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1996.03.14発売
マスコミ報道の犯罪
講談社文庫
真の客観報道とはなにか。面白さを優先させ、正確さに問題あり! ーー真の客観報道とはどのようなものか。誰も現場に立ち会っていないのに、当局の発表を、見てきたような事実として報道し、正確さよりも面白さを優先させ、センセーショナリズムを助長する姿勢に、問題はないのか。あまりにも杜撰な、日本のマスコミ=新聞、雑誌、テレビの報道のあり方を、きびしく追及した、注目の書! <『客観報道』改題作品>

1996.03.14発売
イルカと海の旅
青い鳥文庫
大人も子どももいっしょになって、イルカたちとのひとときを楽しんでいる。イルカたちもまた、人間との出会いをまち望んでいたかのようにみえる。この夢のような光景に、ぼくはほんとうに自分がおとぎ話の一場面のなかに入りこんだような気がした。――イルカたちの王国を動物カメラマンが訪問。イルカはどんな動物?感動の旅がつづく。

1996.03.14発売
リトルベア-の冒険(1)
青い鳥文庫
オムリは、小さなプラスチックのインディアン人形を古い洗面戸だなに入れ、ひいおばあちゃんの形見のかぎをかけた……。ふしぎな音をきいて戸だなをひらくと、200年まえのインディアンの首長リトルベアーがミニサイズで、よみがえっていた!世界13か国で読まれている、ファンタジー「リトルベアー」の第1作め。

1996.03.13発売
三月生まれ
文芸(単行本)
少年たちの心の揺れをみずみずしく軽やかに描いた作品。淡い初恋、大人の男女間に流れる波紋、出会いそして別れの予感。――ちょうど同じ時間、兄の中子充は安直な片思いの恋に落ちようとしていた。(中略)思いがけず川並由佳が振り返って自分を見ていた。川並由佳が自分の名前を知っていた。知っていたばかりか、彼女の方から中子君と呼びかけてきた。たったこれだけのことで、充の片思いは始まったのだ。――本文より

1996.03.13発売
ウィ-ンの密使
文芸(単行本)
新視点から描く革命の真実
マリー・アントワネットを洗脳せよ!
革命の陰にうごめくオーストリアの謀略。密命を受け、狂乱のパリにむかう青年士官の野望。

1996.03.12発売
ゆうかんなしたてやさん
講談社の絵本
元気で勇敢なちびの仕立屋さんが、大男を知恵で打ち負かしたり、王様の出すむずかしい注文にこたえて、ついにお姫さまと結婚するまでの冒険話。
1996.03.11発売
美少女戦士セ-ラ-ム-ンSupers(44)
講談社の絵本

1996.03.11発売
玄
文芸(単行本)
女王(クイーン)を愛した私。その美しさにふさわしい言葉は白昼堂々。現代の最先端を描く傑作小説。
みんなは大声でしゃべりながら歩いていた。しゃべり散らしながらだ。すべて男の声だ。……(中略)……彼らがほんものの女でないことはすぐに判った。ひとりひとりでいるなら、彼らはもっと女に見えた。――(本文より)

1996.03.11発売
「円」はどこへ行くのか
「円安」は本当に望ましいのか?
日本はなぜ「円高」恐怖症に陥ったのか?
「円」は世界の通貨になれるのか?
日本を代表する通貨のプロが明かす「円」の過去・現在・未来
日本の円高嫌いはアメリカの対日経済政策にも影響を与えた。アメリカは円高が日本のアキレス腱であることを発見して、円高を対日戦略に使うようになった。日本がアメリカの求めるような内需拡大策や市場開放策をとらないと見ると、「アメリカ政府高官の発言」といった形で市場心理に影響を与えて円高を誘導することがあった。円高を脅しに使って内需拡大や市場開放を引き出そうとしたのである。円高とはドル安のことであるから、アメリカにとっては自分の通貨の価値を下げることを戦術に使ったことになる。これはアメリカにとっても矛盾だった。――本書より
1996.03.09発売
激走戦隊カ-レンジャ-(2)
講談社の絵本
1996.03.09発売
激走戦隊カ-レンジャ-(1)
講談社の絵本

1996.03.08発売
江戸の蔵書家たち
講談社選書メチエ
膨大な書物を蓄えた文人たち……小山田与清、屋代弘賢、狩谷えき斎、塙保己一。なみはずれた収集量、頻繁な照会、数奇の会での交流。全国に広がっていく「知」のネットワーク。江戸にはどのような文献宇宙が存在していたのか?残された目録や解題、索引をてがかりに、蔵書家たちの世界をさかのぼる。

1996.03.08発売
宗教からよむ「アメリカ」
講談社選書メチエ
モノモン教、アーミッシュ、ファンダメンタリズム……。アメリカはさまざまな「信仰」がせめぎ合う社会である。それらを統合するものとは、いったい何か? 悩みつつも、新たな理念を求めて進む、超大国の意外な姿をあぶり出す。(講談社選書メチエ)
「信仰」のせめぎ合う社会、アメリカの実像。モルモン教、アーミッシュ、ファンダメンタリズム…。さまざまな宗教のるつぼから生まれてくるものとは何か。悩みつつも新たな理念を求めて進む超大国の意外な姿。

1996.03.08発売
不安・恐怖症 パニック障害の克服
健康ライブラリー
自分の意志に関係なくおこる突然のはげしい動悸と呼吸困難。繰り返し不安にかられ、恐怖に襲われる。パニック発作は原因不明のやっかいな病気です。本書は、脳内物質ノルアドレナリンの過剰な分泌に原因があることをつきとめ、薬だけでなく、行動療法、不安をやわらげるアイディアなど、実践にもとづく治療法を紹介する力作。

1996.03.08発売
蘭と狗
文芸(単行本)
第6回時代小説大賞受賞作
放火して小伝馬町から脱獄した蘭学者・高野長英。焼死した女房の残した音の出ない鈴を手に執念の鬼となって追う岡っ引・瓢六……。
あいつだ!板橋宿で牙をむいた狗。「もういっぺん、てめえを檻ん中にぶち込んでやるぜ」と獰猛(どうもう)に吼えた岡っ引の、悪鬼のようなあの顔だ。だが、なぜ?なぜ江戸の岡っ引がここまで追ってくるのか。途方もない時間と労力をついやして、おれを追い続ける理由は?あの男の執念を支えているものは?相手の腹の底が見えぬだけに、長英にはいっそう不気味さが募った。
1996.03.08発売
歌垣の王女
文芸(単行本)
日本初の女帝推古天皇の知謀と美貌の半生。日本書紀に「進止軌正 姿色端麗」と記されている日本史上初の女帝の恵まれた美貌を生かした謀略の人生と歴史上での役割を、いきいきと描く著者得意の古代史小説

1996.03.08発売
アフリカの音
講談社の絵本
かわいた風に乗り、どこからかタイコの音がきこえてくる。グン ゴド パ グン ゴド パ……。生命の連なり、大地の恵みに感謝をこめて。自然の営みを讃美して……。タイコとともに生きるアフリカの人たちの、純朴なエネルギーを魅惑的なイラストで伝える生命の物語。
生命の連なり、大地の恵みに感謝いっぱい。広大なアフリカの地に、素朴な太鼓の音が響く。自然の営みを讃美して……純朴なエネルギーを内に秘めた、魅惑的なイラストで、画家が伝える生命の物語。
日本絵本賞/厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財

1996.03.08発売
浄土
講談社文芸文庫
遥かな幼い頃共に遊んだ一少女への回想から人生至福の境涯へと限りなく近づく「浄土」、注連寺滞在時代の一挿話「吹きの夜への想い」、森敦宇宙の核とも言うべき「杢右ヱ門の木小屋」。死もまた美しい蘇りの如き仏教的宇宙観を、生涯を賭して生きた森敦晩年の、気韻生動の名品5篇。

1996.03.08発売
新編 南蛮更紗
講談社文芸文庫
南蛮趣味の高まった大正13年、吉利支丹文化研究に先鞭をつけた『南蛮記』の姉妹編として刊行された『南蛮更紗』と、翌14年刊行の『南蛮広記』から、「雪のサンタマリヤ」「日本最古の銅版画」「南蛮寺の遺鐘」等16篇を収録した『新編 南蛮更紗』。語源研究にすぐれた業績を残し、自由闊達で豊かな学識を持つ「広辞苑」編者の吉利支丹追憶と異国趣味溢れる研究エッセイ。

1996.03.08発売
昭和文壇側面史
講談社文芸文庫
若くして、昭和の源流・大正末期の同人雑誌時代に係わり、常に「新しいエッセンシャルなもの」を求め、逸早く梅崎春生、石原慎太郎を認めた著者が、芥川龍之介の死から五木寛之との出会い迄、多くの先輩知友、エピソードを、作家・評論家の確かな眼で捉えた時代の証言。「『文芸都市』の発刊」「『阿佐ヶ谷会』の縁起」「太宰治の死と桜桃忌」等々。文学と文壇を深く愛した著者の臨場感溢れる“私の「昭和」文壇史”。