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ルネサンスと宗教改革
1993.02.04発売
ルネサンスと宗教改革
著:西村 貞二,装丁:多田 進,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
ルネサンスと宗教改革は他ならぬ「中世」の嫡子であり、その間に断絶はない。にしても、敬虔な「中世の秋」の暮れたところから、光輝あふれる人間主義の新時代が始まったのも事実。神の国から地上の国へ。ここに宗教的桎梏から解き放たれた人間の、芸術と思想の花が絢爛と開花し、近代文明の母胎となった。世界史のなかで最も華麗で波瀾にとんだ300年間を興味深いエピソードと「旅情」で綴る西洋歴史物語。
万葉歌の成立
1993.02.04発売
万葉歌の成立
著:古橋 信孝,解説:岡部 隆志,装丁:島田 拓史,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
古代世界に即して万葉集を読みなおす意欲作万葉集に現代人の感性をあてはめて読むのは誤りだ。古代を日本人の魂の原郷=村落共同体の時代として捉え、万葉歌の読み方に独創的視点を拓く、必読の古代文学論
脳と心のメカニズム
1993.02.04発売
脳と心のメカニズム
著:本間 三郎,装丁:志賀 紀子,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
心とは何か。意識とは、思考とは、記憶とは何か。未熟な脳で生まれた無垢の人間は、5カ月もすると急激に変貌する。刺激――反応による本能的・機械的行動にとどまらない選択的・自発的活動を示す。「意思」による高級な行動。この人間にのみ特有の脳機能の中枢に位置するのが神経細胞――ニューロンである。本書はニューロンの電気現象の解明という物理学的アプローチから、人体究極の謎「脳と心」に迫る。
デスク版・現代実用辞典 第二版
1993.02.04発売
デスク版・現代実用辞典 第二版
編:講談社,装丁:蟹江 征治
活字が大きく使いやすい現代人の万能辞典。 収録語数5万5千、類書中最高。1冊で国語辞典・漢字辞典・外来語辞典・百科辞典・和英辞典・ペン字字典・手紙事典などの機能を持ち、ことばの疑問を即座に解決
還らぬ鴉
1993.02.02発売
還らぬ鴉
著:西村 望,装丁:熊谷 博人
文芸(単行本)
江戸を捨てた無宿人・三次郎の凶刃街道旅!縞の合羽に三度笠、気の向くままに諸国を回る三次郎、瀕死の老人を助けたことから一大騒動に巻きこまれた。甲州から伊予まで息づまる道中を描く長編股旅ロマン!
新・素人包丁記・海賊の宴会
1993.02.02発売
新・素人包丁記・海賊の宴会
著:嵐山 光三郎,装丁:安西 水丸
文芸(単行本)
講談社エッセイ賞受賞の名シリ-ズ待望の巻大評判のしろうと庖丁記の第三弾。どんなものでも食べてしまいたい、現代日本の食卓は実にせわしなくあわただしいが、その中にこそまた一味違う食物の妙が生じる
ひらり(3)
1993.02.02発売
ひらり(3)
著:内館 牧子,装丁:岸 顯樹郎
講談社文庫
竜太先生への強烈なアタックが功を奏し、ご近所の応援を受けることとなったみのりを横に、ひらりは複雑な心境。そんな時、今度は梅若部屋への就職話が持ち上がる。大喜びのひらりは、竜太先生に「肥満」についての講義を受け、仕事や力士たちへの健康アドバイスに張り切る。そんな姿が梅若親方とおかみさんに認められて、部屋で働くことに……。両親のギクシャク、みのりと竜太先生、梅響のケガと、気になることばかりの中で頑張るひらり。NHKの人気連続テレビ小説「ひらり」脚本集。<全4巻>
電子あり
サラリ-マン専科(1)見栄もほどほどの巻
1993.02.02発売
サラリ-マン専科(1)見栄もほどほどの巻
著:東海林 さだお,装丁:岸 顯樹郎,装画:東海林 さだお
講談社文庫
可愛いOLに迫られ歴ナシ、社長をめざす野心もナシ、せめてなりたや係長……。いじましくもせつない、仕事に打ちこむサラリーマン生活の喜怒哀楽を痛烈かつ絶妙のユーモアで温かく描いて爆笑を誘う。週刊現代で最長連載、全国サラリーマンの圧倒的支持を誇る東海林さだおの大傑作、待望の文庫化第1弾。
電子あり
黄金宮(3)仏呪編
1993.02.02発売
黄金宮(3)仏呪編
著:夢枕 獏,装丁:田村 義也,装画:桂川 潤
講談社文庫
黄金の勃起仏と1枚の地図――アフリカ奥地の一大黄金郷に通じる2つの“鍵”。しかし、黄金仏を持ち帰った探検隊のメンバーは、アフリカの呪術師の怪異な術で次々と消されてしまう。事件に巻きこまれた地虫平八郎は、必殺の拳法で呪術師に立ち向かう。地虫は渋谷区最強から史上最強への道を歩み始める!
電子あり
伸びる会社は総務が強い
1993.02.02発売
伸びる会社は総務が強い
著:真鍋 繁樹,装丁:菅谷 貞雄
講談社文庫
危機管理や企業戦略を成功させる総務革命!いまや総務は栄光の部署だ。人事のみならず国際的な対外交渉をはじめ、組織を活性化する中枢の戦略基地に位置づけよ。できる総務のリニュアル作戦の全てを公開。
創造の人生 井深大
1993.02.02発売
創造の人生 井深大
著:中川 靖造,装丁:安彦 勝博
講談社文庫
ソニ-創設者が独創技術開発に賭けた執念。井深大の人間形成と事業展開の跡を追いながら、その独得の発想法と反骨精神にも似た経営理念はいかにして生まれたのかを探る。これからの技術者に贈る話題の書。
電子あり
さりげなく、私
1993.02.02発売
さりげなく、私
著:藤堂 志津子,装丁:岸 顯樹郎,装画:板垣 しゅん
講談社文庫
あわよくば、OLにもどりたい――。たくさんの仲間に囲まれて、活気にみちた職場でドタバタと仕事に追われ、成功も失敗も手を取り合っていた、あの頃。さりげなく在ることの快適さを、作家になる前に知ってしまったトードーさんが、しみじみと過ぎ来し方を振り返って綴るエッセイが貴方の心に迫ります。
霞が関が震えた日
1993.02.02発売
霞が関が震えた日
著:塩田 潮,解説:鈴田 敦之,装丁:河合 良之
講談社文庫
戦後経済史最大の謎を明らかにした問題作。ニクソン・ショックが日本を襲った。大蔵省を筆頭に政府官庁・日本銀行をはじめ、銀行、証券、商社はいかなる対応をしたのか。講談社ノンフィクション賞受賞作。
逆命利君
1993.02.02発売
逆命利君
著:佐高 信
講談社文庫
住友商事元常務・鈴木朗夫が辿った反逆人生を描く。管理に全身で刃向かい、陰湿な日本的企業社会を一刀両断にして逝った男。抜群の企画力、折衝力、語学力を持ちながら、ひけらかすこともなく、<命に逆らいて君を利する>――誇り高き生と壮絶な死。現代ビジネスマンに鋭く問いかけるノンフィクション。
古代浪漫紀行 邪馬台国から大和王権への道
1993.02.02発売
古代浪漫紀行 邪馬台国から大和王権への道
著:黒岩 重吾,装丁:安彦 勝博
講談社文庫
高松塚古墳の壁画、出雲で出土した358本の銅剣、藤の木古墳、吉野ヶ里遺跡――このような発掘が相次いだにもかかわらず、古代史は相変わらず霧の中にある。古代史ブームの火付役であり、第一人者である巨匠が、曖昧模糊とした霧中に想像力の光を照射し、これまでの学説から1歩踏み込んだ、古代への浪漫紀行。
電子あり
わがシングルへの道
1993.02.02発売
わがシングルへの道
著:大橋 巨泉,解説:田中 義久,装丁:安彦 勝博,装画:吉田 郁也
講談社文庫
遊びの天才がゴルフに挑戦するあくなき闘い! ーーはじめてのパー、はじめてのバーディ……。一所懸命やればやるほど、ゴルフは悦楽を与えてくれる。遊びの天才がゴルフに取りつかれ、我流のフォームを解体し、シングルの悦楽を味わうまで。リー・トレビノ、アーノルド・パーマーらとプレイする黄金期、そして…。懐かしいイレブンPMでもお馴染のゴルフ狂の、30年余にわたるシングルへのあくなき闘いの貴重な記録。
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小説 東急王国
1993.02.02発売
小説 東急王国
著:大下 英治,解説:牧 太郎,装丁:荒川 じんぺい
講談社文庫
厳しい経済戦国時代を勝ち抜き、従業員9万人の東急グループを築き上げた、五島慶太・昇の父子2代にわたる、壮絶な人生と経営陣のドラマ。「失敗を恐れるな、向こう傷は問わない」という精神で経営に取り組み、最後までロマンを追い続けた五島昇。「覇道を排し、正道を歩む」事業家の生き方を描く、迫力の長編ノンフィクション小説。
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団塊サラリーマンの生き方
1993.02.02発売
団塊サラリーマンの生き方
著:江坂 彰,装丁:プラス・アイ
講談社文庫
出向・配転に襲われる40代後半のサラリーマン諸君! トップと新人類にはさまれて悩みが深い。家庭と仕事をいかに両立させるか、会社処世もままならぬ。だが負けるな。いまこそ、自分のために生きよ。右顧左眄するな。かけがえのない人生を無駄におくるな。時には会社と対峙せよ。勇気の出る提言に学ぼう。
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政商誕生
1993.02.02発売
政商誕生
著:江波戸 哲夫,解説:木村 幸治,装丁:荒川 じんぺい
講談社文庫
あらゆる手段で政商に成り上がる男を描く! --泥に塗れても政商になる! 若き野心家・高川吾一の「黒い野望」が弾けたとき、何が起こったのか? 政治を壟断し、巨利を窺う東大卒エリート。彼の仕掛ける「悪の網」に、誰がからめとられたのか? 永田町を震わせる日が近づく。ありとあらゆる手段を弄し、政商に成り上がろうとする男と仲間たちを描く悪漢小説。
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「退き際」の研究
1993.02.02発売
「退き際」の研究
著:内橋 克人,装丁:菊地 信義
講談社文庫
企業内での権力移転のドラマを実例で考察! ーー経営者の「出処進退」は、いかにあるべきか……。東京ガス・安西家の〈世襲〉、五島・東急の〈解体〉、日航・伊藤前会長の〈挫折〉など、企業内権力の移転に働く力学と隠されたドラマを、実例で考察する。ともすると、技能や職能の継承ではなく、特定ファミリー内部での政権交代が行なわれるだけに、「退き際」はいかにあるベきかを、現代にあてはめて鋭く問う。
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