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2024.10.10発売
花街 遊興空間の近代
講談社学術文庫
なぜ生まれ、いつ消えた?
東京、大阪、鹿児島、和歌山、鳥取、富山、神戸……全国の「花街」誕生の経緯を辿ることで明かされる、人間たちの欲望の正体、そして近代都市形成の秘密!
【本書の主なトピック】
[富山]明治維新で「殿様御殿」は遊蕩の巷に様変わり
[東京]『にごりえ』の《白山》で確立された花街開発・営業のノウハウ
[鳥取]尚武勤倹の城下町に生まれた「駅前遊郭」《衆楽園》
[大阪]内閣も巻き込んだ「松島遊郭移転疑獄事件」の顛末
[神戸]田圃を瞬く間に盛り場に変えた《西新開地》
[鹿児島]湯煙に消えた(?)謎の赤線を追え!
(花街関連用語集付き)
【目次】
はじめに
第一章 花街の立地と形態
1 遊廓と花街
2 地図のなかの花街
3 花街の空間的類型
第二章 城下町都市の空隙、市街地化のフロンティア
1 和歌山城丸の内の再開発
2 鳥取藩主の庭園《衆楽園》
3 富山藩主の別邸《千歳御殿》
4 「にごりえ」のあとさき
5 鹿児島の墓地再開発
6 神戸市近郊の《西新開地》
7 再び「新開町」をめぐって
第三章 近代東京における地区指定の転回
1 江戸‐東京の「慣例地」
2 《白山》の指定と開発のはじまり
3 大正期の地区指定
4 昭和初年の「置土産」
5 ウォーターフロントの花街
第四章 近代大阪における新地開発
1 岸本水府の花街案内
2 江戸から明治へ
3 新遊廓《飛田》の誕生
4 《今里新地》の開発
5 新地の開発史
第五章 謎の赤線を追ってーー鹿児島近郊の近代史
1 消えた遊廓とひとつの謎
2 都市近郊の近代
3 近郊の名所とメディア・イベント
おわりに
文献一覧
図表出典一覧
花街関連用語集

2024.10.10発売
地中海世界の歴史4 辺境の王朝と英雄 ヘレニズム文明
講談社選書メチエ
ローマ史研究の第一人者が、古代地中海文明の全史を描く全8巻シリーズ、好評第4巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。
第4巻のテーマは、「ヘレニズム」。ギリシアの北方、マケドニアの王アレクサンドロスの東方遠征によってギリシア文化とオリエント文化が融合し、あらたな文明世界が創出される。著者・本村氏によれば、地中海世界4000年の歴史の中で「見過ごされがちだった重要な時代」であり、だからこそ、このシリーズの中で特に1冊を設けたかったという。
紀元前334年に東方遠征を開始したアレクサンドロスは、10年足らずのうちにペルシア帝国を滅ぼし、インダス川に達する大帝国を築く。このあらたな世界では、オリエント文化のギリシア化と同時に、ギリシア文化のオリエント化が起こり、そこに生まれた普遍的な文化は「ヘレニズム文明」と呼ぶべきものだった。ギリシア語が共通語として用いられ、それまで様々な言語によっていたオリエントの学問や思想がギリシア語で表現されるようになる。
また、ヘレニズムは、空前絶後の「宗教融合(シンクレティズム)」の時代であり、ギリシアやエジプトの神々が地中海世界の各地で信奉された。人類最初のグローバル化の時代に、「個人の救済」という契約を神に求める心性が現れ始めるのである。
目次
はじめに
第一章 声なき「高地の民」
1 マケドニアの軍事ルネサンス
2 デモステネスとアリストテレス
3 侵略か、防衛戦争か
4 ギリシア世界の覇者、フィリポス二世
第二章 希望の大王、東へ征く
1 アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」
2 帝国ペルシアへの侵攻
3 テュロスからペルセポリスへ
4 世界の果てをめざして
第三章 後継者たちの戦いと均衡
1 帝国の中核――アンティゴノス朝マケドニア
2 ギリシア、インドに接す――セレウコス朝
3 エジプトの外来政権――プトレマイオス朝
4 ヘレニズム諸国の経済と都市
第四章 共通語は新しい神を生む
1 ローマの台頭とヘレニズム文明
2 思想と人間観の変容
3 救済者として現れる神
おわりに
参考文献
索引

2024.10.10発売
新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者
講談社学術文庫
2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう――蔦重栄華乃夢噺」の主人公、蔦屋重三郎とは何者か。日本美術史と出版文化の研究者による決定版解説書。サントリー学芸賞受賞作。
江戸中期の出版界に彗星のごとく登場し、瞬く間に頂点にまで上り詰めた版元・蔦屋重三郎、通称「蔦重」は、作家や絵師の才能を見抜く眼力と、独創的企画力を併せ持ち、山東京伝、滝沢馬琴、喜多川歌麿、東洲斎写楽らを育て、黄表紙、狂歌絵本、浮世絵等に人気作を連発、時代の寵児となった。浅間山の噴火と大飢饉、田沼意次と松平定信の抗争などを社会背景に、天明・寛政期に戯作文芸や浮世絵の黄金期を創出した奇才の波瀾の生涯を追う。
作家、画家、版元仲間などのさまざまの人間模様を描き出し、この時期の文芸の展開を社会史的に捉えた意欲作にして、必読の定番書。「単なる出版「業者」ではない「江戸芸術の演出者」としての蔦重の歴史的役割を明らかにしてみせた。」(高階秀爾氏、サントリー学芸賞選評)。図版も多数掲載。新版刊行にあたり、あらたに池田芙美氏(サントリー美術館学芸員)が巻末に解説を執筆。
〔原本は日本経済新聞社、1988年刊。2002年に刊行された講談社学術文庫版の新版〕
目次
プロローグ
一 吉原時代――創業
二 通油町進出
三 黄表紙出版と筆禍事件
四 美人画の制覇――喜多川歌麿
五 役者絵への野望――東洲斎写楽
六 次代を透視して――死
学術文庫版あとがき
解説(池田芙美)

2024.10.10発売
善悪の彼岸
講談社学術文庫
「みんながそうしているから」の「奴隷のモラル」を笑い飛ばせ! 新訳でよみがえった晴れやかなニーチェが贈る、人間への比類なき応援歌。
「怪物とたたかう者は、そのとき自分が怪物にならないよう用心するがいい。長いあいだ奈落をのぞいていると、奈落のほうもお前をのぞき込む」――。
有名なこの言葉が収められた『善悪の彼岸』は、1886年に自費出版で刊行されました。
「畜群社会」や、キリスト教道徳、神、真理など「既得権益としてのモダン」という巨大な敵に独り対峙しつづけたニーチェの言葉は、刊行から150年近くを経た今もなお、読む者の心を世界中で強く揺さぶり続けています。
「愛によってなされることは、いつも善悪の彼岸で起きる」
「思い上がった善意というものがある。それは悪意のように見える」
「自分自身を軽蔑する者は、いつもそのとき、軽蔑ができる自分を尊敬している」
「生と別れるときは、オデュッセウスが〔スケリア島の王女〕ナウシカアーと別れたときのようにするべきだ。――惚れているのに、というよりは、祝福する気持ちで」
これまでのイメージを覆す、晴れやかで軽やかなニーチェ訳に定評がある訳者がお届けする、21世紀の『善悪の彼岸』!
【本書の内容】
はじめに
第1部 哲学者たちの先入観について
第2部 自由な精神
第3部 宗教的なもの
第4部 格言と間奏
第5部 モラルの自然誌について
第6部 私たち学者は
第7部 私たちの徳
第8部 いろんな民族といろんな祖国
第9部 高貴とは何か?
高い山々から――後歌
訳者あとがき

2024.10.10発売
えがしらみちこ おさんぽBOX
講談社の絵本
人気絵本『あめふりさんぽ』の刊行から10年を記念して、えがしらみちこの “おさんぽ”シリーズ全5作を収録したセットボックスが登場! 著者がひとつひとつ大切に作り、送り出した季節の絵本をまとめて楽しめます。特製のボックスには、今回特別に描き下ろされた、それぞれの絵本を象徴するモチーフがちりばめられていて、プレゼントにもぴったり。ファン待望の特別感あふれるセットボックスです。
<収録作品>
『はるかぜさんぽ』『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ゆきみちさんぽ』
<刊行記念特典>
『あめふりさんぽ』10周年とセットボックスの刊行を記念して、著者のえがしらみちこさんが10組のお子様の似顔絵を描き下ろすプレゼントを企画。セットボックスに封入された専用はがきでお申し込みください。(応募期限:2025年1月末まで)
詳しい応募方法などは2024年10月以降、ウェブサイト「講談社えほん通信」でお知らせいたします。

2024.10.10発売
言葉の道具箱
文芸(単行本)
「言葉とコミュニケーション」は、哲学の問いであり、「私」の問いである。
美味しさを伝えるには、「言葉が奪われる」とき、言い換えの力、ジェンダーを表す単数のthey…。日常の問いを哲学につなげ、柔らかな言葉で新たな可能性を探る。「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位に輝いた『言葉の展望台』、『言葉の風景、哲学のレンズ』に続くエッセイ集。
「コミュニケーションについて考えるなかで徐々にわかってきたのは、目の前の相手としっかりと向き合うためには、ときに自分自身で物事を決めるのを中断し、相手に身を委ねる必要があるということだ。私の言っていること、私が発話を通じてしていること、そして会話のなかで現れる私とあなたの関係、そのいずれも、私単独で決めることではなく、私とあなたのあいだで相互的に調整されることであって、だからこそときには自分の意志を引っ込めてあなたのやりかたに合わせることもできる。」(本書より)
【目次】
レンコン団子の美味しさ
言葉が奪われる
「卒煙支援ブース」へようこそ
「生き延びましょう」とあなたへ向けて
自分自身を語るために
いま、ここから、私が投げかける言葉
会話の事故
哲学者に語れること
突如、迫りくる
理想的な言語、不完全な言語
あれ、そうだっけ
呼びかける言葉

2024.10.10発売
出雲神話
講談社学術文庫
国引き、八岐大蛇、国譲りなど、日本神話では最も重要な舞台であるにもかかわらず、大和朝廷に対抗したという出雲国の実態は未だ明らかになっていない。比較神話学、民俗学、宗教学、歴史学などの様々な知見からなる議論をまとめ、記紀や風土記、神賀詞などの資料を読み解き、出雲神話の虚像と実像を浮かび上がらせる最良の入門書!(解説・三浦佑之)
【本書で扱うトピック】
八岐大蛇の神話にはどのような意味があるか?
なぜ、記紀と風土記の内容は、大きく異なるか?
大和朝廷と出雲国は、実際に敵対関係にあったか?
なぜ、出雲は死者や他界と結びつけられてきたか?
いかにして、オオクニヌシは国家的英雄神となったか?
なぜ、古代出雲は宗教王国だったといえるか?
【目次】
まえがき
1 出雲神話の謎
2 二つの出雲神話
3 出雲国造家の台頭と自家の売りこみ
4 スサノオの神話
5 オオナムチの神話
6 国譲り神話と諸氏族
7 出雲土着の神々
参考文献
解説

2024.10.10発売
仮面ライダーガヴとあそぼう!
仮面ライダーガヴの変身アイテムのゴチゾウがついた「あそぼう!」です。めいろ、まちがいさがしなど、あそび盛りだくさん!さらに、ストーリー内容についてもわかりやすく説明するページ付きです。仮面ライダーヴァレンに変身できる、チョコドンゴチゾウ付き。
「DXチョコドンゴチゾウ~テレマガVer.~」はバンダイ製の本物ふろく。仮面ライダーガヴのパートナーである、仮面ライダーヴァレン(10月6日、第6話登場予定)に変身できるゴチゾウです。さらに、仮面ライダーガヴがパワーアップして、ホワイトチョコドンガンを使うための重要なゴチゾウでもあります。さらに、テレマガオリジナルのキラキラ加工がコレクター心をくすぐります!
仮面ライダーガヴを、もっと好きになれる一冊です。

2024.10.10発売
耳に棲むもの
文芸(単行本)
耳の中に棲む私の最初の友だちは
涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。
補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。
あたたかく、ときに禍々しく、
静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。
オタワ映画祭VR部門最優秀賞・アヌシー映画祭公式出品
世界を席巻したVRアニメから生まれた「もう一つの物語」
「骨壺のカルテット」
補聴器のセールスマンだった父は、いつも古びたクッキー缶を持ち歩いていた。亡くなった父と親しかった耳鼻科の院長先生は、骨壺から4つの骨のかけらを取り出してこう言った。「お父さまの耳の中にあったものたちです。正確には、耳の中に棲んでいたものたち、と言えばよろしいでしょうか……」。
「耳たぶに触れる」
収穫祭の“早泣き競争”に出場した男は、思わず写真に撮りたくなる特別な耳をもっていた。補聴器が納まったトランクに、男は掘り出したダンゴムシの死骸を収める。
「今日は小鳥の日」
小鳥ブローチのサイズは、実物の三分の一でなければなりません。嘴と爪は本物を用います。
残念ながら、もう一つも残っておりませんが。
「踊りましょうよ」
補聴器のメンテナンスと顧客とのお喋りを終えると、セールスマンさんはこっそり人工池に向かう。そこには“世界で最も釣り合いのとれた耳”をもつ彼女がいた。
「選鉱場とラッパ」
少年は、輪投げの景品のラッパが欲しかった。「どうか僕のラッパを誰かが持って帰ったりしませんように……」。お祭りの最終日、問題が発生する。

2024.10.10発売
FRaU SーTRIP MOOK 1200年前からサステナブル 世界遺産のくに「和歌山」
サステナブルまたはSDGs+TRIP(旅)=S-TRIP。FRaU S-TRIPシリーズの第6弾は、まるごと一冊「和歌山県」にフィーチャーしました。
世界で2例しかない「道」が世界遺産に選ばれている「熊野古道」、広大な森を2000年以上も守り抜いてきた山全体が境内の「高野山」など世界的に有名な聖地から、和歌山市、有田、広川、日高、みなべ、田辺のまち、地場産業を支える人びとの試みと暮らし、南紀白浜「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダをはじめ、さまざまな動植物と地域をめぐる「いのち」を守る循環システム、すさみ、串本、那智勝浦など南の海沿いのまちのに生きる個性的な人びとや取り組みなどなど、和歌山県全土のサステナブルな人たち、活動をFRaU独自の目線で深掘りしています。
また、和歌山に移住した人、Uターンした人、ワーケーションで訪れた人など、この地に惹かれる人びとを通じて、魅力や生きがいをリポートしました。
【Contents】
●ジャイアントパンダがつくる「いのち」の循環(白浜町)
●パンダはよく食べ、よく眠る
●「浜家」のパンダがつないできた「いのち」
●飼育スタッフだからよくわかる浜家 パンダのキャラ&エピソード
●知れば知るほど奥が深い!!パンダのふしぎ
●「アドベンチャーワールド」が守る地域社会と生物多様性
●世界遺産をめぐる旅Part1 黒島結菜 高野山に佇む(高野町)
●世界遺産をめぐる旅Part2 熊野古道と熊野三山(田辺市、新宮市、那智勝浦町)
●海と暮らす南紀の人びと(白浜町、すさみ町、串本町、那智勝浦町)
●みなべの「梅づくり」次の400年へ(みなべ町)
●和歌山に移り住んで“自分らしい暮らし”ができた(白浜町、日高川町、有田川町、かつらぎ町)
●和歌山の地産地消グルメ このシェフだから、これを食べたい!(田辺市、すさみ町)
●田辺市200軒のローカル酒場ではしご酒!(田辺市)
●「和歌山ブランド」9ストーリーズ(湯浅町、有田市、海南市、高野町、みなべ町、白浜町)
●人も場所も、おもしろい! わかやま・かわらばん(和歌山市、海南市、田辺市、かつらぎ町、日高川町、印南町、白浜町、古座川町)
●2025大阪・関西万博 関西パビリオン「和歌山ゾーン」最新情報!!
others
●JR西日本の「きのくに線サイクルトレイン」と「パンダくろしお」
●南海電鉄の“加太さかな線”おさかなでんしゃ
●フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトとは?
●広川町の“文化財オーベルジュ”を訪ねて
●私たち「わかやま しごと・暮らし体験」で移住しました etc.

2024.10.10発売
ゴジラ&東宝特撮 OFFICIAL MOOK vol.34 円盤戦争バンキッド/七星闘神ガイファード
日本が世界に誇る東宝制作の特撮作品を網羅したシリーズムック。第34巻では、全国的な空飛ぶ円盤ブームを受けて制作された「円盤戦争バンキッド」とカプコンのゲーム企画をベースに製作された「七星闘神ガイファード」を大特集。

2024.10.09発売
はじめての プチシールえほん いないいないばあっ! ワンワンと ぺたん! どうぶつさんと あそぼ
「いないいないばあっ!」のにんきもの、ワンワン、ぽぅぽ、おうちゃんと一緒にシールをぺたん。どうぶつさんもいっぱい登場! 一緒に遊ぼうね。 はってはがしやすい「つまみ」付きシールのシートが2枚。「ワンワンのおえかき」「みんなでピクニック」「はっけよ~い!」など、6つの場面を楽しめます。シールをはって、みんなもいっしょに遊んでね! おでかけにぴったりなミニサイズ。

2024.10.09発売
JC紫式部(3) 都には恋と呪いの花が咲く!?
青い鳥文庫
平安京が街ごとタイムスリップ!
紫式部が、もし現代の中学生だったら!?
主人公・彩羽と物理学者の父を呪う呪物。しかけたのは、だれ?
タイムスリップしてきた街を、元にもどしたくないと考えている勢力のしわざだとしたら、
犯人は……?
そんなとき、同じ文芸部のいずみちゃんが、謹慎処分をとかれたパーティを開くという。
行ってみたら、「道長四天王」との合コンで!?
<すべての漢字にふりがなつき。小学校高学年以上向き>

2024.10.09発売
なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(3)
大好評! 第39回うつのみやこども賞を受賞した著者によるシリーズ、第三弾!
困っている子の前に、とつぜんあらわれる「なんとかなる本」。
ページをめくると、
――あなたには、今、なんとかしたいことがありますか? の文字。
思わず「あるよ! なんとかして!」と答えると、巨大化した本にのみこまれ、
気づけば、そこは、本の樹が生える不思議な図書館「樹本図書館」。
現れた「樹本図書館司書・一級コトバ使い」のヨウヒが、「コトバの術」でなんとかしてくれると
言うけれど?
心を許していた友だちたちが「ものをくれるつごうのいい、お得な子」だから自分とつきあっていたとわかり、
だれかと親しくなるのがこわくなった小6のエミリ。転校してきた子と仲良くなりたいけれど……。(第1話)
ほかに、大阪から東京に転校してきてはりきっていたのに、クラスで浮いてしまった小5のアサヒ、
「空気が読めない」と言われて悩む小5のオトハ、
得意なことが何もなく、存在感がないのを気にしている中1のサクなど、
あわせて4編を収録。

2024.10.09発売
田中圭 40th Anniversary プレミアムBOOK『Non-title』
写真集・画集
【完全受注商品】
今年7月に40歳を迎える田中圭。「フォトグラファーが掲げる世界観の中で、今この瞬間の自分自身を撮り下ろしてほしい」。そんな彼の想いからスタートしたプレミアムBOOKを完全予約生産にて、10月9日に発売。写真家3人が独自の視点でテーマやロケ場所を設定。その中で、万華鏡のようにガラリと雰囲気を変える田中の表情が160ページにわたり、高濃度で収められている。各パートのフォトグラファーとの対談、田中が40代のその先の未来への想いなど、ここでしか読めないスペシャルインタビュー16ページも収録したまさにプレミアムな一冊。
本人コメント/
「この度、『40th Anniversary プレミアムBOOK』を出すこととなりました。
皆さんに楽しんでもらえるように、そして自分自身、40代から今まで以上の新しいチャレンジをしていけますようにという想いで、30代までの全てを最後に詰め込んでみました!
完全受注生産のプレミアムな渾身の一冊になっています。
是非、お家に置いてあげてください!!
宜しくお願いします!! 楽しみにしていてください!」
撮影テーマ/
Part1:×sai
25歳の時、撮影で訪れた伊豆大島へ再訪。14年の時を経てかつてシューティングした地を巡り、壮大な自然に抱かれる彼の瞬間、瞬間を切り取る。
Part2 ×北岡稔章
今回が初セッション。“アジアンシネマの世界観の中に佇む田中圭”をテーマにこれまでには見せてこなかった大人の男の「艶」を追求する。
Part3 ×前康輔
かねてから親交のある2人が、太古の歴史を持つ奈良へ1泊2日の旅へ。素顔と“現在地”を取り下ろす、飾り気のない男旅。
製品詳細/
判型:A4版(ハードカバー)
ベージ数:160P(グラビアページ)+16P(インタビューページ)計176 P
付属:・永久保存用 特装化粧BOX入り
・スペシャルDVD(ロケのメイキング映像を収録)

2024.10.09発売
カキじいさん、世界へ行く!
国連の「フォレストヒーロー」にも選ばれた気仙沼のカキじいさんが世界各地で見て、聞いて、食べた!
「森と川と海」がつながることの大切さを、これからの子どもたちに伝える紀行エッセー。
プロローグ カキが世界に連れていってくれた
第1章 フランス/広葉樹の豊かな森を見て「植林」の夢を抱く
第2章 スペイン/元祖リアス海岸はロブレの森が育てる豊かな海
第3章 アメリカ/カキ養殖の父・宮城新昌が広めた太平洋ガキに思いを馳せる
第4章 中国/「カキの村」でおいしい干しガキを食べる
第5章 オーストラリア/地球初の生命体「ストロマトライト」から地球の健康を考える
第6章 フランス/ルイ・ヴィトン発祥の地フランスでカキ交流を深める
第7章 ロシア/親潮に乗って北三陸沖にやってくる、鉄を含んだロシアの流氷
第8章 アメリカ/アメリカ最大の鉄鉱石鉱山がおいしいカキを育てる
エピローグ --森は海に恋い焦がれ、海は森に恋い焦がれる

2024.10.09発売
かんたん年金家計ノート 2025
「年金生活者は出費の管理がとても大切。見通しをつけるために役立っています」「年金生活者向けの工夫がうれしい」「記入ページが使いやすい。マネー特集、暮らし暦、週末のコラムなどの記事も役立っています」「安価なのに、情報満載なのがうれしい」「深田式 年間決算シートが便利です」「字が大きくて見やすい」などの声に支えられ、年金家計ノートは16年目を迎えました。
記入ページはシンプルで、必要な費目に分けられていて、使いやすいと評判。
巻頭1 今も現役の91歳の料理家 小林まさるさんの毎日の健康習慣
料理研究家小林まさみさんの義父で、ご自身も料理研究家の小林まさるさん。91歳の今も日々キッチンに立ち、さまざまなことにチャレンジしています。元気の源や毎日の食生活についてうかがいました。
マネー特集 物価上昇に負けないための「お金の知恵」
食料品や日用品の値上げが続いています。年金生活に不安を覚える人も多いでしょう。身近な工夫で支出を減らす対策を紹介していただきました。

2024.10.09発売
かんたん家計ノート 2025
発売から累計890万部超の「日本で一番売れている 一番かんたん」な家計簿。「使いやすい、本当にかんたんな家計ノートです」「価格が手ごろで料理ページ、コラムが充実している」「つけやすいので、変えずにこのまま作り続けてほしい」「記入開始日フリー用があるため、給料日からつけられるのもいい」と愛用者多数。
使いやすいと評判の記入フォーマットはそのままで、今年も特集やコラムは気になるテーマを取り上げて掲載しています。
第1特集 「おもてなしに、特別な日に ごちそうレシピ」堤人美
人が集まるときはいつもよりちょっと贅沢に、いつもより華やかで香りのよい、五感で楽しめるごちそうを。手作りのアイデアやコツ、楽しみ方を紹介していただきました。
第2特集 「素材から選べる 手軽でおいしい毎日のおかず」 エネルギー・塩分表示付き 市瀬悦子
身近な素材で簡単に作れるおかずを掲載。食材別に紹介しているので困ったときに使えます!
週末コラム 「知っておきたい 令和のマナー」 岩下宣子
時代につれ、マナーもかわっています。今はどうしたらいい? がわかるコラムです。

2024.10.09発売
講談社版 2025お料理家計簿
「親子3世代で使っています」「家計簿には我が家の歴史が記されています」「書くことによって、毎日の家計をしっかり把握しています」……など婦人倶楽部から愛されて75周年。超ロングセラーの家計簿です。
使いやすいと評判の記入ページのフォーマットはそのまま。記入ページは旬の食材を使った料理と365日、毎日の献立例も。「晩ごはんどうしよう?」悩んだ時のヒントに。時代の流れを反映した記事は、料理だけにとどまらず、経済、健康、家事、季語など幅広いジャンルを掲載。
料理はテレビ・雑誌などメディアで人気の料理研究家18名による367点すべて撮りおろし!
【巻頭】『伝えたいわが家の味で四季のおもてなし献立』(石原洋子) アットホームな集まりには舌になじんだ「わが家の味」でおもてなしを。
【口絵1】『毎日食べたい乳製品のおかず』(ほりえさわこ) カルシウムやたんぱく質などの栄養をバランスよく含む乳製品のレシピを紹介。
【口絵2】 『いま作りたい家庭料理』(大庭英子)今年で『お料理家計簿』は75年。食べたい料理、作りたい料理は変わっていきます。今の家庭料理を紹介。
【カレンダー】『12ヵ月の豆料理』(鈴木薫)高たんぱく質で食物繊維豊富な豆はヘルシーなだけでなく、穏やか風味でいろいろな料理に活用できます。使いやすい乾燥豆、手軽な水煮缶を使った料理を毎月いろいろなアレンジで紹介。
【下敷き】『漬物』(土屋史子)ご飯のお供や箸休め、酒肴にもうれしい漬物。簡単に作れて思わず人に教えたくなるような、ひと味違うおいしい漬物を紹介します。
【12ヵ月・夕食のお総菜の先生】重信初江・牧野直子・上田淳子・井原裕子・武蔵裕子・伊藤朗子・川上文代・藤野嘉子・竹内冨貴子・伊藤晶子・きじまりゅうた・小林まさみ
【1/2コラム】おくすりおやつ 荻田尚子先生
【経済】『体力等が衰える前に始めたい 老前整理のすすめ』柳澤美由紀 筋力が低下する前に、暮らしを整えていきませんか?
【健康】「気楽に続ける「脳活」のススメ」(広川慶裕)若々しく元気になって認知症を予防するための「脳活」。日常生活でできる方策を紹介します。
【占い】 源真里先生

2024.10.07発売
TRANSIT Travel Guide:India
TRANSITガイドブック第二弾!昨年のタイにつづくガイドブック第二弾は、TRANSITが何度も旅してきた国、インド。「印度放浪」や「深夜特急」など、数々の名作の舞台となってきたインド。かつてはバックパッカーの聖地であり、今でも多くの旅人を惹きつけます。旅先としてハードルが高いと思われがちなインドですが、近年はITの発達や経済発展により旅もしやすくなっています。そのなかでも比較的初心者へ向けたメジャーな場所を中心にピックアップしました。大都市デリーやムンバイ、インド最大の聖地バラナシ、砂漠のラージャスターン、大注目の南インドなど、インド全土を特集。時が止まったような古代遺跡も、高層ビルが乱立する都会の最新カルチャーも。まさにインドの混沌が詰まったような一冊です。
―Contents―
北インド
・デリー
・バラナシ
・リシケシュ
・ハリドワール/デヘラードゥーン
・チャンディーガル
・アムリトサル
・ダラムサラ
・ラダック
西インド
・ジャイプル
・ジョードプル
・ジャイサルメール
・アーメダバード
・ムンバイ
・ゴア
南インド
・チェンナイ
・マドゥライ
・コチ
・マイソール
・ハイデラバード
・バンガロール
東インド
・コルカタ
・ダージリン
・ブッダガヤ
―Specials―
・インドってどんな国?
・インド全体図
・インドのマナー&注意点
・旅のキーワード
・インドの歴史概略
・インドへ行く理由
聖地/遺跡/祭り/ヨーガ/料理/スパイス/音楽/手仕事/映画
・インドを旅する言葉
・ムガル帝国栄枯盛衰物語
・ヒンドゥー神々の系統図
・ダライ・ラマと輪廻転生
・ドラヴィダ様式ってなんだ?
・悟りへと至るブッダの足跡
・仏教8大聖地を巡る
・なぜインドに向かうのですか?
鈴木克明(砂の岬)/武市萌美(ラクダアーティスト)/石濱匡雄(シタール奏者)/吉池浩美(mimiLotus)/佐々木美佳(映画監督)
・持ち帰りたいインドの神様