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1993.11.04発売
暗黒凶像
講談社文庫
1人の人間の左右の目に起きる“ボッチの残像”という現象が、兄と妹の間で起きたのか?妹が死んだ瞬間、兄修一(しゅういち)の網膜に残像が焼きついた。修一はかすかな残像に導かれて会津に赴き、記憶喪失の美女詩織(しおり)と遭遇する。妹の死の真相は詩織の記憶が甦ると共に次第に明らかになり、驚愕の結末へと向かう。

1993.11.04発売
誘惑
講談社文庫
誰からも愛されて育った娘=スーザン・ストーン。知的で美しく、ジャーナリズムの世界で脚光を浴びはじめた彼女にとって、退屈な夫の存在だけが邪魔だった。その彼女に16歳のボーイフレンドができ、美しい胸を眩しげに見つめたとき、華麗にして恐るべきドラマは始まった。果たして彼女は魔性の女だったか?

1993.11.04発売
玲子さんの東京物語
講談社文庫
渋谷、西麻布、青山、ジョージ、シモキタ……みんな懐しく、好き。大阪から何も知らず東京にきて、子供を2人生んで、仕事して、友人作って、何度も引越して、恋はしなかったけど……そんな玲子さんの思い出の日々や街、東京センチメンタルジャーニー。移り変りが嬉しかったり哀しかったり、ご一緒しません? もう旅気分! 東京ちょっとそこまで!

1993.11.04発売
ミステリ-傑作選(25) 誰がための殺人
講談社文庫
第1線作家13人による短編ミステリーの華麗なる競演。日本推理小説の最高水準を示す傑作アンソロジー。眠れぬ夜に極上のミステリー・カクテルをどうぞ!
-収録作家-仁木悦子・深谷忠記・三好徹・大谷羊太郎・夏樹静子・佐藤洋・小池真理子・井沢元彦・海渡英祐・日下圭介・山崎洋子・井口泰子・高橋克彦

1993.11.04発売
クレジット破産
講談社文庫
急速に進む日本型クレジット社会の危機を、初めて解明する。カード犯罪が増大し、ローンの不払い、自己破産が横行するのはなぜか。思わぬ誤算が一生を左右する悲劇に結びつくことに、どうして気づかないのか。その原因を深く剔出し、パニックを未然に防ぐ業界・消費者への具体的な提言を盛る衝撃のルポ。

1993.11.04発売
忘年会全記録&怒涛の暴露班
講談社文庫
由緒正しい忘年会とは、そもそも室町時代に誕生。クリスマスイブと重なって、年末・日本は大さわぎ。でも、豪勢にお金をかければいいってもんじゃない。そう、人手とアイデアなの、かんじんなのは。過去数年間の体験を赤裸々に紹介しつつ贈る、高橋章子流チープシックな忘年会のマニュアル。実録・怒濤の超ビンボー車座大宴会! 人脈とアイデアを駆使した、忘年会全記録。
1993.11.04発売
夢の通い路
講談社文庫
現世と霊界の豊潤な性の交歓を綴る異色連作西行、式子内親王、定家、西脇順三郎、則天武后など“あの世”の住人たちに誘われ夢幻のうちに展開される典雅な性の愉悦。奔放な想像力に満ちた魅惑の物語21編

1993.11.04発売
日本の中の朝鮮文化(10)筑前・筑後・豊前・豊後
講談社文庫
九州北部は古代朝鮮と同一文化圏であり、日本文化発祥の地でもあった。福岡・大分の各地に残る朝鮮文化の足跡をさぐる。飯盛遺跡や宇佐八幡宮から見出された資料は何を語るのか。さらに国東半島の石仏を踏査するにつれ、謎の渡来ルートに新しい光があてられる。真実の古代史像を求め快調に進む歴史紀行。

1993.11.04発売
梟商―小佐野賢治の昭和戦国史
講談社文庫
政商・小佐野賢治は、田中角栄のような政治家とつきあうと同時に、児玉誉士夫をはじめとする闇の人物たちとのつきあいも深かった。政界、財界、闇の世界のすべてにつながっていた一人の男の生き様こそ、昭和を語るにふさわしい。いまだ書かれざる裏面と、その驚愕すべき「悪」のスケールを活写する。いまだ書かされざる政商の実像に肉迫! 昭和とともに生きた一代の怪物の生涯を描く。

1993.11.04発売
一般人名語録
講談社文庫
日本全国の一般人が創った名言。これはホンの一例です…「単身不妊と書いたヤツがいる!」…言葉の力強さとスゴ味に驚きます! ーーまたまた日本全国1億2千万人が創った名言・箴言・格言・警句。すごいものです! 一般人が生みだす言葉の力強さと皮肉とスゴ味は。たとえば「今日も無事、小便できる幸福よ」……。本当にじっくり読んでみて下さい。何か痛快な気持ちになって、日本と自分の置かれた状況が見えてきませんか。どうぞ御愛読を。

1993.11.04発売
エノケンと呼ばれた男
講談社文庫
日本中を笑いの渦に巻きこんだ喜劇王の素顔を克明に追う。浅草オペラの華(はな)を咲かせ、あの“洒落男(しゃれおとこ)”を唄い、そして孫悟空で舞台に映画に大活躍したエノケン。短身・塩辛声(しおからごえ)が奇妙に調和したアチャラカ喜劇の魅力は何か。貴重な写真資料と関係者の証言を駆使して、表面からは窺(うかが)いしれなかった生涯を明かす。

1993.11.04発売
メトロ・クル-ジング
講談社文庫
今日もメトロは、さまざまな恋人たちを乗せて、東京の地下を走る――。かき消されそうな小さなハート、デパートでデイト、わがままカップル・コンテスト、すれ違いの待ち合わせ、反対側のプラットホーム……など、26組の恋人たちが繰り広げる、ささやかで、ひめやかでちょっと過激なラブ・ストーリー。『恋人たちのデジャ・ヴュ』改題

1993.11.04発売
雪列車連殺行
講談社文庫
上野着の車内で車掌が発見した男の死体が消え、24時間後に都内のデパートでマネキン人形として飾られていた! 男は蔵王を開発中の会社の役員。上野署の牛深・松島コンビは蔵王に出向く。するとそこでも奇妙な事件が続発しついに殺人が。昔話をひっかける犯行に、誰かの呪いの意志が? 奇想本格長編。(講談社文庫)
上野着の車内で車掌が発見した男の死体が消え、24時間後に都内のデパートでマネキン人形として飾られていた! 男は蔵王を開発中の会社の役員。上野署の牛深・松島コンビは蔵王に出向く。するとそこでも奇妙な事件が続発しついに殺人が。昔話をひっかける犯行に、誰かの呪いの意志が? 奇想本格長編。

1993.11.04発売
忘れ蝶のメモリ-
講談社文庫
記憶を1日に2日分ずつ忘れ、蝶に食べられてしまった彼女は、20歳の誕生日には、すべての記憶を失なってしまう。しかも、それは明日なんだ!! 不思議な少年といっしょに帆立貝転送機に乗った私は、忘れ蝶をさがして、記憶装置の迷宮へ……。取り戻したのは、彼女の?それとも私の記憶? 俊英が放つ異色の長編作。

1993.11.04発売
中華帝国志(下) 離合集散編
講談社文庫
中国的離合集散とは? 権力を維持しおのれの勢力を扶植するために、人々はいかなる動きをするのか? 軍人の、廷臣の、また皇帝の、それぞれの立場にかいま見える、損得勘定。宋・明朝に典型を据えて、中華人民共和国に到るまでの中華帝国の実相を、その歴史の流れを、大胆に解剖する中国史早わかり。典型的態様でとらえる中華帝国史の流れ!(全3冊)

1993.11.04発売
飢餓旅行
講談社文庫
昭和21年が明けて間もなく、恩田幸吉(おんだこうきち)の一家は、勤務先の淡路島から彼の故郷である九州宮崎へ旅行した。戦死した長男の遺骨を故郷の寺へ納めたいというのが幸吉の強い希望であった。妻、次男、三男、末娘と、総勢5人の家族旅行は、この時代においては無謀とも思えたが、幸吉はなぜかこだわった。戦後日本の家族の絆。涙と笑い、愛と感動の抒情紀行。

1993.11.04発売
ことわざ雨彦流
講談社文庫
平成のことわざ師が伝える処世の知恵。ことわざとは、「言の業」だ。処世の知恵を伝える短いフレーズの中に、万感の思いがこめられている。その「ことわざ」にコラムの達人が、さらに人生のスパイスをたっぷり利かして料理する。馬には乗ってみよ人には添うてみよ。そして『ことわざ雨彦流』を読んでみよ。

1993.11.04発売
猫を数えて
講談社文庫
「独り者学校」の必須課目は「同音意義語」に「公平感覚」、「ソプラノと油絵」ならびに「恋の確率」。「ドメスティックな女」が「石とダイヤモンド」の「薄い関係」に「景子の家」で「猫を数えて」いたら気がついた……。阿刀田ファンおまちかね!!男と女の愛のレッスン10教程。素敵な恋の成就が修了証の代わりです。

1993.11.04発売
寝台急行銀河の殺意
講談社文庫
謎の美女を追って浦上伸介が活躍する会心作秋田県横手の安アパ-トで毒殺された男は、横浜にある会社の経理係で、億単位の金を横領の上逃走中だった。犯人は共犯者か。やがて謎の美女も浮かぶ。本格長編。

1993.11.04発売
東京23区動物探検
講談社文庫
高島平にイワツバメの巣造りを見に行ったり、カラスの生態を観察するために早朝の銀座にくり出したり、トレンドウォッチャーが追いかけるユニ-クな動物観察日記ーー僕たちのメガロポリス東京から、いつのまにか消えてしまった、昆虫や鳥や小動物たち。わずかな水辺や木陰、あるいはビルの谷間で、彼らはしたたかに雄々しく生きていた。そんな動物たちのユニークな都会生活観察記(シテイライフウオツチング)。セミやトンボ、カラスも、同志に見えてくる?