新刊書籍
レーベルで絞り込む :

1989.09.06発売
記録された殺人
講談社文庫
ユーモアとサスペンスあふれる、軽快な都会派ミステリーの魅力。中央公園の微速度撮影を担当した調査会社を1人の男が訪れ、フィルムを奪おうと社員と格闘して死んだ。巧妙な伏線を張りめぐらせた表題作ほか、「密室の抜け穴」「アウト・フォーカス」等、単行本未収録の珠玉作6編を収める文庫オリジナル版。
1989.09.06発売
人類愛に捧げた生涯 人物近代女性史
講談社文庫
命を賭して他の幸福のため愛を捧げた女たち「小島の春」小川正子、エスペランティスト長谷川テル、サンダース・ホームの沢田美喜、アイヌ問題のバチェラー・八重子、山口ナオ、九條武子等6人の奉仕の生涯
1989.09.06発売
明治女性の知的情熱(人物近代女性史)
講談社文庫
男を内助に因習に抵抗し意志を貫いた女たち女医第一号荻野吟子,中村屋サロンの相馬黒光,近代美人画の上村松園,翔んでいる女宮田文子,婦人解放理論家山川菊栄そして和田英,河原操子等6人の数奇な生涯
1989.09.06発売
中嶋悟・俺だけの運転テクニック
1989.09.06発売
間違いだらけのAT車テクニック
1989.09.06発売
間違いだらけの4WD車テクニック
1989.09.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(17)ターボラガーとうじょう!
講談社の絵本
1989.09.05発売
高速戦隊ターボレンジャーシリーズ(16)ターボレンジャーのひみつ30
講談社の絵本
1989.09.05発売
秋櫻子とその時代
昭和俳壇を築きあげた俊秀水原秋櫻子の半生「ホトトギス」を率いる師・高浜虚子との確執,「馬酔子」独立までの秋櫻子の闘いを,当時の文代の面影を映しながら多彩に描いた,俳句が身近になる待望の一冊
1989.09.05発売
評論家ごっこ
世相百相を叱る斬るグチる怒るほめる嗤う!著者自らが百の評論家と化し、評論家好きの現代人になり変って世相に体当り。評論家評論家、乳首評論家、禁煙評論家、タクシー評論家、排泄評論家、遺書評論家他
1989.09.05発売
C・W・ニコルの黒姫日記
文芸(単行本)
黒姫高原での生活を描く新作自然エッセイ集黒姫高原での生活で体験した自然に対するさまざまな思いを、著者独特のユーモアとウィットをまじえて描く自然エッセイ。著者自身によるイラストも収録。
1989.09.05発売
女のことわざ辞典
文芸(単行本)
「ことわざ」の真実を女性向けに軽妙に活写古来伝わることわざには、現代に生き続ける言葉が数多くある。著者自身の体験をもとに時には辛辣に、時にはユーモラスに説きあかす、林真理子版ことわざエッセイ
1989.09.05発売
新訂 建武年中行事註解
講談社学術文庫
宮中の年中・日中の儀や行事を網羅した宝典本書は、建武年間、後醍醐天皇が撰述した宮中行事の書に『官職要解』の和田博士が簡潔丁寧な考証を付した註解本である。日本の伝統文化を見直す歴史的名著の復刊

1989.09.05発売
日本語と世界
講談社学術文庫
高く揺ぎなく聳える本居宣長の国文学。しかし著者はその根底に、若き日の宣長を新しい学問へと駆り立ててやまなかった人間の熱い秘密を探り当てる。人は何のために学問をするのか。学問とは何か。根源的な疑問に答える巻頭講演を初め、上代文法・日本語系統論など11の論文を収録。既に巨きな業績をあげながらなお未知の真実の解明を目指して前進する著者の、方法と行動と情熱が凝縮した論文集。

1989.09.04発売
新・平家物語(十四)
平家には、もう明日はなかった。さかまく渦潮におのれの影を見るごとく、壇ノ浦に一門の危機感がみなぎる。寿永4年3月24日の朝、敵味方のどよめきのうちに戦は始まった。単なる海戦ではない。海峡独特の潮相と風位の戦である。潮をあやつり、波に乗るもの、義経か知盛か――。その夜の星影も見ず、平家は波騒(なみさい)に消えた。波の底にも都の候う、との耽美的な一語を残して。
明日なき平家一門、壇ノ浦に危機感が漲る! 三月二十四日早暁、戦は始まった。だが、単なる海戦ではない、海峡の戦である。潮を操り、波に乗るもの、義経か知盛か。波の底にも都の候う――落日の平家絵巻。

1989.09.04発売
新・平家物語(十三)
日本のなかば以上を所領した平家が、いま寸土も失って、水鳥の如く波間に漂う。思えば、入道清盛逝きて、わずか4年後の悲運である。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向う。史上名高い那須余一の扇の的、義経の弓流しなど、源氏がわの武勇をたたえる挿話のみが多い屋島の合戦――。著者は眼を転じて、追われる平家の厳島(いつくしま)祈願に込められた、惻々たる心情に迫る。
入道清盛逝きてわずか四年後の平家の悲運。日本の半ば以上を所領した平家が、いま寸土も失って、水鳥の如く波間に漂う。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向うが、前途に光明はない。

1989.09.04発売
鳴門秘帖(二)
隠密の掟ゆえに、お千絵と弦之丞の恋は許されようもない。といって、お千絵に執拗につきまとう旅川周馬の邪恋は迷惑至極。弦之丞も家を捨て恋を捨て、一管の竹に漂泊の旅を重ねるが、お千絵への思いはきっぱり絶っているだろうか。その弦之丞に、阿波25万石の存立にかかわる隠密の命令が下る。無論、阿波藩士が手を拱(こまね)いて待っている訳がない。弦之丞を取り巻く蜘蛛手の網。

1989.09.04発売
鳴門秘帖(一)
他国者は容易に近づけない、密国阿波に潜入した幕府隠密・甲賀の宗家、世阿弥が消息を絶って10年。家名の断絶を目前にして、悲嘆にくれる娘のお千絵を見かねて、2人の男が阿波渡海をはかった。だが夜魔昼魔、お十夜孫兵衛、見返りお綱が2人の邪魔に入る――。昭和初年大衆文学の興隆期に発表され、人気沸騰した名作『鳴門秘帖』は争って読まれ、虚無僧姿の法月弦之丞は銀幕のヒーローに。

1989.09.04発売
表現の風景
講談社文芸文庫
「精度がよくて長もちする」ダッチワイフから論をはじめ、表層的な「ナルホドどまりを好む」時代の「惰性」を痛撃し、孤立して見える「尖端の表現」を集合し、強く呼応する――最も現代的な感性と思考に立つ富岡多恵子の、平明な論理と鋭い説得力を持つ、時代を撃つ第一級のエッセイ。

1989.09.04発売
夜の光に追われて
講談社文芸文庫
9歳の男の子を突然喪った「私」の深い悲しみと祈り――王朝文学の傑作『夜の寝覚』の作者へ宛てての手紙。千年の時空を超え、しかも交響する“物語”と“物語”。現代小説の新しい可能性を常に切り拓く、津島佑子の読売文学賞受賞の代表的作品。