記憶の中の殺人

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記憶の中の殺人

キオクノナカノサツジン

文芸(単行本)

27年前の軽井沢──。少年、浅見光彦に何があったのか!?
内田家の墓の隣に墓地を構える一族の当主の密室殺人事件。その事件の糸を手繰りよせるうちに、浅見の喪われた記憶が甦る。

内田家の墓前に供えられた心当たりのない花。不審に思うセンセだが、浅見は隣の財田家から移しかえられたものと推理した。ところが、その約1カ月後、財田家の当主であるゼット精工社長・財田啓伍氏が何者かに殺された。奇妙なことに現場のテーブルにあったコーヒーカップから検出されたのは、3年前に自殺した財田氏の長女・芙美子の指紋だった──。名探偵・浅見光彦と軽井沢のセンセが、殺人事件の謎を追う!


書誌情報

紙版

発売日

1995年10月03日

ISBN

9784062078726

判型

四六

価格

定価:1,495円(本体1,359円)

ページ数

326ページ

初出

『小説現代』1994年5月号~1995年9月号に連載された「浅見光彦雑記帳」を改題、大幅に加筆・補正

著者紹介

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