新刊書籍
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1993.11.16発売
十時半睡事件帖 出世長屋
文芸(単行本)
十時半睡、65歳。福岡藩江戸総目付になる江戸詰めとなった若者が次々と異例の出世をとげる不思議な長屋を描く表題作の他「半睡、江戸へ」「赤坂中屋敷」「旧友」「江戸修業」「目には青葉」傑作6篇集録
1993.11.16発売
迷路館の殺人(立体迷路付き)
キミは、綾辻行人の世界から逃れられるか地下1階の迷路を懐に抱いた迷路館。クノッソス迷宮のギリシャの神々にちなんだ部屋で起るまがまがしい連続殺人。ウワッこの電子本は地下2階から新たな迷路が。
1993.11.16発売
窓ぎわのトットちゃん(英文切り替え付き)
あのトットちゃんが電子本でよみがえった!春風のようにさわやかなトモエ学園。大ベストセラ-「窓ぎわのトットちゃん」!D・ブリトンの名訳を併載し、電子本の持つ秘密機能が日・英を自由自在に呼び出す
1993.11.16発売
マルシア
日系ブラジル人歌手が綴る歌の心、日本の心「ふりむけばヨコハマ」でレコード大賞新人賞を獲得、TV、ラジオでも活躍する著者が、日本での苦労、亡き祖父、父、恩師のこと、ブラジルへの提案などを綴る。

1993.11.16発売
都市のコスモロジ- 日・米・欧都市比較
講談社現代新書
シカゴの摩天楼と伊勢神宮。平安京と田園調布(ガーデン・シティー)……。都市に隠されたモチーフを縦横に比較し、喪われた「都市の意味」=「都市性」の回復を問う。
日本/西洋の弁証法──「西洋の都市」と呼べるようなモデルは存在しない。パリとロサンゼルスの間、あるいは地中海の町とミズーリ州の「ミドル・タウン」の間には根本的な相違があって、同じ都市性について語ることはできないのだ。……都市性に関するかぎり、日本型に対比できるような「欧米タイプ」が存在すると考えるのはばかげている。実際、自然との関係のような基本的なものを含めて、さまざまな点において、日本の都市とアメリカの都市は、アメリカの都市とヨーロッパの都市よりも近い関係にあるといえる。……本書が構想されたのは、したがって、日本(人)という実体と欧米(人)という実体をあまりにも簡単に対立させてしまうような日本(人)論の紋切型を打破するためである。──本書より

1993.11.16発売
自閉症からのメッセ-ジ
講談社現代新書
もの言わぬ、静かな子供たちが示す、優れた空間認識や記憶力。ときには破壊的なまでの、習慣や物事の同一性への固着。認知心理学を通じて見た自閉症が私たちに語る、人間の心と脳のしくみ。
循環する時――私たちは、時間を一次元的な軸の上を進むものとして解釈している。過去の出来事は時がたてばたつほど遠いセピア色の世界となっていく。だからこそ、自分にとっては時間の果てにあると感じられる誕生日の曜日を、息子にぴったりと当てられた母親は「怖いような」「気持ちの悪いような」気分になるわけである。しかし、自閉症者は、私たちがイメージしているような時間軸というものをはたして意識しているのだろうか。M君とN君は、カレンダーを記憶する方法は少し違っていた。しかし両名とも、カレンダーという二次元空間の上を移動しながら指定された日付の曜日を探しに当てていた、という点では共通している。つまり、彼らは地図を見ていたのであり、二次元的なパターンを操作していたのだということができる。――本書より

1993.11.16発売
英語表現をみがく<名詞編>
講談社現代新書
最重要語の70%を占める名詞は、英語品詞の王。その誕生物語から、品位ある名詞とない名詞、単数と複数のふしぎ、英語と米語の差などまで。名詞をその基礎から理解し、英語感覚をみがく。
プリーズといいなさい──外国人の観光客や学生が“Victoria Station.”(ヴィクトリア駅)のように目的地だけを告げると、駅員が“Say please.”(プリーズといいなさい)と注文をつけるのを何回も耳にした。これは“Victoria Station please.”とていねいにいうべきだとの忠告なのである。……レストランで食事が終わり、飲み物を注文するときはどうか。客だからと横柄にかまえて、“Coffee.”(コーヒー)とか“Tea.”(’ティー)と名詞止めで注文するのは、英語の慣習にそぐわない。……この場合は下降よりも上昇調のイントネーションが好ましい。pleaseの1語を軽くそえるだけで、笑顔が返ってくるはずだ。──本書より

1993.11.16発売
イスラ-ム復興はなるか 新書イスラ-ムの世界史(3)
講談社現代新書
イラン革命、湾岸戦争、ユーゴ紛争、原理主義……。イスラームにいま何が起きているのか。西欧優位の時代が生んだ近代化改革と、イスラーム復興運動のあいだで苦悩する、イスラームの近・現代を描くシリーズ最終巻。
息を吹きかえすイスラーム――ホメイニーの登場とイラン革命の成就によって、前章までにおいて述べてきた、第一次世界大戦直後の時期にその輪郭がつくられた国民国家の体制は、くさびを打ちこまれた。このような社会変動は、イラン一国だけにとどまるものではない。ほかの地域でも同じように体制自体の動揺・破綻・崩壊がすすんでいる。それはトルコやアラブ諸地域においては、ナショナリズムにもとづく国民国家の体制のゆきづまりとしてあらわれ、中央アジアやザカフカスでは、社会主義体制からの訣別というかたちをとった。このような体制変革にエネルギーをあたえているのは、いうまでもなくイスラームであろう……。いまやイスラームは失地を回復し、新しい活力をえて復興しようとしている。ヨーロッパ的な政治・法・社会のシステムに毒され、妥協をくり返してきた従来の世俗主義・モダニズムの体制を見直し、根本原理にたち戻って変革していこうとする動きが出てきた。イスラーム復興運動、原理主義運動などとよばれるものがそれである。――本書より

1993.11.16発売
数学トリック=スポ-ツ編
ブルーバックス
大脳発汗をよぶ数学トリック・パズルに挑戦!
・Jリーグの審判はグラウンドの一部分を走れば全体をカバーできる。なぜ?
・柔道の体重分けにトリックが!それは?
・ねらった球に絶対あてられるビリヤード必勝法とは?
・マラソンの距離は42.195キロ。最後の5メートルには意味がある?
スポーツ好きの人は、今まで考えてもみなかった角度からスポーツを楽しめるようになり、スポーツ嫌いの人は、パズルを楽しみながらスポーツへの関心がもてるようになります。

1993.11.16発売
鍼とツボの科学
ブルーバックス
耳に打つと腹に効くのは、なぜ?耳に鍼を打つと空腹感がなくなってやせるという。また、ベテランの鍼灸師は患部から、ずっと離れたツボを探り出して鍼を打ち、ピタリと痛みを止めるという。なぜ、こんな不思議なことができるのか?2千年の歴史を持つ鍼治療を支えた陰陽五行説や「気血の流れ」の考えを現代医学の目で探った著者は、「鍼は効く」の立場からツボや経絡の謎に迫り、人体には神経やホルモン、免疫系などの信号系のほかに未知の信号系が働いているのではないかという考えにたどりつく。本書を読めば、深遠な鍼治療に対する科学的な見方を、初めてトータルに知ることができる。

1993.11.16発売
マジックは科学
ブルーバックス
「なぜこんなことができるのか」に答える
理屈に合わないことを、理屈に合ったやりかたで実現する。
奇術では、理屈では起こりえないはずの現象をもののみごとに実現して見せる。しかしそれは、観客の目から見て、いかにも不合理なことが起きているように「見えて」いるだけである。実際に起きていることはきちんと理屈に合った現象なのだ。ただし奇術師はさまざまな手段でその理屈を隠してしまう。その手段もまたきわめて理屈に合ったやり方である。一見、不合理に見える現象を起こす合理的な方法と、それを隠す手段の両方を、科学的な道筋をたどってお話しよう。

1993.11.16発売
数学を築いた天才たち(下)
ブルーバックス
人が謎かけ、人が謎解く数学史。
若いころのガウスは、押さえきれないくらいの着想がわいてきて、小さな断片に書きとめるのがやっとだった!苦難と波乱に満ちた天才たちの歴史を追いながら、数学の発達が見えてくる楽しさを味わおう。学問の歴史はそのまま社会の、時代の、人間の歴史である!!

1993.11.16発売
新・化学用語小辞典
ブルーバックス
手早く引けて、実用性も高い本格的な辞典
●現代化学の理解に必須な3600項目の用語をわかりやすく解説。
●巻末に英文索引をはじめ、周期表、SI単位系など諸資料を収載。
●コンピュータ検索を可能にするCASのRegistry Numberを附して記載。
●日本語名・英語名を併記した実用性最優先の表記方法を採用。
●高校の授業に、共通一次や各種資格試験の準備にこれだけ知っていれば万全。
●ビジネスの場でも、座右に置いて簡単に利用できる実用性。

1993.11.15発売
少女ソフィアの夏
ムーミンの原作者ヤンソンの香り高い短編集。
人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母。70も年齢の違うふたりが思うままを対等に、率直にぶつけ合いながらも、互いにさりげなく思いやる──。北欧の魅力にあふれる書。

1993.11.15発売
箱庭
文芸(単行本)
名探偵・浅見光彦、待望の書下ろし長編
幸薄き女の想い出の1葉の写真。2つの紅葉谷公園の謎の2つの死体。日本の秋を彩って、文芸ミステリー第3弾!
1993.11.15発売
詩は友人を数える方法
文芸(単行本)
米現代詩を透過して見るアメリカ風景紀行。アメリカ旅行中、出会った人々、風景、出来事を綴る。合間には米現代詩多数を引用。紀行文、風景論、文明批評、米現代詩紹介書として楽しめる長編エッセイ。
1993.11.12発売
希望は死なず~ドプチェク自伝~
プラハの春を推進したドプチェク波乱の生涯「プラハの春」を主導し、失脚した旧チェコ共産党の指導者A.ドプチェク。東欧の民主化の嵐の中で劇的な復権後、1992年不慮の事故死を遂げた彼の波乱の生涯

1993.11.12発売
新・大前研一レポート
すべての政策はここにある
なぜ政府は機能しないのか、なぜ日本は変わらないのか。不信感を募らせる国民に大前研一が提示する確かな指針。
過去の日本の産業を振り返ってみると富の創出能力についてはズバ抜けたものがあった。ところが、オイルショックをはさむ次の20年に政府が何をしたかというと、右上がりの富の創出能力を信じて、それを分配することにのみ腐心したのだ。その結果、本当は富を創出していないのに、あることを前提に、配分されることだけを期待する、おんぶにだっこの甘えの国家構造ができてしまった。……この日本にとっての緊急の課題は、富の創出能力を根本からつくり直すことなのだ。
1993.11.12発売
ブレインサイエンス最前線1994年
脳科学の第一線研究者による最新レポート集多くの学生・研究者にむけての最先端、14の研究機関からの報告集。大きく5つの項目に分類、整理し、「最前線」を読みやすくまとめた。

1993.11.12発売
おれは ねこだぜ
講談社の絵本
鯖が大好物のねこに、空とぶ鯖の大群が!
ねこは鯖が大好き。ところがある日、鯖の大群が空をとんでねこに襲いかかってきます。軽いブラックユーモアで大人も子どもも笑える、ナンセンス絵本です。