認知症 専門医が教える最新事情

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認知症 専門医が教える最新事情

ニンチショウセンモンイガオシエルサイシンジジョウ

講談社+α新書

スポーツは50%もリスクを下げる! ゲームや読書など知的好奇心を満たすのも最高の予防に! また、うつや生活習慣病の治療から、睡眠負債、スポーツ障害への対策が予防や改善につながります。実は予防は、認知症予備軍で始めるのでは遅いのです。症状のないプレクリニカル認知症の時期、中年期の予防こそ大切。自分や家族のもの忘れが心配な人へ、大丈夫なもの忘れか、危ないもの忘れか、端的につかめるチェックリスト付き。


スポーツは50%もリスクを下げてくれ、ゲームや読書など頭を使ったり知的好奇心を満たすのも最高の予防に! また、うつや生活習慣病の治療から、睡眠負債、スポーツ障害への対策が予防や改善につながることを知ってください。
認知症予防は、認知症予備軍で始めるのでは遅い。本書では、中年期から始められる予防法に重点を置き解説。何が有効かわかります。
予備軍より前、症状のないプレクリニカル認知症のときこそ、最大の効果ありと最新医学で判明! 認知症を起こす脳のゴミは15~20年かけて増えるからです。
40代以上の人への調査では、もっとも恐れられていてもっとも知識を持っていない病気が認知症。2025年には、高齢者の3人にひとりが認知症か認知症予備軍。今から家族も自分も知っておきたい知識こそ、予防法なのです。なかでもいちばん知っておくべきことを研究者であり認知症専門医がお知らせします。
一方、予防法や治療法には間違った情報が少なくありません。軽度認知障害(予備軍)は治る、効くサプリメントがある、脳トレはいい、などなどへの正しい回答も。
自分のもの忘れが心配な人には、大丈夫なもの忘れか、危ないもの忘れか、チェックできます。
日々の治療の現場で、患者さんやそのご家族から寄せられる質問への回答も初めて紹介します。


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第1章 これって認知症? あなたのもの忘れは大丈夫か
第2章 予防の新常識――認知症予備軍ではもう遅い
第3章 治る認知症・治らない認知症――最前線の知識で備える
第4章 認知症を予防する――効果最大は40~50代での予防
第5章 認知症の治療――自立して生活できる日々を延ばす
第6章 ご家族に伝えたい、症状を改善させる接し方
おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2017年11月22日

ISBN

9784062915137

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2017年11月24日

JDCN

06A0000000000010587W

著者紹介

著: 伊東 大介(イトウ ダイスケ)

いとう・だいすけ 1967年生まれ。1992年、慶應義塾大学医学部卒業。同年、同大大学院医学研究科博士課程(神経内科学)入学。1996年、慶應義塾大学医学部(内科学)助手(専修医)。2001年、米国シカゴ大学リサーチフェロー。2006年より、慶應義塾大学医学部(内科学)専任講師。総合内科専門医、日本神経学会専門医、日本認知症学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本医師会認定産業医。日本内科学会、日本神経学会(代議員)、日本脳循環代謝学会(評議員)、日本認知症学会(代議員)、日本脳卒中学会、日本頭痛学会、日本神経化学会、Society for Neuroscienceに所属。2012年、日本認知症学会学会賞受賞。

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