講談社現代新書作品一覧

魔法の心理学
魔法の心理学
著:高木 重朗,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
魔法のウラには人間心理の落とし穴がある.なぜ目の前で人体が浮かぶのか? どうやって人の心がスラスラ読めるのだろう?ミスディレクション,錯視などを利用した魔法のタネ明かしをする心理ゲ-ムの書.
漢字遊び
漢字遊び
著:山本 昌弘,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
洒落川柳はいかが――さて、次の“川柳”をお読みいただきたい。【同じ字を 雨雨雨と 雨て読み】古川柳ということになっているが、意外に新しいかも知れず、古典・作者名は分からない。それにしても、何と読むか かりに「雨雨雨と」が「アメアメアメと」でいいとしても(まるで八代亜紀の歌みたいだが)、「雨て」を「アメて」では日本語にならない。これは、【同じ字を アメ・サメ・ダレと グレて読み】と読む。――本書より
点と線の不思議
点と線の不思議
著:一松 信
講談社現代新書
点と線のつながりや関係のおもしろさを紹介独裁者とトロイカ方式,電気回路における双対性など点と線の織りなす図形は,諸方面に応用されている.一筆書き,世界一周ゲ-ムを通じ新しい数学の世界に招待.
イメージを読みとる 「カミ」的心性を求めて
イメージを読みとる 「カミ」的心性を求めて
著:日向 あき子,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
芸術の発生源としてのイメージを探る意欲作人類が時代を超えて持ち続けた“カミ的心性”をタテ糸に,動物壁画の呪術的世界,蛇のイメージとアニミズム,仮面とマンダラの楽園願望を豊富な図版で提示した.
ストレスコントロール
ストレスコントロール
著:内山 喜久雄
講談社現代新書
会議、交渉、人間関係……ストレスの種は尽きない。逃避するだけでなく、ストレスに積極的に立ち向かうことで、自己実現へのスプリングボードとすることができる。その正体、原因を明らかにして対ストレス作戦の足場を固め、緊張を解き、心身を安定させる自律訓練法やリラクセーション法、対人関係や集団内ストレスに対応するための主張訓練法や適応スキル訓練法など、具体的かつ効果的な戦略を説く。ストレス度を測定するテスト、ストレス障害の起こしやすさを測るAタイプ行動パターン自己診断表などを付す。
太平洋戦争の歴史(下)
太平洋戦争の歴史(下)
著:黒羽 清隆,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
泥沼に陥った戦争後半の悲惨な実態を詳述.圧倒的なアメリカの物量のもとに,「転進」につぐ「転進」を強いられた日本軍.銃後の生活を含め,戦争後半の悲惨な実態を詳述し,マッカサー進駐までを展開する
太平洋戦争の歴史(上)
太平洋戦争の歴史(上)
著:黒羽 清隆,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
真珠湾から<転進>に到るまでの戦史を詳述開戦前夜から真珠湾までの決断そして戦いの分け目となったミッドウェ-海戦 ,太平洋戦争の前半期を豊富な資料,エピソ-ドをとおし,歴史として位置づける.
孤独を生きぬく
孤独を生きぬく
著:イシドロ・リバス,装画:久里 洋二,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
なぜ、自分の欠点ばかりを気にするのですか。どうして、そんなに小さな殻にとじこもっているのですか。人は、絶対的で無限の愛を求めるあまりに、不完全な愛を拒んでしまいがちです。自己嫌悪を越え孤独の深みから自己を解き放ち、欠点つきの自分、ありのままの自分を表現しつつ共に分かち合うことによってこそ、本当の愛と信頼が生まれてきます。1人では、けっして幸せになれないだけでなく、本当の自分にもなれないのです。 2つの狐独――ロンリネスは寂しい感じにとどまりますが、ソリチュードは1人でありながら、かえって多くの深い喜びや静かな安らぎや安定感を与えてくれるものです。現代人の多くの不安と寂しさは、ソリチュードの時間がほとんどないところからくるのではないでしょうか。ロンリネスに悩むから仲間を求めますが、しかし本当のロンリネスになるのは仲間がいないからではなく、心の底からの本当のコミュニケーションが足りないからです。いつも他人と共にいてソリチュードがないから、本当の自分を失って、本当の自分を分かち合うことができなくなってしまいます。一言でいえば、ロンリネスになるのはソリチュードがないからです。――本書より
電子あり
ロック
ロック
著:北中 正和,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
エルヴィスから現代までロックの魅力を探るロック音楽は,なぜ若者の心をとらえるのか.時代と共に音楽的にどう成長したか.スターとヒット曲の背景・エピソードを通して,人気の秘密を解明した意欲作.
新聞記者の現場
新聞記者の現場
著:黒田 清,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
現代瓦版をめざす新聞ジャーナリズムの原点大阪読売新聞社会部を率いて,数々のユニークな報道と独自の紙面づくりを展開してきたベテラン記者が,日々の取材活動の実際と新聞記者の実像を生き生きと描く.
CIA
CIA
著:斉藤 彰,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
ニカラグア政府転覆のマニュアル「CIA手引書」が暴露された。「グリーン・ベレー」以来のダーティーな体質ばかりがイメージされる。だが、現実のCIAは、職員1万6千余、予算7億5千万ドル、海外で雇われるスパイ、隠し資金を加えれば、この数倍の規模に達する巨大官僚組織なのである。スパイ衛星をはじめ、偵察機、通信傍受により集められた膨大なナマ情報を整理・分析し、いかに完成品に仕立てあげるかが問われるようになってきた。本書は、海外支局員の報告書作成、山積みになったマル秘文書など日常の姿を描きながら、近代的インテリジェンスへと脱皮をはかるCIAの実像を明らかにする。 本部へのレポート――本部への通信は大別して、「作戦報告」と「情勢報告」の2つがある。刻々と動く現地の情勢をレポートするのが「情勢報告」だ。「情勢報告」は、新聞一面をにぎわすような政変や大事件がない場合でも、最低週1回は作成するのが普通だ。ある工作員経験者によると、とり立てて何も報告することがないまま、週末が近づいてくると、ソワソワ落ち着いていられなくなることもあるという。かといって、何も報告しないと、本部での自分の評価が落ちる。この経験者は「上司にもよるが、質より量が重く見られることがあり、げんに、自分の仲間で、いい加減なレポートを何本も送って出世したヤツもいる」と嘆いていた。――本書より
対話のレトリック
対話のレトリック
著:向坂 寛,装丁:杉浦 康平,装丁:鈴木 一誌
講談社現代新書
武器としてのコトバをいかに使いこなすか.筋道だった話の進め方,説得力ある表現法,論争のテクニック,さらには詭弁や嘘の見抜き方まで,古典ギリシアの論理学に学びつつ,それを現代に生かすノウハウ.
稟議と根回し
稟議と根回し
著:山田 雄一,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦,装画:久里 洋二
講談社現代新書
日本の組織風土 入社して数年、ようやく仕事に慣れたのに、自分の企画が通らないのはなぜか?一所懸命の努力が評価されないのはなぜか?本書では、若手社員の創意でもトップ・マネジメントにまで巧みに反映させる稟議制度、相手の立場に立って考える気ばたらきから生まれ全員の合意を生み出す根回し──など、海外にも知られた独特の組織風土と、企業内部にはたらく論理を豊富な実例によって解明し、若いビジネスマンが、会社の中で伸びやかに自分を実現していくための指針を提示する。
全学連と全共闘
全学連と全共闘
著:高木 正幸,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一,装画:下田 一貫
講談社現代新書
戦後史を揺るがした学生運動の流れをたどる全学連から全共闘へ,戦後の歴史の重要な節目にあって学生たちが掲げた平和と民主主義,社会改革,大学解体などの理念と運動の実態を,史実とエピソ-ドで綴る.
国会議員
国会議員
著:江田 五月,装丁:杉浦 康平,装丁:鈴木 一誌,装画:渡辺 富士雄
講談社現代新書
議員の生活と活動から政治のしくみを知る.資金作りと収支,選挙運動のウラ側,他党派との付合いを含む国会内外のかけひき.個人データを開陳しつつ不透明な国会議員の実像を明らかにし,あり方を考える.
バランス感覚
バランス感覚
著:太田 次郎,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦,装画:藤井 啓誌
講談社現代新書
心身から人間関係までバランスを磨くためにバランスが悪い,バランス感覚がないという言葉をよく使う.ではいったいバランスとは何だろうか.物理的な側面から,人間相互の関係まで,その意味と効用を考察
失敗から何を学ぶか ―私の新入社員時代
失敗から何を学ぶか ―私の新入社員時代
編:現代新書編集部,装丁:杉浦 康平,装丁:赤崎 正一
講談社現代新書
ビジネス社会の先達が披瀝する体験と教訓.不慣れな仕事に失敗したり,職場環境や人間関係に戸惑い,試行錯誤を重ねる新入社員時代.この不安と緊張の時期をどう乗り切るか.各界著名人によるアンソロジー
ワープロ書斎術
ワープロ書斎術
著:西尾 忠久,装丁:杉浦 康平,装丁:谷村 彰彦
講談社現代新書
書斎をワープロが豊かな情報生産基地にする最近急速に普及しつつあるワープロを,情報生産・加工ツールとして中核に据え,部屋の改造と関連文具の効率的利用により,スピーディで多産な書斎革命をめざす.
生き方のコモンセンス
生き方のコモンセンス
著:P・ミルワ-ド,訳:別宮 貞徳,装丁:杉浦 康平,装丁:鈴木 一誌
講談社現代新書
のびやかな心すこやかな体のための40カ条薬のむべからず,金持になるべからず,テレビを見るべからず,時々息を止めるべし,子供時代を思い出すべし,苦しい時には神を頼むべし,神の国を求めるべし….
データベースを使いこなす
データベースを使いこなす
著:高田 正純,装丁:杉浦 康平,装丁:鈴木 一誌
講談社現代新書
ハイテク時代の<新>情報収集マニュアル.誰でも世界の情報を新聞より早く得,電子会議や電子メールに参加できる.オンライン・データベースが開く新しい情報の世界の楽しさをガイド.必須英語100語付