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反橋・しぐれ・たまゆら
1992.09.03発売
反橋・しぐれ・たまゆら
著:川端 康成,解説:竹西 寛子
講談社文芸文庫
“あなたはどこにおいでなのでしょうか”戦後間もなく発表された「反橋」「しぐれ」「住吉」3部作と、20余年を隔て、奇しくも同じ問いかけで始まる生前発表最後の作品「隅田川」。「女の手」「再会」「地獄」「たまゆら」他。歌謡・物語、過去、夢、現、自在に往来し、生死の不可思議への恐れと限りない憧憬、存在への哀しみを問い続ける、川端文学を解き明かす重要な鍵“連作”等、13の短篇集。
南神威島
1992.09.03発売
南神威島
著:西村 京太郎
講談社文庫
南海の無医島に赴任した青年医を襲った恐怖の元凶とは? 人気作家の私家版秀作集、堂々登場! ーー南の無医島に赴任した青年医を待ち受けていたのは、島の奇妙な風習。それは、美しい自然に似合わぬ人間くさいものだった。やがて島に発生した伝染病の謎とは? 恐るべき惨劇の真相とは? 超人気作家が20余年前に自信を込めて私家版とした「幻の名作集」が、堂々とよみがえる。ファン必読の作品集!
電子あり
流星刀の女たち
1992.09.03発売
流星刀の女たち
著:森 雅裕,装丁:岸 顯樹郎,装画:森 雅裕
講談社文庫
刀鍛冶三代目環と仲間たち。文庫オリジナル月見里(ヤマナシ)光朝の助けをえて、たった一人で隕鉄をもとに名刀造りに挑む一尺八寸(カマノエ)環。悪徳政治家の邪魔もはいって、てんやわんやの大騒動が
陰謀のK-7
1992.09.03発売
陰謀のK-7
著:ジェラルド・ポズナ-,訳:柴田 都志子,装丁:辰巳 四郎
講談社文庫
エイズを超える悪魔のウィルスがロンドンのCIA秘密研究所から盗まれた。犯人はKGBの狂犬組織VKR。研究所の職員を皆殺しにし、1粒1000人の殺人力を持つK-7カプセルを手に、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコをはじめ世界各地を転々と……。CIAはぐれ狼マクギニスとの決戦を描く傑作長編!
ショ-トショ-トの広場(4)
1992.09.03発売
ショ-トショ-トの広場(4)
編:星 新一
講談社文庫
プロの作家も顔負けの、すばらしいアイデアと生きのいい文章の、極上のショートショート60編。人生の喜怒哀楽、森羅万象を、一瞬のうちに照し出し、読者をアッと驚かせてくれるショートショートを読む醍醐味を満喫させてくれる好評シリーズ第4巻。選者星新一氏による全作品への選評つき。
誰彼
1992.09.03発売
誰彼
著:法月 綸太郎
講談社文庫
謎の人物から死の予告状を届けられた教祖が、その予告通りに地上80メートルにある密室から消えた! そして4時間後には、二重生活を営んでいた教祖のマンションで首なし死体が見つかる。死体は教祖?なぜ首を奪ったか? 連続怪事の真相が解けたときの驚愕とは? 新鋭の骨格豊かな力作。(講談社文庫) 謎の人物から死の予告状を届けられた教祖が、その予告通りに地上80メートルにある密室から消えた! そして4時間後には、二重生活を営んでいた教祖のマンションで首なし死体が見つかる。死体は教祖?なぜ首を奪ったか? 連続怪事の真相が解けたときの驚愕とは? 新鋭の骨格豊かな力作。
C.W.ニコルの黒姫日記
1992.09.03発売
C.W.ニコルの黒姫日記
著:C.W・ニコル,装丁:凱風舎,解説:竹内 和世
講談社文庫
C・W・ニコルが黒姫から発言する警告の書木。森。山。地球。自分たちが生かされている環境全体に目をむけることなく、自分勝手に振る舞う日本人たちにC・W・ニコルが黒姫から再考を促す辛口エッセ-。
新ビジネスエリートの理論武装
1992.09.03発売
新ビジネスエリートの理論武装
著:高橋 文利,装丁:原 研哉
講談社文庫
今こそ必要な9つの実戦セオリー。生活や仕事の発想を大胆に変えよう! ーー「KKニッポン」の常識は、国際社会には通用しない。バブル経済の崩壊をみよ。「カローシ」をみよ。今こそ常識をくつがえせ。生活や仕事の発想、会社内での身の処し方、国際感覚など、ラディカルに提言する、9つの実戦セオリー。国際派経済記者が、グローバルな視点から、あなたに贈る未来へのパスポート。
電子あり
戦国の風
1992.09.03発売
戦国の風
著:谷 恒生,解説:権田 萬治,装丁:熊谷 博人,装画:百鬼丸
講談社文庫
織田信長と武田勢の決戦は、刻一刻と近づきつつあった。漢方問屋・倶梨伽羅屋弥九郎こと若き小西行長は、信長の密命を帯び、自由貿易都市・堺の命運を担って、黒潮猛ける大海原を一路マラッカへ向けて押し渡ってゆく、壮大な航海に出発。苛酷な宿業の綾に翻弄される戦国の貴婦人や、青雲の野望を一剣に託した武芸者を乗せて……。歴史の転換期を描く壮大な戦国ロマン。乱世の戦さを根底から変えた信長に、三千挺の銃をもたらした小西行長の航海記録!
電子あり
大合併 小説第一勧業銀行
1992.09.03発売
大合併 小説第一勧業銀行
著:高杉 良,解説:佐高 信,装丁:岸 顯樹郎,装画:野中 昇
講談社文庫
第一銀行の井上薫、日本勧業銀行の横田郁両頭取は、渋澤倉庫社長の八十島親義の力を借りて、1年半前から極秘裡に合併計画を進めていた。スクープを放とうとする日本経済新開と根回しに万全を期す銀行側、大蔵省をも巻きこんだ攻防の陰で、シナリオは着々と進められる。世紀のドラマを描く実名経済小説。
埠頭の風
1992.09.03発売
埠頭の風
著:杉本 苑子,解説:清原 康正,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
幕末から明治の激変期を、熱く描く短編集。日本を追われたシーボルトが、許されて再び長崎港の岸壁を踏んだとき、娘お稲の胸中には……。文明開化の日本人と、訪れてきた異邦人との愛憎を描く傑作短編他。
電子あり
白い家の殺人
1992.09.03発売
白い家の殺人
著:歌野 晶午
講談社文庫
冬の八ヶ岳山麓の別荘で、深夜、可憐な女子高校生の死体が発見される!現場は密室状態で、不可能犯罪に見える。そこへ、青年探偵・信濃譲二が登場して調査を開始すると、それをあざ笑うかのようにまたもや惨劇が。しかし、われらが探偵の名推理が冴えて──。新本格派、渾身の長編推理第2弾。
未来妙法蓮華経
1992.09.03発売
未来妙法蓮華経
著:石川 英輔,解説:田加 優子,装丁:岸 顯樹郎,装画:加藤 直之
講談社文庫
宗教と科学を巡って描く壮大な人間ドラマーー釈尊が妙法蓮華経で説いた教えから、人間は何を学び、何を学ばなかったか――。人類がスペース・コロニーへ移住ができるほどに科学的進歩を遂げつつあるとき、はたしてその心と、とりまく自然は、どうあるべきか? 科学に宗教の視点を交錯させ、人間の真の幸せとは何かを鋭く追究する、壮大な傑作異色長編小説。<『SF妙法蓮華経』改題作品>
電子あり
0の殺人
1992.09.03発売
0の殺人
著:我孫子 武丸,解説:井上 夢人
講談社文庫
容疑者リストつき異色の新本格推理。 冒頭で明かされた容疑者たちのなかからあなたは真犯人を突きとめられますか? 物語の冒頭に置かれた<作者からの注意>に、驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち4人のリストが公開されている!この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは犯人を突きとめられるか?ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、異色の傑作長編推理。
迷路館の殺人
1992.09.03発売
迷路館の殺人
著:綾辻 行人,解説:相澤 啓三
講談社文庫
奇怪な迷路の館に集合した4人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は?気鋭が異色の構成で挑む野心的な長編本格ミステリー。
警察官ネコババ事件 おなかの赤ちゃんが助けてくれた
1992.09.03発売
警察官ネコババ事件 おなかの赤ちゃんが助けてくれた
著:読売新聞大阪社会部,装丁:熊谷 博人
講談社文庫
大阪府警、恐怖の「ネコババ事件」その全貌拾って届けた15万円が消えていた。届けた主婦を組織ぐるみで犯人にデッチあげようとした警察側。ぬれぎぬに泣く身重の主婦と冤罪事件追う日本新聞協会賞受賞作
電子あり
つば広の帽子をかぶって いわさきちひろ伝
1992.09.03発売
つば広の帽子をかぶって いわさきちひろ伝
著:飯沢 匡,著:黒柳 徹子,装丁:和田 誠,装画:いわさき ちひろ
講談社文庫
天才画家いわさきちひろの鮮烈な生涯を追う大正リベラリズムの豊饒に根ざし、戦中戦後の焼け跡の闇を駆けぬけた、ひとすじの光芒「ちひろ」の芸術と人生を、昭和史の舞台に焼きつける共著の画期的な評伝。
ひねくれ一茶
1992.09.02発売
ひねくれ一茶
著:田辺 聖子,装丁:鈴木 一誌,装画:鈴木 靖将
文芸(単行本)
吉川英治文学賞に輝く傑作 信濃の椋鳥・小林一茶の独自の俳境を求めた壮烈な人生。 〈わが星は上総の空をうろつくか〉仰ぎ見る星、それは花嬌だ。上総・富津の織本家の若い未亡人花嬌だ。花嬌がこの世にいるだけで、存在の芯軸があるような気がするのだ。〈美しき団扇持ちけり未亡人〉──本文より
支店長・最後の仕事
1992.09.01発売
支店長・最後の仕事
著:江波戸 哲夫,装丁:荒川 じんぺい
文芸(単行本)
経済小説の俊英が鋭く描く銀行の最前線! 巨大市中銀行と信用金庫の合併。旧信金グル-プの牙城飯田橋支店長を命じられた元全共闘が直面する人事の葛藤。崩壊したバブルにからむ融資の罠。
京人形の館殺人事件 <赤かぶ検事奮戦記>
1992.09.01発売
京人形の館殺人事件 <赤かぶ検事奮戦記>
著:和久 峻三,装丁:熊谷 博人,装画:福田 隆義
講談社ノベルス
おなじみ赤かぶ検事が挑むお雛さま殺人事件生身の男女が雛壇に並ぶ奇祭「生雛祭り」で、お雛さま役の美女が、見物していた赤かぶ検事たちの目前で絶命した。杯には毒が、そして背中には槍が!傑作推理。