新刊書籍
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1987.03.09発売
青春の源流（３）本流篇
講談社文庫
激動の青春群像を鮮烈に描く大河小説第三部第二次インドシナ戦争へ突入した楯岡は、ベトナムの解放に死力を尽す。逢坂がヒマラヤに没頭している時、美穂はベトナム戦争の報道写真に楯岡を発見し驚愕する。
1987.03.09発売
緋の鯱
講談社文庫
白い裸身に映える緋色の鯱。好評第５弾！ ーー途方もない要求を突きつける謎の電話に対して、日本の警察官や検事は拒絶で応じ、次々に殺害されていった。司法の壊死を狙うこの狂気の電話の正体は？ 仙石文蔵らスーパーヒーローは、狂気の正体を追う。思念に浮かんだ悪魔は、白い裸身に緋色の鯱を描かれた美女の背後に……。空前のスケールで展開される痛快「鯱」シリーズの第５弾。
1987.03.09発売
伝教大師巡礼
講談社文庫
一途な情熱を過酷な修行で天台宗を開いた伝教大師＝最澄の全生涯！ 清らかな人間像を描き出す評伝紀行ーー一途な情熱と過酷な修行で、天台宗を開いた最澄（伝教大師）、そのゆかりの聖地を巡礼し旅をしながら、その風土を体験し記録と伝説の隙を作家の想像力で埋めて結晶させた、紀行評伝。比叡山に堂舎を整え、慕ってくる弟子たちを教化し、命がけの入唐を果たした真摯な宗教家の、晩年は空海との劇的な対立に苦悩する姿も鮮やかに伝え、高潔な魂の人の全生涯を語る傑作。
1987.03.09発売
鎖
講談社文庫
死体が4つ、転がっている。5つ目の死体を私は待っていた──。5年前まで一緒に芸能プロダクションを経営していた男から、突然連絡が入ったのだ。北海道の筋者に命を狙われているその男は私に借金を押しつけて逃げた旧友。だが、彼を見殺しにできない私は闘いに踏み込んでいく。男の心情を描く傑作！
1987.03.09発売
悪女軍団
講談社文庫
息つく暇もなく展開されるセックス・アンド・バイオレンスの強烈シーン――。堀越組組長の堀越軍次を殺された妻の涼子と娘の真紀・昌子たちは、豊満な女体を武器に、つぎつぎに真犯人を責めたてる。燃え上がる官能と立ちはだかる巨悪の接点に、恐怖の叫びと快楽の呻きが飛び交うのだった。「儀式は終りよ。さあ、送ってあげるわ。地獄に」……。女の秘密兵器で悪魔の城に突撃し、美貌のママと娘たちが演じる死とエロスの復讐物語。巨悪に鉄槌を！
1987.03.09発売
商いの心くばり
講談社文庫
消費不況の中で、小売業利益日本一を独走するイトーヨーカドー。驚異の高成長を続けるセブン－イレブン、デニーズなど、イトーヨーカドー・グループ28社の商いの心くばりとは何か！？グループの総帥が、売れる商品のポイント、人の心をつかむコツ、利益を生みだすノウハウなど、真髄を初めて明かす。
1987.03.09発売
修道士の首
講談社文庫
1987.03.09発売
ときがたりデカメロン
講談社文庫
悪党、若妻、修道僧、騎士などの多彩な人物がおりなす性と笑いの物語。大胆に官能を楽しむ笑いと愛の物語ーー機知ある悪党、不倫の若妻、女色にふける修道僧、強情が仇となる人妻、悲恋の王子と王女、復讐された高慢な未亡人、自分に克った聡明な老王など、多彩な人物が、人間の欲望を大胆に肯定し、愛と正義の与える不思議な力で、官能的生を楽しむ永遠の名作。男女のリアルな生活とその美醜をあますところなくとらえ、機智と哀歓に満ちた一幕として明るい笑いとともに、人間性を開放した、ルネサンス期の傑作の楽しい物語。当代随一の作家が、美しい言葉で面白く説き語る愛の物語集。永遠に新鮮な古典の親しみやすい説き語り。
1987.03.06発売
ぼくひとりでいけるよ
講談社の絵本
昭和６１年度講談社絵本新人賞受賞作の絵本こねこが小さな恐い体験を経て、ひとりでトイレに行けるようになるまでの成長を、統一感のある優しい色調と効果的な画面構成で描いた新人賞受賞の力作絵本。
1987.03.05発売
塀の中のプレイ・ボ－ル
文芸（単行本）
大人気安部譲二の『塀の中の……』物第二作『塀の中の懲りない面々』で衝撃的なデビューをした安部譲二の小説家としての第一作品集です。「塀の中の……」人たちの奇妙キテレツな人情物語は益々快調です。
1987.03.05発売
東京望遠鏡
文芸（単行本）
人間・山口洋子の素顔を浮彫りにした日記。昨日はあちら今日はここ、超多忙人間が一日を時間で区切って綴った日録風エッセイ集。筆者の生活、行動、交友関係が一目瞭然。率直な視点がファンの興趣を呼ぶ。
1987.03.05発売
光戦隊マスクマンシリーズ（３） がったい！グレートファイブ
講談社の絵本
1987.03.04発売
２１世紀の指導者を創る 松下政経塾
松下政経塾第一期生２３名の実践と抱負。 幸之助の私財拠出により成った政経塾の全貌を明らかにする。前途有為の青年の育成のため少数精鋭主義で全く個性的な教育をつぶさに取材し、社会変革の夢を描く。
1987.03.04発売
聖徳太子
講談社学術文庫
本書は、久しく法隆寺の再建・非再建をめぐって謎とされてきた諸問題を、文献批判と美術史家の立場から物のかたちを通して克明に論証したものである。たとえば、法隆寺建築の細部に初唐様式の影響が見られる点まぎれもない白鳳様式であること、法隆寺金堂再建のさい玉虫厨子の建築的意匠が模倣されたことなどを指摘し、あわせて太子の釈迦信仰の姿をさぐる。著書の『斑鳩の白い道のうえに』とならぶ、名著と評価の高い聖徳太子論。
1987.03.04発売
アメリカの民主政治（上）
講談社学術文庫
フランスの政治学者トクヴィルは、独立後のアメリカのデモクラシーの実態とその展望、本質探るため、1831年から32年にかけてアメリカを旅し、政治制度や成文法律を吟味、通観し、また政治的社会の現状を描写した。特に「アメタカでアメリカ以上のものを見た」というトクヴィルは、アメリカ社会の変らないもの、即ちデモクラシーの本質とその限界を見抜いていた。今日の大衆社会論への道を拓いた必読の古典的名著。（全三巻）
1987.03.04発売
万葉秀歌鑑賞
講談社学術文庫
万葉集の歌を発想の場に捉えて鑑賞した好著折口学的立場に立って、万葉びとの生活を生き生きと再現。その歌の生み出された背景を脳裏に深く印象づけることによって、見事に万葉歌鑑賞の水準を高めた入門書
1987.03.03発売
たばこおもしろ雑学事典
講談社の実用書
たばこに関するあらゆる情報、雑学の集大成コロンブスの新大陸発見以来、生活に深いかかわり合いをもってきたたばこについて、その歴史や浮世絵と喫煙具、意匠の移り変りなど、おもしろい話をぞくぞく発掘
1987.03.02発売
小説太平洋戦争（９）
昭和20年8月15日、ついにポツダム宣言を受諾、日本の敗戦はきまった。武人たちは簡潔な遺書を残して自決し、天皇は「責任は私が負う」とマッカーサー元帥に告げた。そして「何世紀もの文明を抹殺する思想」で東京裁判が始まる……。滅私奉公に徹し祖国の不滅を信じて逝った人への鎮魂の巨編、完結！
1987.03.02発売
柳生石舟斎
剣の道はかほどに奥深く、玄妙なものであったのか──柳生の里をおとずれた神陰流の流祖上泉伊勢守秀綱と立ち合ったとき、柳生宗厳（むねよし）は己れを愧（は）じた。慢心、うぬぼれ、未熟さ……目からうろこが落ちる思いでそれに気づいた宗厳は即刻秀綱に入門、切磋琢磨を誓う。無刀取り柳生新陰流の開祖石舟斎の半生。
1987.03.02発売
豊臣秀吉（６）
新しい時代の旗手たらんとする秀吉と織田家第一の猛将柴田勝家の対立がついに火を吹いた。だが旭日と斜陽の力の差は歴然、賎ヶ岳では鬼小姓加藤清正らが”七本槍”の巧名をあげる。三人の幼い姫（のちの淀君ほか）を秀吉の手にたくした勝家は、お市の方（信長の妹）とともに、北国のぐれんの炎のうちに滅んだ。
新しい時代の旗手たらんとする秀吉と織田家第一の猛将柴田勝家の対立がついに火を吹いた。だが旭日と斜陽の力の差は歴然、賎（しず）ヶ岳では鬼小姓加藤清正らが“七本槍”の巧名をあげる。3人の幼い姫（のちの淀君ほか）を秀吉の手にたくした勝家は、お市の方（信長の妹）と共に、北国のぐれんの炎のうちに滅んだ。