新刊書籍
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1995.09.18発売
鎖国=ゆるやかな情報革命
講談社現代新書
「鎖国によって日本の文明化は遅れた」ことが定説となっているが、事実か? 幕府は海外の情報を独占・管理し、それを的確に解析できるシステムを作った。江戸期の情報管理を再評価する。
「発信」と「受信」――いわゆる「鎖国」以来、幕末まで二百数十年の江戸時代は、これまで、世界の情報から取り残された時代という観点から、とかくネガティブにとらえられることが多かった。しかし果たしてそうであったのであろうか。…… 江戸時代においては、それまで未知の国であった「ヨーロッパ」に関する海外の情報を的確にとらえ、同時に今日の情報化社会へのインフラストラクチャー(社会的基盤)が、徐々に形成されつつあったように思われる。…… 「鎖国」は、いわば日本が情報の「発信」を停止した時代であり、海外からの情報を丹念に「受信」していた時代である。しかも、その中心は、それまで未知の国であったヨーロッパに関する情報を「受信」することにおかれていた。――本書より

1995.09.18発売
修羅の刻(壱)―陸奥圓明流外伝―

1995.09.14発売
地盤の科学
ブルーバックス
足元の大地の中はどうなっているのだろう!?
私たちがその上で生活している大地――地盤はどのような構造をしているのでしょうか。火山の噴火や地震にともなう地滑り、断層、液状化現象などは地盤の構造とどうかかわり、どこに、どのようにして発生するのでしょうか。巨大土木・建築物や道路、宅地の造成、住宅建築などを通して、私たちは地盤をどのように扱い、利用してきたのでしょう。生活のすべてを支えているといっても過言ではない地盤の構造から利用、探求の方法まで、すべてをやさしく、楽しく語ります。

1995.09.14発売
人間にとって顔とはなにか
ブルーバックス
「口では「ルックスは自分にとって重要ではない」と言うが、行為はこの言葉を裏切る」(ハットフィールド)
私たちは他人を意識的・無意識的に「顔」で判断してしまうことが多い。いったい、私たちは、互いに他人をどこまで「外見」で判断しているのだろうか。顔は人生にどんな影響をもたらしているのだろうか。それは、どのような場面で、どれくらいの力を持つのだろうか。本書は、信用度・犯罪・学校といった、様々な場面で持つ「顔の力」を社会心理学的に検証する。
では、恋愛における「顔の果たす役割」の検証からはじめよう。

1995.09.14発売
生物学の考える技術
ブルーバックス
“なぜ”を科学にする生物学の目のつけどころとは?
一見無心に餌をついばむひよこたちだが、そこにはどんな習性が隠されているのだろうか。グッピーの求愛行動には何かルールがあるのか。生物学の研究は、このようにしばしば偶然の観察と疑問から始まるが、そのプロセスは科学的な視点に基づいた考える技術の積み重ねである。独創的な研究も、基本となる科学的な思考のテクニックがあってこそだ。本書では、生物学における正しい問題設定の仕方から、仮説、予測の立て方、観察データを統計処理する方法まで、一連の研究プロセスの基本を具体例をもとに解説し、科学的な考え方とは何かをさぐる。

1995.09.14発売
感染するとはどういうことか
ブルーバックス
病原体の驚くほど巧みな戦略と戦術
この世は病原体でいっぱいだ。隙あらば人体に侵入し、自分のコピーを増やそうと狙っている。そのために備えた、上皮細胞から免疫機構に至る人体の防御態勢をすり抜けるテクニック、もぐり込んだ細胞内で企む自己複製の手段の何と巧みなことか。病原体はどうやって「感染」するのか、そして何が起きると「発病」するのか、感染しても発病する人としない人がいるのは何故か――など、感染症の基本的なメカニズムを明らかにするとともに、永遠に繰り返される感染症と人間との闘いの今と、そして未来を解説。

1995.09.14発売
図解・わかる電子回路
ブルーバックス
本書には、パーツのリアルな図版と、さまざまな実用回路がいきいきと呈示されている。若者が夢を描き、こういうものを作りたいと発想すれば、それを実現できる、現代にふさわしい電子回路活用事典の登場だ。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・1995年9月刊)
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。

1995.09.14発売
図説 世界のくだもの366日事典
講談社+α文庫
世界中のフルーツ430種の味覚や由来を楽しく紹介する画期的な事典。1日1ページで、1種類のフルーツをすべて絵入りで説明。元旦より大晦日までの366日の旬がすぐわかり、知識と実用と贈答に役立つ面白読み物。巻頭カラー口絵には世界のフルーツ・イラストマップも収録。

1995.09.14発売
オペラ名作名演全集―CD・LD・ビデオ精選ガイド
講談社+α文庫
長年プロデューサーとしてクラシック音楽と関わってきた著者が、名作オペラ171作品の醍醐味、楽しみ方と精選ソフトを徹底ガイド。あらすじ、観どころ、聴きどころなどに加え、著者ならびに佐川吉男、片倉康行両氏が豊富な音楽体験と情報から選んだ推薦AV・CDを掲載。さらに著者が直接会った指揮者や歌手たちのエピソードや、舞台のカラー写真も収録。この1冊でオペラの全てがわかる他に類のないオペラ事典。

1995.09.14発売
目からウロコ!日本語がとことんわかる本
講談社+α文庫
「うだつが上がらぬ」の「うだつ」とは?「ヤニ下がる」ってどんな意味?慣用句やことわざは、正しく使ってこそ効果的。本来の意味と由来はもとより、つい使ってしまう間違い敬語や同じ読み方の熟語まで、ひとつひとつを詳説。
「日本語、意外な疑問」コラムも充実、補章は実力テストつき。「ことばの盲点」に気づいて、「いいことば」の使い手になれる本!

1995.09.14発売
スヌーピーのもっと気楽に(1)
講談社+α文庫
なかなか思いどおりにならなくても、何かするたびに失敗しても、落ちこむことがあっても、心がすれ違うことがあっても、気にしない、無理しない。
スヌーピーと仲間たちに出会えば、どんなときでも気が軽くなる、元気が出てくる!
前向きに生きるヒントがここにある……。
PEANUTS(C)United Feature Syndicate Inc.

1995.09.14発売
モラル・アニマル(下)
モラルも正義も遺伝子のたくらみだ
ヒトのこころもキリンの首のように進化してきた。いまあなたは遺伝子を超えて自分の意志を持てるか。人間に対する考え方が革命的に変わる、新パラダイム。
本書でライトが特に力を入れているのは「心」の進化の問題である。「心」についても、根底にあるのはむろん遺伝子。同情や共感、愛情、良心、自責の念……そしてモラルのように、社会全体に関わる行動の規範のようなものさえも例外ではない。詳しくは本文を読んでのお楽しみということにして、また、とかく批判の多い、人間の行動や心を遺伝子という観点から論ずることの是非、適用の限界ということについてもきちんと説明されているのでそのあたりにも注目して読まれるといい。──竹内久美子(「監訳者まえがき」より)

1995.09.14発売
散歩道から
文芸(単行本)
多摩丘陵の家から坂道を下りて散歩を楽しむ日々。妻と2人の暮しに見出すおだやかなよろこび。家族を想い、故人を偲び、故郷を懐しむ
確かな人生の美しさ
よく速足で歩くのがいいと書いてあるのをみるけれども、私はそうしない。自分の丁度いい速さで、ゆっくりと歩く。ときにはむしろ、とぼとぼといった方がいいくらいの歩き方をしている自分に気づくこともある。速足でさっさと私を追い越していく人がいても、気にしない。10年前の入院していたころ思えば、こうして歩けるのは何という仕合せであろう。先日、妻と駅まで用事で出かけたとき、道ばたに山あじさいが咲いているのを見かけた。2人、立ち止まって、眺めた。――本文より

1995.09.14発売
やすらぎの風景
講談社ARTピース
砂漠の彼方に時の流れをみつめて、遥かなるロマンの旅はつづく……
自然の猛威の中にあっても人は歩みを止めることはない。そればかりか、人跡絶えた砂漠のただなかに壮大な砦さえ築いてしまう。大自然の中のちっぽけな人間の信じられない大きな力――。
シルクロードに憑かれた画家が、心と魂の安らぎを求めて描いた心の故郷。代表作36点を選んで収録。

1995.09.14発売
入浴の女王
文芸(単行本)
日本人の心のオアシス全国・銭湯めぐり
繁華街にある銭湯に入浴し、その地のニョショウの一糸まとわぬ赤裸々を観察し、しかる後に、その地のオノコに「我が街」を存分に語っていただいた体当たりレポート。
1995.09.14発売
中国はこうなる!―小平なきあとの危険な大国の深層
最高実力者、 小平亡きあとの中国を探る。限りなく毛沢東に似てきた 小平の死後、中国はどうなるのか。指導体制の不安と内乱の要素をはらむ国民の動向を、屈指の中国通がデ-タを駆使して書下ろす注目作
1995.09.14発売
アトピ-の「かゆみ」をとる塩療法
アトピ-のかゆみを取る画期的「塩水療法」1000万人以上の患者が悩んでいるアトピ-性皮膚炎。その地獄のような「かゆみ」を簡単に取除いてくれるのが「塩水療法」。家庭でもできるように具体的に紹介

1995.09.14発売
モラル・アニマル(上)
遺伝子だけが知っている男と女の決死のかけひき
なぜ男は身勝手なくせに嫉妬深く、女は執念深いのに裏切るのか。うまくいかない一夫一妻制、得をしているのは一体だれか。人間関係の見方をまったく変える、いま世界で話題の書。
一夫多妻は本当に男が女を支配するための婚姻形態なのか。浮気は悪いことだと言うけれど、いったい誰が誰に対して悪いと言っているのだろう……。私はその昔、レイプは本当に女が被害者で男が加害者、というだけのものだろうかと真剣に考えたことがある。女は激しく抵抗し、もし“犠牲者”になった場合には長く長く心に傷が残る。人によっては、それこそ一生を棒に振るくらいの大打撃を受けるだろう。それでも女は、本当に被害者オンリーとみなせるだろうかと考えたのである。──竹内久美子〈「監訳者まえがき」より〉

1995.09.14発売
女と男・愛の進化論
女(メス)は、とことん男を選びぬく! 性選択は、生物進化の重要ファクターである。男と女は互いにどのような性戦略で選択競争に勝とうとしているのか? 動物から人間まで、アッと驚く性戦略のすべて。

1995.09.13発売
回避
文芸(単行本)
国際金融市場に現われたひとりの日本人女性!
[お金は、ある地点から別の地点に動くとき、ものすごいエネルギーを発する……]米国系銀行出身の異色女流新人が描く清新で緊迫感あふれる小説第1作!