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夢あたたかき
1995.09.13発売
夢あたたかき
著:久世 光彦
忘れえぬ女性、向田邦子 「もしかしたら私は、あの人の不幸について書いてきたのかもしれない」 あの『触れもせで』の感動をいま1度 向田邦子の中には2人の才女がいた。与謝野晶子と山川登美子である。1人は髪が乱れるのも怖れず、目を輝かせて奔る女であり、いま1人は引っ込み思案で、どうしても人を傷つけることのできない伏目がちの女であった。そんな2人の女をこっそり胸の中に抱えていたから、みんなに好かれ、頼りにされ、いまでも暖かく思い出されるのだ。これは向田邦子の幸せである。しかし、最後まで2人の女のどっちにもなれなかったのが、向田邦子の人生の不幸だった……。――あとがきより 【向田邦子】 昭和4年、東京に生まれる。実践女子専門学校国語科卒業。昭和27年、雄鶏社に入社、『映画ストーリー』編集部で活躍。昭和35年に同社を退社後、放送作家となる。テレビドラマ『時間ですよ・昭和元年』『寺内貫太郎一家』など、プロデューサー久世光彦氏とのコンビによるヒット作を次々に生みだした。昭和55年、『思い出トランプ』などにより第83回直木賞受賞。翌56年8月、台湾旅行中に飛行機事故で急逝した。
ケビンの里山自然観察記
1995.09.13発売
ケビンの里山自然観察記
著:ケビン・ショ-ト
秋・冬・春・夏 身近な自然の楽しみ方 「それにしても、ケビンというのはたいした男だ。内に少年の心を宿し、日本の自然に心底、惚れこんでいる。彼の本のなかにもきっと、その想いのほどは読みとれるにちがいない。いつまでも生徒の心を忘れない教師。てらいやうぬぼれと無縁の男。そして、達意の探検家。この世でいちばんわくわくするものがどこに眠っているか、ちゃんと知っている……そう、自分の家の裏庭だ。」――C.W.ニコル(序文より)
ウルトラ大怪獣決戦超百科(12)
1995.09.11発売
ウルトラ大怪獣決戦超百科(12)
編:講談社,監:円谷プロダクション
講談社の絵本
黄金勇者ゴルドラン(7)
1995.09.11発売
黄金勇者ゴルドラン(7)
編:講談社
講談社の絵本
決定版 美少女戦士セ-ラ-ム-ンSupers
1995.09.11発売
決定版 美少女戦士セ-ラ-ム-ンSupers
編:講談社
講談社の絵本
円バブルの崩壊
1995.09.11発売
円バブルの崩壊
著:マイケル・ノルドレット,訳:服部 美奈子
強烈な円安が始まる。日本は破局を免れるか今の円高はバブルだ。やがてこれは崩壊する。変動相場制移行以来の右肩上がりの円高トレンドが終わる時、日本に何が起こるか。カオス経済理論が示す警告と予見!
失敗しない専門学校選び
1995.09.11発売
失敗しない専門学校選び
著:平松 茂
これ1冊で納得、安心! 究極のチェックポイントと推薦校100校掲載 “あぶない学校”の見分け方、適性診断表、案内広告の正しい読み方から、進路相談会・学校見学会の攻略法まで徹底ガイド。 ●モデル授業の学生は、モデル学生? 「学校見学会」へ行くと、少人数の学生が厳粛な面持ちで授業を受けている姿を目にするはずです。そんな授業の様子を見て、多くの人が、「少人数で熱心にやってる。いい学校だ」といった印象を受けるでしょう。しかし、早とちりは禁物です。モデルになった学生たちは夏休みの1日を返上して(させられて?)学生役を演じているということです。おそらくアルバイト料をもらっているにちがいありません。 ●専門学校は―― ・貸しビルでは開校できない ・短大に“昇格”することはありえない ・教員の半数以上が専任でなければならない ・卒業と同時に自動的にすべての資格が取れるわけではない ・年間授業時数は800時間以上でなければならない
消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート
1995.09.11発売
消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート
著:はやみね かおる,絵:村田 四郎
青い鳥文庫
映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣は、映画スタッフやおまけの夢水名(迷)探偵と、鬼伝説のある総生島へロケにやってきた。やがて、つぎからつぎへと奇怪な出来事がおこり、そのたびに不気味なメッセージがのこされる。ほんとうに伝説の鬼がよみがえったのか……?名探偵夢水清志郎事件ノート第3作。
電子あり
若草物語 プラムフィ-ルドの青春
1995.09.11発売
若草物語 プラムフィ-ルドの青春
著:オルコット,訳:谷口 由美子,絵:徳田 秀雄
青い鳥文庫
マーチ家四姉妹の二女ジョーとベア先生がつくった学園から巣立っていった子どもたちが、10年たって、それぞれに青春のなやみをかかえる若者に成長し、ふたたびジョー夫妻の待つプラムフィールドに集まってきた。トムの片思い、ナットとデイジーの恋の行方、放浪児ダンのその後など、若者たちの青春がいきいきと描かれます。『若草物語』完結編。
龍の子太郎
1995.09.08発売
龍の子太郎
著:松谷 みよ子,絵:田代 三善
りゅうになって。北のみずうみにすむというおっかさんをたずねて、龍の子太郎は、ながくくるしい旅にでます。国際アンデルセン賞優良賞ほか、数々の賞にかがやく、松谷みよ子の代表的傑作!
天井うらのふしぎな友だち
1995.09.08発売
天井うらのふしぎな友だち
文:柏葉 幸子,絵:タケカワ こう
紅(べに)と了(りょう)がひっこした家に、けむりとともにあらわれた人たちが、天井うらの空間に住みついてしまった。両親には見えない、時代おくれのふしぎな同居人だ。紅はしぶしぶ、了はよろこんで友だちになったけれど、きみょうなことをつぎつぎおこすこの人たちは、いったい何者?
モリさんの「釣って食べて」
1995.09.08発売
モリさんの「釣って食べて」
著:盛川 宏
釣魚食味歳時記 魚と戯れ、漁師料理に舌鼓を打つ―― 筆舌も及ばぬ釣りの醍醐味ここにあり!! 釣果と食味が倍増する珠玉のエッセイ その人は「マダイがあがってくるとね、海面がパッと赤く染まるんだよ」といったのだった。それはすこぶる感動的で、ボクはその話を聞いてタイ釣りをはじめたようなものだった。けれども実際にマダイが釣れたときはもう無我夢中で、海の水が真っ赤に染まった場面など見たこともなかった。 「今度こそ確かめてやろう」と海中を覗き込んだことがある。だが海の水は赤くはならなかった。タイは海中で青白い燐光を放っただけだった。 それからしばらくして、40センチもある立派なアマダイがダブルでかかってきたとき、ボクは海が赤く染まる話をまったく唐突に思い出したのである。アマダイからしたたり落ちる雫がまさしくピンクに見えたのだ。嫋々たる感じはまるで湯上がりの美女のように美しく、水滴はピンクに光り輝いていた。魚体からしたたり落ちる雫がピンクであるなんてことは金輪際あり得ないにもかかわらず、ボクの目にはたしかにそう見えたのだ。
魔界医師メフィスト 影斬士
1995.09.08発売
魔界医師メフィスト 影斬士
著:菊地 秀行
講談社ノベルス
妖鬼の末裔を討つために、また、白い医師への復讐のために凄まじい殺戮者が、古の都から卒然と、炎熱の〈新宿〉に出現した。その名は、“影斬護士(えいざんごし)”。影を自由自在に操り、敵の影を斬り刻む。その秘術、「影流」にメフィストはなす術を知らず。〈魔界都市〉は、血の河に濡れて行く――。大好評シリーズ待望の最新刊!
私の標本箱
1995.09.08発売
私の標本箱
著:吉村 達也
講談社ノベルス
推理作家・朝比奈耕作の担当として紹介された超美人編集者の恩田沙英(さえ)。しかしその周囲では、6人の作家が謎の失踪を遂げている。カンヅメと称して朝比奈が招かれた沙英の山荘は悪魔の館。地下の人体標本箱に飾られた6つの死体。推理ゲームに勝たねば、朝比奈も犠牲になる。狂気に満ちた彼女の目的は何なのか?
楽らく収納法
1995.09.07発売
楽らく収納法
著:深谷 ミエ
快適な空間を実現する究極の収納法を初公開単なるテクニックでは収納の悩みは解消しない。収納心理学が教える、心と体とお金を有効に用いて、物を生かして使う収ア-トの技法と心得を実行すれば解決する。
俳人二十面相の挑戦
1995.09.07発売
俳人二十面相の挑戦
著:高橋 春男
心にしみいる高橋春男流、折々の迷句1000! 「いわゆるチョ-さん主義」「このバカを見よ」で有名な高橋春男がおくる、爆笑連発の俳句の世界。名句、珍句、駄句、禁句……よくもつくった1000の俳句が、あなたを抱腹絶到の世界に誘います。 ●……駄句とは文字どおり、とるに足らない句のことである。くだらない句、バカな句、ふざけた句、下手な句、不真面目な句、ヒワイな句であり、いわゆる句会で選んでいただけない句である。この本の中には、昔懐かしい駄菓子屋の駄菓子のように駄句があふれている。どうか諸君には心ゆくまで駄句を味わって、腹の底からバカになっていただきたい。(あとがきより)
電子あり
夏姫春秋(下)
1995.09.06発売
夏姫春秋(下)
著:宮城谷 昌光
講談社文庫
電子あり
夏姫春秋(上)
1995.09.06発売
夏姫春秋(上)
著:宮城谷 昌光
講談社文庫
電子あり
雪に舞う剣
1995.09.06発売
雪に舞う剣
著:古川 薫,解説:石井 冨士弥
講談社文庫
激しく揺れた幕末・日本。明治という夜明けに向かって、若者たちは命をかけて立ち上がる。高杉晋作ら歴史に名を残す人物から、討ち死にし忘れ去られた数多くの武士、愛する人と刃を交えなければならなかった娘まで……。維新期の日本を生きた人々を、その心の葛藤までも見事に描いた、感動の歴史小説集。幕末を生きた武士たちの、真の姿が明らかに!
電子あり
はやぶさ新八御用帳(四) 鬼勘の娘
1995.09.06発売
はやぶさ新八御用帳(四) 鬼勘の娘
著:平岩 弓枝
講談社文庫
隠居するまでは、鬼勘と仇名されていた名御用聞き勘兵衛は、今も新八郎の老練な手足である。その娘で、利発なはねっかえりの小かんが、「一刻も争う」と、御用部屋を訪ねて来た。奉公先の佐竹右京大夫家に異様な内紛が生じて、次男の命が危いという……。武家の面目を保つ、意地と苦悩の難事件等8編を収録。 (講談社文庫) 武家の面目に関わる難儀を捌く、新八の手練。 隠居するまでは、鬼勘と仇名されていた名御用聞き勘兵衛は、今も新八郎の老練な手足である。その娘で、利発なはねっかえりの小かんが、「一刻も争う」と、御用部屋を訪ねて来た。奉公先の佐竹右京大夫家に異様な内紛が生じて、次男の命が危いという……。武家の面目を保つ、意地と苦悩の難事件等8編を収録。