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パラソルヘンべえシリーズ(1) ヘンべえがやってきた!
1989.11.06発売
パラソルヘンべえシリーズ(1) ヘンべえがやってきた!
原作:藤子 不二雄A,その他:C&D,その他:鈴木 伸一,構成:K-BOSSプランニング
講談社の絵本
作句歳時記 冬
1989.11.06発売
作句歳時記 冬
その他:楠本 憲吉,装丁:志賀 紀子
わかりやすく読みごたえのあるユニークな俳句実用書 失いしことば失いしまま師走 との辞世の句を残して逝った著者宿願の俳句入門書兼歳時記 歳時記、俳句入門書は踵を接して刊行されている。しかし、歳時記が入門書を兼ねているというものはない。そこで私は年来の宿願であった“歳時記兼入門書”の刊行を試みた。そのために厳選した例句の外に、鑑賞句をとりあげ、これを鑑賞すると同時にその中に作句のコツを入れる。この2点に力を注いだ。本書は「使う歳時記」よりも「読んで学ぶ歳時記」として刊行した。殊に「名句鑑賞」は本書の特徴といえよう。――この「歳時記」の特徴より
教行信証入門
1989.11.06発売
教行信証入門
著:石田 瑞麿
講談社学術文庫
『教行信証』は、浄土真宗の教義の根本理念を述べた書である。親鸞はいう、浄土の真実の心(浄土真宗)を考えるとき、如来の恵みによって与えられた浄土に生まれるすがたには、真実の教(おしえ)と行(ぎょう)と信と証(さとり)とがあると。本書は、親鸞研究に深い理解と見識をもつ著者が、難解な書とされる『教行信証』6巻の中から親鸞の言葉や教えを抽出し、その真意を平易に解説した。親鸞の思想と信仰の核心に迫る好著。
ランボオからサルトルへ
1989.11.06発売
ランボオからサルトルへ
著:平井 啓之,解説:蓮實 重彦,装丁:多田 進
講談社学術文庫
現代思想の源流である象徴主義の系譜を通観ランボオ、マラルメ、ヴァレリーからプルースト、そしてサルトルへ。20世紀の精神史をリードした巨人たちの作品を読み解きつつポスト・モダンの諸問題を考える
「近代の超克」論
1989.11.06発売
「近代の超克」論
著:廣松 渉
講談社学術文庫
座談会「近代の超克」は、昭和17年、各界知識人による“協力会議”を標榜して開かれた。“伝説的に有名”なこの会議は、不毛な体制讃美に終わったのか、それとも日本思想の極北たり得たか? 著者は、西洋哲学の超克を志向した西田哲学本来の構えに立ち返り、高山(こうやま)・三木ら京都学派の「世界史の哲学」の役割と限界を剔抉(てっけつ)する。近代知の対自化が課題とされる今日、本書の問いかけはいよいよ重い。
或る一人の女の話・刺す
1989.11.02発売
或る一人の女の話・刺す
著:宇野 千代
講談社文芸文庫
他の介入を許さず気儘に生きた〈放蕩無頼〉の人生。雪の上で夥しい血を吐き、狂い死した父は、娘に〈真っとう〉に生きろと教えた。しかし娘は、父の道をなぞるように更に鮮烈に生きた。70を越した女が、この世に生れ過した不思議を恬淡と語りかける「或る一人の女の話」。「刺す」を併録。自伝的傑作2篇。
電子あり
白頭吟
1989.11.02発売
白頭吟
著:石川 淳,解説:立石 伯
講談社文芸文庫
原敬により、院外団から、代議士、党幹部に引立てられ、拓殖会社の理事として辷り込む父・尾花晋作。3年前病死した正妻のあとになおった27歳の三輪子。洋行志望する前妻の子、主人公20歳の学生・尾花晋一。俗物・まがいもの行き交う、愛あり恋あり不倫あり、裏切り、謀略なんでもありの巷のなかで、昂然として、高貴なるものの光芒一閃。石川淳を代表する傑作。
電子あり
創造する組織の研究
1989.11.01発売
創造する組織の研究
著:野中 郁次郎,著:梅澤 正,著:井原 哲夫,装丁:プラスアイ,著:久野 誠之,著:大坪 檀,著:田中 真砂子,著:吉田 民人
激変する企業環境下の生残る<組織>とは?リストラクチャリング,日本的経営の国際化,経済のソフト化真只中の企業.その組織はどうあるべきか.組織と人間を多面的・学際的に捉え,知恵糾合の注目の研究
黒田如水
1989.11.01発売
黒田如水
著:吉川 英治
大作『新書太閤記』の1大分脈を成すのが本書である。秀吉といえども、独力では天下を取れなかった。前半は竹中半兵衛の智力を恃り、後半は黒田如水を懐刀(ふところがたな)とした。如水は時勢を見ぬく確かな眼をもっており、毛利の勢力下にありながら、織田の天下を主張。また、荒木村重の奸計に陥り、伊丹城地下牢での幽囚生活を余儀なくされながら、見事に耐えぬく。――若き日の如水を格調高く描く佳品。
電子あり
宮本武蔵(三)
1989.11.01発売
宮本武蔵(三)
著:吉川 英治
吉岡清十郎と雌雄を決す!武蔵の年来の宿望は、ここに実現の運びとなった。時、慶長10年正月9日。場所は京都・蓮台寺野。もし武蔵が勝てば、その名声は京畿を圧するだろう。――武蔵は思いのままに戦い、勝利をおさめたが、彼の得たものは、心の虚しさでしかなかった。一方、蜂の巣を突いたような吉岡一門から、一門きっての暴れん坊、吉岡伝七郎が鎌首をもたげてきた。
電子あり
宮本武蔵(二)
1989.11.01発売
宮本武蔵(二)
著:吉川 英治
沢庵の温かい計らいで、武蔵は剣の修行に専念することを得た。可憐なお通を突き放してまで、彼が求めた剣の道とは?だが、京畿に剣名高い吉岡一門の腐敗ぶり。大和の宝蔵院で味わった敗北感、剣の王城を自負する柳生の庄で身に沁みた挫折感。武蔵の行く手は厳しさを増す。一方、又八は堕ちるところまで堕ちて、偶然手にいれた印可目録から、佐々木小次郎を名乗ったりする。
電子あり
宮本武蔵(一)
1989.11.01発売
宮本武蔵(一)
著:吉川 英治
野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生(ひつせい)の代表作。若い功名心に燃えて関ヶ原の合戦にのぞんだ武蔵(たけぞう)と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから1年、又八の母お杉と許嫁(いいなずけ)のお通が、2人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は1人で帰ってきた。
電子あり
ハムレットの殺人一首
1989.11.01発売
ハムレットの殺人一首
著:岩崎 正吾,装丁:辰巳 四郎,その他:熊谷 博人
講談社ノベルス
異様な殺人事件を告げる合図は百人一首の札若くして隠棲した名ハムレット役者、山王未知雄の招きで、土地買い占めの嵐で廃村寸前の山王村を訪れたホレーショ役者、多岐が解かねばならない百人一首の謎!
聖なる死の塔
1989.11.01発売
聖なる死の塔
著:黒崎 緑,装丁:辰巳 四郎,装画:熊谷 博人
講談社ノベルス
黒魔術が徘徊する閉ざされた女学院の怪異!聖マリア女学院の塔から墜落死した修道女恵子。彼女から救いを求める手紙を受けとった〈私〉を襲う殺意は誰のもの? サントリーミステリ大賞読者賞受賞第一作。
燃える戦線
1989.11.01発売
燃える戦線
著:竹島 将,装丁:熊谷 博人,装画:生頼 範義
講談社ノベルス
世界征覇軍団と戦う矢沢高雄のラストバトル海底から世界を狙う恐怖プロジェクトが北海で動き出した! レバノンで戦友ジェリー・キーズとソ連原潜に乗りこみ、北の海底で見たのは、あの沢村ゆりの面影!?
Dの鏡-北海道バトル篇
1989.11.01発売
Dの鏡-北海道バトル篇
著:石井 敏弘,装丁:熊谷 博人,装画:角田 純男
講談社ノベルス
自殺者急増の謎! 傑作長編SFサスペンス大雪山に出動した特殊部隊は,西本雅一ひとりを除き全滅した.西本を救った少女・恵の体には,人類の存亡をかけた秘密が隠されているという.姿なき敵との闘い!
アジア幻想-モームを旅する
1989.10.31発売
アジア幻想-モームを旅する
著:村松 友,著:管 洋志,装丁:渡辺 裕二
文豪モームが東南アジアに残した?の正体 医師にして謀報員でもあったW.S.モームは多くの作品で東南アジアを舞台にしながら、決して現地の人を主人公にしなかった。その謎を追うフォト&エッセイ。
TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM トヨタ博物館
1989.10.30発売
TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM トヨタ博物館
編:トヨタ自動車
素人庖丁記パート2
1989.10.30発売
素人庖丁記パート2
著:嵐山 光三郎,装丁:安西 水丸
文芸(単行本)
エッセイ賞を受賞し絶賛された傑作食物読本丸谷才一氏・山口瞳氏らから高く評価された独自の視点による食物エッセイの第二弾.今回は「千円札のテンプラ」に始まり,「耕治人の料理」に至る粒揃いの15篇
とうすけさん笛をふいて!
1989.10.30発売
とうすけさん笛をふいて!
著:香山 彬子,絵:徳田 秀雄,装丁:久住 和代
青い鳥文庫
自然を愛する少年とチョウゲンボウの友情。ある日、東助は傷ついたチョウゲンボウ(タカの仲間)を助ける。その日から、少年と鳥との友情が芽生えるのだが……。自然の美しさ・大切さを訴えるファンタジー