新刊書籍

レーベルで絞り込む

変わった世界 変わらない日本
2014.05.23発売
変わった世界 変わらない日本
著:野口 悠紀雄
講談社現代新書
過去30年の間に国際経済を取り巻く環境は激変した。しかしながら、日本経済は、電気や自動車などの製造業の輸出に過度に偏重したビジネスモデルを変えることができずに変化に大きく立ち後れた。しかしながら、日本の政治家にも官僚にも、こうした現状認識ができずに、場当たり的な対応を繰り返してきた。成功しつつあるかに見えるアベノミクスも、旧態依然とした経済モデルにしがみついており、本質的な改革とはほど遠い。 過去30年の間に国際経済を取り巻く環境は激変しました。しかしながら、日本経済は、円安頼みの輸出立国モデルに固執した結果、長期にわたる低迷を余儀なくされました。猛スピードで変化した世界経済に立ち後れた日本に対して、いち早く金融自由化に取り組んだイギリス経済は劇的な復活を遂げ、IT化に成功したアメリカは歴史に残る黄金期を迎えています。かつて「欧州の最貧国」といわれたアイルランドは、世界経済の変貌にいち早く対応し、「ケルトの虎」と呼ばれるまでに急成長しています。はたして周回遅れの感もある日本に、挽回の余地はあるのでしょうか。残念ながら、アベノミクスは、株価の底上げには成功したものの、円安誘導の輸出立国モデルに固執しており、古い産業構造を温存することを躍起になっています。野口悠紀雄氏は、アベノミクスの金看板である、インフレ目標と異次元金融緩和は、目標も手段も間違っており、国民にカタストロフをもたらす可能性が高いと、厳しく批判しています。これからの日本経済を待ち受けているものはなにか? 経済学の第一人者 野口悠紀雄氏の鋭い分析がふんだんに盛り込まれた作品です。
電子あり
和解という知恵
2014.05.23発売
和解という知恵
著:廣田 尚久
講談社現代新書
人間関係がぎくしゃくして悩んでいる方、遺産分割や離婚等のトラブルを抱えている方へ。人間関係がうまくゆかなくなって落ち込んでしまうことは、いつの時代でも、誰でもあることなのでしょう。とりわけ近年は、遺産分割等を機にこれまでうまくいっていた親族との人間関係がぎくしゃくし、深く悩んでいる人は多いと思います。本書は、弁護士としての46年の経験に基づき、紛争を避けるための「和解」のコツについて論じた本です。 【「仲直り」のヒント】 人間関係がぎくしゃくして悩んでいる方、遺産分割や離婚等のトラブルを抱えている方へ。「妥協」「譲歩」をせずに紛争を避けるコツを第一人者の弁護士が伝授します。 宮澤賢治が「ヤメロ」と言った「ソショウ」はどうすればやめられるのか。 家庭で、職場で、ご近所で―。 人間関係に悩むみなさんに贈る「和解」という「幸せの処方せん」。 -------------------------------------------------------- 近年、遺産分割や離婚等を機に、これまでうまくいっていた親族との人間関係がぎくしゃくし、深く悩んでいる人はかなり多いと思います。 そうしたトラブルが起こった時、解決策はいろいろありますが、私が推奨するのは断然「和解」です。この『和解という知恵』は、弁護士としての46年の経験に基づき、紛争を避けるための「和解」のコツについて論じた本です。「和解」といえば、「妥協」「足して2で割る」というようないい加減なもの、と思われるかもしれません。しかし本書では「和解のメカニズム」を解明するとともに、和解の方法について、具体例をもとにまとめました。 【本書の主な内容】 序章 訴訟をやめて和解を 第1章 和解とは何か 譲歩と和解/因果律と共時性の原理/ワキガを理由に離婚? ほか 第2章 和解のしくみ 過去に左右される「訴訟」と未来を志向する「和解」/ 金銭の貸し借りを巡る和解の方法 ほか 第3章 和解の扉を開く鍵 紛争解決規範の定義/ゲーム理論/言葉を引き出す工夫 ほか 第4章 和解へのスタート 身体と心の状態に光を当てる そこに「経済的な安心感」はあるか ほか 第5章 和解をやり遂げる方法 遺産分割協議における利害の調整法 土地の交換に見るウィン・ウィンの和解 先妻の子の「今」を知るための情報収集法 ほか 第6章 和解の源泉と二つの源流 第7章 和解の深さ
電子あり
デジタル・ワビサビのすすめ 「大人の文化」を取り戻せ
2014.05.23発売
デジタル・ワビサビのすすめ 「大人の文化」を取り戻せ
著:たくき よしみつ
講談社現代新書
スティーブ・ジョブズとジャック・ドーシー、デジタル世界の巨人たちも日本の「ワビサビ」に傾倒していた。デジタルをいちばん享受できるのは、時間があって、人生経験を積んだ「大人」たち。SNSで趣味の輪を広げ、音楽でも写真でもアートでも、デジタルを使い倒して、生活を楽しもう。リタイア世代の地域デビューの技術書。(講談社現代新書) スティーブ・ジョブズとジャック・ドーシー、デジタル世界の巨人たちも日本の「ワビサビ」に傾倒していた。 酸いも甘いも噛み分けた「大人」だからこその、豊かなデジタル生活を目指そう! 最近ではおバカな写真を自ら投稿して炎上する「アホッター」やら、 LINE殺人事件やら、ダメな部分が強調されることの多いSNS。 もともと、どんどん人と繋がれることが魅力であったはずなのに、 あらゆる罵詈雑言が幅をきかせるこの世界を嫌い、 いまではLINEの村社会に避難する人びとも多い。 さらにデジタルであらゆる文化が安っぽくなったという声も聞こえる。 でもそれは、デジタルがそれだけ誰もが使える当たり前の道具になってきたという裏返しでもある。 道具であるからには、要は使い方次第。 デジタルというと、若者のものという印象を持つ人もまだ多いが、 じつはデジタルをいちばん享受できるのは、時間があって、人生経験を積んだ「大人」たち。 フェイスブックなどのSNSで趣味の輪を広げ、音楽でも写真でもアートでも、デジタルを使い倒して、生活を楽しもう。 そのための方法を、デジカメ、デジタル・オーディオなどで人気の筆者が指南する。 リタイア世代の地域デビューの技術書。
電子あり
万葉びとの宴
2014.05.23発売
万葉びとの宴
著:上野 誠
講談社現代新書
新元号「令和」の由来がわかる! 『万葉集』研究の第一人者が「梅花の宴」を読み解く決定版 宴はなぜ大宰府で行われたのか? 歌はどのように披露されたのか? そもそもなぜ梅の花だったのか? …  * * * かくも素晴らしき「宴会」ニッポンの原点 古代人の雅に学ぶ酒宴の神髄 主人と客はお互いを気遣って称え合う。 盛り上げ上手の芸達者はあちこちでお座敷がかかる。 途中で抜ける時はマナー違反につき下手に出たり…。 思わず親近感が湧いてくる古代の人びとの宴会を、 注目の万葉学者がおもしろ実況・解説!
電子あり
歴史家が見る現代世界
2014.05.23発売
歴史家が見る現代世界
著:入江 昭
講談社現代新書
「現代」はいつから始まったのか? 「近代」と「現代」は何が変わったのか? そもそもどのようにして「時代区分」をするのか? 近年、歴史学の潮流は急速に変化してきた。視野の狭い国別の歴史にとらわれて、世界規模で進む大きな歴史のうねりを見逃してはならない。ハーバード大・歴史学部の名誉教授が書き下ろした、「現代世界」を考えるための手引き書。(講談社現代新書) 【目次】 第1章 歴史をどうとらえるか 第2章 揺らぐ国家 第3章 非国家的存在の台頭 第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない 第5章 普遍的な「人間」の発見 第6章 環地球的結合という不可逆の流れ 結 語 現代の歴史と記憶
電子あり
プロ野球の一流たち
2014.05.23発売
プロ野球の一流たち
著:二宮 清純
講談社現代新書
野村克也の配球学、工藤公康のバッテリー論、中西太の強打者育成術――。山崎武司打撃開眼の理由とは? 新井貴浩はアニキを超えられるか? 松坂大輔永遠の課題とは? 中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。人気著者が探る日本プロ野球の真髄! (講談社現代新書) 山崎武司打撃開眼の理由とは? 新井貴浩はアニキを超えられるか? 松坂大輔永遠の課題とは? 中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。人気著者が探る日本プロ野球の真髄! はじめに 第1章 監督の極意、投打の奥義 野村克也の「配球学」/中西太「育てる打撃論」/稲尾和久に捧ぐ――中西太インタビュー/大野豊のピッチング論 第2章 名選手たちの技術と陥穽 松坂大輔論――東尾修インタビュー/清原和博は強打者か/土井正博「名伯楽のインコース論」/新井貴浩は「アニキ」を越えられるか/渡辺俊介、サブマリンの極意/山崎武司のホームラン人生/工藤公康「バッテリーとは何か」/古田敦也「日本野球のために」 第3章 日米の野球格差を問う 松坂大輔ポスティング移籍を考える/野球超大国アメリカの品格/バリー・ボンズと薬物問題/日米野球格差の本質――団野村の警告 第4章 日本野球を脱構築せよ 裏金問題と日本球界の体質/特待生問題と高野連/独立リーグという可能性
電子あり
いい奴じゃん
2014.05.23発売
いい奴じゃん
著:清水 義範
講談社文庫
25歳の派遣社員鮎太は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。(講談社文庫) 25歳の派遣社員鮎太(あゆた)は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺(だいどうじ)たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。
電子あり
雑学のすすめ
2014.05.23発売
雑学のすすめ
著:清水 義範,その他:西原 理恵子
講談社文庫
世界で最初にコーヒー店ができた都市はどこ? 地球上に誕生した生物の絶滅率は何パーセント? 「服部」と書いてなんで「はっとり」と読むの? 食べ物から、科学、歴史まで、古今東西の身近な疑問に答えた1冊。日本文壇史上最強の爆笑コンビ、清水ハカセとサイバラ画伯が贈る、ウンチクがいっぱい詰まった雑学エンタメ。(講談社文庫) サイバラ画伯のマンガ多数! ●苗字の由来にはパターンがある? ●日本が韓国に伝えたキムチの必需品とは? ●ナゴヤ人が大好きな言葉は? 今すぐ誰かに話したくなるウンチク大集合! 世界で最初にコーヒー店ができた都市はどこ? 地球上に誕生した生物の絶滅率は何パーセント? 「服部」と書いてなんで「はっとり」と読むの? 食べ物から、科学、歴史まで、古今東西の身近な疑問に答えた1冊。日本文壇史上最強の爆笑コンビ、清水ハカセとサイバラ画伯が贈る、ウンチクがいっぱい詰まった雑学エンタメ。
電子あり
独断流「読書」必勝法
2014.05.23発売
独断流「読書」必勝法
著:清水 義範,その他:西原 理恵子
講談社文庫
『坊っちゃん』『ロビンソン・クルーソー』『伊豆の踊子』『ハムレット』『罪と罰』――。文学史に燦然(さんぜん)と輝く20作品を、シミズ博士のウンチクとサイバラ画伯の過激なマンガで大胆に解釈する。名作を読まなくても楽しめる、新機軸のブックガイド。清水義範が選ぶ泣ける物語ベスト10、王道ミステリーベスト10も収録。(講談社文庫) 笑いもウンチクも満載、全く新しい読書ガイド。 『坊っちゃん』『ロビンソン・クルーソー』『伊豆の踊子』『ハムレット』『罪と罰』――。文学史に燦然(さんぜん)と輝く20作品を、シミズ博士のウンチクとサイバラ画伯の過激なマンガで大胆に解釈する。名作を読まなくても楽しめる、新機軸のブックガイド。清水義範が選ぶ泣ける物語ベスト10、王道ミステリーベスト10も収録。
電子あり
日の砦
2014.05.23発売
日の砦
著:黒井 千次
講談社文庫
郊外に家を構え、還暦を過ぎて会社も勤め上げた父親、結婚を控えた恋人のいる息子、母親の誕生日に携帯電話をプレゼントする娘、老朽化した家屋の建て替えを娘と相談する母親……。人生の区切りを迎えてようやく訪れた家族の穏やかな日常にしのびよる、言いしれぬ不安の影を精緻に描き出した連作短篇集。(講談社文庫)
電子あり
カーテンコール
2014.05.23発売
カーテンコール
著:黒井 千次,解説:永井 愛
講談社文庫
男は書き、女は演じる。舞台をめぐる愛の行方。かつて有望なプロデューサーを葬り去った「森下家の沈黙」の再演にあたって、家出娘のマナコ役に抜擢された赤坂絢子。最後の第3場にしか登場しない難しい役に、気持ちは作者の寺脇滋有へと向かう。舞台初日は好意的に迎えられたものの演技に悩む絢子は、深夜、滋有の家に電話をかけて……。読売文学賞受賞作。 男は書き、女は演じる。舞台をめぐる愛の行方 かつて有望なプロデューサーを葬り去った「森下家の沈黙」の再演にあたって、家出娘のマナコ役に抜擢された赤坂絢子。最後の第3場にしか登場しない難しい役に、気持ちは作者の寺脇滋有へと向かう。舞台初日は好意的に迎えられたものの演技に悩む絢子は、深夜、滋有の家に電話をかけて……。読売文学賞受賞作。
電子あり
飛びすぎる教室
2014.05.23発売
飛びすぎる教室
著:清水 義範,絵:西原 理恵子
講談社文庫
最後の授業も大爆笑! お気楽お勉強エッセイ。身近な疑問に迫る! 「なぜ曜日は7つ」「ハリウッド映画にみられる『天使信仰』とは」清水ハカセによる今回の授業は、「ムダ、だけどためになる『雑学』」。暦や天使から、幽霊、聖書、宇宙の起源まで、素朴な疑問からスタートするハカセの講義に、なるほどの連続。サイバラ画伯とのコンビも絶妙なお勉強シリーズ、ついにフィナーレ。 最後の授業も大爆笑! お気楽お勉強エッセイ 身近な「?」に迫る! 「なぜ曜日は7つ?」「ハリウッド映画にみられる『天使信仰』とは?」清水ハカセによる今回の授業は、「ムダ、だけどためになる『雑学』」。暦や天使から、幽霊、聖書、宇宙の起源まで、素朴な疑問からスタートするハカセの講義に、なるほどの連続。サイバラ画伯とのコンビも絶妙なお勉強シリーズ、ついにフィナーレ。
電子あり
ザ・勝負
2014.05.23発売
ザ・勝負
著:清水 義範
講談社文庫
長嶋茂雄と王貞治、どちらが偉大か。アジフライにはソースか醤油か。目玉焼きならどうする!? シンデレラVS.白雪姫から嫁VS.姑まで、奇想天外な古今東西のライバルたちを勝手にリングに上げて闘わせたユーモア小説の十番勝負。意地と意地が激突した白熱戦、勝者はどっちだ! (講談社文庫) この際だからハッキリ白黒つけましょう! 長嶋茂雄と王貞治、どちらが偉大か。アジフライにはソースか醤油か。目玉焼きならどうする!? シンデレラVS.白雪姫から嫁VS.姑まで、奇想天外な古今東西のライバルたちを勝手にリングに上げて闘わせたユーモア小説の十番勝負。意地と意地が激突した白熱戦、勝者はどっちだ!
電子あり
もっとどうころんでも社会科
2014.05.23発売
もっとどうころんでも社会科
著:清水 義範,絵:西原 理恵子
講談社文庫
“活きた社会科”をお勉強する面白エッセイ。日本人はどうして土地に執着してしまうのか? その答えは大化の改新と班田収授(はんでんしゅうじゅ)の法にあった!? では、お金って何? 家族って何? 社会科は人間の生活の積み重ねなのだから、ホントは身近で面白い! 本文とまったく無関係なようでいて、深いところで社会科の真髄を描くサイバラ漫画もますます絶好調(講談社文庫) “活きた社会科”をお勉強する面白エッセイ。日本人はどうして土地に執着してしまうのか? その答えは大化の改新と班田収授(はんでんしゅうじゅ)の法にあった!? では、お金って何? 家族って何? 社会科は人間の生活の積み重ねなのだから、ホントは身近で面白い! 本文とまったく無関係なようでいて、深いところで社会科の真髄を描くサイバラ漫画もますます絶好調!
電子あり
どうころんでも社会科
2014.05.23発売
どうころんでも社会科
著:清水 義範,絵:西原 理恵子
講談社文庫
沖縄の人はどうして北海道の昆布をたくさん食べるの? リアス式海岸のリアスってなに? 素朴な疑問を解き明かせば社会科の奥深さ、面白さの虜に。独自の人生哲学に裏打ちされた西原ガハクのマンガも、ますます過激に冴えわたる痛快エッセイ。 『おもしろくても理科』に始まった「お勉強」シリーズ第3弾! (講談社文庫) 西原ガハクのツッコミがますますパワーアップ! 北海道の昆布と沖縄の意外な関係とは? 「お勉強」シリーズ第3弾! 沖縄の人はどうして北海道の昆布をたくさん食べるの? リアス式海岸のリアスってなに? 素朴な疑問を解き明かせば社会科の奥深さ、面白さの虜に。 独自の人生哲学に裏打ちされた西原ガハクのマンガも、ますます過激に冴えわたる痛快エッセイ。 『おもしろくても理科』に始まった「お勉強」シリーズ第3弾!
電子あり
おもしろくても理科
2014.05.23発売
おもしろくても理科
著:清水 義範,絵:西原 理恵子
講談社文庫
理科は楽しい、科学は愉快! 慣性の法則、脳の中身、地球の滅亡などいくら聞いてもチンプンカンプンだった内容がこんなに楽しくよく判る!? 山積みされた素朴な疑問をあいだに挟んで、達人シミズと鬼才サイバラが繰り拡げる文章とマンガの爆笑大バトル。理科アレルギーがすぐなおる痛快異色エッセイ集!! (講談社文庫) 理科は楽しい、科学は愉快! 慣性の法則、脳の中身、地球の滅亡などいくら聞いてもチンプンカンプンだった内容がこんなに楽しくよく判る!? 山積みされた素朴な疑問をあいだに挟んで、達人シミズと鬼才サイバラが繰り拡げる文章とマンガの爆笑大バトル。理科アレルギーがすぐなおる痛快異色エッセイ集!!
電子あり
見えない世界の物語 超越性とファンタジー
2014.05.23発売
見えない世界の物語 超越性とファンタジー
著:大澤 千恵子
講談社選書メチエ
ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。「千一夜物語」、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン「人魚姫」、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。 ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。『アラビアン・ナイト』、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン『人魚姫』、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。
電子あり
人格系と発達系 〈対話〉の深層心理学
2014.05.23発売
人格系と発達系 〈対話〉の深層心理学
著:老松 克博
講談社選書メチエ
なぜ私は彼を憎むのか?  なぜ彼は私を憎むのか? 対立を激化させてきた二つの性格傾向、〈人格系〉と〈発達系〉。それはわれわれに不信の種を植えつづけた犯人でもあった。 本書は、心理療法としてのアクティブ・イマジネーションを紹介し、〈想像〉の作業をわれわれの不信を解きほぐす手がかりとして提示したうえで、二つの〈顔〉が和解に至る普遍的なプロセスを描き出す。 太古からヒトの心を捕らえつづけた根源的対立を超えるための深層心理学的実践の書。 【目次」 はじめに 対立と和解についての見取り図 第一章  人格系、発達系とは何か 第二章  発達系に対する血の通った理解 第三章  ユング心理学が提示する和解のための鍵 第四章  無意識との対話法         ──アクティヴ・イマジネーション 第五章  アクティヴ・イマジネーションの実際 第六章  大本と出口王仁三郎 第七章  『霊界物語』の梗概と全般的解釈 第八章  正神の正体 第九章  邪神の正体 第一〇章 人格系vs.発達系──言向和す秘術 第一一章 発達系vs.発達系──もう一つの和解 おわりに 〈想像〉を練る あとがき
電子あり
新幹線50年の技術史
2014.05.23発売
新幹線50年の技術史
著:曽根 悟
ブルーバックス
1964年に世界初の高速鉄道として日本に誕生した新幹線は、2014年で50年を迎えた。日本初の高速鉄道技術はどう変化し、進歩し、停滞したのか。本書では、新幹線が歩んできた50年の歴史を技術の視点で振り返りながら、リニア中央新幹線の建設も見据えて将来像を考えていく。新幹線ともに鉄道技術人生を歩んできた筆者による渾身作。 1964年に世界初の高速鉄道として日本に誕生した新幹線は、2014年で50年を迎えた。新幹線の技術的ルーツが初めて世間に向けて発表されたのは「超特急列車 東京-大阪3時間への可能性」という1957年に開かれた講演会のことである。そこを起点とすれば57年になる。 当時、急速に劣化が進んでいた日本国有鉄道という組織の中で、新幹線は営業面でも技術面でも唯一の明るい部門であった。国鉄末期には停滞した時期もあったが、1987年に国鉄の分割・民営化が断行されて、新生JRによって再び活気を取り戻した。 極東の小国が自力で世界一の高速鉄道を造り、営業的にも大成功を収めたことに、鉄道先進国を自負していたヨーロッパ諸国は急追の動きを見せた。1981年にはフランスが新幹線を参考にして、また他山の石としてTGVというシステムを作り上げ,明確に世界一の座に就いた。 さらにその後、鉄道技術では後進国とのイメージが強かったスペインや中国によって、世界の高速鉄道の地図は大きく塗り替えられた。そのかげで、元祖新幹線には時代遅れや色あせたイメージさえつきまとうようになってきた。 一方で、災害大国でもある日本で、新幹線は奇跡ともいえるような安全実績を更新中であり、なお日本の新幹線には世界に貢献できる優れた技術も少なくない。日本の優れた技術と諸外国に見られる積極的な発想とを組み合わせれば、国の内外で鉄道の社会的役割が一層高められるであろう。 このように、新幹線が歩んできた50年の歴史を技術の視点で振り返りながら、リニア中央新幹線の建設も見据えて将来像を考えていく。新幹線ともに鉄道技術人生を歩んできた筆者による渾身作。
電子あり
図解・内臓の進化
2014.05.23発売
図解・内臓の進化
著:岩堀 修明
ブルーバックス
水中から陸上へ進出するとき呼吸器系に迫られた改革、肉食から草食へ移行するため講じられた「奇策」、体内の水を浪費しないための尿のつくり方の工夫、大敵「乾燥」を克服するため生殖器が採ったさまざまな戦略、ホヤに原型をもつ甲状腺ほか内分泌系の不思議な進化、そして昆虫と私たちの内臓の意外な類似性と決定的な違い――前作『図解 感覚器の進化』に続く「器官の進化シリーズ」第2弾、「内臓進化」の一大絵巻です。 「こういうものの見方こそ学校で教えてほしい」。書評ブロガー小飼弾氏絶賛の、かつてなかった内臓の進化史! 水中から陸上へ進出するとき呼吸器系に迫られた改革、 肉食から草食へ移行するため講じられた「奇策」、 体内の水を浪費しないための尿のつくり方の工夫、大敵「乾燥」を克服するため生殖器が採ったさまざまな戦略、 ホヤに原型をもつ甲状腺ほか内分泌系の不思議な進化、そして昆虫と私たちの内臓の意外な類似性と決定的な違い―― ものいわぬ「体の主役」内臓のデザインと機能には、動物たちがくぐり抜けてきた激動の歴史が刻まれています。 その戦略と設計思想を読み解くと、動物の進化の絶妙さに驚くほかはありません。 本書は、これまでに膨大な数の動物を実際に解剖し、観察してきた著者が前作『図解 感覚器の進化』に続いて贈る 「器官の進化シリーズ」第2弾、「内臓進化」の一大絵巻です。 渾身の図版の数々には、ページをめくるだけで圧倒されること間違いありません。
電子あり