
マイページに作品情報をお届け!
東大教授、若年性アルツハイマーになる
トウダイキョウジュジャクネンセイアルツハイマーニナル
- 著: 若井 克子

元脳外科医で、最高学府の教授でもあった夫・若井晋。
その彼が若年性認知症になるとき、本人は、そして家族は、どうしたのか。
長い苦悩をへて病を受け入れ、新たな道へと踏み出した
夫婦の軌跡を、妻・若井克子が克明に描き出す。
●当事者・若井晋が語る「認知症の人から見た世界」とは?
「最初は『何でだ』と思っていました」
「けれども私は私であることがやっとわかった」
「私が見ている感じと、みなさんが見ている感じが違うんです」
「僕の住んでいる世界は、たいへんなんだよ」
「『大変だったなあ』と一言、言ってくれればよかった」
【著者・若井克子の言葉・・・本文より】
晋は若年性アルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
それは、世間からは「地獄」に見えるのかもしれない。
だが私には、むしろ、すべて失ったことで「あるがまま」を得て、
信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ。
病は人生の一過程に過ぎない。認知症になっても、私は私であることに変わりはない――。
認知症患者800万人時代を生きるための必読書がここに!
Ⓒ若井克子
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2022年01月13日
ISBN
9784065266687
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
242ページ
シリーズ
介護ライブラリー
電子版
発売日
2022年01月13日
JDCN
06A0000000000414540C
著者紹介
香川県生まれ。日本女子大学在学中にキリスト教に入信。卒業後は徳島県の県立高校などで教諭として勤務し、1974年、当時は勤務医だった若井晋と結婚する。二度の海外生活などを経て、1999年、夫が東京大学の教授に着任するが、若年性アルツハイマー病とそれにともなう体調不良により退官。以後、認知症の当事者とその家族として各地で講演活動を行いながら、2021年に夫が最期を迎えるまでサポートを続けた。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
認知症の人の気持ちと行動がわかる本
-
認知症といわれたら
-
認知症の人は何を考えているのか?
-
認知症の私から見える社会
-
国富215兆円クライシス 金融老年学の基本から学ぶ、認知症からあなたと家族の財産を守る方法
-
認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由
-
世界初・認知症薬開発博士が教える 認知症予防 最高の教科書
-
認知症になりたくなければラーメンをやめなさい
-
認知症の人のイライラが消える接し方
-
アルツハイマー病のことがわかる本
-
なぜか笑顔になれる認知症介護
-
もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本
-
ゆかいな認知症 介護を「快護」に変える人
-
認知症 専門医が教える最新事情
-
その認知症ケアは大まちがい!
-
アルツハイマー病は「脳の糖尿病」
-
認知症の人がパッと笑顔になる言葉かけ
-
40歳からの「認知症予防」入門
-
認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ
-
認知症の人の不可解な行動がわかる本
-
まだ間に合う! 今すぐ始める認知症予防
-
認知症の真実
-
社会脳からみた認知症 徴候を見抜き、重症化をくい止める
-
認知症を知る
-
レビー小体型認知症がよくわかる本
-
脳からみた認知症
-
認知症を防ぐスーパー健脳食
-
認知症の人のつらい気持ちがわかる本
-
認知症にならない、進ませない
-
図説 認知症高齢者の心がわかる本
-
新しい認知症ケア
-
妻が「若年認知症」になりました
-
解放老人
-
ふたたびのゆりかご アルツハイマー型認知症の夫と笑い合う日々
-
セラピードッグの子守歌 認知症患者と犬たちの3500日
-
アルツハイマー病のすべてがわかる本