新刊書籍
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1990.09.06発売
ほのかに白粉の匂い
講談社文庫
女の人生の充実とは何かを考えるエッセイ。いい女になるための手引き、男たちとのつきあい方…女の一生に起こるさまざまな問題を面白く味わい深く語り、女の心のひだを深くする! ーーお嫁にいくのも大事だけれど、もっと多様な生き方も、探してみたい。慕わしい先輩にめぐりあい、女であることのときめきを、受け継いでいきたい。ものを考える力がついたとき、女は色あせない魅力を持ち、そのとき、視線はあるがままの男に、やさしく注がれるでしょう。女の人生の充実を語る、楽しいエッセイ。

1990.09.06発売
その人を愛せますか けっして後悔しない愛、性、生き方
講談社文庫
女性はとかく、過去の愛を引きずり、現在を生きがち。それに対して、男はいつも、現在・未来のために女性を求める。このとき男が求める女性は、およそ2つのタイプがあり、星型とクッション型だ。さて、あなたは、男の希望の星? それとも家庭で安らぎを与えるクッション型? その選択のために、本書は役立ちたいのです。ベスト・ラヴを得るための好著。恋の綱引きが上手になるテクニックを教えます!
1990.09.06発売
講談社パックス英和・和英辞典(革装)

1990.09.05発売
サマー・オブ・パールズ
あの夏の日々……、ほんとに好きになったのはだれ?
宝石箱の中の真珠のように、傷つきやすい季節(とき)の恋。
ひと夏のあいだに株でひともうけして、好きな女の子にパールの指輪(リング)をプレゼント……のはずだったのに、進の夏は、なぜか思いもかけないなりゆきに。
1990.09.05発売
ギリシア人の数学
講談社学術文庫
数学史におけるギリシア数学の今日的意義。ギリシア数学の現代数学への最大の遺産は、<証明の発見>である。古代オリエントに始まる数学の系譜を通観し、ギリシア人が形成した論証数学の特質を解明する。

1990.09.05発売
日本近代美術史論
講談社学術文庫
日本美術の「近代」は、西欧絵画との魂を揺さぶる出会いから始まった。洋画を拓いた由一、清輝。日本画の芳崖、大観、春草。また彼らとフェノロサ、天心との運命的な交錯……。近代美術の黎明からその展開期にかけての、伝統と革新のせめぎ合いの諸相を、本書は先駆者たちの内面に分け入り追究する。著者の卓越した眼力と厳しく鮮やかな論証に目を覚まされる、美術史学の真の名著をここに贈る……。
1990.09.05発売
引用句辞典の話
講談社学術文庫
引用句辞典の活用法を平明な語り口で解説.英語の引用句辞典は実用的に使われるだけでなく英語で表現された考え方を読みとる格好のテキストでもある.引用句辞典を紹介しつつ,背景の文化面にも言及する.
1990.09.04発売
水域
文芸(単行本)
青年は舟をうかベて旅立ち,女に出会った!ただ流れているかのようにみえる水の奥の底深い真実.いつのころか,水におおわれてしまった地球のうえで,人生の神秘をさがし求めて旅する人々を描く傑作長篇.

1990.09.04発売
柳生月影抄-名作短篇集(二)
様々な素材と趣向とテクニック。著者の才華がほとばしる短編の数々。――柳生流は無刀を兵法の極意とする治国の剣。しかし宗家但馬守は、大目付の職権をもって諸大名を糾弾し、彼らの怨嗟を一身に浴びていた。剣聖の公私にわたる波瀾の心中を描く表題作「柳生月影抄」のほか「下頭橋由来」「脚」「べんがら炬燵」「大谷刑部」「鬼」「春の雁」「旗岡巡査」「茶漬三略」の8編を収録する。

1990.09.04発売
治郎吉格子-名作短篇集(一)
みごとな仕上がりで、思わず息をのませる短編の名品佳作。――江戸を荒しまわった掲句、上方に高飛びしてほとぼりの冷めるのを待っていた鼠小僧。ムズムズしてきた例の手くせと持ち前の義侠心が、女のことから暴発した表題作「治郎吉格子」。ほかに「増長天王」「醤油仏」「八寒道中」「野槌の百」「銀河まつり」「無宿人国記」「雲霧閻魔帳」の7編を精選して収録する短編名作集。

1990.09.04発売
親鸞(三)
美しい玉日の代りに善信(親鸞)が得たものは、宗門を挙げての非難、迫害であった。それは、法然、滋円、親族にも及ぶ糾弾であった。遠流も辞せず!善信の不退転の決意は揺るぐことなく、未曽有の法難に耐えぬく。――発表当時、菊池寛は、「親鸞の信仰は時代を抜きにしては語れない。この時代の中に親鸞を捉えるという大手腕は、この著者をおいては考えられない」と絶讃した。

1990.09.04発売
かんかん虫は唄う
かんかん虫とは、ドック入りした船のサビ落しをする港の自由労働者。かんかん虫のトム公は、14歳ながら札つきの不良少年。しかし、曲ったことは大嫌い。彼が傲慢な金持ちを憎むのは、相応の理由があった。少年時代の横浜(はま)の見聞をもとにした「かんかん虫は唄う」は、自伝的要素に満ちた異色作。必死に生き抜くお島母子に、幼き日の著者の懐(おも)いがこめられた「色は匂えど」を併録。

1990.09.04発売
剣難女難
大正14年に創刊された国民雑誌「キング」に発表されたこの作品で、従来の幾つかの筆名に別れを告げ、新たに吉川英治が誕生した。――美男で剣を見るのさえ身体がふるえる春日新九郎が、兄の仇、富田三家随一の名人、鐘巻自斎を相手に戦うまでの数々の辛苦と、剣難女難。――この1作が呼んだ反響、つづいて生れた幾多の名作。本書は、吉川文学の輝かしい原点といえよう。

1990.09.04発売
中原中也全訳詩集
講談社文芸文庫
季節(とき)が流れる、城寨(おしろ)が見える、無疵な魂(もの)なぞ何処にあらう? (『ランボオ詩集』幸福)早熟な詩才・中原中也が、死の直前に刊行した『ランボオ詩集』。唯一の全訳詩集として流布し、同時代を激しく揺るがせた。生前の三冊の訳詩集に未定稿を加え、全翻訳詩を収録。

1990.09.04発売
わが光太郎
講談社文芸文庫
“私がじかに接し得た巨人は高村光太郎ひとりだった”詩人の魂がもう1つの孤独な魂と深く共鳴する――。合理と神秘、頑固と寛容、繊細と強靱、比類ない高さ。光太郎40代からその終焉まで、敬愛し、親炙した「巨人」の姿を、わが心のなかに鮮やかに構築する。草野心平「高村光太郎論」の一大集成。読売文学賞受賞。

1990.09.04発売
手の変幻
講談社文芸文庫
絵画映像など全ゆる手の変幻清岡卓行の想像の冒険ーーミロのヴィーナスがあのように魅惑的なのは、彼女が、その両腕を故郷であるギリシアの海か陸のどこか、いわば生ぐさい秘密の場所にうまく忘れてきたからだ。絵画・映像・音楽その他のあらゆる「手」の変幻を捉え、美や真実の思いがけない秘密の瞬間を析出した、清岡卓行の鮮やかな詩的想像力。エッセイ文学の名品。

1990.09.04発売
風流尸解記
講談社文芸文庫
まだ焼け跡の残る敗戦直後の東京の町の片すみで男は抱いた少女の裸身の背後に、朽ち果てた無残な女たちの尸(しかばね)の幻影を見る。恋の道ゆき、地獄廻りのものがたりに、人間の哀しさ、愛しさと残酷さを容赦ない筆致で剔出する『風流尸解記』。芸術選奨受賞。『蛾』『手』『心猿』『姫鬼』『獲麟』『樹懶』の6短篇を併せて優れた現代詩人金子信晴の遺した全小説7篇を集成。
1990.09.04発売
単位の小辞典-SI換算早わかり
使い慣れている単位から直接SI単位へ。 小項目方式で、今使っている単位を探せばすぐSI(国際単位系)単位への換算ができる便利な辞典。SIで悩んでいるすべての人のポケットに。
1990.09.03発売
列車消失
講談社ノベルス
七輌編成の列車の六輌目が走行中に消えた!36名の乗客を乗せたまま忽然と消えた列車はどこに? 巨額の身代金の要求が届いた時,事件は誘拐と判明,犯人が駆使した大トリック解明への挑戦が始まった!
1990.09.03発売
はみだし者
講談社ノベルス
妻が夫を裏切り現金強奪。バイオレンス巨編万引きを見つかった妻は、脅迫者に体を奪われた。夫は妻の凌辱シ-ンのビデオテ-プを送りつけられ、ついに夫婦は崩壊。夫は脅迫者への復讐の牙を研ぐ!