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都市と地図情報システム
1992.04.06発売
都市と地図情報システム
編:マップインテグレ-ション研究会,装丁:遠藤 茂樹
地図がコンピュ-タで暮しの一部になった.地形,鉄道,道路に限らず地図に結びつく情報をコンピュ-タ処理することで,地図は地図を越えて生活情報源となった.それがどんなものかビジュアルに紹介する.
古い記憶の井戸
1992.04.03発売
古い記憶の井戸
著:本多 秋五
講談社文芸文庫
幻想的でナイーブな、第1部初期習作時代、一貫する主義思想を率直に語る、第2部戦後の雑記類から、母の死の記憶の追跡に始まる、第3部生い立ち回想。重厚、誠実、悠揚迫らぬ風格で戦後文学を支え、批評によって人間存在の根底、芸術の普遍性を提示し続ける本多秋五の精神世界の源泉。鮮烈多面的に語る、17歳から69歳までのエッセイ群。読売文学賞受賞。
愛酒樂酔
1992.04.03発売
愛酒樂酔
著:坂口 謹一郎
講談社文芸文庫
発酵学・微生物学の権威である「酒博士」坂口謹一郎の、酒をめぐる軽妙酒脱なエッセイと、500首に及ぶ短歌。愛酒の世界を語り、酔の境地を示す、坂ロイズムの集大成。「世界の酒の旅」「パリの生活から」「玩物喪志」ほかを収める歌エッセイ集『愛酒樂酔』に、「私の履歴書」を併録。 ◎まことに人間にとって酒は不思議な「たべもの」である。迷えと知って神が与えたものであろうか。<本文より>
電子あり
水晶幻想/禽獣
1992.04.03発売
水晶幻想/禽獣
著:川端 康成,解説:高橋 英夫
講談社文芸文庫
鏡の前の女の意識の流れ、性をめぐる自由奔放な空想と溢れるイメージの連鎖を結晶化させた実験小説「水晶幻想」。亡き恋人を慕い〈輪廻転生〉を想う女の独白「抒情歌」。生きものの死を冷厳に見据える“虚無”の視線「禽獣」。「青い海黒い海」「春景色」「死者の書」「それを見た人達」「散りぬるを」等、前衛的手法のみられる初期短篇8篇。“死への強い憧憬”を底流とした著者の文学の原点。
まぼろしの記 虫も樹も
1992.04.03発売
まぼろしの記 虫も樹も
著:尾崎 一雄,解説:中野 孝次
講談社文芸文庫
父祖の地小田原下曽我で、病を克服し、自然と交流する日々。野間文芸賞受賞の名作「まぼろしの記」をはじめとする、尾崎一雄最晩年の代表的中短篇、「春の色」「退職の願い」「朝の焚火」「虫も樹も」「花ぐもり」「梅雨あけ」、さらに、「楠ノ木の箱」計8篇を収録。危うい“生”と理不尽な“死”を、透徹した静寂さの上に浮彫りにした深い感動を呼ぶ名篇。
電子あり
三国志に学ぶ 変革期の勝ち残り方
1992.04.03発売
三国志に学ぶ 変革期の勝ち残り方
著:中川 昌彦,装丁:鈴木 一誌
講談社文庫
劉備・曹操・諸葛孔明など、乱世に登場したリーダーに混乱期の勝ち残り方を学ぶ! 時代を先取りA級指南書、中国の古典に学ぶ乱世突破のヒントーー中国の古典から、乱世突破のヒントを読む。日本をめぐる国際情勢は、「三国志」的である。この混乱期に、人はそれぞれの仕方で、能力を発揮しなければならない。乱世に登場したリーダーの2タイプ……生き残るのは「情」の劉備か、「感」の曹操か? そして名参謀・諸葛孔明の戦略とは? 現代にも通じる、それぞれのリ-ダ-シップの取り方を読み取り、時代を先取りするA級指南書。
電子あり
講談 碑夜十郎(下)
1992.04.03発売
講談 碑夜十郎(下)
著:半村 良,装丁:菊地 信義
講談社文庫
己の名も過去も知らぬ謎の美剣士碑夜十郎だが、人情あつく正義感は人一倍。囚われの友を救出せんと今宵も危険を覚悟で敵地に乗り込んだが、さて。一肌脱いだ河内山はいかに。天保六花撰プラス美男剣士が江戸の町を痛快に暴れまくる。物語の名手が講談と小説をジョイントさせた傑作長編時代小説。全2巻。
講談 碑夜十郎(上)
1992.04.03発売
講談 碑夜十郎(上)
著:半村 良,装丁:菊地 信義
講談社文庫
お十夜の晩に千住の在、西新井の石碑の前で全裸のまま眠っていた美男子(いいおとこ)は、名づけて碑夜十郎で剣の達人。記憶を失ったまま女白浪のお絹に拾われた美男剣士夜十郎が、河内山宗俊らご存知天保六花撰のメンバーとともに、江戸の町を走りまわり、悪人どもと庶民の敵をこらしめる講談タッチの痛快長編時代小説。
なにが愛なのかしら
1992.04.03発売
なにが愛なのかしら
著:山口 洋子,装丁:岸 顕樹郎,装画:池田 勝彦
講談社文庫
男とうまくいく女には或る特色がある、理想的なカップルには落し穴がある。肉体より心という言葉には嘘と本当がある……。好きになればなるほど、その人への迷いや不安にいつも苛まれるのが愛。もっといい男がいるかしら、あの人の本心はどうなんだろう、男は女の何を見て決心するんだろう、などなど。さまざまな愛の出会い、葛藤、別れを見つめ続けてきた愛の達人が、若者から大人の愛までを具体例で語る軽快恋愛読本。いい男を見分けるテクニックの数々を教えます!
電子あり
過労死!
1992.04.03発売
過労死!
編:過労死弁護団全国連絡会議,装丁:菊地 信義
講談社文庫
あなたは大丈夫か?あなたの夫に徴候はないか?企業戦士に突然おとずれる「カローシ」の実例を、詳細に追跡調査する。年齢、職業を問わず拡がる深刻な実態を、なぜ企業や行政は認めないのか。過労死のない社会をめざして、弁護団は発症のメカニズムと対策、労災補償へのとりくみなどを丁寧に教示する。
冬の翼
1992.04.03発売
冬の翼
著:森 詠,解説:北上 次郎,装丁:菊地 信義
講談社文庫
祖国と妻子を捨てた父を追って少年はパリへ十七歳の少年未来は自分の血の中に四分の一のバスク人の血が流れていると亡き母に教えられ、パリへと旅立った。訪ねあてた日本人の老人から知った父の秘密とは
セイフティ ボックス
1992.04.03発売
セイフティ ボックス
著:山田 詠美
講談社文庫
エイミーが語りかける優しい声に耳を澄ますーー私のセイフティボックスの中味は、パスポートでも、お財布でも、クレジットカードでもなく、私を取り巻く人間たちのような気がする。そして、その人たちが喋る言葉や、考えたことや、心の動きなどが絡み合って、貴重品を作って行くのだと思う。だから、セイフティボックスの鍵は、失くさないようにしなくっちゃね。
電子あり
眠りの森
1992.04.03発売
眠りの森
著:東野 圭吾
講談社文庫
青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが 正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。 捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。 加賀恭一郎シリーズ
幕はおりたのだろうか
1992.04.03発売
幕はおりたのだろうか
著:林 真理子
講談社文庫
華やかなライトを浴びるテレビ局――。難関を突破し、ニュースキャスターをめざす荻野夏美と他局から引き抜かれた倉田恵子。対照的な二人を軸に、同期入社のディレクター・杉田哲文らを交え、理想と挫折、愛と別離の青春群像を等身大に描く意欲的長編。彼らの舞台はまだ幕があがったばかりなのかもしれない!!
電子あり
ミステリー傑作選(22) 二転・三転・大逆転
1992.04.03発売
ミステリー傑作選(22) 二転・三転・大逆転
編:日本推理作家協会
講談社文庫
怪奇な事件、戦慄すべき事件、日常的な事件。様々の不可解な謎の裏に潜む驚嘆すべき真相をみごとに解決してみせる名匠14人の傑作群。 <収録作家>都筑道夫・中津文彦・夏樹静子・佐野洋・仁木悦子・泡坂妻夫・日下圭介・小杉健治・西村京太郎・大沢在昌・逢坂剛・皆川博子・三好徹・山崎洋子
あの日、あなたは
1992.04.03発売
あの日、あなたは
著:藤堂 志津子,解説:森開 逞次,装丁:菊地 信義
講談社文庫
10年間、ひとりの男を想い続けた女が翔ぶときーー私は31歳。勇介に対して友達の域を越えて接近できる、これが最後のチャンスかもしれない。ひそかにそう考えて私は、勇介のマンションの近くに自宅兼仕事場を移した。そんなとき私は、勇介に似た圭哉という年下の男と知り合う。「十年間、一人の男を愛しつづけるということが信じられる?」私は男に訊(き)いた……。
電子あり
小説十八史略(四)
1992.04.03発売
小説十八史略(四)
著:陳 舜臣
講談社文庫
三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
電子あり
不倫は家庭の常備薬
1992.04.03発売
不倫は家庭の常備薬
著:田辺 聖子
講談社文庫
今夜、いよいよ待望のフリンが成就するかもしれない。そう思うと気も弾(はず)む。見よ、私は美しい!威張り屋の頑固者、ゴルフが生き甲斐の古亭主が出張した夜、教養も人生キャリアも男くささもたっぷり持った或る紳士と、私は京都で逢っている。――意気衝天、中年男女の正しい交際を描く、画期的夫婦小説集。
聞き語り にっぽん女性「愛」史
1992.04.03発売
聞き語り にっぽん女性「愛」史
著:杉本 苑子,その他:鈴木 由紀子,装丁:菊地 信義,装画:蓬田 やすひろ
講談社文庫
真剣な愛に生きた女性達の、輝く魂の軌跡。才気と格調の歌人額田王、愛の裏側に人間の哀しさを描き切った紫式部、貧苦の中で人生の深淵をみつめた樋口一葉……。円熟の作家が鮮かに語る、人物日本女性史。
愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス
1992.04.03発売
愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス
著:佐藤 綾子,解説:生島 ヒロシ,装丁:岸 顕樹郎,装画:水田 秀穂
講談社文庫
だれかを愛し、愛されない人生は、寂しいものです。でも、愛に捉われすぎて、臆病になっていませんか? 失うのが怖ろしくて本当の自分を見せられない人、愛しながらも好きといえず逃がしてしまう人は、愛をこわがりすぎているのです。真に深い愛をつかむには、心を伝える自己表現の知恵を身につけねばなりません。かわいい女といわれる自分の出し方をお教えします! 可愛い女といわれる自分の出し方おしえます誰かを愛し愛されない人生は寂しいものです。でも愛に捉われすぎて憶病になってはいけません。本当の深い愛をつかむために、自己表現の知恵を身につけてください
電子あり