新刊書籍
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1988.12.08発売
クレヨン王国黒の銀行
青い鳥文庫
美穂は中学1年生。バスも通わぬ山奥の祖父の家へ、ふもとの町の銀行員・彰子の愛車で出発。ところが、とちゅうで助けた男女は、なんと銀行強盗!車は乗っとられ、雨が降りだした山道をとぼとぼ歩くはめに。だが、雨やどりした洞くつで、クレヨン王国黒の銀行のキャッシュカードを手に入れたことから、美穂と彰子は、強盗に猛反撃を開始した……。

1988.12.07発売
ギリシアの神々
講談社文庫
ギリシア神話を知りたいあなたへ! ーー愛の物語・ギリシア神話を生き生きとやさしく書下ろす。絵画・彫刻・オペラなどの西洋芸術に接したり、外国人と会話を交わしたりする時に必要とされる「常識としてのギリシア神話」。若い世代のために、さまざまな愛の物語の宝庫としてその面白さをストレートに伝える必携の1冊。

1988.12.07発売
太平天国(4)
講談社文庫
理想の「国」づくりを破綻させた、人間の心の闇を描く傑作歴史長編、完結。激しい内紛で一場の夢と消えた「国」ーー太平天国上層部の腐敗は進み、激しい内紛の末、東王、北王が粛正され、精強を誇った大軍も弱体化した。新興貿易港・上海に生じた英仏連合軍を抱えた政府軍は、猛反撃に転じ、天王・洪秀全は死を選んで、天京は陥落した。理想を掲げながら、権力への野望に滅んだ、太平天国の光芒を描く、傑作歴史長編、完結。<全4巻>

1988.12.07発売
太平天国(3)
講談社文庫
衰退する清朝の根幹を揺さぶった太平天国。天下平定を目前に、平等を唱えつつ激化する上層部の腐敗と権力抗争! 南京を陥落させ、長駆北京へ進撃! ーー長沙城を諦めた太平軍は北に進み、北京に賭けて政府軍の抵抗を排して湖北省・益陽城を落し、岳州も占領して大水軍を持った。50万の船団は、長江を埋め、遂に南京を陥落させて国都・天京と改めた。しかし、平等を唱える太平天国の上部に、微妙な力の対立が生じ、天下平定を前に、内外の緊張は頂点に達しようとしていた。<全4>巻)

1988.12.07発売
封神演義(中)
講談社文庫
軍師に姜子牙(きょうしが)(太公望)を得て紂(ちゅう)王討伐の軍を興した周の文王は、征途なかばにして世を去った。子姫発(きはつ)が後を嗣ぎ武王を名乗る。一方、都朝歌(ちょうか)では、千年の狐狸精妲己(だっき)(妲妃)欺弄されて、紂王が自堕落な日々を過ごしていた。諸侯は相次いで旗揚げ、武王を盟主と仰いで会盟の地孟津(もうしん)へと兵馬を進める。(講談社文庫)
読みだしたら、やめられない! 中国の大伝奇ロマン。軍師に姜子牙(きょうしが)(太公望)を得て紂(ちゅう)王討伐の軍を興した周の文王は、征途なかばにして世を去った。子姫発(きはつ)が後を嗣ぎ武王を名乗る。一方、都朝歌(ちょうか)では、千年の狐狸精妲己(だっき)(妲妃)欺弄されて、紂王が自堕落な日々を過ごしていた。諸侯は相次いで旗揚げ、武王を盟主と仰いで会盟の地孟津(もうしん)へと兵馬を進める。全3巻。
1988.12.07発売
真夜中の望遠鏡 <流されゆく日々’78>
講談社文庫
「トーキング・クロニクル」1978年版。文学への熱い想いを語り、また真夜中の書斎から移りゆく時代を見つめる――豊富な話題、軽妙な語り口で〈流されゆく日々’78〉を鮮やかに照射するシリーズ3弾
1988.12.06発売
ぼくの元気村探検
人間らしく生きるとは何かを日本縦断ルポ!「長寿は善か」――近代化をあせるあまりに置き去りにされたもの、飽食ゆえに忘れられたものを長寿村20カ所を訪ね歩いてドキュメント。高齢化社会への反面の書
1988.12.05発売
柳生非情剣
文芸(単行本)
柳生家の剣士たちを新視点から描く傑作集.柳生連也斎のほか十兵衛,宗矩,友矩,新次郎ら個性的な剣技を編み出した柳生一族の名人たちを一篇の主人公にして,将軍家との特別な関わりを描く痛快な連作集.
1988.12.05発売
新日本主義への警告
国際社会の異端児・日本へ世界からの直言!アメリカ、ヨーロッパ、そして中国、韓国、フィリピンのアジア各国の言論人が、歯に衣をきせず「日本にもの申す」書。日本は世界にどう見られているかを知る本。

1988.12.05発売
悲しいだけ・欣求浄土
講談社文芸文庫
緊張した透明度の高い硬質な文体。鋭角的に切り抉られた精神の軌跡。人間の底深い生の根源を鋭く問い続ける藤枝静男の名篇「欣求浄土」「一家団欒」を含む『欣求浄土』、藤枝文学の極北と称賛された感動の名作、野間文芸賞受賞の『悲しいだけ』を併録。

1988.12.05発売
舷燈
講談社文芸文庫
亡き戦友への鎮魂の情と典型的夫婦像を描く。苛烈な戦争体験により青春を喪失した男の、漠然としたいらだち。一見専制君主的な夫婦関係を描きながら、男の哀しみ、ニヒリズムを鋭くつきつける長編傑作小説。
海軍予備学生に志願し従軍した牧野の青春は敗戦とともに打ち砕かれた。心は萎えていた──身内に暗い苛立ちを棲みつかせ、世間に背を向け頑なに生きる男。短気で身勝手で、壮烈な暴力をふるう夫に戸惑い反撥しながらも、つき従う妻。典型的な夫婦像を描く作品の底に、亡き戦友への鎮魂の情を潜め、根源的な哀しみを鋭く突きつける傑作。
1988.12.05発売
わが夢と真実
乱歩が人間として,自分を表白した随筆集.自分の性格を告白し,人生観に触れ,恋愛観を説き,趣味嗜好を語った乱歩生身の回顧録.他に「欺瞞系譜」「トリック分類表」を復刻,それに関する参考資料を併録
1988.12.05発売
海外探偵小説作家と作品(1)
作家別に編纂。西洋探偵小説、格好の手引書昭和22年以来、乱歩が書きためた原稿に新たに百枚の新稿を加え、ミステリー読者に供された海外推理小説の評論集。アタイヤからG・シムノンまでの23名を収録
1988.12.05発売
吸血鬼
無気味な骸骨怪人が巻きおこす大ホラー小説消える死体、暴かれる墓地、盗まれる棺、花氷にされた美女、菊人形・蝋人形の怪、死骸続々……美男美女を脅かす唇のない男の飽くなき執念。恐怖活劇小説の傑作。
1988.12.05発売
地下鉄100点
講談社の絵本
日本で見られる地下鉄用車両のすべてを網羅札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡の9都市でかつやくする日本の全地下鉄用車両、他線からの乗入れ車両100点を写真で紹介します。

1988.12.05発売
世界に於ける日本美術の位置
講談社学術文庫
応挙の絵は写実的か。法隆寺壁画の特徴は雄渾美か。日本の名品を世界美術の視野に置いて見れば、際立つものは、むしろ優美艶麗な装飾美にほかならない。美術史家として国際的に活躍した著者は、日本美術鑑賞の「常識」を本書で敢然と覆す。芸術に対する公正な愛情を貫いた記念碑的な名講演(1934年)に、美の再興への思いほとばしる終戦直後の一論を加え、真の文化交流への道を提言。その語りは清新、芳烈の気を放ち、心を打つ。

1988.12.05発売
余暇と祝祭
講談社学術文庫
余暇とは、労働に従事している人間に労働以外の有意義な活動の場を与えること、真実の余暇を持つ可能性を開いてやることである。本当の余暇は無為でなく、まさしく活動である。どのような行為で余暇をみたすべきか、それこそが中心問題である。本当の意味での余暇の実現とは、余暇の本質である祭りをいわい、礼拝することにある。つまり、祝祭を可能にするものがそのまま真実の余暇を可能にすると説く、余暇論に地平をひらく好著。
1988.12.05発売
万葉の伝統
講談社学術文庫
万葉集の美とその意義を問い直す古典的名著日本詩歌の流れの中に、万葉の精神はいかに生かされたか。実朝や良寛をはじめ、晶子・左千夫・光太郎・茂吉らの業績を通して、万葉への憧憬と復興への情熱を探る

1988.12.05発売
動物という文化
講談社学術文庫
霊長類は一等進化した動物だという。それならサルはトカゲより優れているのか。そのトカゲだが背骨のあるぶんミミズよりはマシか。ヒトを頂点とし以下最下等の原生動物まで優劣の基準で序列化する近代主義の動物観に著者は疑いをもつ。「下等」動物たちがなぜ淘汰されずに何万年も悠々と生きているか。動物たちの体の仕組みの多様さと環境適応の巧妙さを例示しながら、科学的にかつ興味ぶかく動物界の全体像をえがく最良の入門書。
1988.12.01発売
MICKEY MOUSE Happy 60th Birthday
講談社の絵本
60周年を迎えたミッキーのすべてを紹介。1928年「蒸気船ウィリー」でデビューしてから、現在に至るまでのミッキーの歩みやグッズ、写真などオール・カラーでビジュアルに。小学校高学年から一般まで