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2023.10.13発売
ピーター・パン 世界につながるディズニーストーリー
講談社の絵本
「どの映画がいちばん好き?」
「お気に入りのプリンセスは?」
そんな一言から、世代も国も超えて会話が広がっていく、
とても大きなパワーがディズニー作品にはあります。
このシリーズの読書体験が、グローバルな未来を生きるお子さまたちにとって、
コミュニケーションの”種”となりますように。
さぁ、夢あふれるディズニーストーリーの世界へ!
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ディズニーのおはなしを読んで、世界への扉をひらこう!
<このシリーズの特徴>
■世界中で特に人気の高い選りすぐりの作品を、大きな絵で楽しめる絵本にしました。
■本文には、小学1年までの漢字(ふりがなつき)を使用しています。
■読みきかせはもちろん、ひとり読みの練習にも最適です。
カバー付き上製本・フルカラー25ページ
サイズ:横214ミリ、縦185ミリ
対象年齢:4~7歳
<「ピーター・パン」あらすじ>
イギリス・ロンドンに暮らすウェンディ、ジョン、マイケルの3人の姉弟。
ウェンディは弟たちに毎晩、空を飛んで現れる少年「ピーター・パン」のお話を聞かせていました。
ある晩、お父さんに怒られたウェンディたちのところにピーター・パンと妖精のティンカーベルが現れます。
ネバーランドのお話を聞いたウェンディたちは、ピーター・パンと一緒に冒険の旅に出かけることになり!?

2023.10.12発売
眠れない夜の恋愛処方箋
ーー夜の数だけ、悩みがあるーー
「人を好きになるってなんだっけ?」
「彼がこっそりアプリやってた……」
「『2番目の女』が1番になれる日来るのかな……」
「『永遠の愛』ってあるのかな」
「愛とか恋とか結婚とか出産とかなんも考えたくない」
女は、いくつもの眠れぬ夜を乗り越えて生きている。
著書累計30万部突破!
恋愛や婚活に悩めるたくさんの女性を”ど本命婚”を導いた、
大人気恋愛コラムニスト・神崎メリが
初めて書き下ろす、珠玉の格言集。
本書の4つのチャプター:
第1章「恋愛・結婚」、
第2章「コンプレックス」、
第3章「友人との関係」、
第4章「親・お金・人生」。
好きな人との関係。結婚への焦り。金銭的な悩み。あの友達へのモヤモヤ。親との関係……。
そんな暗闇に陥っているあなたにそっと寄り添い、
読んだ後、心がほんのり温まって、
スーッと眠りに深く落ちられる80の言葉が完成!
どんな夜でもアナタが自分自身の味方であれるよう、
お手伝いいたします。
恋愛・結婚・人間関係・人生に悩む全世代の女子に向けて、
心を癒す1冊の“お守り”をお届けします!
愛を込めて~

2023.10.12発売
レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と実像と
講談社学術文庫
「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる!
絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。
彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。
後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。
では「天才」というのはまったくの虚像だったのか?
いや、そうではない。
現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる!
「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。
夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史!
*本書の原本は、2003年に角川書店より『レオナルド・ダ・ヴィンチという神話』として刊行されました。
【本書の内容】
序 章 神格化されたレオナルド
第一章 フレスコ画を描かない画家
一 システィーナ礼拝堂の壁画に参加しなかったレオナルド
二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと
三 超えられない先輩ボッティチェッリ
四 ≪東方三博士の礼拝≫―先達への挑戦
第二章 新天地ミラノでの活動
一 ミラノ着任の経緯
二 素描リストの意味
三 技師・発明家・建築家としての真価
第三章 宮廷芸術家の立場と活動
一 舞台美術家としてのレオナルド
二 音楽家・楽器製作者としてのレオナルド
三 スフォルツァ騎馬像制作
第四章 最後の晩餐
一 ついに勝ち得た最大の好機
二 ドラマの表現を完成させたレオナルド
三 成功と悲運
第五章 夢想家(ファンタジスタ)レオナルド
一 フィレンツェ帰還
二 ≪ジョコンダ(モナ・リザ)≫と晩年のレオナルド
三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して
参考文献・図版出典一覧
図版目録
あとがき

2023.10.12発売
圓生の録音室
講談社文芸文庫
昭和の名人、六代目三遊亭圓生。名実ともに絶頂期にあった名人は己の芸を『三遊亭圓生人情噺集成』『圓生百席』として後世に残した。このレコードをプロデュースしたのが若き日の著者である。はじめての訪問、録音室の内外での濃密なやりとり、突然の別れれ……。愛惜をこめて描かれる“稀代の芸の鬼”の情熱と素顔。

2023.10.12発売
精選訳注 文選
講談社学術文庫
中国古典文学の集大成であり、中国文学の誕生とその進化を体現する、最古にして最大の詞華集「文選」(もんぜん)。南朝梁の昭明太子蕭統(しょうとう)が編集した、唐以前の詩文の精華となる美文集であり、模範文例集です。
中国では科挙の模範とされ、日本では万葉集や日本書紀に影響を与えるとともに、平安貴族の必読書となり、明治期までは文章の手本とされてきました(清少納言、吉田兼好、大田南畝、永井荷風ほか多数)。
本書では、全三十巻から王粲、曹植、劉邦、李陵、陸機、曹丕、諸葛孔明などの秀作を厳選し、中国の古典文学研究の第一人者による充実した解説とともに全容を一望します。
【本書「総説」より】
現在の日本語の中で用いられている「文章」の語は、詩歌に対する散文を意識させることが多いが、中国語のもとの意味は、韻文・散文をひっくるめたありとあらゆる種類の書きものということである。そしてこの「章」という字の原義も、やはり「あや」とか「かざり」とかにほかならない。だから「文」ないしは「文章」の語には、「美しい」という概念が生まれついてのもちまえとして備わっているといっても、決して言い過ぎではないのである。
【目次(抄)】
序
総説
文選の序
賦
登楼の賦
洛神の賦
蕪城の賦
恨みの賦
詩
大風歌
秋風の辞
蘇武に与う 三首(うち一首)
怨歌行
飲馬長城窟行
古詩十九首(うち五首)
短歌行
七哀詩 二首
従弟に贈る 三首(うち一首)
雑詩 二首(うち一首)
公讌
応氏を送る 二首(うち一首)
美女篇
雑詩 六首(うち一首)
詠懐詩 十七首(うち二首)
悼亡詩 三首
詠史 八首(うち三首)
洛に赴く道中の作 二首(うち一首)
雑詩 十首(うち一首)
五君詠(うち一首)
池上の楼に登る
石壁の精舎より湖中に還りて作る
江中の孤嶼に登る
詠史
東武吟
宣城に之かんとして新林浦を出で版橋に向かう
雑体詩 三十首(うち二首)
范安成に別るる詩
文章
出師の表
呉質に与うる書
典論論文
山巨源に与えて交わりを絶つ書
情事を陳ぶる表
北山移文

2023.10.12発売
TRANSIT Travel Guide Thailand
世界中を旅してきたTRANSITが、ついにガイド本を発売します!記念すべき1冊目の国は「タイ」。アジアの原風景、山地民、ビーチリゾート、おいしい屋台飯といったタイらしい姿から、ポップカルチャーやBLドラマなどの新しい潮流までさまざまな魅力をもつタイ。TRANSITは、2022年夏に1カ月以上ものあいだ編集部の拠点を首都バンコクへ移転。バンコクからチェンマイ、アユタヤにプーケットにホアヒンやチェンラーイまで足を延ばし、東西南北を取材してきました。本書で紹介しているのは、寺院や市場といった定番スポットをはじめ、飲食店やホテル、書店やレコード店といった独立系ショップからバーまでの計550スポット超。タイをもっと楽しむためのコラムや旅に役立つインフォメーションもたっぷり掲載しています。タイがはじめての人も、タイが大好きな人も、タイを存分に楽しめる完全ガイドです。
タイってどんな国?
基本情報/現地で気をつけたいマナー and 習慣/祝祭日カレンダー
エリアガイド
Central and East Area(中部and東部)
Bangkok(バンコク)
Ayutthaya(アユタヤ)
Hua Hin(ホアヒン)
Kanchanaburi(カンチャナブリー)
Ko Chang(チャーン島)
Column/トレンドの中心地はリノベスポット/バンコクからショートトリップ/東部の秘島へ
North Area(北部)
Chiang Mai(チェンマイ)
Chiang Rai(チェンラーイ)
Lampang(ランパーン)
Sukhothai(スコータイ)
Column/チェンマイ名物カオソーイ老舗6店食べ比べ!/ピン川の向こうはカフェエリア
Isan(東北部)
Khan Yai(カオヤイ)
Khan Kaen(コーンケーン)
Column/もっとディープなイサーンへ
South Area(南部)
Phuket(プーケット)
Ranong(ラノーン)
Ko Lipe(リペ島)
Songkhla(ソンクラー)
Column/プーケットからショートトリップ/いつかは行きたい個性豊かな島々
タイを知ってる人の遊び方
「日々進化するユースカルチャーをめぐる」Yoko Sakamoto
「世界が注目進化をつづけるコーヒー文化」古川節子
「広がる長閑な田園風景と地産地消の豊かな音楽」宇都木景一(Soi48)
「独特のユルさがいいタイの離島ビーチを目指して」金野芳美
現地で食べたい!タイ料理総覧
仏教美術の世界
TRANSIT編集部のお土産カタログ

2023.10.12発売
龍の世界
講談社学術文庫
竜巻と共に天に昇り、海底深く龍宮に潜る。天空から海底まで自在に駆ける霊獣は、古来、皇帝から人民まで、中国人が最も愛する瑞祥だった。この想像上の生きものは、いつ、どのように誕生し、人々の暮らしに浸透していったのか。中国・日本・インドの龍とギリシア神話のドラゴンとの比較。龍を食べる怪鳥、正倉院に納められた龍の骨と歯の正体。四方から財宝を寄せると言われた「銭龍」や、薬用「龍眼」、中国人が畏れる「辰年の怪」まで、長年に亘る中国取材や様々な文献史料から、龍の逸話を丹念に採取!!
本書は『龍の百科』(新潮選書 2000年刊)を加筆、改題したものです。
目次
一 龍は、どう考えられていたか
二 龍は、どう形づくられてきたか
三 龍は、どのように自然界に潜むか
四 龍は、どう変わってきたのか
五 龍は、どのように語られてきたか
六 龍は、どう暮らしにかかわるか
おわりに
学術文庫あとがき
索引

2023.10.12発売
日本精神史 近代篇 下
講談社選書メチエ
縄文時代の巨大建造物から江戸末期の『東海道四谷怪談』まで、日本の美術・思想・文学の精神のありさまを、長大かつ深遠な歴史として一望のもとにとらえた傑作『日本精神史(上・下)』は、その年(2015年)の人文界の最大の収穫として話題をさらいました。
本書は、読者諸氏が待ち焦がれたこの本の続篇です。
題して、『日本精神史 近代篇』!
この本が扱う時代は、その名のとおり江戸の終わりから20世紀の終わりにいたるまで。
日本の歴史上、最大のインパクトのひとつである幕末の大転換期から、21世紀のいまを生き、わたしたちの生活に多様な彩りをあたえ、生きる源となるゆたかな精神のその発露までを追っていきます。
日本近代の美術・思想・文学の三領域にわたる文物や文献を手がかりに、そこに陰に陽に示された精神のありようを、ときに冷静に、ときに客観的に言葉にした、前作『日本精神史』と双璧をなす大作です。
著者は、前著同様、本書についても難解であることを決していさぎよしとしません。
読みやすさに細心の注意をはらい、あくまでも流麗に、そして明解に描ききります。
幕末から20世紀の終わりにいたるまでの150年にわたる時代の精神とはいったいどのようなものなのか? 近代における壮大かつ激しい精神の大河を、ここにご覧ください。
下巻は、軍国ファシズム下における表現から、それに対する抵抗、そして戦後の混乱と貧困にいたる精神のありようを経て、大衆文化や高度経済成長下の運動や表現に焦点をあてます。
終章は、大江健三郎、唐十郎、そしてつげ義春や高畑勲や宮崎駿などにも目を向け、時代に抗うさまざまな表現に光をあてます。
【目次】
第十一章 軍国ファシズム下における表現の可能性
1谷崎潤一郎/2松本竣介
第十二章 中野重治――持続する抵抗と思索
1戦前の作品/2戦時下の作品/3戦後の作品
第十三章 敗戦後の精神――貧困と混乱のなかで
1戦後の詩/2戦後の小説/3戦後の美術
第十四章 戦後の大衆文化
1日本映画の隆盛/2生活文化の向上をめざして/3子どもを愛し、子どもに学ぶ
第十五章 高度経済成長下の反戦・平和の運動と表現
1原水爆禁止運動、米軍基地反対闘争、反安保闘争/2戦争の文学(一)/3戦争の文学(二)/4戦争の絵画(一)/5戦争の絵画(二)
第十六章 時代に抗する種々の表現
1堀田善衛と日高六郎/2大江健三郎と石牟礼道子と中上健次/3木下順二と唐十郎と別役実/4つげ義春と高畑勲と宮崎駿
主要参考文献
おわりに

2023.10.12発売
日本精神史(下)
講談社学術文庫
長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。
「精神」とはなにか。
ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。
テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。
ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。
思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。
上巻は三内丸山の巨大建造物から『正法眼蔵』まででした。建築、仏像、そして仏教思想の深まりが底流にあります。
下巻は、『新古今和歌集』『愚管抄』から『東海道四谷怪談』まで。
武士の思想や、わびさび、儒学、元禄文化、浮世絵と、中世から近世にかけて、日本人の精神は多様なうねりを見せつつ近代に向かいます。そのダイナミックな流れを鮮やかに浮き彫りにします。
【目次より】
第十九章 『新古今和歌集』と『愚管抄』
第二十章 『平家物語』
第二十一章 御成敗式目
第二十二章 「一遍聖絵」と「蒙古襲来絵詞」
第二十三章 『徒然草』
第二十四章 『神皇正統記』
第二十五章 能と狂言
第二十六章 禅の造形美
第二十七章 山水画に宿る霊気
第二十八章 茶の湯――わびの美学
第二十九章 装飾芸術の拡大と洗練――宗達と光琳
第三十章 江戸の儒学――伊藤仁斎と荻生徂徠を中心に
第三十一章 元禄文化の遊戯とさびと人情――西鶴・芭蕉・近松
第三十二章 南画とその周辺――池大雅と与謝蕪村
第三十三章 本居宣長
第三十四章 浮世絵の成立と展開
第三十五章 鶴屋南北『東海道四谷怪談』
主要参考文献
おわりに

2023.10.12発売
日本精神史(上)
講談社学術文庫
長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。
「精神」とはなにか。
ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。
テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。
ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。
思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。
待望の文庫化!
【目次より】
第一章 三内丸山の巨大建造物
第二章 火炎土器と土偶
第三章 銅鐸
第四章 古墳
第五章 仏教の受容
第六章 『古事記』
第七章 写経
第八章 『万葉集』
第九章 阿修羅像と鑑真和上像
第十章 最澄と空海と『日本霊異記』
第十一章 『古今和歌集』と『伊勢物語』
第十二章 浄土思想の形成
第十三章 『枕草子』と『源氏物語』
第十四章 『今昔物語』と絵巻物
第十五章 東大寺の焼失と再建
第十六章 運慶の新しい造形意識
第十七章 法然と親鸞
第十八章 『正法眼蔵』

2023.10.12発売
日本精神史 近代篇 上
講談社選書メチエ
縄文時代の巨大建造物から江戸末期の『東海道四谷怪談』まで、日本の美術・思想・文学の精神のありさまを、長大かつ深遠な歴史として一望のもとにとらえた傑作『日本精神史(上・下)』は、その年(2015年)の人文界の最大の収穫として話題をさらいました。
本書は、読者諸氏が待ち焦がれたこの本の続篇です。題して、『日本精神史 近代篇』!
この本が扱う時代は、その名のとおり江戸の終わりから20世紀の終わりにいたるまで。
日本の歴史上、最大のインパクトのひとつである幕末の大転換期から、21世紀のいまを生き、わたしたちの生活に多様な彩りをあたえ、生きる源となるゆたかな精神のその発露までを追っていきます。
日本近代の美術・思想・文学の三領域にわたる文物や文献を手がかりに、そこに陰に陽に示された精神のありようを、ときに冷静に、ときに客観的に言葉にした、前作『日本精神史』と双璧をなす大作です。
著者は、前著同様、本書についても難解であることを決していさぎよしとしません。読みやすさに細心の注意をはらい、あくまでも流麗に、そして明解に描ききります。
幕末から20世紀の終わりにいたるまでの150年にわたる時代の精神とはいったいどのようなものなのか? 近代における壮大かつ激しい精神の大河を、ここにご覧ください。
上巻は、近代の始まりから、啓蒙思想の転変や近代文学者の苦闘などを経て、岸田劉生や村上華岳らによる美の探究まで。
きな臭い時代へと突入するその精神のさまがじょじょに浮き彫りにされていきます。
【目次より】
はじめに
第一章 近代の始まり
1高橋由一/2『米欧回覧実記』
第二章 啓蒙思想の転変
1福沢諭吉/2加藤弘之/3中江兆民
第三章 近代文学者の苦闘
1坪内逍遥と二葉亭四迷/2北村透谷/3樋口一葉/4島崎藤村――抒情と倫理
第四章 美術表現の近代性
1青木繁/2菱田春草/3荻原守衛と朝倉文夫
第五章 日清・日露戦争――ナショナリズムの嵐
1日清戦争とその前後/2戦後経営/3日露戦争
第六章 森鴎外と夏目漱石――近代的知性の面目
1森鴎外(その一)/2森鴎外(その二)/3夏目漱石(その一)/4夏目漱石(その二)
第七章 韓国併合と大逆事件
1韓国併合/2大逆事件
第八章 民俗への視線、民芸への視線――柳田国男と柳宗悦
1民俗学の創成/2民芸を慈しむ思想
第九章 言語表現への熱情
1斎藤茂吉/2萩原朔太郎3宮沢賢治――修羅の苛立ちと彷徨
第十章 絵における美の探究
1岸田劉生/2村上華岳

2023.10.10発売
東京ディズニーランド パーフェクトガイドブック2024
東京ディズニーランドの魅力を凝縮した完全ガイドの最新版。
巻頭では、東京ディズニーリゾート40周年や新しく始まったショーレストラン、パークのエンターテイメント、タイプ別おすすめプランを特集!
他にもキャラクターグリーティング、アトラクション、レストラン、ショップ&グッズなど、東京ディズニーランドに関するすべてのジャンルを網羅しています。
隠れミッキー(編集部調べ)ガイド付きのパークで使えるビッグな便利マップ、「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」と「ザ・ダイヤモンド・バラエティマスター」の特製ステッカーつき!
パークチケットプレゼントキャンペーンも実施中です。
●講談社は、東京ディズニーランド(R)/東京ディズニーシー(R)のオフィシャルスポンサーです。

2023.10.09発売
プロ野球で1億円稼いだ男のお金の話
昭和のプロ野球では年俸1000万円がスーパースターの証だった。それが3000万円になり、1億に上がっていき、現在では、5億円以上の年俸を稼ぐプロ野球選手がいる。
しかし、プロ野球選手には寿命がある。どんなすばらしいスターも衰えとは無縁ではない。能力が年俸に見合わないと判断されればユニフォームを脱ぐことになる。そのときには当然、年俸はゼロになる。プロ野球以上に稼げる世界などどこにもない。
本企画ではプロ野球で「天国と地獄」を経験した元プロ野球選手に登場してもらい、お金にまつわる様々な話を徹底的に聞いていく。
たとえば……契約金はどこへ消えるのか? 「グラウンドに銭が落ちている」は本当か? なぜ大金は身につかないのか? 誰も教えてくれない税金の怖さ、成績不振でも年俸を下げない方法、絶対に認められない必要経費、誰もが行きたいあの球団、そして、お金よりも大切なものは何か?
現役を引退し、さまざまな仕事を経験したからこそ語ることができるプロ野球のお金の話――彼らの笑える話、泣ける話、ためになる話を1冊に!

2023.10.09発売
ミステリースクール
文芸(単行本)
MRC(メフィストリーダーズクラブ)の好評連載、ミステリースクールを1冊の本に!古今東西、ミステリの名作を、「本格」「新本格」「翻訳」「古典」「現代/ライトノベル」「社会派」「特殊設定」「冒険」「警察小説」「恋愛」「SF」「短編」「一般文芸」、合計13のテーマごとに、200作ほど大紹介!

2023.10.09発売
情景の殺人者 Scene Killer
講談社ノベルス
真っ白い雪の上、胸にナイフを刺され、血を流して横たわる美女。被害者どうしに接点はなく、時期も場所も異なるが、現場の状況には類似性がある一連の殺人事件。最初の被害者の夫が撮った映画には、事件を彷彿とさせるシーンがあった。女性二人の探偵事務所に持ち込まれた浮気調査は、映画監督で舞台演出家、作家でもある彼の二人めの妻に関わるものだった。浮気の証拠を掴むための張り込み中、都内では珍しく積もるほどの雪が降り始めた。

2023.10.06発売
1日5分 脳力開発ドリル 新IQめいろ
講談社の絵本
「市川式 IQトレーニング」で有名な知能研究所所長・市川希氏監修。
本文80ページすべて、子どもたちが大好きな「めいろ」で構成されています。
3つの知能領域(1)図形力(形で考える) (2)記号力(数で考える) (3)概念力(言葉で考える)を刺激し、お子さんの考える力をバランスよく高めるめいろドリルです。めいろをたどりながら運筆力をアップさせ、バラエティ豊かな問題で見通しを立てて考えたり、物事の全体像をとらえるトレーニングに最適です。

2023.10.06発売
さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて
さだまさしが、長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキに、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた。
日本を代表する社会運動家・女性初の代議士として活躍した母・シヅエの娘として生まれ、ショービジネス黎明期の1970-80年代の日本でアーティスト・コーディネーターという職業を自ら切り拓き、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンをはじめ世界的な大物アーティストたちと個人的親交を結び、さらに78歳のいまも、淡々と飄々と、そして凛として生きる。
そんな彼女が伝えるとらわれず自由に生きるヒント。
【おもな内容】
第1章 年齢にとらわれない生き方
エレガンスの秘訣ー喜怒哀楽すべてが感動ー社交ダンスは67歳、シャンソンは75歳から始めたーこの年齢では待っていても何も来ないものー自分を省みない人は美しくない etc.
第2章 ふたりの歴史
『関白宣言』がきっかけにー偲ぶ会でずっとかけ続けた『勇気凛凛』ーシヅエ先生に『偶成』を聴かせたかったー悔しいという思いで英語を身につけた etc.
第3章 世界のスターに学んだこと
ヘプバーンほど素敵な女性はいないーソフィア・ローレンの短い爪に母性を感じたーシナトラはステージに上がるとき、左足から出るーディートリッヒの孤独ーマイケル・ジャクソンが作った一つの宇宙ー自分も楽しみ、みんなも喜ぶ心遣いの発想 etc.
第4章 男と女
理想通りにいかなかった最初の結婚ー離婚パーティーー存在自体がユーモア etc.
第5章 世代を超えて
いつも間違っているかも、と思うー息子をコーディネートしてしまう母ー人それぞれの育ち方ー「あなたはどうしたいの?」を何度でも繰り返すー「春の海の心」 etc.

2023.10.05発売
木下レオンの絶対開運 帝王占術 2024
レギュラー出演中『突然ですが占ってもいいですか?』が、2023年10月から初のゴールデンタイム進出!(フジテレビほか/毎週火曜よる8時)
番組での熱い鑑定と強い目力が人気の木下レオンは、厳しいことを言っても、それはその人に幸せになってほしいからというのが伝わる、愛溢れる占術家です。
そんなレオンが全12タイプの「帝王占術」で、基本性格、総合運、恋愛運、結婚運、相性、金運、仕事運、人間関係、各タイプのトリセツ、吉方位、ラッキーカラー&アイテムなど、2024年のすべてを占います。
【2024年版のパワーUPポイント】
◆今回から年運だけでなく、月ごとの運勢もわかるように! 運勢のバイオリズムが一目でわかるグラフも掲載。
◆2024年の最強開運日カレンダーも追加! 天赦日や一粒万倍日などの縁起のいい日に加えて、年に6回ある、凶方位のない「天一天上(てんいちてんじょう)期間」もわかります。カレンダーは2023年10月から始まっているので、すぐに使える!
◆2024年の辰年を守る龍神様に好かれる人と嫌われる人の違いとは? 「上昇する人」と「そうでない人」が二極化すると言われる2024年に、龍神様のご利益をいただく方法も詳しく解説。
◆人生で6回訪れるという悪い時期「魔六殺」。特に、2024年が魔六殺にあたる人たちに向けて丁寧にアドバイス。
【抽選で木下レオンのオンライン個人鑑定が当たる!】
この本を購入された方の中から抽選で3名様に、木下レオンとの30分オンライン個人鑑定をプレゼントします。
詳細は本の帯をご覧ください。(応募締め切り:2023年12月5日当日消印有効)

2023.10.05発売
列
文芸(単行本)
男はいつの間にか、奇妙な列に並んでいた。
先が見えず、最後尾も見えない。そして誰もが、自分がなぜ並んでいるのかわからない。
男は、ある動物の研究者のはずだった。
現代に生きる人間の姿を、深く、深く見通す――。
競い合い、比べ合う社会の中で、私達はどう生きればいいのか。
この奇妙な列から、出ることはできるのだろうか。
ページをめくる手が徐々に止まらなくなる、最高傑作の呼び声も高い、著者渾身の一作。

2023.10.05発売
ハジケテマザレ
文芸(単行本)
バイト仲間のYouTuber彼氏を襲撃、先輩に誘われて初めてのクラブで爆踊り、激辛フェスで後輩のプロポーズをプロデュース……
「普通は尊いし、普通は貴重だし、普通はむしろ普通じゃありません」
コロナで派遣切りにあった「私」は食い繋ぐためにイタリアンレストラン「フェスティヴィタ」に辿りつく。ベテランのマナルイコンビ、超コミュニカティブでパーリ―ピーポーのヤクモ、大概の欠点ならチャラになるくらいかわいいメイちゃん、カレーとDJに目覚めたフランス人のブリュノ、ちょっとうさんくさい岡本くん……バイト仲間との愉快で切実な日々を描いた作品集。
「ウルトラノーマル」なわたしが「ハジケテマザル」、最高のバイト小説!