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海軍軍令部
1993.12.06発売
海軍軍令部
著:豊田 穣,その他:安彦 勝博,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
無敵海軍が敗れるまでの栄光と悲劇のドラマ日清日露の戦争では海軍の活躍が大きい。特に人材豊富の軍令部が目立つ。だが太平洋戦争では戦力が船から航空機に移り米軍の物量が優位に。海軍の苦悩を描く力作
電子あり
恋人
1993.12.06発売
恋人
著:津村 節子
講談社文庫
さまざまな愛とゆれる女心を描く短編集。出逢いと別れ、不倫の愛、ひそやかな恋。平穏な暮しのなかで、違う人生を夢みる女たちの心のゆらめきと翳りーー変化のない平凡な日々に、倦怠を覚えていた蓉子の前に、偶然現われたのは、年若いセールスマンだった。夫の眼を盗み、二人は逢いびきを重ねていった。出逢いと別れ、不倫の愛、ひそやかな恋……。平穏な暮しのなかで、違う人生を夢みる女たちの心のゆらめきと翳りを細緻に捉える、魅力あふれる短編12編を収録。
電子あり
総門谷R 阿黒篇
1993.12.06発売
総門谷R 阿黒篇
著:高橋 克彦
講談社文庫
地獄から復活した屍魔たちの跳梁が誕生直後の平安京を恐怖に陥(おとしい)れる。時の権力者をも手中にと企む陸奥の阿黒王とは何者? 妖魔らと戦うべく仲間と立ち上がる和気諒(あきら)。この青年の額に三日月の光が輝く時、妖魔も戦慄するのだ! SF伝奇の傑作「総門谷」が新シリーズとしてよみがえる注目の第1弾。(講談社文庫) 屍魔(しま)対超人の凄絶な乱闘! 伝奇SF快作。 平安京支配を企む妖魔の群を我がアキラと仲間が迎えうつ! 屍魔(しま)対超人の凄絶な乱闘! 伝奇SF快作。 平安京支配を企む妖魔の群を我がアキラと仲間が迎えうつ! 地獄から復活した屍魔たちの跳梁が誕生直後の平安京を恐怖に陥(おとしい)れる。時の権力者をも手中にと企む陸奥の阿黒王とは何者? 妖魔らと戦うべく仲間と立ち上がる和気諒(あきら)。この青年の額に三日月の光が輝く時、妖魔も戦慄するのだ! SF伝奇の傑作「総門谷」が新シリーズとしてよみがえる注目の第1弾。
電子あり
世界を変えた50日
1993.12.06発売
世界を変えた50日
著:杉山 隆男,解説:阿部 謹也,その他:辰巳 四郎,その他:サンテレフォト,その他:朝日新聞社,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
東ヨーロッパ激動の嵐をみごとに描く力作。1989年11月、ベルリンの壁は崩壊した。弾圧の下の秩序から自由の中の不安へ東の人々は投げ出された。東西の狭間に押し寄せる大波。同時代史の真実に迫る。
群青の湖
1993.12.06発売
群青の湖
著:芝木 好子,解説:饗庭 孝男,その他:志村 ふくみ,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
琵琶湖のほとりにひとり嫁いできた瑞子は、旧家の重みと夫の背信から、幼い櫻子をつれて生まれ育った四谷に戻る。かつて美しい染めや織りの技を競いあった仲間にむかえられ、瑞子は群青の湖の永遠の神秘を、その片鱗でもよいから1枚の布に止めたいと願うのだった。精魂をこめ格調高く織りあげた傑作長編。
電子あり
淡紅の女の殺人
1993.12.06発売
淡紅の女の殺人
著:斎藤 栄,解説:新井 謹之助,その他:加藤 孝雄,レイアウト:フレット,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
横浜、神戸、函館、門司…。港町ばかりに連続しておきた4つの殺人事件。タロット占い探偵の二階堂日美子は、港町探偵・ポートアイを名乗る旧友の遊佐るりと捜査にのりだす。二人の明晰な推理で事件は落着するかに思われたが、門司の事件で犯人が残した淡い紅花染めの布から恐るべき真相が浮かび上がった! 会心の旅情ミステリー。 横浜、神戸、函館、門司。港町ばかりにつづけておこった4つの殺人事件。二階堂日美子は港町探偵・ポートアイを名乗る旧友の遊佐るりと捜査にのりだす。2人の明晰な推理で事件は落着するかに思われたが、門司の事件で犯人が残した淡い紅花染めの布から恐るべき真相が浮かび上がった!会心の旅情ミステリー。
電子あり
岳史よ 生命あるかぎり
1993.12.06発売
岳史よ 生命あるかぎり
著:加東 康一,その他:加東 祥子,その他:林 冬子,その他:永原 康史,その他:奥脇 孝一,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
息子へ。これは声を失った父からキミへ歯をくいしばって書いたメッセージだ、ガンとどう対決し生きたか――激動の昭和を奔放無頼、仕事一筋に走り抜けた一ジャーナリストの凄絶な舌ガンとの闘いの記録である。生死の際にもなお旺盛な好奇心と冷静な目、強靭な精神で自分を生きる姿は熱く哀しく胸を打つ。
電子あり
美智子皇后
1993.12.06発売
美智子皇后
著:河原 敏明,その他:岸 顯樹郎,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
平成元年、皇太子妃から皇后へ、名実ともに日本のファーストレディとなられた美智子さま。2人の妃殿下をむかえ皇室も新しい時代に入ったようだ。理想の妻、母、また国母として、どのように生きてこられたか、また目指しておられるのは何か。その愛と苦難の半生を率直に真摯に綴るベストセラー、文庫化。
黒豹忍殺し 特命武装検事 黒木豹介
1993.12.06発売
黒豹忍殺し 特命武装検事 黒木豹介
著:門田 泰明,その他:加藤 孝雄,その他:白石 むつみ,デザイン:菊地 信義
講談社文庫
倉脇(くらわき)総理のもとへ「殺」と一文字のみの速達が届き、黒木豹介(くろきひょうすけ)は調査を開始する。謎の伊賀忍群に襲われた黒木は三重県名張へ急行するが、「復讐」の声と凄絶な山岳戦が黒木を待ちうけていた。「復讐」とは何を意味するのか?そして陰ながら黒木を守る謎の美女の正体は!?終りなき戦いを描く大人気シリーズ!
相続人TOMOKO
1993.12.06発売
相続人TOMOKO
著:大沢 在昌,解説:羽田 詩津子
講談社文庫
巨万の財産とCIAで身につけた殺人技術を武器に闘う謎の美女トモコ。国籍を失ったために巻き込んだのは、対照的な風俗ギャル智子。ふたりだけで日米複合秘密組織が牛耳る米軍、情報部、警察、ヤクザと対決し、アメリカ大統領記者会見の場へたどり着けるのか?日本を戦場と化すハードボイルド長篇。
密殺源流
1993.12.06発売
密殺源流
著:太田 蘭三,解説:中島 政利
講談社文庫
釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)は八丈島行の船のキャビンで魅惑的な女性と出会った時から、相次いで起きる殺人事件に巻き込まれる。奥多摩の釣り人の死、1週間で白骨化した疑惑の死体、国立市の密室殺人等々。釣部が京都で一夜を共にした美女が、容疑者にされたが、釣部は彼女を信じて蟹沢警部補と対決する。真犯人は誰か?
タイトルマッチ
1993.12.06発売
タイトルマッチ
著:岡嶋 二人,解説:茶木 則雄
講談社文庫
元世界ジュニア・ウェルター級のチャンピオン最上永吉の息子が誘拐された。彼を破ったジャクソンに義弟が挑むタイトルマッチ2日前の事だった。犯人の要求は、“相手をノックアウトで倒せ。さもなくば子供の命はない”。犯人の狙いは何か!?意想外の脅迫に翻弄される捜査陣。ラストまで一気のノンストップ長編推理。
電子あり
芭蕉連句評釈(上)
1993.12.06発売
芭蕉連句評釈(上)
著:安東 次男,解説:杉本 秀太郎,その他:安東 菜々,その他:志賀 紀子,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
貞享元年(1684)冬名古屋で、元禄3年(1690)晩秋京都で、同7年(1694)初春江戸で、3たび新風を宣言した、世に言う“蕉風三変”の記念すべき三歌仙(「狂句こがらしのまき」五吟・「鳶(とび)の羽の巻」四吟・「梅(むめ)が香(か)の巻」両吟)に「霽(しぐれ)の巻」「雁(かり)がねの巻」を加えた5巻の連句評釈を収録。綿密な考証と溢れる想像力で古典詩歌の解釈法に新たな展望を拓き、平成2年度芸術選奨を受けた画期的評釈。(全2巻)
ケインズ
1993.12.06発売
ケインズ
著:伊東 光晴,著:水田 洋,著:浅野 栄一,著:青木 達彦,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
1930年代の世界恐慌下、大量失業を救うために低金利政策と積極的な公共投資を主張して、伝統的理論を一新したケインズ。その経済思想と彼の代表的学説『雇用・利子および貨幣の一般理論』の骨格を、豊富な図表を用いて平易に説き、ケインズ経済学の真髄を論究。欧米など先進各国の経済運営に画期的変革をもたらし、いま再び世界的な長期不況の下で注目される大経済学者の理論と影響力を描く力作。
民俗学の旅
1993.12.06発売
民俗学の旅
著:宮本 常一
講談社学術文庫
自らを「大島の百姓」と称し、生涯にわたり全国をくまなく歩きつづけた宮本常一。その歩みは同時に日本民俗学体系化への確かな歩みでもあった。著者の身体に強く深く刻み込まれた幼少年時代の生活体験や美しい故郷の風光と祖先の人たち、そして柳田国男や渋沢敬三など優れた師友の回想をまじえながら、その体験的実験的踏査を克明かつ感動的に綴る。宮本民俗学をはぐくんだ庶民文化探究の旅の記録。
人間交際術
1993.12.06発売
人間交際術
著:アドルフ.F.V・クニッゲ,訳:笠原 賢介,訳:中 直一,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
円滑な人間関係を築く社交術の古典的名著。世間と社交の場において、幸福かつ満足に他の人々と生活し、隣人を幸福かつ愉快にさせるために、人はどのように振る舞えばよいか。複雑な人間交際術の秘訣を説く
平成サラリーマン川柳傑作選 三杯目
1993.12.03発売
平成サラリーマン川柳傑作選 三杯目
その他:山藤 章二,その他:尾藤 三柳,その他:第一生命,装丁:山藤 章二
応募作6万5千(新記録)の中から選ぶ傑作選。バブルが消えたあとのサラリーマンの義憤、哀しみ、唖然が絶妙に表現されています。 【居候三杯目にはそっと出し】雑俳(ざっぱい)。江戸時代後期の川柳の傑作。ごはんのお代りを「そっと出し」という絶妙な表現が、いまでも多くの日本人に親しまれている。[異説]日本語では「三枚目」「バカの三杯汁」「仏の顔も三度まで」など、「三」という数字は揶揄(やゆ)されて使われることがある。「二」までは許されるが「三」はどちらかといえばやめたほうが賢明だということであろう。
美神の黄昏
1993.12.03発売
美神の黄昏
著:宇神 幸男,装丁・装画:上原 徹
文芸(単行本)
渾身の音楽ミステリー四部作待望の完結篇。ナチの秘宝のありかはスイスの山の中!楽譜に隠された暗号を解いた島村夕子はネオナチが待ちうける危険な旅に出た。思いもよらぬ悲劇、そして秘宝の意外な正体。
天国への階段 詩画集
1993.12.03発売
天国への階段 詩画集
著:松本 隆,絵:天野 喜孝,装丁:菊地 信義,装丁:呂 敬人
写真集・画集
異色コンビによるファンタステックな詩画集誕生から死までの女の愛の一生を、詩情・熱情ゆたかに謳いあげた詩に華麗なリトグラフを組み合わせました。大竹しのぶさんが歌うCDとのジョイント企画。
菓子祭・夢の車輪
1993.12.03発売
菓子祭・夢の車輪
著:吉行 淳之介,解説:川村 二郎
講談社文芸文庫
単行本『赤い歳月』から2篇、『菓子祭』から13篇、さらに、文庫初収録の名篇『夢の車輪』から全12篇、計27篇の秀作集。現実と夢の壁を、あたかもなきがごとく自在に行きかい、男と女との「関係」などを、鋭く透写する硬質な作家の「眼」が、内から硬質の光を鋭く放つ! 『砂の上の植物群』、『暗室』、『鞄の中身』の達成の上に立つ、短篇の名手・吉行淳之介の、冴えわたる短篇群の「かがやき」。
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