内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法

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電子あり

内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法

ナイコウガタニンゲンガムリセズシアワセニナルユイイツノホウホウ

講談社+α新書

成功する人は外向型という常識を覆した、全米ミリオンセラー。
●内向型な人がもつ豊かな創造性●共同作業が創造性を殺す●自分を裏切らずに人とつきあう方法●「リーダーは外向型」はウソ●オープンオフィスは生産性を阻害する他
内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。

外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。

同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。

*本書は2013年に刊行した『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』(講談社+α文庫版は『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』)を原著者の承諾を得て再編集した縮約版です。


ⒸHideko Furukusa

目次

序章 これほど違う二つの性格
1章 ”誰からも好かれる人”が生まれた理由
2章 ”カリスマ的リーダーシップ”という神話
3章 ”共同作業”が創造性を殺す
4章 性格は運命づけられているのか?
5章 生まれつきと自由意志
6章 なぜ”クール”が過大評価されるのか?
7章 報酬志向と脅威志向が運命を分ける
8章 あえて外向的にふるまうのなら
終章 不思議の国へようこそ

書誌情報

紙版

発売日

2020年05月22日

ISBN

9784065198070

判型

新書

価格

定価:990円(本体900円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2020年05月21日

JDCN

06A0000000000205871L

初出

2013年に刊行した「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」(講談社+a文庫版は「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」)を原著者の承諾を得て再編集した縮約版。

著者紹介

著: スーザン・ケイン(スーザン・ケイン)

プリンストン大学卒業、ハーバード大学ロースクール修了。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』『ウォールストリート・ジャーナル』紙、『アトランティック』誌などに寄稿するほか、企業や大学などでコミュニケーション・交渉術の講師を務める。TED2012の”The power of introverts”と題された講演は2500万回以上インターネットで視聴され、ビル・ゲイツお気に入りの講演の一つとして紹介されている。本書は1作目の著書で、すでに40言語に翻訳され、アメリカでミリオンセラーとなった。

訳: 古草 秀子(フルクサ ヒデコ)

青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア/アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ。訳書に、ヘックマン『幼児教育の経済学』、レイソン『シンドラーに救われた少年』、グローガン『マーリー』、カーソン『失われた森』、ピアス『水の未来』、パーキンス『エコノミック・ヒットマン』など多数ある。

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