新刊書籍
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1995.10.09発売
日本をよくする本
21世紀を担う政治家の新保守主義宣言。 日本は、今、政治の混乱、経済の劣化、社会不安という三重苦に遭遇してしる。国家の全ての基本である政治がどう立ち直るのか、政界プリンスが自らの考えを語る。

1995.10.09発売
小林カツ代の晩ごはん決まった!
189品のおいしい味がいっぱい詰まっています。さっそく今晩かららくらく晩ごはん作りを!
毎日毎日晩ごはんの献立を考え、手作りの料理を食卓にのせるのは、たいへんなことです。ことに仕事をもっていると、なかなか料理にも時間がかけられません。そこで、今回の本は、私自身が仕事を終え、家に帰ってからさささっと作れるおいしいものをテーマに、メニューを選びました。忙しいときは手早くできて、あとの洗いものもらくな料理が本当に助かります。手をかければおいしい料理ができて、手をかけなければおいしくない、ということは絶対にありません。

1995.10.09発売
君について行こう
マスコミ各界が絶賛!たくさんの読者から感激の声!!
日本人初の女性宇宙飛行士向井千秋と病理医の夫が奏でる、ユーモアとペーソスあふれる愛の感動物語。そして誰も知らない宇宙の訓練風景。
痛快無比におもしろい新しい夫婦のかたち

1995.10.09発売
小林カツ代のご飯大好き
講談社のお料理BOOK
「ご飯さえあれば!」いいかえれば「お米さえあれば!」と、いつも叫んでいる私です。お米ってほんとに便利です。具を炊き込めばおかずと一緒、それだけでご飯とおかずになってしまうでしょ。炊き込みご飯だけでなく、とにかく“ご飯物”ってそれはそれはすごいものです。チャーハンなどのいためご飯やおすし、どんぶり物、混ぜご飯と、よくまあこんなにと思うほど、一品で完璧なごちそうになってくれて。ご飯は主食としてすばらしいだけでなく、食材としても類まれなるものだと思うの。ご飯と相性の悪いものってめったにないですよね。ご飯物ばかりがすごく役立つかというと、いえいえ白いご飯も、おかゆも、日本人の原点みたいなものですから、まずは白いご飯がおいしく炊けなくっちゃ。ご飯さえあればなんとかなるものです。白いご飯と塩だけで作るおむすびのすばらしさ。お米、大事においしく使いましょ。

1995.10.09発売
しんとく問答
文芸(単行本)
大阪の日常を幻想空間に異化する最新連作。
●収録作品
マーラーの夜
「芋粥」問答
十七枚の写真
大坂城ワッソ
四天王寺ワッソ
俊徳道
贋俊徳道名所図絵
しんとく問答

1995.10.06発売
イコン
文芸(単行本)
現在と格闘する作家・今野敏渾身の問題作!!
メディアに宿る現代の聖画。電子の偶像は降臨するのか!マニアが熱狂する奇妙なコンサートで発生した、都市空間にのみに起こり得る殺人事件!!
警視庁生活安全部少年課に所属する警察官宇津木真が、遭遇したのは実に奇妙なコンサートだった。メインのアーティストが登場しないままステージが進んでいるのに、客は何も不満を訴えていないのだ。演奏中突然発生した暴動の中で、1人の少年が刺殺された。事件の背後関係を捜査する宇津木たちの前に、メディアと都市風俗の迷宮が待ち受けていた。

1995.10.06発売
ちひろのバ-スデ-ブック
講談社の実用書
あなたの心のダイアリー
大切な人の誕生日を書きとめたり、その日その日に感じたことをそっと書きとめてください。
大切な1日を心に刻むために――
素どおしのガラス戸から
やわらかい緑や花の色が見えると
もう私は仕事どころではなくなり
すぐ庭にでてしまう
春の花はしきりに蝶がきたり
蜂がきたりする
花のほのかな香りの
なかにいると にぶい蜂の
羽音がきこえてくる
朝顔が五つ咲き
小雨がぱらついて
朝をむかえました
草がぽしゃぽしゃ
はえていたり
青いりんごの色に
暮れていく山なみ
赤いシクラメンの花のなかに
いつもゆれていた
わたしの
ちいさなおともだち――(本文中のちひろの言葉より)
1995.10.06発売
もうすぐクリスマス
クリスマスのためのお洒落な切り抜き絵本。切り抜いたクリスマス飾りで楽しく遊べて、また切り抜いたあとのペ-ジも新しい絵柄を創るので、いつまでも本を楽しむことができる、ユニ-クで美しい絵本。

1995.10.06発売
大空に飛べコウノトリ
大きな松の木に巣をつくり、大空をゆうゆうと飛ぶコウノトリ。日本の各地に生息していたコウノトリを人びとは、しあわせを運ぶ鳥として、したしんできました。いま野生のコウノトリはいません。コウノトリがくらしていくには、ドジョウやタニシやカエルがいる田んぼや、豊かな自然がなければなりません。コウノトリとの共生をめざして、今日も野生復帰作戦はつづきます。
「ほんとに、コウノトリがやってくるんだ。成鳥だろうか、それとも幼鳥?」
松島さんの胸は、期待にふくらんでいました。
「幼鳥らしいぞっ!」
ひとめ見ただけで、とても若いコウノトリだとわかったのです。
「この鳥なら、ぜったいにヒナが生まれる!」――本文より

1995.10.05発売
億夜
文芸(単行本)
のこされて生きる人たちの哀しみと見果てぬ夢。女と男の生死をみつめ言葉の重さと生命の意味を問う渾身の書下ろし傑作長篇小説
もしも自分が死ぬときには、最後に残された力をふりしぼって、あの「蜉蝣の箱」の蓋を開けることにしよう。すると、今夜のいくつもの声や言葉が、エロティックにゆらゆらと立ち昇っていき、自分のいのちもまた、それらを追いかけて蜉蝣のように軽やかに、大気の中に溶けこんでいけるかもしれない……──(本文より)
1995.10.05発売
新井満の人間交響楽
人生の達人たちを細やかに描く白眉の人物伝芥川賞作家・新井満氏のマルチ人間ぶり、その結果としての幅広い人脈はご存知の通り。斯界で活躍されている方々を描いた本書は、必ずや読者に感動と勇気を与える
1995.10.05発売
金融動乱
銀行倒産時代到来! 生き残る銀行の条件はコスモ信組の取りつけ騒動は、東京渡辺銀行=昭和恐慌悪夢の再来か。不良債権、住専でパンク寸前の金融業界にいま何が起こっているのか。新マネ-ウォ-ズ!!

1995.10.04発売
スパンキング・ラヴ
講談社文庫
快楽と苦痛の境界を漂よう現代の男女を描く。
謎の主演女優の行方を追うAV監督の亮は罠の存在を感じつつ街を彷徨(さまよ)い続ける。
敏腕プロデューサー尾此木が、AV監督・亮のSM作品をひどく気に入り主役の幸江を捜して欲しいという。秘密クラブの女王・真弓からたのまれた亮は得体の知れない罠の存在を感じながら、行方不明の幸江を捜して雨の街を彷徨うのだった。快楽と苦痛の境界を漂白する男女を描き、新境地を拓いた意欲的作品。

1995.10.04発売
炎立つ 伍 光彩楽土
講談社文庫
朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結! (講談社文庫)
朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結!

1995.10.04発売
風のように 母のたより
講談社文庫
母は毎年、晩秋から年の瀬が近づくと、さまざまな漬物(つけもの)を送ってくれる。11月にまず、体菜(たいさい)の漬物がきて、12月に白菜の粕漬(かすづ)け、暮れにニシン漬け、年明けには沢庵。母はわたしに直接、手紙をくれることはないが、季節ごとに送ってくれる漬物が、母からの唯一のたよりだとわたしは思っている。(本文より)

1995.10.04発売
宿敵
講談社文庫
顔を至近距離から2発打ち抜かれFBI捜査官が殺された。そして同じ手口で第2の殺人が……。怨恨か、それとも異常人格者の仕業か!?事件のコードネームはジェントキル。姿を見せない犯人を追ってデブリン捜査官の執念の捜査が始まった。P・コーンウェル絶賛の「目撃」の著者が放つFBI物語(ストーリー)、待望の第2弾!

1995.10.04発売
オバダス
講談社文庫
オバは地球を救う!?笑い声がデカイ、赤の他人にも平気で注意できる、羞恥心がない――他人の立場を一切考えないという頑強なポリシーで世を生きぬくオバサン達の思考・行動様式を徹底分析。人気コラムニストにしてオバ研究の第1人者が、長年にわたる研究の成果を世に問う天下無敵のオバ学入門<オバダス>!

1995.10.04発売
生贄伝説殺人事件
講談社文庫
長野県の諏訪に古代より伝わる秘密宗教結社「ミシャグジ教団」の信者たちが、50年に一度の大祭に結集し、10代の美少女を生けにえにする「闇の大祭」が近づいているという。そんな折、諏訪出身のレストランの主人が一人娘を誘拐されてしまう。彼は名探偵・滝連太郎に救出を依頼したが、殺人事件に発展してしまう。3人の美少女が秘密宗教の儀式でで生贄に……ロリコン・マニアとカルト教団を結ぶ黒い罠とは? 謎解き伝奇ミステリーの傑作!<『古代諏訪生贄伝説殺人』改題作品>

1995.10.04発売
国境の南、太陽の西
講談社文庫
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう――たぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて――。日常に潜む不安をみずみずしく描く話題作、待望の文庫化。

1995.10.04発売
乱世玉響 蓮如と女たち
講談社文庫
娘たちが語る、本願寺中興の傑物の、私的真実。お上人様は口に念仏を称え人々に往生を説いたが、わたしたちは酷い目に……。
人は生得あさましいものであるが、南無阿弥陀仏と称えれば、必ず救われる――平易な言葉で教えを説き、近畿一帯に大勢力を振った英邁なる高僧は、私的にはどのような男であったか。争乱と災厄の世に、真宗王国を築き上げた、常人を超えた精気の人蓮如の真実を、宿命の娘たちの恐るべき眼で描く、話題の長編。