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季節のかたみ
1996.06.13発売
季節のかたみ
著:幸田 文
講談社文庫
今朝の雲はもう居ません。その代わり、風が訪れてくれます。季節の移り変わりを見るのが、私は好きです。なにより有り難いのは、前向きの心でいられることでしょうか。時の移ろいを瑞々しい五感がキリリと掬いとった名篇。「くくる」「壁つち」「台所育ち」……。失った暮らしや言葉の情感が、名残り惜しく懐しく心にしみる、珠玉のエッセイ集。
電子あり
私立探偵
1996.06.13発売
私立探偵
著:D.ロ-レン・エスルマン,訳:宇野 輝雄,解説:木村 仁良
講談社文庫
娼婦ライラのベッドで、ブリーム神父が腹上死した!“やもめで片目でアル中気味”の私立探偵ラルフ・ポティートは、階上に住むライラの頼みを断れず、神父の死体を教会に運ぶのを手伝う。その直後、彼女の部屋が突然ガス爆発。本人は大火傷を負う。事件に巻きこまれたポティートは、教会と神父の謎を追う。
龍安寺石庭の謎
1996.06.13発売
龍安寺石庭の謎
著:明石 散人
講談社文庫
細川勝元が建立した龍安寺──その石庭におかれた15個の石は何を表現しているのか。従来の説を覆し、夜の空に瞬く星座カシオペアを、地上に移し替えた“宇宙の庭(スペース・ガーデン)”と推理する。さらに応仁の乱で山名宗全と対峙した勝元は、龍安寺の山深く膨大な財宝を隠したといわれる。その謎を大胆な仮説で解明する。
私は作中の人物である
1996.06.13発売
私は作中の人物である
著:清水 義範
講談社文庫
「全国まずいものマップ」から官能小説まで笑いで料理。ブンガクの約束事に大胆に破壊宣言する。 小説の中にある“私”とはいったい誰のことなのか。小説上のこの正体不明の登場人物に鋭く迫る異色の表題作のほか、著者初の官能小説から食べものガイド、時代小説に至るまで、ものの名称や物語とその語り口など“小説の約束事”を次々と壊してみると…・・。笑いで切り刻む清水流「ブンガクのススメ」。
兄弟!尻が重い
1996.06.13発売
兄弟!尻が重い
著:山上 龍彦,解説:関口 苑生
講談社文庫
がきデカを超える中毒症状平凡な日常が混沌の渦に。 異才が巻き起こす涙と汗と笑いの大奔流。 日常生活に潜むお可笑(かし)みを鋭く抉りだして汗と涙と笑いの大奔流をひき起こす。最低一週間は根をはったように動かない長っ尻男の恐怖を描く表題作はじめ、ギックリ腰に襲われた男がたどる悲惨な通勤の「ロケットマン」他、平凡で平和に暮らす人々を襲う不安のかずかず。激痛ギャグが脳天を貫く異色短編集。
深い河
1996.06.13発売
深い河
著:遠藤 周作
講談社文庫
愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。毎日芸術賞受賞作。 愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。純文書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。
森の奥の怪しい家
1996.06.13発売
森の奥の怪しい家
著:高橋 義夫
講談社文庫
嫁をもらえと口うるさい母親との生活に、ストレスが溜り気味の慎太郎。代々、オーナーが夜逃げする、森の奥のペンションの新しい経営者と知り合ったところから、なにやら周辺が騒がしく、色っぽい話もチラホラと……。素朴な青年が遭遇する不思議なふれあい、ひなびた山村で繰り広げられるユーモアとペーソスに溢れる豊かな人間模様、心やさしい人々が織りなす心温まる珍騒動の数々。
電子あり
非合法員
1996.06.13発売
非合法員
著:船戸 与一,解説:野崎 六助
講談社文庫
神代恒彦(かみしろつねひこ)はメキシコ保安局の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派指導者4人を抹殺したが、任務終了後、相棒のベトナム人に報酬を持ち逃げされてしまう。その男グエンを追ってメキシコからカリフォルニアへ追跡の旅を続ける神代をロスで待っていたのは非情な組織の掟だった。船戸ハードボイルドの処女長篇。(講談社文庫)
電子あり
ジャピ-ノ
1996.06.13発売
ジャピ-ノ
著:軍司 貞則,その他:菊地 信義
講談社文庫
戦争中の非人道的行為にも劣る人権侵害ではないか。買春ツアーが残した日比混血児たち。フィリピン・日本間の人身売買ルートの存在。そして来日後、暴力団に食い物にされているフィリピン人売春婦たちの生活。このままでいいのかアジアの中の日本!体当たり取材で明らかにした衝撃のノンフィクション。「日本人の忘れもの」改題
ミシシッピは月まで狂っている
1996.06.13発売
ミシシッピは月まで狂っている
著:駒沢 敏器
文芸(単行本)
音楽のある惑星地球に、その源流を訪ねる旅 ハワイアン、マウンテン・ミュージック、アイリッシュ、ブルース――音楽のもつ不思議な力はどこから来るのか。そのなつかしさのルーツを訪ねる地球紀行。
大学院物性物理1
1996.06.13発売
大学院物性物理1
監:伊達 宗行,編:福山 秀敏,編:山田 耕作,編:安藤 恒也
基礎理論の平易な説明はもとより、興味深いテーマを重要視して解説した。半導体、光物性、有機導体を第一人者の執筆者が実験科学にも配慮して書下ろした大学院レベルの最新の教科書・自習書。
母子像
1996.06.12発売
母子像
著:近藤 啓太郎
文芸(単行本)
青春の愛と性の彷徨! 学徒出陣を前に、放蕩と懊悩の日々を送る、多感なひとりの青年。美貌の芸妓への愛と母を描く自伝的小説。 羊介は眩暈を感じて目を閉じると、闇の中にはっきりと「戦争」という大きな活字が現われ、ぱっと消えたかと思うと、今度は大渦巻が起こった。そして、母の顔、英子の裸像、羊介自身もまた、大渦巻の中に巻きこまれ、くるりくるり、くるくるくると底無しの暗黒に落ちていった。――(本文より)
ビル・ゲイツに会った日
1996.06.12発売
ビル・ゲイツに会った日
著:吉田 司
マルチメディア時代は、天国か地獄か? ビル・ゲイツから自衛隊まで……デジタル最前線に、行って、見て、触って、話して、わかったことは、地球規模の「バーチャルリアリティごっこ」だった!? 「日本はこれからどこに行くのか?」という問いと、「コンピュータのデジタル・パワーはアナログ日本をどう変えてゆくのか?」という問いは、ほとんど同次元の問題として論じねばならなくなっている。……私はもうしばらく、デジタル最前線に挑みながら、“アナログ100%”のままにとどまろうと思う。それは滔々として進むデジタル革命の中では、解体され打ち倒されてゆく「賊軍」の側に身を置くことを意味するのかもしれないが、なぁに「賊軍」の眼から見た文明開化批評というのだってひとつぐらいあっていい……。――(プロローグより抜粋)
ディズニ-ベビ- シェイプブック(3) ベビ-デイジ-と なかよしどうぶつ
1996.06.12発売
ディズニ-ベビ- シェイプブック(3) ベビ-デイジ-と なかよしどうぶつ
編:講談社
講談社の絵本
ディズニ-ベビ-の型ヌキ、窓アキの絵本。くま、しか、ふくろうが窓からのぞいている、窓アキ、型ヌキのかわいいシェイプブック。ベビ-ドナルドが雪の日に、森の動物たちと雪遊びをする楽しいスト-リ-
ディズニ-ベビ- シェイプブック(2) ベビ-ミニ-の もりの おともだち
1996.06.12発売
ディズニ-ベビ- シェイプブック(2) ベビ-ミニ-の もりの おともだち
編:講談社
講談社の絵本
ディズニ-ベビ-の型ヌキ、窓アキの絵本。うさぎ、きつね、しかが窓からのぞいている、窓アキ、型ヌキのかわいいシェイプブック。ベビ-ミニ-が動物たちとコミュニケ-トし森で楽しく遊ぶスト-リ-です
ディズニ-ベビ- シェイプブック(1) ベビ-ミッキ-の うみへ いこう
1996.06.12発売
ディズニ-ベビ- シェイプブック(1) ベビ-ミッキ-の うみへ いこう
編:講談社
講談社の絵本
ディズニ-ベビ-の型ヌキ、窓アキの絵本。ペリカン、オ-ム、かもめが窓からのぞいている、窓アキ、型ヌキのかわいいシェイプブック。ベビ-ミッキ-が動物たちと海で遊ぶ楽しいスト-リ-です。
愚直
1996.06.11発売
愚直
著:大橋 巨泉
このままでいいのか?ニッポン 事の本質を見抜いた痛烈エッセイ ●[主な登場人物] ・真の実存主義だった父武治 ・仕事を制限できないたけし ・愚直さを失った河野洋平さん ・国民を裏切った青島幸男 ・数の論理しかない小沢一郎氏 ・「百点!」の師匠米長邦雄 ・戦後民主主義者の大江健三郎氏 ・弱者の論理を教わった山口瞳先生
「気のパワ-」で楽々やせる
1996.06.11発売
「気のパワ-」で楽々やせる
著:菅 宏
講談社の実用書
朝、昼、晩3~5分の呼吸法で楽々やせる本食事の30分前にどこでもすぐできる簡単な呼吸法をマスタ-するだけでOK。食事制限も運動も必要ありません。1ヵ月でみるみるやせる、ダイエット最後の切り札
美少女戦士セ-ラ-ム-ン セ-ラ-スタ-ズ(47)
1996.06.10発売
美少女戦士セ-ラ-ム-ン セ-ラ-スタ-ズ(47)
編:講談社
講談社の絵本
怪盗セイント・テール(8)
1996.06.10発売
怪盗セイント・テール(8)
編:講談社
講談社の絵本