奥深く届く言葉だ」「これは色々と考えさせられる。『どんな人も1本の道しか歩いていない』という言葉は、なかなか含蓄のある言葉だ」「今回の作品も、読みながら思い当たること、たくさんあるなあと、うなずいてました」「とてもわかりやすく、読後感も明るいのでぜひ小学生に読んでほしいなと思いました。未来に不安を感じた時に大人に相談することにポジティブなものとして紹介してあり、この提案はとてもありがたいなと思いました」「どうしたらいいかなって思った時には、『かこ』をたくさん持っている大人に聞いてみるのがいいのかもしれない。そして、自分がやってみたことをちゃんと覚えておいて、それを忘れないようにするのも大事なんだろうな」「この作品を読むことで心が軽くなる子はかならずいるはず。そんな子に届くよう願いながら読みました。心の引き出しが増えると考えれば多少のことなら『どんとこい!』と受け止められるかもしれないので、親子で読んでいっしょに読んで話し合えたらいいなあと思います」「いい本を読ませていただきました。『記憶』と『引き出し』の関係、実にわかりやすい経験値のカタチです。他人の引き出しを知ることで共有できることも、力強い考え方だと思いました。ちょっと心の風通しがよくなったみたいです」

2023.11.07発売
ひなたとひかり(5)
青い鳥文庫
芸能界でがんばりたいと、自分の意志と夢を光莉に認めてもらった日向は、壱弥のスタジオから久しぶりに帰宅した。光莉といっしょにダンスレッスンを受け、いつもの仲良し姉妹に戻った。そんな中、大ピンチが日向をおそう。いつのまにか期末テストが近づいているのだ。幼なじみの陸と勉強したと聞いた壱弥は、なぜか不機嫌になり……? さらに、悪の影が、ふたりに忍び寄る?
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>