新刊書籍
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1965.11.16発売
世界に呼びかける東洋
講談社現代新書

1965.08.20発売
薬よりよく効くからだの事典 からだの手帖
ブルーバックス
なんでもきいてください
●この本にはあなたのからだのひみつが書かれています
●どのページからでもお読みください
●あなたのからだのどこをとっても眼をみはる造化の妙が光っているのです
●玄白らが小塚原の腑分(ふわ)けよりざっと200年……
●いま最新の科学があかす現代版「解体新書」
●スマートな話題がいっぱいのあなたのからだのガイドブックです

1965.08.16発売
英語の新しい学び方 なぜ日本人は上達しないか
講談社現代新書
英語上達のひけつは、なりよりも英語で考えること。日本語に訳すことはひとつの技術にすぎない。訳すまえに、英語で考え、感じること、これがたいせつである。本書は、英語教育の第一人者が、豊富な現場体験をもとに、なぜ日本人は英語が苦手か、その原因をつきとめ、真に力のつく英語学習法を、楽しく手ほどきする必読の入門書である。
英語で考える〈こつ〉電話が鳴ったら、The telephone.と思います。さもなければ、Oh the phone''s ringing.と思います。おなかがすいたら、Food.を想像します。あるいは、Oh I''m starved.といいます。「仕事をしようか、野球を見ようか」と悩むなら、ついでに、Shall I work or shall I watch the ball game?といってみます。英語で考えるチャンスは無限にあります。「考える英語」のおもしろさは、decideすることにあります。すくなくとも1日に1回は、なにかひとつ英語でponderしてdecideする習慣をつけていただきたいのです。――本書より

1965.08.16発売
クラシック音楽のすすめ
講談社現代新書
音楽に感動するとは、どういうことなのか。どの作曲家の、どの作品から始めたらいいのか。どの指揮者・演奏家がすぐれているのか。音楽をより身近なものに、と願う著者が、自身の豊富な音楽体験をとおして、クラシック音楽のもつ醍醐味を語り、鑑賞に必要な基礎知識を教える。
クラシック音楽は難解ではない――ベートーベンばかりがクラシック音楽ではないのです。モーツァルトのように軽快で優雅なもの、またヨハン=シュトラウスのように踊るためのものもあります。さらに『マイ=フェア=レディ』のようなすぐれたミュージカルもクラシック音楽として残るものだと考えます。クラシック音楽に気軽にはいっていくことができるようにわたしは、いくつかの手がかりを示したつもりです。若い人々が、クラシック音楽へ目を開いて、音楽を一生、身近なものにしていただければと思います。――本書より

1965.07.16発売
新書 47・人類の祖先を探る
講談社現代新書

1965.07.14発売
スペイン語のすすめ
講談社現代新書
セニョール、セニョリータ……。闘牛とフラメンコとカソリックの国、スペインのことばは、中南米諸国の公用語でもある。スカッとした男性的なことば、世界でいちばん美しいことばとすっかりスペイン語のとりこになっている著者は、「スペイン語を話してみませんか」とよびかける。ウイットのきいた文章。身近で楽しい話題。スペイン語のABCから片言の会話まで、スペイン語の基礎は、この1冊で楽々マスターできる。読んで楽しく、ためになる入門書である。
〈スペイン語はカステラ語〉スペイン語は一名カステラ語とも呼ばれるといったら、お菓子の名まえですから、おかしいとお思いでしょう。しかしじつは、スペイン語は、スペインからムーア人を15世紀に追放して、国を統一したCastilla(カスティリア)王国を中心とした地方の言語が、スペインの共通語となったのです。そして、それが植民地のアメリカ大陸に移し植えられました。ですから、あの広い地域に広がっている言語はCastillaのことばなので、スペイン語はカスティーリャ語ともいいます。――本書より

1965.05.08発売
若草の歌
講談社文庫
美人でしとやかな千秋と、愛らしくドライな元子は、東京西郊の住宅地で繁昌している、そば屋の二人娘である。中学卒業と同時に、二人とも、「手に職を持つこと」を望んで、理容師になる。そして、実力とPRと親バカを利用して、ささやかな店を持ったが、青春の街道は、照る日ばかりではなかった……。「紀ノ川」「有田川」など、女の歴史を才筆で辿った作者は、この作品で、現代女性の生き方を、軽妙なタッチで、輪切りにした。若い女性の、職業・恋愛・結婚・親子問題などが、精妙に織り込まれた、ユニークな青春小説。

1965.04.18発売
計画の科学
ブルーバックス
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。(ブルーバックス・1905年4月刊)
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。
ピカソが出たり、天下取り3人男(信長・秀吉・家康)が登場するなどウイットのある文章で誰にでもわかりやすく書かれているので、どの分野の読者が手にしても、豊富な話題に魅せられて一気呵成に読んだあと、〈これはおもしろい〉・〈これは使える〉ということになろう。

1965.03.13発売
教養としてのキリスト教
講談社現代新書
西洋の歴史・文化を理解するカギとして、キリスト教精神のもつ重さはあまりにも大きい。本書は、キリスト教を知るための基点の書として、聖書の成り立ちから、人間キリストの愛と苦悩、キリスト教精神の本質とその歴史的軌跡までを解き明かした。知識から共感へ、さらに混迷の中から生の支柱を索める現代人にとって、意義深い〈1冊の書〉である。
人間キリストの苦悩――イエスがエルサレムに行ったとき、学者、パリサイびとが、姦淫の現行犯を押えられた女をつれてきたと、「ヨハネによる福音書」は書いています。「師よ、〈中略〉モーゼは律法に、かかる者を石にて撃つべきことをわれらに命じたるが、汝はいかに言うか」〈ヨハネ・8章〉。イエスは身をかがめて、指で地になにかを書いていた。人びとがさらに問い詰めると、イエスは身を起こし、「汝らのうち、罪なき者まず石を彼女に投げよ」と言い、ふたたび身をかがめて、指で地にものを書いたといいます。この描写は美しい。指で地にものを書くということが、ユダヤ教のなんらかの習慣になり、旧約伝承なりを暗示するのかどうか、じつはいまのところわかってはいません。ここでは、イエスの困惑と苦痛とを、察すれば足りるのです。ここの箇所は福音書のなかでも、生きた人間としてのイエスを、もっともあざやかに感じさせる叙述の1つでしょう。――本書より

1965.02.13発売
万葉集入門 人間と風土
講談社現代新書
自然の偉大な姿を率直に表現し、人間の生きのびる喜び、悲しみ、苦しみを高らかにうたった万葉集は古代から日本人の心にしみこみ、長く親しまれ、愛されてきた不朽の古典である。また、その「ますらおぶり」はたんに文学だけでなく、思想や芸術にもはかりしれないほどの影響を与えつづけてきた。本書は幼いころから万葉に接し、以来50年万葉を研究しつづけてきた斯界の第一人者が人麻呂、赤人、家持、憶良、旅人などの名歌を自由に引用し、歴史、風土、人生観などのさまざまな角度から日本の抒情詩のふるさとを訪ねた意欲の書であり、また万葉をひもとく人々へのもっとも適切な入門書である。
万葉人の愛──万葉時代人の人間的自覚は、人間を愛することと、人間の死を悲しむことに切実に現れています。万葉集の歌の分類が恋の歌などを贈答する相聞、葬式のときにうたう挽歌を2つの主軸として、これ以外の種々の場合を雑歌としているのは、愛と死とが、人間にとって最も重大な点であると考えたからでしょう。万葉時代は、すべてのものを愛するところから出発します。相聞はわれと他人との贈答をさしていますが、その中心となるのは男女の恋愛です。しかしそれだけでなく、親兄弟の贈答の場合も相聞といわれます。この点が古今集以降においては恋愛に限られてしまうのと相違しています。──本書より

1964.12.16発売
禅のすすめ
講談社現代新書
禅は、ある意味で宗教を超えている。自然と人生を透視する仏教者の哲学であり、科学的な心身鍛練法であり、また、すぐれた対話法でもある。本書は、禅のもつこれらさまざまな側面を、科学的に解明する。また、他宗教との比較、脳生理学の応用、いくつもの座禅経験などを織りまぜて、禅の全体像を浮き彫りにする。心理学者として、禅の本質を科学と宗教の合一に見、理論的裏づけをもって普及につとめた著者による禅の「実践」のすすめである。
脳波が示す自由な心――精神医学の笠松教授が行なった興味深い実験の報告があります。目を開いて座禅している熟練した坊さんに、15秒ごとにカチッ、カチッという音の刺激をくり返し与えてみますと、何回やっても、脳波の反応にあまり変化はみられないのに、禅の修行を積んでいないふつうの人々に、座禅の状態に近いように目を閉じさせて同じ実験をやってみますと、初めは禅僧には見られないような大きな脳波が認められます。しかし、座禅を長く続けた後には、ほとんど脳波の変化がなくなります。禅の心境は、ものをはっきり認知しながらそれに心をとどめないというのが根本ですが、それが脳波の形で明らかになるわけです。座禅によって生ずるこの澄みきった心こそ自由な心だと申せましょう。――本書より

1964.12.16発売
ドイツ語のすすめ
講談社現代新書
外国を理解するには、その国のことばを学ぶことがいちばんである。本書は、日本と歴史的に関係の深いドイツを知るために、ドイツ語教育の第一人者が、身近な例やユーモアをふんだんにとり入れながら、ドイツ語習得の手引きを示す。文法や動詞変化の規則から入るのではなく、英語や日本語との比較、日常会話の寸描といった、親しみやすい方法で、おのずからドイツ語が身につくよう工夫されている。「藤田のドイツ語」で知られる著者の機知あふれる入門書である。
〈ドイツ語は日本人向き〉――戦争が終わったころ、のみやしらみがわいてたいへん困ったことがあり、当時、アメリカ人が、親切にDDTという白い粉をくれました。おとしよりがよくいったものです。「きょうは、デー・デー・テーの配給だよ。」英語の先生だと、「ディー・ディー・ティー」と発音しなければいけない、といわれるでしょうが、ドイツ語はおとしより流でよいのです。英語ではManを、「メァン」のように発音します。ドイツ語のManは、「マン」でよいのです。「ナマエ」のことをドイツ語でName「ナーメ」というのは偶然の一致ですが、ドイツ語の発音は、とても日本人向きにできているのです。――本書より

1964.11.16発売
中国語のすすめ
講談社現代新書
中国語は音楽的響をもった美しいことばである。また、世界でもっとも重要なことばの1つである。しかも、長い間、中国と密接な関係をもちつづけているわたしたち日本人に、特に身近で大切なことばでもある中国語とは、いったいどんなことばなのか。中国語の歴史や日本語とのふれないなど卑近な具体例を豊富にもりこみ、中国語の発音・文型・表現の基本と特徴をわかりやすく説明する本書は、中国語学習への意欲を駆り立てる読んで楽しい中国語のよき道案内の書である。
中国の外来語――中国では、外来語はきわめて少ないのです。中国では、漢字による写音がむずかしいということもありましょうが、外国文化に同化されないで、逆に外国の文化を自国のものに同化させてきた長い歴史の伝統にもとづくものと思います。しかし、外来語がないわけではありません。中国語の外来語は、第1に外国語に近い音をもつ漢字をあてる。第2に、それと同時に漢字の意味を外国語の意味に近づけて、それにふさわしい漢字を使おうとする――この2点が特徴です。漢字のもつ妙味とでもいいましょうか。ことに、ユーモアを“幽黙”で表わすなどちょっとおもしろいし、また、コカコーラを“可口可楽”――口にあい楽しむことができる――と表わしているなどは、まさに外来語の中の傑作でしょう。――本書より

1964.11.14発売
現代思想事典
講談社現代新書
本書は哲学・芸術・事件・社会科学・自然科学の諸領域から、アクチュアルな、問題性をふくむ項目252を選びだし、一流気鋭それぞれ最適の執筆者119名が、ヴィヴィドな問題意識にもとづいて自己の主張を大胆に展開した読む事典である。したがって既存学説の客観的な紹介にとどまるものではなく、混乱する思想状況を整理し、それに秩序をあたえようとするものでもない。もちろんたんなる用語解説ではない。今日の混沌たる状況のなかから問題を掘りおこし、より豊かな明日の思想を育てるための可能性あふれる苗床となることをめざした知識人のためのユニークな事典である。

1964.09.16発売
フランス語のすすめ
講談社現代新書
私たちは日常生活の中でずいぶんたくさんのフランス語をそれと知らずに使っている。著者は、そうした耳なれたフランス語を手がかりにして、発音のしかた、冠詞、形容詞、動詞の活用など初歩から抵抗なく覚えられるようにさまざまな工夫をこらして、初学の読者を導いていく。気軽に楽しみながら学べるエスプリに富んだ入門書。
フランス語はむずかしくない――たしかにフランス語には独特の発音がありますが、ローマ字で書かれた日本語を発音する気持ちで、アクセントをつけずに発音すればいいのですから、発音の点では、英語とは比較にならないほどやさしいのです。つぎに、冠詞や形容詞ですが、これらは帽子かアクセサリー程度と思って、あっさり覚えればいいのです。問題は動詞ですが、動詞の活用を棒暗記するくらいうんざりさせられることはありません。それよりか、身近なことでよく使われる形、つまり「あなた」と「わたし」の間のことだけしっかり覚える方がいいのです。――本書「まえがき」より

1964.08.16発売
数学の考え方
講談社現代新書
数学には、私たち人類の長いあいだの貴重な経験が集積されている。数学の歴史を、細かい計算や技巧の歴史としてではなく、考え方の歴史、思想の歴史としてふり返るとき、人間の豊かな知恵の結晶した新しい数学の世界が開けてくる。本書は、数学の歴史の転回期に現われたいろいろな考え方を具体的に紹介し、現代数学の思想を興味深く解明する。
ターレスの発見――有名な「二等辺三角形の両底角は相等しい」という定理。これはターレスが発見し、その証明をあたえたものです。ターレスは、三角形ABCと、それを裏返した三角形ABCとを重ね合わせることを試みます。角Aは裏返した角Aに重なります。また、ABとACは同じ長さですから、ABとACは重なります。同じようにACとABも重なります。したがって、角Bは角Cに重なり、角Cは角Bに重なります。これで、二等辺三角形の両底角は相等しい、ということが証明されたわけです。なんだあたりまえではないか、という印象をもたれたかもしれません。事実、あたりまえのことなのですが、そのあたりまえのことの正しいことを証明し、それを応用した点にターレスの功績があります。――本書より

1964.08.16発売
論語
講談社現代新書
永遠の人生指南の書を碩学が自由な立場で解説。
従来の堅苦しい注釈とは全く異なる新しい解釈によって新地平を開いた画期的著作。
「あなたは、論語ときいただけで、とてもちかよりにくい、むずかしい本だというふうに、頭からきめてはいませんか。」
本書の冒頭で著者はそう語りかけます。「ところが、じっさいはそうではないのです」。
それまでの『論語』の注釈書は、孔子という、普通の人間ではない大聖人の言葉が載っている本、
凡人にはとても理解することのできない深遠な意味をたたえた本、
という先入観に基いて書かれていました。
しかし、『論語』とは、じつは七十余年の孔子の複雑な人生経験がにじみ出ている本なのです。ですから、実社会で生活し、世の中のことを豊かに経験している人にこそ、むしろよく理解できるはずなのです。
本書は、上記の引用文のように、とても平易な文字遣いで書かれています。
しかしそこには貝塚茂樹という碩学の経験と深い洞察が込められています。
永遠の人生指南の書に対していかなる偏見もなしに向きあい、
『論語』の解釈に新しい地平を開いた画期的な著作にして、まさに永遠の名著です。

1964.06.16発売
物理の世界
講談社現代新書
堅苦しい理論や専門的な数式を避けながら、現代物理の全体像とキー・ポイントを要領よく説いた入門書をつくりたい──。湯川博士のこの念願を実現したのが本書である。ここでは、相対性理論、素粒子の世界など現代物理の諸問題が、SFの手法をかりて、たくみに、興味ぶかく説明されていく。いままで物理に縁遠かった人にも新しい関心をよびさます書といえよう。

1964.03.22発売
光源氏の一生
講談社現代新書
日本文学のうえで、光源氏ほど大ぶりで、ゆたかな、陰影に富んだ人間像は、ほかに見当たらない。幼い日の母への思慕、青年期の恋のはなやかさの反面、人間としての、人知れぬあやまち、悩み、挫折を通して自分をみがきあげ、やがて一門の主として成熟していく姿には、尽きない魅力がある。定評ある著者が、光源氏に焦点をあて、源氏物語を現代的に再編成した野心作であり、源氏物語の入門書としても好適である。
わたしの源氏物語――長くて複雑な源氏物語の内容を、大胆にカットしてみました。そして「光源氏の一生」という筋道に、源氏物語の内容を再編成してみました。それが本書です。あるいは、源氏物語の内容から、もっともよく書けている部分を、自由に抜き出して並べ変えてみた、ともいえるでしょう。こういう仕事は、それをする人によって、ずいぶん違った形にまとめられてくると思いますが、わたしとしては、まずこれだけの話は、ぜひ知っておいていただきたいと思った部分を、書きとめました。この本が縁となり、手引きとなって、現代訳によってなりとも、源氏物語の全体を読んでくだされば、たいへん結構です。――本書より

1964.03.10発売
隠密三国志
講談社文庫
浪人・古賀新三郎と神田連雀町の小料理屋・松葉屋のお葉は、尼ヶ崎藩・松平家の家老・鷲尾刑部の奸策にかかり、隠れ切支丹の汚名をきせられ毒殺された天野屋浪右衛門の遺族と誤解されて、黒い剣風に襲われる。天野屋の埋蔵金100万両の行方を追って、江戸を舞台に、老中・稲垣伊勢守の放った公儀隠密・黒住鬼堂とその一党、鷲尾党の総帥・大倉玄蕃の率いる7人の忍者と、天野屋の娘・千鳥を擁して復讐に燃える天狗党の、三つ巴の乱戦の中に捲き込まれた。古賀新三郎に近づく謎の男・伊太吉に、新三郎とお葉の安否を気づかい、探索の眼を光らす八丁堀同心・清川一馬の活躍……。謎は謎をよぶ、異色時代長篇。