新刊書籍
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1989.07.07発売
世界が見える日本が見える
講談社文庫
日本はエコノミック・アニマルという一種目制覇を狙ったスペシャリスト国家である。これで慢心し、向上心を捨ててはいけない。経済的・短期的利益を超えて、世界に対して、健全なリーダーシップを発揮できるようにならなくてはいけない。――国際社会の中での新しい国づくりを斬新な視点で考えた話題作。

1989.07.07発売
南アルプス殺人峡谷
講談社文庫
レジャーライターの釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)は、初夏の笹子奥野沢では女の全裸死体、また寸又峡の栗代川では身元不明の男の死体を発見する。2つの事件の関連は?男の所持品の中に渓流用の珍しい毛バリが1本。毛バリが語る男の隠された素顔。おなじみ釣部と上条アキのコンビの推理が冴える渓流ミステリー。

1989.07.07発売
トム=ソーヤーの冒険
青い鳥文庫
いたずらが大すきで、手がつけられないわんぱく、そのくせ、センチでお人よし――。そんな少年トムが、ミシシッピ川沿岸の小さな町を舞台にひきおこす事件の数々!海賊ごっこや洞窟たんけん、本物の宝さがしなど大冒険がつぎつぎに……。アメリカ文学の最高傑作です!

1989.07.06発売
百年前の報道カメラマン 磐梯山大噴火を激写
百年前の大自然の驚異が、現代によみがえり、目前にせまる!
福島県・磐梯山大噴火のすさまじさを決死の覚悟で撮影した写真師・岩田善平の誇りと信念をえがく。
1888年(明治21年)7月15日、福島県の磐梯山が大爆発をおこし、ふもとの村々は大きな被害をうけ、たくさんの死者をだした。横浜で写真技術を身につけ、ふるさとの福島県・喜多方で写真館をいとなむ岩田善平は、磐梯山の異変を知ると、暗箱(カメラ)、乾板(フィルム)、三脚などの撮影機材をかかえ、現場へかけつけた。善平の目的は、写真師として現場のもようを、ありのまま見つめ、後世に記録として残すことだった。そして、その鮮明な記録は、百年後の現代によみがえった……。それは、“報道カメラマン”としての使命をはたした写真師・岩田善平の誇りと信念の結晶でもあった。
1989.07.06発売
倒錯のロンド
文芸(単行本)
本格の旗手として期待の新人作家の長篇推理月刊推理新人賞に応募するため420枚の作品を仕上げた山本安雄は、ワープロでの清書を引受けてくれた友人にその原稿を失くされ、奇怪な殺人事件に巻込まれる…
1989.07.06発売
広重殺人事件
文芸(単行本)
浮世絵殺人事件三部作の掉尾を飾る書下ろし「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」に続く第三弾。山形県天童市、いわゆる“天童広重”を軸に、豊かな浮世絵知識と快調なストーリー展開で物語は進み意外な結末へ

1989.07.06発売
花園の迷宮
講談社文庫
横浜の遊郭に2人の少女が売られて来た。飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。

1989.07.06発売
1ダースの殺意 ミステリー傑作選・特別編(1)
講談社文庫
小説の名匠たち12人が綴った、ミステリーの秀作ばかり12編を特選。1960年代の精鋭の活躍が一望にできる、推理ファン必読のアンソロジー。
<収録作家>水上勉・佐野洋・黒岩重吾・笹沢左保・結城昌治・梶山季之・小松左京・戸川昌子・三好徹・戸板康二・多岐川恭・山村正夫

1989.07.06発売
阿蘇殺人ルート
講談社文庫
死者が殺人を予告? 十津川警部を翻弄する謎ーー火の国での殺人を予告する手紙が、東京警視庁に届いた。だが、差出人とみられる井上は、成城の自宅で死体となって発見された。3日後、阿蘇の雄大な裾野を走る急行「火の山」の車内で、不動産業者が殺される。そして再び、事件の続発を予告する電報が、警視庁へ。発信人は何と井上! 十津川警部を翻弄する奇怪犯罪とは?

1989.07.06発売
天狼星
講談社文庫
ファッションモデルが次々に殺され、バラバラ死体が発見された。死体には喰われたらしい痕跡があり、シリウスと名乗る犯人が山科警視に星座にちなんだ12人の女ともう1人、13人の殺人を予告してきた。生涯の宿敵シリウスと相まみえることになった名探偵・伊集院大介。待望の長編伝奇ミステリー。
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(13)あたらしいぶきVターボバズーカ
講談社の絵本
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(12)ターボレンジャーのぼうまじゅうずかん
講談社の絵本
1989.07.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(11)ターボレンジャーのスーパーアクション!
講談社の絵本

1989.07.05発売
密教の哲学
講談社学術文庫
人の心の深淵に眼をひらき、そこで成就される個と全との神秘的な合一に、初めて確かな洞察を向け、それを全身的に把握する実践と儀礼の体系をつくり上げた密教――。本書は、空海が体系化した教学を中心に、密教のもつ世界観・認識論・実践哲学・仏陀論などの基本的な構造を明らかにした。2000年に及ぶインド仏教の歴史全体の結実であり、また、仏教伝播の総決算ともいわれるその神秘思想に迫る。

1989.07.05発売
魚の博物事典
講談社学術文庫
古来、魚は日本人の生活と切っても切れない関係にある。本書は「魚博士」として知られた筆者が、日本人に特に親しい魚134種について、その生態から釣漁法まであらゆる情報をまとめた末広魚談義の集大成である。正確な生物学的知識にとどまらず、食生活・民俗・文学等人間生活の全般にわたって興味深い魚の話が展開する。人間通で博大な教養人だった著者ならではの絶妙の文章で綴る楽しい魚類百科。
1989.07.05発売
唯物史観と国家論
講談社学術文庫
マルクス主義国家理論の再構築に挑む力篇。物象化論でマルクス研究に新地平を拓き、今日の思想界を牽引する著者による唯一の国家論集。『ドイツ・イデオロギー』論等廣松理論の原像を示す貴重な論攷を厳選
1989.07.04発売
不倫は家庭の常備薬
文芸(単行本)
ふんわりとフリン7態,ニヤニヤ連作短篇集不倫は重すぎてできない,浮気なら……中年女と中・高年紳士のフリン7態を,ふんわりと関西弁でユ-モアにまぶして描く極健全印の連作短篇集.

1989.07.03発売
新・水滸伝(四)
最晩年の著者が、心血を注いで築きあげた壮大な中国絵巻!一騎当千の豪雄がそろい、民衆の与望をになって起つ梁山泊軍は、野火のごとく勢いを増す。権勢の人、高きゅうは、1万4000の大軍をもよおして泊軍を討たんとする。その秘密兵団こそ、連環馬軍であった。さしもの泊軍も色を失い、梁山泊始まって以来の大損害をこうむる。しかし梁山泊の智恵者は王手を逆にとり、難局を乗り切った。

1989.07.03発売
新・水滸伝(三)
囚われの身ながら濤陽楼の風光に見惚れた宋江は、即興の一詩をそこに残すが、謀反人の烙印を押され、あわや刑死という寸前、晁蓋たち梁山泊の面々に救い出された。二丁斧を使う李逵(りき)や姦婦巧雲を成敗した楊雄も仲間に加わり、梁山泊の勢いは、日に日に旺(さかん)となる。ここにその動きを警戒するのが、地元豪族の祝氏一族。ついに両者は激突し、悪戦苦闘の末、泊軍は勝利を収める。

1989.07.03発売
新・平家物語(九)
源平それぞれに明日の運命を賭けた寿永2年。――ひとくちに源氏といっても、頼朝は義仲を敵視しているから、三つ巴の抗争というべきであろう。最初の勝機は義仲がつかんだ。史上名高い火牛の計で、4万の平家を走らせた倶利伽羅(くりから)峠。勝ちに乗じた義仲は、一気に都駈けあがる。京洛の巷(ちまた)は阿鼻叫喚。平家は都落ちという最悪の事態を迎えるが、一門の心は決して1つではない。
火牛の計で平家の大軍を走らせた倶利伽羅峠。勝ちに乗じた義仲は平家を追って、一気に都へ駈けあがる。京洛の巷は阿鼻叫喚。平家は一門都落ちという最悪の事態を迎えた。しかし、一門の心と心は同じではない。