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純白の魔王 竜王の魂(6)
1993.02.10発売
純白の魔王 竜王の魂(6)
著:岡野 麻里安,絵:尾崎 芳美,装丁:山口 馨
講談社X文庫ホワイトハート
ついに影の国に潜入したナージャと仲間たち。目的はもちろん、〈竜の石〉奪回だ。しかし、目指すクレインの城は意外にも遠く、行けども行けどもたどりつけなかった。そんな彼らの前に、突然現れたイーシア。疲れ果てた表情の〈黄金の女神〉は、何かを企らんでいるのか?それとも!?竜族(りゅうぞく)の夢が叶う日は、やってくるのか……!?不思議な絆で結ばれた、ナージャとイルの冒険ファンタジー最終幕!!
海・潟・日本人―日本海文明交流圏
1993.02.10発売
海・潟・日本人―日本海文明交流圏
監:梅原 猛,監:伊東 俊太郎,編:小泉 格,その他:菊池 俊彦,その他:小泉 格,その他:高山 俊昭,その他:多田 隆治,その他:野村 律夫,その他:埴原 和郎,その他:原田 憲一,その他:森 浩一,その他:山野井 徹,その他:吉崎 昌一,編:安田 喜憲,装丁:山岸 義明
日本文化の生成発展に海が果した役割とは?日本海の底のプランクトン化石から太古の環境を知り、遺跡の出土品から環日本海文明圏の存在をさぐる。学際的討論は、古代日本のイメージを鮮やかに書きかえる。
草原の思想・森の哲学―東西文明の統合を求めて
1993.02.10発売
草原の思想・森の哲学―東西文明の統合を求めて
監:梅原 猛,監:伊東 俊太郎,編:安田 喜憲,著:飯田 経夫,著:石 弘之,著:加藤 尚武,著:河合 雅雄,著:北村 昌美,著:沼田 眞,著:浜口 恵俊,著:安田 喜憲,著:湯浅 赳男,装丁:山岸 義明
危機に瀕した地球を救う東西文明統合の哲学従来の考え方の延長線上では、現在の地球の危機を回避することはできない。各分野の第一人者が、縦横に議論し東西というパラダイムを超えた新地球観を提唱する。
国沢式カーライフ損得大事典
1993.02.10発売
国沢式カーライフ損得大事典
著:国沢 光宏,レイアウト:森山 厚夫,レイアウト:森末 浩司,その他:さいとう さだちか,イラスト:加藤 浩哉,イラスト:古沢 博司,その他:一丸 正信,その他:小林 直子,その他:ネオプラン
1円でも安い給油術、賢いレンタカー利用法、失敗しない保険選びなどなど、クルマ生活を安く、快適にすごすテクニックを完全公開。クルマ購入から下取り買い替えまで、カーライフのすべてのシーンに対応!
幻想の超大国アメリカの世紀の終わりに
1993.02.09発売
幻想の超大国アメリカの世紀の終わりに
著:デイビツド・ハルバ-スタム,訳:狩野 秀之,装丁:プラス・アイ
ハルバースタムがアメリカの現状を徹底分析クリントンの登場で、アメリカは再び甦えることができるか 人種・中絶・教育……そして不況でいまや瀕死の大国アメリカを取材した渾身のルポ!!
仲畑広告大仕事
1993.02.08発売
仲畑広告大仕事
著・編:仲畑 貴志,装丁:副田 高行
コピーライター仲畑貴志の全仕事を集成した仲畑貴志の仕事を編年でまとめた。最近十年間の作品を中心に図版で構成。媒体の活用と展開、世相と広告との関連性を一望にする。広告業界にとって必見の書である
丸元淑生のシンプル料理 最新栄養学に基いた健康人のクッキング
1993.02.05発売
丸元淑生のシンプル料理 最新栄養学に基いた健康人のクッキング
著:丸元 淑生,装丁:デザインファクトリーIN
・からだが求めています野菜のスープ ・超短時間でできる温菜 ・食事を支えるおいしい冷菜 ・わが家の麺、パスタ、穀類料理 ・みんなで楽しむ一品 ・家庭での魚の基本処理、基本料理
重耳(上)
1993.02.04発売
重耳(上)
著:宮城谷 昌光
文芸(単行本)
芸術選奨文部大臣賞受賞 放浪公子、見事な運命の転換! 著者が最も好む中国古代史上の名君〔逃げの重耳(ちょうじ)〕を主人公に、壮大なスケールで描く春秋の獅子たちの盛衰。新たな名作の誕生を告げる傑作、ついに登場!
近代の超克
1993.02.04発売
近代の超克
著:花田 清輝,その他:川本 三郎
講談社文芸文庫
近・現代をいかに超えるか? 著者の代表的エッセイーー〈前近代的なものを否定的な媒介として近代を超える〉……著者の生涯を貫ぬいて実践された主題に添って書かれた「柳田国男について」は、柳田国男の現代的な再発見を促がし、フォークロアや口承文芸、〈近代〉から排除されたB級文化話芸などが、教養主義的価値観から解放され陽の目を見た。活字中心の価値観に、根柢的改変を迫った、衝撃的エッセイ。
電子あり
死の淵より
1993.02.04発売
死の淵より
著:高見 順,解説:佐々木 幹郎
講談社文芸文庫
つめたい煉瓦の上に/蔦がのびる/夜の底に/時間が重くつもり/死者の爪がのびる(「死者の爪」)死と対峙し、死を凝視し、怖れ、反撥し、闘い、絶望の只中で叫ぶ、不屈強靱な作家魂。醜く美しく混沌として、生を結晶させ一瞬に昇華させる。“最後の文士”と謳われた高見順が、食道癌の手術前後病床で記した絶唱63篇。野間文芸賞受賞。
木枯の酒倉から・風博士
1993.02.04発売
木枯の酒倉から・風博士
著:坂口 安吾,解説:川村 湊
講談社文芸文庫
はたから見ると何をしているのか、と疑われるような青春。内部では、いかに壁を破れるか、と深く呻吟している青春。人生的に、文学的に必要以上の重荷を敢えて背負い、全人生的、全文学的な苦吟の果て、初期坂口安吾は誕生する。苦吟の果ての哄笑、ファルス。「木枯しの酒倉から」「風博士」「黒谷村」「竹藪の家」等、初期安吾を代表する秀作を収録。
電子あり
ちぎれ雲
1993.02.04発売
ちぎれ雲
著:幸田 文,その他:中沢 けい
講談社文芸文庫
「おれが死んだら死んだとだけ思え、念仏一遍それで終る」死の惨さ厳しさに徹し、言葉を押さえて話す病床の父と露伴。16歳の折りに炊事一切をやれと命じた厳しい躾の露伴を初めて書いた、処女作品「雑記」、その死をみとった「終焉」、その他「旅をおもう」「父の七回忌に」「紙」等22篇。娘の眼で明治の文豪露伴を回想した著者最初期の随筆集。
私の『マクベス』
1993.02.04発売
私の『マクベス』
訳・解説:木下 順二
講談社文芸文庫
画期的と世評の高い翻訳と原作の真髄を説く評論ーー生の深奥に潜む根源の暗黒を描くシェイクスピアの名作を、改訳に改訳を重ね、画期と評される木下順二訳で収める。原文の台詞がもつ旺盛なエネルギーとイメージの喚起力を、いかに日本語に定着させるか。原作と翻訳の間に必然的に介在する「訳し得ぬもの」を、自からの翻訳体験を通して詳密に語り、『マクベス』理解の最良のアプローチとなった長篇評論「なぜシェイクスピアが訳せないか」を併録。
電子あり
青い小さな葡萄
1993.02.04発売
青い小さな葡萄
著:遠藤 周作,解説:上総 英郎
講談社文芸文庫
1人の日本人留学生が霧の臭いのする町リオンで遭遇した元ナチの兵士・ドイツ人神学生ハンツの謎めいた履歴。戦争への抵抗の美談に隠れた味方同士の醜いエゴの争い 息づまる虐殺の歴史、目を覆うばかりの人間本能の崩れ。深い懐疑を抱きつつ、それにも拘らず“神”を求めさ迷う主人公伊原の心を鋭利な文体で追い詰め描く方法的実験。戦後初のフランス留学生だった著者の文学的原点を示す長篇。
街と村・生物祭・イカルス失墜
1993.02.04発売
街と村・生物祭・イカルス失墜
著:伊藤 整,解説:佐々木 基一
講談社文芸文庫
詩人として出発し、小説、評論、翻訳等、広汎な活動のうちに、常に時代を先駆し、唱導した著者の文壇的出世作『街と村』。“郷土小樽”という現実の場所と青春時代の過去と幻想を交錯させ、人間の意識の底に息づく根源的なものを描く、“自伝”的小説『街と村』(「幽鬼の街」「幽鬼の村」)へ発展する『生物祭』『イカルス失墜』『浪の響のなかで』等、青春のリリシズム溢れる初期代表作6篇。
壊れものとしての人間
1993.02.04発売
壊れものとしての人間
著:大江 健三郎,その他:黒古 一夫
講談社文芸文庫
幼年期をすごした、四国の深い森の奥を出て作家になった著者は、読書をひとつの手がかりとして、自分の内部の暗闇を凝視する。己れが引き裂かれているという強迫観念。個としての死への怯え。破滅に瀕したこの世界と宇宙。小説家の自由な思考が記憶を手繰り、己れの過去を顧みる。作家大江健三郎の精神の原点と、創造世界の内奥を小説に近い告白的な語りのうちに綴った長篇評論。
作文講話及び文範
1993.02.04発売
作文講話及び文範
編:芳賀 矢一,編:杉谷 代水,解説・その他:益地 憲一,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
作文の原理と実技とを細説した画期的名著。本書は明治45年の刊行以来、文学者・教育者の必携の書として、また実際に役立つ作文手引書として広く読みつがれてきた。その内容は今日なお古びることはない。
ルネサンスと宗教改革
1993.02.04発売
ルネサンスと宗教改革
著:西村 貞二,装丁:多田 進,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
ルネサンスと宗教改革は他ならぬ「中世」の嫡子であり、その間に断絶はない。にしても、敬虔な「中世の秋」の暮れたところから、光輝あふれる人間主義の新時代が始まったのも事実。神の国から地上の国へ。ここに宗教的桎梏から解き放たれた人間の、芸術と思想の花が絢爛と開花し、近代文明の母胎となった。世界史のなかで最も華麗で波瀾にとんだ300年間を興味深いエピソードと「旅情」で綴る西洋歴史物語。
万葉歌の成立
1993.02.04発売
万葉歌の成立
著:古橋 信孝,解説:岡部 隆志,装丁:島田 拓史,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
古代世界に即して万葉集を読みなおす意欲作万葉集に現代人の感性をあてはめて読むのは誤りだ。古代を日本人の魂の原郷=村落共同体の時代として捉え、万葉歌の読み方に独創的視点を拓く、必読の古代文学論
脳と心のメカニズム
1993.02.04発売
脳と心のメカニズム
著:本間 三郎,装丁:志賀 紀子,装丁:蟹江 征治
講談社学術文庫
心とは何か。意識とは、思考とは、記憶とは何か。未熟な脳で生まれた無垢の人間は、5カ月もすると急激に変貌する。刺激――反応による本能的・機械的行動にとどまらない選択的・自発的活動を示す。「意思」による高級な行動。この人間にのみ特有の脳機能の中枢に位置するのが神経細胞――ニューロンである。本書はニューロンの電気現象の解明という物理学的アプローチから、人体究極の謎「脳と心」に迫る。