新刊書籍
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1991.11.20発売
ことわざの科学
ブルーバックス
「雷は高い所に落ちる」というのは本当か?雷が鳴っても避雷針があるから大丈夫と思うのはマチガイ! 水平落雷があるから平地でもご用心.諺に科学の光をあてると正しい諺,間違いのある諺が見えてくる.
1991.11.20発売
小事典からだの手帖 パ-ト2
ブルーバックス
身体を構成する骨206個のすべてがわかる子供は産道を4回転して生まれてくる.胎児の骨が産道を傷つけないしくみである.骨の数や分類から,構造や役割,骨の病気まで多くのトピックスを交え解説する.
1991.11.20発売
らくらく相対論入門
ブルーバックス
常識と直感さえ捨てれば相対論は理解できる素粒子のふるまいから宇宙の起源・未来にまでかかわる相対論は,慎重に考えさえすれば誰にでもその核心を理解できる.理論の基礎から宇宙論までをやさしく解説.
1991.11.20発売
江崎まりファースト写真集VIVA MARI
写真集・画集
’89年度MISSマガジングランプリ. ソニ-レコ-ド91年度ナンバ-ワンアイドル江崎まり南の島で特写した綺麗で過激なビキニ.可憐でイノセントな17歳の少女のエッと驚く過激なポ-ズ.
1991.11.19発売
知らないとそん500
すぐに使える,べんりなもの知り事典. 学用品のゆかいな使い方,インスタントラ-メンのおいしい食べ方など,学校の先生も,おとうさん・おかあさんも,あっとおどろく豆知識がぎっしりだよ.
1991.11.19発売
織田信長 歴史おもしろゼミナール
信長の生涯と戦国時代の情報をくわしく紹介戦乱の世をたて直すために現れた天才,織田信長の一生と戦国時代を資料画を加えて構成.子どもの興味ある武将を通して,歴史のおもしろさを深める話題の書.
1991.11.19発売
アラビアン・ナイト(5)
青い鳥文庫
「船乗りシンドバ-ドの物語」ほか3編収録アラビアンナイトの世界がもつおもしろさを伝える代表作「船乗りシンドバ-ドの物語」「アラジンと魔法のランプ」のほか「三つのリンゴ」の3編を収録.
1991.11.19発売
淋しくないよ
結婚したい女優ナンバ-ワン. 女優人気でもトップクラスに位置する田中美佐子.いまいちばんオシャレな女性の自然な生きかた,25歳までのわたし,男をめぐる断章,いい女になる方法.
1991.11.18発売
エピソ-ドで綴るモ-ツアルトの生涯 ちょっと意外な話37
幼い日の天才ぶり,ゲ-テのモ-ツアルト評天然痘で死の淵をのぞく,虫歯で悩む,騎士に列せられる,失恋で4日間泣き暮らす,借金王,死の謎――ちょっと意外なモ-ツアルト秘話37.写真アルバムつき.
1991.11.18発売
気品ある女性のおしゃれ学
気鋭服飾デザイナ-が語るオシャレの真髄!日本の上流階層に多くのファンをもつ雪三郎が,初めて若い女性のために書き下ろしたファッション教科書.さまざまなアイテムにふり回されない基礎が学習できる.
1991.11.18発売
怒濤の人吉田茂伝
冷戦が終わり,いま吉田外交がよみがえる!吉田路線は二つあった.一つは経済大国となって実現したが,ポスト冷戦,冷たい平和の時代を迎えたいま,吉田外交の課題は終わっていない.吉田外交の本質を衝く

1991.11.18発売
これからの「老い」―老化の心理学
講談社現代新書
自分はいま人生の行程のどこにいるのか。「老人」にはまだ間があると思っていてもさまざまな老化のサインが送られている。それらをどう受容し、豊かな高齢期をどう準備するか。人生上の自己確認、子・孫に対する姿勢、楽しみの創造、ぼけの予防など、よりよい加齢のための提言。
高齢者についての知識――各文章を読んで(略)チェックして欲しい。
(1)65歳以上の人の中で、90歳以上の人の占める比率は10%前後である。正・誤
(2)大多数の老人は70歳を越える頃からぼけ始める。正・誤
(3)少なくとも1割の老人は養護老人ホーム・特別養護老人ホームなどに長期に入所している。正・誤
(4)ほとんどの老人は自分の型にはまっていて、それを変えることが難しい。正・誤
(5)大多数の老人は社会的に孤立している。正・誤
(6)75歳以上の男性の約半分は1年間に1日も病床についていない。正・誤
(7)年間に死亡する日本人の約70%は65歳以上の人である。正・誤
(8)肉体的な力は老人になると衰えがちである。正・誤
(9)65歳以上で自動車を運転する人は若い人より事故を起こす率は低い。正・誤
(10)およそ8割の老人は健康で、ふつうの生活を送るのに差支えない。正・誤
(11)老人は何か新しいことを学ぶのに、若い人より時間がかかるものである。正・誤――本書より

1991.11.18発売
デパ-トを発明した夫婦
講談社現代新書
19世紀半ば、パリに産声をあげた、世界初のデパート〈ボン・マルシェ〉。衝動買いを誘うウィンドウ・ディスプレイ。演奏会、バーゲンなど集客戦術。〈必要〉から〈欲望〉へと、消費のキイワードを一変させた天才商人、ブシコーとその夫人の足跡を追う。
「白」の展覧会――大売出しの始まり――バーゲンの終わった1月下旬のある寒い日、売上げの落ち込みを回避する方法はないものかと思案しながら窓の外の冬景色をぼんやりと見つめていたブシコーは、空から降ってくる粉雪に目をとめた。その瞬間、「白」という言葉が頭にひらめいた。業界用語では、白(ブラン)とは、リンネルや綿布などの白生地を使ったワイシャツ、ブラウス、下着、シーツ、タオル、テーブル・クロスなどのことを指す。ブシコーは、暮れの大売り出しと年頭のバーゲンのあと、春物を売り出すにはまだ寒いこの時期に、季節商品とは関係の薄いこの「白物」を集中的に売り出すことを思いついた。かくして、2月の初め「エクスポジシオン・ド・ブラン」と銘打った「白物」の大売出しが始まった。それは、エクスポジシオン(展覧会)というにふさわしい、ありとあらゆる白生地商品のオンパレードで、店内の多くの売り場がこの商品の展示のために使われ、店内はまさに白一色の銀世界と化した。――本書より

1991.11.18発売
精神病理からみる現代思想
講談社現代新書
離人症における自明性の解体、分裂病が示す自他認識のエポケー、失語症にみられるシニフィアンの交錯など、精神病理を題材に、現象学、フロイトから、ラカン、デリダへと至る、現代哲学にアプローチ。
意味=ロゴスを疑う――フロイトが自我に対して無意識をもち出してきたとき、すでにそれは、「純粋自我」とか「純粋な私」といった近代特有の思想的前提が、いかに疑わしいものであったかを告発しているのだ。同様にわれわれはまた、純粋な「現在」とか純粋な「意味」というものの存在根拠をも、根本から疑ってみる必要があるのではないか。……意味の純化はすでにひとつの暴力にほかならない。それはフーコーが見事にあばいて見せたように、いつか必ず「ヒューマニズム」の名のもとに、そのテリトリーに属さぬものを「病者」として抑圧監禁する、暴力的本性を露わにしてくることだろう。繰り返し言っておこう。われわれはハイデッガーやデリダやラカンのために近代批判や形而上学批判をするのではない。たんにその必要があるからそうするのだ。――本書より

1991.11.18発売
故事成語
講談社現代新書
人生禍福のとらえがたさを示す「塞翁が馬」、滅びゆく美しきものを惜しむ「佳人薄命」、政治的心理の恐ろしさを表わす「狡兎死して良狗烹らる」、恋人同志を結ぶ“赤い糸”の出典「月下氷人」。悠久の中国が生んだ風格ある言葉の森を歩き、人生の底知れぬ奥行を読み味わう。
故事成語の国、中国――中国は文字の国といわれているが、ある面ではそれを、故事成語の国といいかえることができるであろう。三千年の久しきにわたって、中国の人々は絶ゆることなく厖大な文籍の山を築いてきたが、それとともにおびただしい故事成語をも生んできた。旧時代の知識人は、文字通り故事成語の洪水の中を泳ぎまわるような生活を送っていたといっていいが、その伝統は今日でもなお脈々と生きており、知識人の条件の一つに、成語を自在にあやつることができるかどうかをあげてもいいほどである。故事成語こそ、まさに中国語の中の精華であり、またおそらく世界の多くの言語の中でも独特の風格をもった、中国語特有のものといえよう。故事成語はまた、いにしえの人々が悩み、苦しみ、喜び、悲しみ、愛し、争った実際生活の中から生まれたものであり、長い歴史の試煉にたえ、無数の人々の共感を得て生き残った中国人の霊魂ともいうベきものである。――本書より

1991.11.18発売
教室ではおしえない地球のはなし
ブルーバックス
地球は豆腐のように軟らかい!
豆腐の上にパチンコの球を置いたら、どうなるでしょう。球は、自分の重さで豆腐の中に沈んでいってしまうはずです。では、どのくらい大きな鉄の球を地球の上に置いたら、地球の中にめり込んでいってしまうのでしょう。直径20キロメートルもあれば十分。東京でいえば、23区がすっぽりと覆われてしまうくらいの巨大な球です。しかし地球をタマゴの大きさにたとえたときには、仁丹の大きさどころか、そのわずか10分の1。こんな大きさの鉄の球を支えきれないほど、じつは地球は軟らかいのです。(本文より)

1991.11.15発売
芸人魂
「マルセ太郎という芸人を御存知か。御存知ならば演芸の世界にかなりくわしいお方であろう。私が現在1番注目している芸人です」──色川武大
「色川武大さん、マルセが本を書きました。あなたの愛した芸人が、可笑(おか)しくて哀しい人々を鮮やかに書きました」──永六輔
ある月、お客が1人というときがあった。誇張ではなく、本当に1人なんだ。扉を開けてステージに出たら、たった1人の客がいた。誰かに侮られているような気分だった。それでも僕は何事もない風に、1時間半喋り演じた。演じる僕よりも、1人のお客さんの方が堪(たま)らなかったろう。有難う。いまもしこれを読んで、あのときの客は俺だよ、と名のってくれたら会いたい。──本文19ページより
1991.11.15発売
パセリ・エイジ
文芸(単行本)
短大生たちのレズビアン感覚を描く青春小説いつも黒い服を着ていた謎めいた少女かなえ.食卓に飾られた青く苦いパセリを口に含んだとき,短大生愛子は男ともだちとは異質の危険を知る.新鋭作家の学生小説
1991.11.15発売
今川義元
桶狭間の戦いで信長にやぶれた悲運の武将.戦国時代,17歳で今川家をつぎ,やがて甲斐の武田氏,相模の北条氏と同盟をむすび,東海道筋を制した.京へのぼるとちゅう織田信長に破れた悲運の武将を描く.

1991.11.15発売
明智光秀
自分の城を追われ、放浪の旅をつづけながら、武芸と学問をおさめた明智光秀は、織田信長につかえた。光秀が、なぜ主君信長を本能寺におそったか、そのなぞの一生を描く。