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1993.05.06発売
神聖の鯱
講談社文庫
鬼と称する正体不明の敵が、鯱四人組に宣戦を布告した。鬼は飛騨高山に火を放ち、一日にして壊滅させた。鬼を率いる美少女・ゼロは、十樹吾一を自在に操る。聖なる狼を連れて帰国した仙石文蔵に、ゼロと十樹が襲いかかる。鯱四人組を分断させたゼロの狙いは!? ラストで明かされるゼロの衝撃の真相。

1993.05.06発売
サラリーマン専科(4)昼メシの考察の巻
講談社文庫
悩み解消、元気溌剌。笑味100%の傑作漫画。サラリーマンに捧げる爆笑と感涙のショージ流処世術!――通勤地獄・人事異動・社内不倫、はては社員旅行から昼メシ・縄のれん交遊まで、サラリーマン社会の人間模様を鋭い皮肉と心温まるユーモアで描き出して爆笑、そしてナットク! 平成不況のさなかで、とかく落ちこみがちな全国サラリーマンに、生きる蛮勇とささやかな喜びをあたえるマンガ福音書の第4弾!

1993.05.06発売
秋ホテル
講談社文庫
秋ホテルは伊豆の静かな岬に佇む小さなホテル。吉崎はレーサーを引退してから父親が残したこの秋ホテルでひそやかに暮らしていた。ある日、別れた女万里子から届いた手紙が、吉崎を陰謀の渦巻く世界に引きずり込んで……。ニューヨーク、プエルトリコと舞台を変えながら、黒い手との激しい格闘が続く!
1993.05.06発売
さらば黒豹 特命武装検事黒木豹介
講談社文庫
特命武装検事黒豹のスーパーアクション小説VIPの乗る飛行機を墜落させた謎の巨悪組織は通信網をハイジャックして情報を支配し、日本政府をパニックに陥れた。世界最強の男黒豹は沙霧と組織壊滅を狙う。

1993.05.06発売
動く家の殺人
講談社文庫
名探偵、信濃譲二が、ミニ劇団<マスターストローク>にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。だが、劇団の特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。大胆かつ巧妙なその仕掛けを、われらが探偵はいかに解くか!?新本格派の驚異の家シリーズ第3弾。

1993.05.06発売
剣法一羽流
講談社文庫
諸流派が日本各地に盛名を競った天正年間、常陸の刺客諸岡一羽斎の、剣の理法と謎の秘伝書は、3人の高弟たちを翻弄する。力と技では及ばない、「剣の心」を渇望する剣士たちの死闘を描く表題作他、人斬りに失敗した刺客、秘命に斃(たお)れた陰密、悪名高い復員兵等、男の人生の風雪を鮮烈に描く、初期傑作短編集。

1993.05.06発売
マジックミラ-
講談社文庫
双子の兄弟が殺人犯?しかし兄の妻が余呉湖畔で殺されたとき、兄は博多、弟は酒田にいてアリバイは完璧だった。やがて第2の殺人。兄弟のどちらかが被害者らしいが、死体からは頭と手首が失われていた。犯人の狙いはどこに?犯人の大トリック、多彩な伏線が、結末で読者を仰天させる、大型新鋭の傑作。

1993.05.06発売
メビウスの殺人
講談社文庫
奇想天外なトリック、新本格渾身の推理! ーー大東京を恐怖のどん底につき落とす、連続殺人が発生。犯行は、金槌によるメッタうちと絞殺が交互する。犯人は一人か、あるいは別人か? 現場には常に、謎の数字を記したメモが……。被害者たちを結ぶ「失われた環(ミッシング・リング)」を探せ! ご存じ速水三兄妹がつきとめた、驚愕の真相とは? 奇想天外な推理の新旗手の傑作長編。……奇怪な謎、巧妙な罠、鮮やかな推理!

1993.05.06発売
人形館の殺人
講談社文庫
巧みな構成、鮮やかな結末!戦慄の長編
亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。

1993.05.06発売
おきらくミセスの婦人くらぶ~
講談社文庫
主婦はラクそうに見えて、その実は、ハードな仕事なのです!結婚して2人生活を始めたら、出てくる出てくる驚くこと、あきれること。毎日がそんなあれこれとの格闘なのだから、もう大変。「けらえいこ」「ハヤセクニコ」の2人の仕事を持つ主婦が描いた、等身大の生活漫画。既婚、未婚を問わず、楽しめます!

1993.05.06発売
姉貴の尻尾-向田邦子の想い出
講談社文庫
姉に似た達意の筆で弟が描く作家の素顔。好奇心が強くお転婆で、おだてに弱くせっかちで、やさしい人。生き生きと甦えるなつかしい面影ーー好奇心旺盛でお転婆で、おだてに弱くせっかちで、人には見せない地道な努力家、家族思いのやさしい長姉……。実弟が遠慮なく、あたたかく語る、素顔の向田邦子像。いきいきと甦(よみがえ)る、早世した稀有な作家の、なつかしい面影。姉に似た達意の文章で、もの書きという愉快な変てこ人間を描く、しみじみ楽しい好著。
1993.05.06発売
荒鷲の狙撃手(下)
講談社ノベルス
日本近海の油田を巡り、ついに日本軍出兵。対島の先に浮かぶ小島「二宝島」の領土権を巡って三国が撃突!「日本軍」と変貌した旧自衛隊は、最新の90式戦車一個連隊を派遣。書下ろし戦略サスペンス。
1993.05.06発売
認知科学の発展第6巻
認知科学における視覚とイメ-ジ研究の動向近年飛躍的に進歩した視知覚研究を概観し、今後の研究を展望する特集5論文を含む気鋭の論文集。なお本書は日本認知科学会会誌としての第6巻である。
1993.04.30発売
アトピッ子のための回転食クッキング
講談社の実用書
アレルギ-体質の子どものための食事療法。小児科医とアレルギ-研究者が一丸となって研究した成果を披露。抗原度の低い食品を回転させて立てたメニュ-をカラ-で見せます。アトピッ子へのアドバイス付

1993.04.30発売
課長島耕作の成功方程式(2)
課長島耕作、の会社がわかるキ-ワ-ド40すさまじい逆風が吹くなかにあなたはどう生きる?①組織の論理②サラリ-マン生態学③派閥④タブ-⑤出世。ビジネスマンの生き方がわかる言葉の方程式!

1993.04.28発売
愛の挨拶・馬車・純粋小説論
講談社文芸文庫
人間存在の危うさと脆さを衝く小説「マルクスの審判」、“国語との不逞極まる血戦”が生んだ新感覚派小説の「頭および腹」とそれらを支える文芸評論「新感覚論」、1幕もの戯曲「幸福を計る機械」および「愛の挨拶」、新心理主義小説「機械」と、その後の評論「純粋小説論」等。昭和の文学の常に最前衛として時代に斬り込み時代と格闘した作家の初期・中期短篇、戯曲、評論を1冊に集成。

1993.04.28発売
蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
講談社文芸文庫
ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女ひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。

1993.04.28発売
千年・あの夏
講談社文芸文庫
鋭く周密な観察で幼年期をつづる「千年」、漠然として白く燃え上り、落着の悪い記憶の断片にまとわる不安・恐怖・なつかしさを語る「桃」、心弱い父が美しく描かれ、父と子の屈折した心情あふれる「父と子の夜」など、仄暗く深い記憶の彼方の幼年時代を、瑞々しく精緻に描出する、阿部昭の秀作群。毎日出版文化賞受賞短篇集『千年』に「あの夏」「贈り物」を併録。
鋭く周密な観察で幼年期を綴る「千年」、漠然として白く燃え上り落着の悪い記憶の断片に纏る不安・恐怖・なつかしさを語る「桃」、心弱い父が美しく描かれ父と子の屈折した心情溢れる「父と子の夜」など、仄暗く深い記憶の彼方の幼年時代を、瑞々しく精緻に描出する阿部昭の秀作群。毎日出版文化賞受賞短篇集「千年」に「あの夏」「贈り物」を併録。

1993.04.28発売
荒魂
講談社文芸文庫
荒ぶる魂、生まれながらにして、生と死を抱え持つ佐太。この存在を無気味な背景に展開される“変革”の劇。精神の逼塞の根に仕掛けられた爆薬のような強烈な“発条”。初期世界からの独自な精神の運動を持続し続けた、石川淳の『白頭吟』から『狂風記』の間を繁ぐ白眉の長篇。
1993.04.28発売
新装版 日本木炭史
講談社学術文庫
日本人の生活文化と関係の深い木炭のすべて古代の大仏鋳造から中世の侘茶陶芸、そして近世の家庭燃料として、木炭史をぬきに日本人の文化も技術も語れない。産業史の比類なき研究として名高い名著の新装版