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【デジタル限定】志田音々3rd写真集『音色-tempo primo-』長崎・五島列島編アナザーバージョン
2025.03.14発売
【デジタル限定】志田音々3rd写真集『音色-tempo primo-』長崎・五島列島編アナザーバージョン
撮影:曽根 将樹,著:志田 音々
写真集・画集
異例の2冊同時リリースで話題を呼んだ志田音々3rd写真集の長崎・五島列島編『音色-cantabile-』。 同作の「全点アザーカット」で構成されたもうひとつのストーリーが、デジタル限定版写真集『音色-tempo primo-』。 コバルトブルーの海や静寂に包まれた川、夕景が美しい山、昭和レトロな民宿やのどかな漁港……。 そんな「日本の原風景」を舞台に、ピュアでキュートな笑顔が弾け輝き、そして26歳になった今だからこそのオトナの色香が満ち溢れます。 『音色-cantabile-』にはない衣装やシーンも多数収録しており、130ページと見どころ満載。 2冊を見比べて楽しんでください。 ■志田音々プロフィール 1998年7月15日生まれ、埼玉県出身。T167。 ‘13年に「ミス・ティーン・ジャパン」で準グランプリ受賞をきっかけに芸能界入り。 成城大学2年時の’19年に『ZIP!静岡 Weather』のお天気キャスターを務めて注目を浴びる。 同年グラビアデビューし、メジャー誌の表紙を飾るなど人気に。 ‘22~’23年、『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系)にレギュラー出演して一気にファン層を拡大する。 女優・タレントとして活躍するいっぽう、『あっぱれ!KANAGAWA大行進』(テレビ神奈川)のオープニング曲「apparently」でボーカルを務めアーティストデビューするなど、新たな才能を発揮している。
電子のみ
斬旗党 公家武者 信平(十六)
2025.03.14発売
斬旗党 公家武者 信平(十六)
著:佐々木 裕一
講談社文庫
公家大名として知られる実在の人物・松平信平の物語、大人気「公家武者 信平」シリーズ最新刊! 旗本屋敷ばかりを襲う賊が現れた。「斬旗党」を名乗り、家財ばかりか討ち取った当主の首を持ち去って大道に晒す凶悪な手口。信平も警戒に当たっていたが、そこに胡乱な浪人者が面会を求めてくる。夜回りを請け負った用心棒だと言うのだが――。実在の傑人を描いた人気時代小説シリーズ。 大江戸八百八町。そのなかで「いちばん幸せな町」を作るため、信平は働き続ける!実在の傑人を描いた大人気時代小説〈文庫書き下ろし〉。
電子あり
署長シンドローム
2025.03.14発売
署長シンドローム
著:今野 敏
講談社文庫
周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。 そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた。 ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入るーー新署長の手腕や、如何に?
電子あり
京都あやかし消防士と災いの巫女
2025.03.14発売
京都あやかし消防士と災いの巫女
著:天花寺 さやか
講談社タイガ
「うち、もう、どこにも、逃げ場がない……」 邪神との婚姻か、 死ぬまで悪夢に苛まれるか──。 京都消防局本部の特殊部隊、あやかしの起こす火霊火災専門の消防士・瀧本雪也は、民家の火災で巫女姿の女性を救助する。彼 女は京都の名家の養女・鳳美凪。 風戸神社の祭神・烈風へ嫁ぐ日が迫っていた。 邪神の許嫁として、あやかしたちの間で「災いの巫女」と虐げられ、孤独と絶望の日々を送ってきた美凪。 雪也は前世から繋がる彼女との縁を信じ、歪んだ神との誓約に立ち向かう。
電子あり
刑事弁護人(下)
2025.03.14発売
刑事弁護人(下)
著:薬丸 岳
講談社文庫
「人は嘘をつく生き物だ。 真実を知らなければ、本当の弁護なんてできやしない」 刑事の職を辞して 弁護士として犯罪を憎む西大輔。 被害者の加納の前科を探るうち、凛子と西は突然、弁護士解任を通告される。 涼香の虚偽の供述には理由があると感じた二人は、 彼女が一人息子の響を亡くした四年前の出来事に辿り着く。 ホスト殺害の裏に潜む残忍な幼児への性的虐待事件の真相とは。
電子あり
刑事弁護人(上)
2025.03.14発売
刑事弁護人(上)
著:薬丸 岳
講談社文庫
「被疑者の言うことを唯一信じてあげるのが弁護人でしょう」 犯罪被害者家族でありながら、 刑事弁護に使命感を抱く持月凛子。 マンションの一室でホストの撲殺死体が見つかった。 被疑者の垂水涼香は、現職の警察官。 被害者・加納怜治の勤めるホストクラブの客だった。 持月凛子は同僚の西大輔とともに、涼香の弁護人となる。 加納の暴行に抵抗して殴打したという涼香の供述に綻びが目立ちはじめ、 凛子と西は二人の過去の因縁に注目する。
電子あり
知らないと増えない、もらえない 妻のお金 新ルール
2025.03.14発売
知らないと増えない、もらえない 妻のお金 新ルール
著:井戸 美枝
働く妻、扶養妻、専業主婦妻、元妻……すべての「妻」のためのお金の本です。 物価が高すぎる。節約も限界。子供の将来も自分の将来も不安。収入の壁だけじゃなく、お金をとりまくさまざまな制度が変わりつつある今。「お金で失敗したくない」と不安を抱えるすべての妻に捧げます。 ・最新の子育て支援は? ・教育費で失敗しないためには? ・収入の壁は、働き方は、この先どうなる? ・女性の長生きリスク。どうすればいい? ・妻の年金制度は? ・妻がもらえるお金は何がある? ・妻のお金の貯め方は? ほか 『夫の扶養からぬけだしたい』で多くの女性の共感を集めたゆむいさんによるマンガで、「お金」と聞くだけで思考停止してしまう人へ、お金の新しいルールを超絶やさしく解説します。 「かつて”妻のお金”という点でものすごく苦い思いをした時期がありましたが、経済的に自立したことで心が自由になりました。子供たちの教育に広い選択肢を持たせることもできていますし、何より、自分の生き方に自信が持てるようになりました。妻が幸せになるために、お金について知らないのはもったいない!」(ゆむい) 「新しいことを始めたいとき、何かから逃げたいとき、大切な誰かを守るためにもお金がいります。お金の仕組みや制度については、知識があるかないかが分かれ道。知らないだけで損をすることがある世界です。まずは第一歩、踏み出してみましょう。正しい知識を身につければ、もやもやとした不安から解放されるはずです」(井戸美枝) まさに”今”が意識の変えどきです。この1冊で人生を変えてみませんか?
電子あり
夫には 殺し屋なのは内緒です 3
2025.03.14発売
夫には 殺し屋なのは内緒です 3
著:神楽坂 淳
講談社文庫
江戸の町に人斬りが出たらしい。「正義党」と名乗る輩が高利貸しを狙っているのだという。月は金貸しのおかみさんたちに相談を受け、善良な高利貸しも殺されているのを知って、放っておけなくなる。行商人の仕入れのための金を貸す良い金貸しだっているのだ。月は早速、そのおかみさんたちを一軒の長屋に集めることを要に提案する。さらに、事件のことを瓦版に書いてもらい、犯人をおびき出そうという作戦だった……。
電子あり
自分で考えて動く力がつく 最高の育て方事典 どんな子も必ず伸びる56のメソッド
2025.03.14発売
自分で考えて動く力がつく 最高の育て方事典 どんな子も必ず伸びる56のメソッド
著:小泉 敏男
こころライブラリー
お受験なし! 子どもを選抜しているわけではないのに、卒園児は毎年「平均IQ120」を記録! 海外メディアも取材に訪れる高い教育成果を長年にわたり挙げ続けている幼稚園が、 家庭ですぐ始められる「おすすめの子育て法」をすべて明かす! ・上手な子育て「4つの原則」 ・子育て「3つのタブー」 ・子どもにしかない「特性」の活かし方 など、脳科学の知見を取り込んだ幼児教育の原則に始まり、 ・しつけ、マナー、礼儀作法 ・自ら積極的に動く主体性 ・言葉をつかう力 ・感性と自己表現力 ・数をあつかう力 ・基礎的な体力、運動能力 など、この先の「一生の宝」となる基礎力を子どもに授けられる そんな独自の教育法を56項目にわけてすべて公開。 200点近いイラストと漫画で手に取るようにわかる、新たな「幼児教育のバイブル」! 【本書の目次】 第1章 子どもを伸ばす上手な子育てとは?――「声と匂い」が届く距離で楽しむこと 第2章 「自らできる子」に育てるには?――「やらせて・ほめる」機会をたくさんつくろう 第3章 「自ら学ぶ子」に育てるには?――生活のなかで遊び感覚で学ばせよう 第4章 子どもの言葉の力を伸ばすには?――漢字を取り入れ良質な日本語に親しませよう 第5章 感性の豊かな子に育てるには?――音楽と絵で自己表現力を磨こう 第6章 算数が好きな子に育てるには?――数を使う機会をとにかく増やそう 第7章 運動好きな子に育てるには?――スモールステップで進歩を実感させよう
電子あり
沢 美沙樹 18歳、ヒロイン誕生。 FRIDAYデジタル写真集
2025.03.13発売
沢 美沙樹 18歳、ヒロイン誕生。 FRIDAYデジタル写真集
その他:沢 美沙樹,著:Takeo Dec.
「ミスマガジン2024」のベスト16に選ばれた逸材がFRIDAYに早速、初登場。 18歳のピュアなニューヒロインがアンバランスなダイナマイトボディを披露し、想像以上のポテンシャルを見せつけてくれました! 「ミスマガでもっと上の賞を獲りたかった。グラビアでこれからリベンジしたい!」と息巻く彼女が挑んだ6ポーズ、80ページの大ボリュームの意欲作です。ぜひご覧ください。
電子のみ
白戸ゆめの 令和No.1フリーアナウンサー FRIDAYデジタル写真集
2025.03.13発売
白戸ゆめの 令和No.1フリーアナウンサー FRIDAYデジタル写真集
その他:白戸 ゆめの,著:西條 彰仁
瀬戸内海放送のアナウンサーからフリーアナウンサーへ転身を遂げた白戸ゆめのがFRIDAYに初登場。女子アナ界随一のスタイルを惜しみなく披露してくれました!  20代最後の年を迎えた彼女の表現力は、まさに圧巻。 溢れ出す大人の色香を、7ポーズ、100ページの特大ボリュームに収録しました。永久保存版の一冊をぜひお楽しみください。
電子のみ
死と生の民俗
2025.03.13発売
死と生の民俗
著:田原 開起,解説:諸岡 了介
講談社学術文庫
ひと昔前の、普通に生きた人々の中にある、ごくありふれた日常。そこには「死と生」にまつわる、さまざまなエピソードが共存していた――。近代化とともに「家」から死が遠ざかり、死への意識が希薄化した現代社会。明治から昭和初期の消えゆく風習を丹念に聞き取りながら、閉塞感ある今の社会の課題を解くヒントを掘り起こす。愚直で素朴で、とてつもなく豊穣な、隠れた民俗学の名著、復刊! 目次 はじめに 第一部 明治末期から大正期の「死の民俗」--地域の葬儀や野辺送りの行列、火葬場での体験から 1) 生の中の死 1 日々のなかにある日常の続きとしての死 2 日常を断ち切る死の予言 2) 死の儀礼に出会った体験や見聞 1 「湯灌」と奥納戸 2 「角寄せ」 3 「棺造り」や「納棺」と結核患者 4 「親戚へ音をする」「悔やみを言う」 5 「斎(とき)」 6 「葬儀」と「野辺送り」 7 「焼場」と「骨拾い」 8 「木飯米(きはんまい)」 3) 子どもの頃に「人の死」に出会った契機 1 葬式や野辺送りの場面に出かけた契機 2 聴聞や法事の場面に出くわした契機 4) 「人の死」は子どもにとって何であったか 第二部 明治末期から大正期の「生の民俗」 1) 大人への道・自立の旅 2) 結婚 1 仲人 2 結婚 3 こぶり合わせる 4 結婚の祝い 5 離婚 3) お産と産後 1 出産 2 団子汁 3 産湯とあと産 4 産後 4) 健やかな成長を祈る 1 五香 2 祝福 3 七歳までは神のうち 4 「拾い親」の民俗 5 子育てと戦中戦後の労働 6 休み・楽しみ・生きがい 5) 死と生の間を生きる 1 信心・感謝 2 老境(年をとらねば分からないこと) おわりに 注 聴き取り対象者一覧 並びに聴き取り年月日 あとがき 解説  諸岡了介(島根大学教授)
電子あり
メルロ=ポンティの思想
2025.03.13発売
メルロ=ポンティの思想
著:木田 元
講談社学術文庫
20世紀フランスにあらわれた綺羅星のごとき哲学者たちのなかにあって、ひときわ大きな輝きを放ちながら早世したモーリス・メルロ=ポンティ(1908-61年)。エドムント・フッサールの現象学と出会い、身体を中心に据えることで独自の地平を切り開いたその思想は、その後の現代思想の基盤となるとともに、哲学はもちろんのこと看護学や認知科学、芸術の領域にいたるまで今なお幅広く影響を与え続けている。 本書は、日本にメルロ=ポンティを紹介した第一人者たる著者が、『行動の構造』の公刊に先立つ思想にはじまり戦後の後期思想に至るまで、真正面からメルロ=ポンティの全容をとらえようと試みた書物である。 主要著作のひとつひとつが大部であることが、この知の巨人の全貌を捉えがたくしている大きな理由だが、『行動の構造』、『知覚の現象学』、『シーニュ』、『眼と精神』、『見えるものと見えないもの』など主要著作のほとんどの邦訳を手掛けてきた著者ならではの精緻な読解によって、途方もない構想とその可能性があざやかに浮かび上がる。 前人未到の境地に達したメルロ=ポンティの思考は、なぜ、いかにして可能だったのか。比類なき学識をもつ著者だからこそなしえた、思想的文脈、歴史的背景を踏まえた分析で、その思考の形成過程をも解き明かしていく。 知の巨人が知の巨人に肉迫した、無二の概説書。(原本:岩波書店、1984年)  【本書の内容】 まえがき 1 思想の形成 2 『行動の構造』をめぐって 3 『知覚の現象学』をめぐって 4 戦後のメルロ=ポンティ 5 メルロ=ポンティの言語論 6 メルロ=ポンティの社会理論 7 後期思想の検討 注 文献表 あとがき 解 説(加國尚志) 年 譜
電子あり
古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国
2025.03.13発売
古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国
著:澤田 典子
講談社選書メチエ
世界史に比類なき足跡を残した偉大なる英雄たちの王国、マケドニア。紀元前7世紀半ばの建国から、天然資源と外交術を駆使した版図拡大の時期を経て、フィリッポスによるギリシア制覇、アレクサンドロスによるアカイメネス朝ペルシア打倒を含む東方遠征、そして後継者戦争の果てに滅亡に至るまでの全軌跡を、最新の研究成果を踏まえて辿る、本邦初、唯一無二の歴史書! これが『ヒストリエ』(岩明均)のリアルだ!! 「その日、マケドニア王国の古都アイガイで華々しく執り行われた祝典は、一瞬にして、血塗られた惨劇の場と化した。「当時のヨーロッパの王たちのなかで最も偉大な王」(ディオドロス『歴史叢書』一六巻九五章一節)と称えられた一人の王者が、暗殺者の凶刃に倒れたのである。その王の名は、フィリッポス二世。かのアレクサンドロス大王(三世)の父親である。」――「プロローグ」より [目次] プロローグ 第1章 マケドニア史へのアプローチ 1 マケドニア史研究の歩み 2 フィリッポス二世の「復権」 第2章 マケドニア王国の成立 1 マケドニアの地勢 2 王国の誕生 3 マケドニア王国のしくみ 第3章 ヘラクレスの子孫たち 1 アルカイック期のマケドニア 2 アレクサンドロス一世 3 ペルディッカス二世 4 アルケラオス 第4章 フィリッポス二世の父と兄 1 アミュンタス三世 2 アレクサンドロス二世 3 ペルディッカス三世 第5章 フィリッポス二世の登場 1 即位時の危機 2 王国の統合 3 ギリシア征服のスタート 4 第三次神聖戦争への参戦 第6章 ギリシアの覇者へ 1 「フィロクラテスの講和」 2 フィリッポス二世の宮廷 3 ギリシア制覇への道のり 4 決戦へ 第7章 フィリッポス二世からアレクサンドロスへ 1 ペルシア遠征を見据えて 2 王者の最期 3 父と子 エピローグ 結びにかえて――現代のマケドニア 地図 マケドニア王家の系図 マケドニア王在位表 凡例 主な参考文献 図版出典一覧 関連年表 索引
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「完全振り子理論」で学ぶ 最後のゴルフレッスン
2025.03.13発売
「完全振り子理論」で学ぶ 最後のゴルフレッスン
著:永田 玄
■アマチュアがアマチュアのために書いた 累計10万部突破「永田本」の最新刊がついに刊行 もう、スウィングに悩まない。 読むだけでシングルになれる ■運任せのゴルフから必然のスウィングへ ──ゴルフにおいては「阻害する力」「無駄な力」を取り除くことは何よりも必要だ。しかし、この病変を除去するには「理論でゴルフを覚える」しかないようだ。それも「断片」の寄せ集めの理論ではなく、理路整然とした理論でなければ……。(本書より) ■もう無駄な練習は必要ない。 ドライバーからパターまですべてを変える単純理論! 《本書の内容》 上達を妨げる単語「インパクト」「ヘッドスピード」/身体を2つのパーツに分けて認識する/腰の切り上げとは何か/サイクロイド曲線をアタマに描く/スウィングの肝になる「2つの円軌道」/フェイス面は閉じることも開くこともない ほか
電子あり
維新暗殺秘録
2025.03.13発売
維新暗殺秘録
著:平尾 道雄
講談社学術文庫
開国に揺れる万延元年(1860)の「桜田門外の変」から、明治4年(1871)の広沢真臣惨殺まで、暗殺事件でみる幕末維新史。 維新前夜の傑物で英雄豪傑と称される清河八郎や、肥後藩の儒学者で明治政府に出仕した横井小楠といった「大物」から、勤皇派の恨みを買って三条河原でなぶり殺された目明しの「猿(ましら)の文吉」といった弱者まで、30の事件を取り上げる。田中光顕や谷干城が語る坂本龍馬の最期、若き伊藤博文が山尾庸三とともに風説を信じて斬り捨てた相手、佐久間象山の息子が仇討ちを狙っていると聞かされた暗殺者・河上彦斎の平然ぶり、幕吏への情報漏洩が疑われて殺された絵師・冷泉為恭の妻とのロマンスと、まさに秘話の集成である。 明治33年(1900)に生まれ、故郷・土佐の歴史を中心に多くの著作をなして司馬遼太郎の信頼も厚かった著者は、「暗殺は文明と野蛮を問わず、古代から現代まで人間社会の一現象として起こる」といい、「明治維新とか、昭和維新とか、変革を呼ぶ時代に暗殺の頻度が多いことは既に歴史が証明している」という。本書はまさに「昭和維新」が叫ばれたテロの時代、昭和5年(1930)に発表され、その後、何度も版を変えて読み継がれてきた。 巻末には、100件を超える事件が並ぶ「維新暗殺史年表」。幕末維新史の研究者、一坂太郎氏が解説を執筆。 〔原本:1967年白竜社刊、1978年新人物往来社刊、1990年河出書房新社刊〕 目次 暗殺談議――序に代えて 大老 井伊直弼 土佐藩参政 吉田東洋 島田左近と宇郷玄蕃 本間精一郎 目明し 猿の文吉 平野屋寿三郎と煎餅屋半兵衛 国学者 塙次郎・鈴木重胤・中村敬宇 播州家老森主税と用人村上真輔 江州石部事件 多田帯刀と村山加寿江 千種有文家臣 賀川肇 儒学者 池内大学 清河八郎 雙樹院 如雲 大藤幽叟 大坂町奉行与力 内山彦次郎 絵師 冷泉為恭 因州藩暗殺事件 姉小路公知 佐久間象山 水戸藩士 住谷寅之介 一橋家用人 原市之進 坂本龍馬と中岡慎太郎 御陵衛士頭 伊東甲子太郎 秋月藩士 臼井亘理 パークス要撃事件 奥羽鎮撫使参謀 世良修蔵 参与 横井小楠 兵部大輔 大村益次郎 参議 広沢真臣 維新暗殺史年表 解説(一坂太郎)
電子あり
プリキュアオールスターズ キミとアイドルプリキュア♪ キラキラシールブック
2025.03.13発売
プリキュアオールスターズ キミとアイドルプリキュア♪ キラキラシールブック
編:講談社,絵:東映アニメーション
「キミとアイドルプリキュア♪」から「ふたりはプリキュア」までの歴代プリキュアが大集合、かわいいシールがたっぷり400枚以上集まった1冊です! シールはすべて、「キラキラ」ホロシール! おともだちの絵本限定のかきおろしイラストもいっぱい! お手紙に貼ってかわいい切手シールや、はってはがして遊べるシールずかん、好きなプリキュアをおともだちに伝えられるメッセージカードなどもついているので、遊びの幅がぐっと広がります。 プリキュアの魅力を、まるごとお届け!
TRANSIT 67号 新時代の中欧浪漫紀行 ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー 
2025.03.13発売
TRANSIT 67号 新時代の中欧浪漫紀行 ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー 
編:ユーフォリアファクトリー
ロマンチックで耽美、でもどこかミステリアス。煌めく古城や宮殿、その光を妖艶に映し出すドナウ川の景色に、そういったイメージを抱く人も多いはず。ヨーロッパのちょうど真ん中に位置するポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの中欧4国。ここでは、荘厳な古城に豪奢な温泉、森と洞窟など豊かな風景に恵まれ、ショパン、リスト、ミュシャ、トルンカといった数々の才能が生まれてきました。そして近年は、ホロコーストや社会主義国時代などの重い記憶を携えながら経済成長を遂げ、多くの観光客が押し寄せています。ワインに温泉、手工芸など古くから愛される伝統はもちろん、新たに芽吹くカルチャーや人びとのムーブメントまで。今もなお美しく重厚な歴史を紡ぎ、現在進行形で変わりつづける。そんな新時代の中欧を、旅してみませんか? 【特集企画】 あたらしいポーランド/ポーランド 写真=在本彌生 文=津賀真希(TRANSIT) ブダペスト、時を超える街の記憶/ハンガリー 写真=熊谷勇樹 文=ジェレミー・ベンケムン(TRANSIT) 一粒のたしかさ/チェコ 写真=馬場晶子 文=池尾優 時が動き出したチェコ、料理のこと/チェコ 写真=在本彌生 文=ワインあけび 冬を沈め、春を迎えるブショーヤーラーシュ/ハンガリー 写真・文=ZSOLT REPASY 最後の桃源郷を目指して/ハンガリー 写真・文=SHU KOJIMA クリスマス目前のスロバキア、やさしい日常/スロバキア 写真・文=モロイユウダイ 中欧ってなんだ 各国成り立ち チェコスロバキアの旅人 イエルカ・ワイン 名建築歩き チェコの魂宿る人形劇の世界 カルチャー案内 チェコアニメ/絵本/文学/映画/音楽/アート/プロダクトデザイン/次世代 各国の食を知る8つのメニュー 中欧政界ウォッチング2025 中欧諸国の気になるカンケイ! ヴィシェグラード4カ国経済予測 ご近所4カ国座談会 国を越え、人を旅するロマ民族 「世界共通語」を作った中欧のユダヤ 翻弄の100年史 20-21世紀へ 戦争により生まれた国境/ 21世紀のホロコースト考/社会主義下の中欧/ 1989 年の「革命」ドミノ? /移民・難民問題のビフォー&アフター/ウクライナ侵攻/次の戦争を考える
児玉浩宜、坂本美雨、小林エリカ/作品で時代を知る 綴じ込み冊子 中欧トラベルガイド 鉄道と基本情報/城/温泉/自然/手仕事/ワイナリー/ミステリースポット/遺構と博物館
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー&レジェンドスーパー戦隊 あそべる ずかん
2025.03.13発売
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー&レジェンドスーパー戦隊 あそべる ずかん
編:講談社,監:東映
2025年2月より放送開始のナンバーワン戦隊ゴジュウジャーひみつがわかる「ずかん」と、クイズや絵さがしなどの「あそび」がギュッとつまった一冊に! バトルゲーム、まちがいさがし、くみあわせクイズなどでいっぱいあそんでね!
電子あり
フロイトとベルクソン
2025.03.13発売
フロイトとベルクソン
著:渡辺 哲夫
講談社学術文庫
ジークムント・フロイト(1856-1939年)とアンリ・ベルクソン(1859-1941年)。ウィーンとパリで同じ時代を生きた二人は、同じ知のネットワークに属していたばかりか、同じ対象に関心を抱き、独自の思索を展開した末、対極から同じ領域に迫ろうとした。しかし、彼らには直接の交流はおろか、著作での言及も皆無に等しい。この謎めいた事実は何を意味するのか──本書は、この問いに挑み、二人の知の巨人を隔てる深淵に肉薄する。 著者は言う。「精神医学にせよ、哲学にせよ、およそ学問的な企てが総じて追求しているのは、人間の幸福だと言っていいだろう。つまり、幸福を否定してくる不幸事の調査研究も含めて、人生の幸不幸の研究こそが、いっさいの学問の根本の任務なのである」(第V章)。この「幸不幸」という問題に決着をつけるために、著者は「フロイトとベルクソン」という問いに到達した。だが、その問いは著者が生み出したものではなく、「この二人の「無意識の発見者」から発せられていると強く実感される」ものだった。 本書は人間と切り離せないこの問題に向き合うすべての人への贈り物である。 [本書の内容] プロローグ 小林秀雄の声を聴いたこと/直覚された二人の関係 第I章 生 同時代人/誕生の頃/修学時代/無意識・心の基体の発見/ユングという体験/ミンコフスキーの精神病理学/晩年/再び、直覚された二人の関係に焦点を合わせる 第II章 夢 記憶の円錐体について/ベルクソンの「夢」の講演/『夢解釈』の裏側の世界/冥界への歩み、果てしなく/快原理のもろさ/刺激保護膜の無機物的性質/快原理の/夢の「彼岸・前史」/涅槃原理のほうへ/無意識から、無意識へ/ベルクソンという覚醒 第III章 抑 圧 ベルクソンの思索と「抑圧」メカニズム/抑圧されたものとエスについて/生命のダブル・バインド/円錐体という意味過剰の渦動/「一ツの脳髄」から「感想」の破綻(終焉)へ/現実原理/快原理と円錐体、エロース/死の欲動とエス/シュレーバー語のダブル・バインド/円錐体の時間とエスの時間/無機物(フロイト)と物質(ベルクソン)と 第IV章 自 我 自我制作を企てるか否か/ベルクソンの精神病観/フロイトの自我(概念)制作の必然について/フロイトの企ての特質/中断された投射メカニズム研究/投射から企てへ/オイフェミスムス/アナクロニスムに発する投射のメカニズム/記憶の円錐体と投射メカニズム 第V章 進 化 ベルクソンと進化/死後の霊魂の不滅について/トルストイの『イワン・イリッチの死』を再読する/『イワン・イリッチの死』と正宗白鳥/弛緩の至福/フロイトと退化/反復 エピローグ――エスが企てる
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