新刊書籍
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1989.03.28発売
銀行と証券
講談社現代新書
金融革命と共に銀行と証券はいかに変るか。堅いイメージの銀行が債券や株式に立ち入り、リスキーな証券会社が貯蓄機関化したり、決済サービスに乗り出す。金融システムの将来の方向性をやさしく解説する。
1989.03.28発売
「豊かさ」人間の時代
講談社現代新書
モノあまり社会の人間行動の根幹をさぐる!豊かな社会からモノあまり社会ヘ.経済の変化は目まぐるしい.「ほめられたい欲求」という卓抜な視点から、現代社会の不思議な状況をあざやかに解きほぐした力作
1989.03.28発売
神秘体験
講談社現代新書
幻覚、夢、エクスタシーなど神秘体験の全て高地の希薄な大気の中で、砂漠の孤独から人は幻を見、聴く。法悦を求めて死に対面するほど究極の修行に身をまかせた古今の事例を紹介しながら神秘の真随に迫る。

1989.03.24発売
三国志(一)
日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、たく県は楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。――以来100年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである。

1989.03.24発売
忘れ残りの記
厳父の家業失敗により、著者は11歳で実社会に抛り出された。以来、印章店の小僧、印刷工、給仕、小間物の行商、港の船具工など、幾多の職業を経験し、浮世の辛酸をなめ尽す。幼いながら一家の大黒柱としての自覚、また逆境に芽生える思慕の情、隆盛期の横浜が少年の著者に投げかけた強い色彩――その波瀾に富んだ少年期を回想した四半自叙伝であり、吉川文学の原点でもある。

1989.03.24発売
新・平家物語(二)
保元の乱前夜、爛れた世の病巣は、意外に深かった。院政という摩訶不思議な機構の上に、閏閥の複雑、堂上家の摂関争いの熾烈、その他もろもろの情勢が絡みあって、一時にウミを噴き出す。――かくて保元の乱は勃発したが、「皇室と皇室が戦い、叔父と甥が戦い、文字どおり骨肉相食(あいは)むの惨を演じた悪夢の一戦」であった。その戦後処理も異常をきわめ、禍根は尾をひいた。
人間世界の興亡、流転、愛憎を描く大ドラマ。皇室と皇室が戦い、叔父と甥が戦い、文字どおり骨肉相喰むの惨を演じた悪夢の一戦――その戦後処理の中から、怨みに報いる新しい怨みを生んで源平の争覇は続く。

1989.03.24発売
新・平家物語(一)
12世紀の初め、藤原政権の退廃は、武門の両統“源平”の擡頭をもたらした。しかし、強者は倶に天を戴かず。その争覇興亡が古典平家の世界である。『新・平家物語』も源平抗争の歴史を描くが、単なる現代訳でなく、古典のふくらんだ虚像を正し、従来無視された庶民の相(すがた)にも力点を置く。――100年の人間世界の興亡、流転、愛憎を主題に、7年の歳月を傾けた、著書鏤骨の超大作。
七年の歳月を傾けた、著者晩年の超大作。十二世紀の初め、藤原政権の退廃は武門の抬頭をゆるした――源平の登場だが、両雄は倶に天を載かず、宮枢の葛藤、対立とからんで、やがて保元・平治の乱へ突入。

1989.03.24発売
三国志(五)
新野を捨てた玄徳は千里を敗走。曹操はなおも追撃の手をゆるめない。江夏にわずかに余喘を保つ玄徳軍に対し、潰滅の策をたてた。天下の大魚をともに釣ろう、との曹操の檄は呉に飛んだ。しかし、これは呉の降参を意味する。呉の逡巡を孔明が見逃すはずはない。一帆の風雲に乗じ、孔明は三寸不爛の舌をもって孫権を説き伏せる。かくて赤壁の会戦の大捷に導き、曹操軍は敗走する。

1989.03.24発売
三国志(四)
乱世の姦雄を自称し、天下を席捲した曹操も、関羽には弱かった。いかな好遇をもってしても、関羽の心を翻すことはできない。玄徳を慕って千里をひた走る関羽。そして劇的な再会。その頃、兄孫策の跡を継いだ呉の孫権は、恵まれた自然と豊富な人材のもと、国力を拡充させていた。失意の人玄徳も、三顧の礼をもって孔明を迎えることができ、ようやく天下人として開眼する。

1989.03.24発売
三国志(三)
黄巾賊の乱より10年、天下の形勢は大いに変っていた。献帝はあってなきものの如く、群雄のうちにあっては、曹操が抜きんでた存在となっていた。劉備玄徳は、関羽、張飛を擁するものの一進一退、小沛の城を守るのみ。打倒曹操!その声は諸侯の間に満ち、国舅(こっきゅう)董承を中心に馬騰、玄徳など7人の謀議はつづく。誰が猫の首に鈴をつけるのか。――選ばれたのは、当代一の名医吉平。

1989.03.24発売
三国志(二)
黄巾賊の乱は程なく鎮圧されたが、腐敗の土壌にはあだ花しか咲かない。霊帝の没後、十常侍に代って、董卓(とうたく)が権力の中枢に就いた。しかし、群雄こぞっての猛反撃に、天下は騒然。曹操が起ち袁紹が起つ。董卓の身辺には、古今無双の豪傑呂布(りょふ)が常に在り、刺客さえ容易に近づけない。その呂布が恋したのが、董卓の寵姫貂蝉(ちょうせん)。傾国という言葉は「三国志」にこそふさわしい。
1989.03.23発売
人間ころがし(3)不思議な人々
不可思議な人、あやしい人、天才の人……。「人間ほど面白いモノはない!」、山藤章二のブラック・ユーモアのエッセンス第3巻。山本夏彦、田辺聖子、椎名誠、山下洋輔の各氏が絶賛!
1989.03.20発売
北浜流一郎の株価天気予報 89年度上期版
当代一の当り屋が狙い目300銘柄を指南!筆者が教えるユニーク指標“シグナル”出来高で誰でも売り時、買い時が自分で判断できるし、独自取材の会社の最新業績、新材料情報も大評判、89年上期予測。
1989.03.17発売
仮面ライダーブラックRX(3)アールエックスたいシャドームーン
講談社の絵本
1989.03.17発売
機動刑事ジバン(3)バイオノイドをたおせ!
講談社の絵本
1989.03.17発売
ピーターパンの冒険(3)ネバーバードのたまご
講談社の絵本

1989.03.17発売
同時代を撃つ(2)
なぜこんな重大なことが軽視されているのか!
リクルート事件を撃ち、消費税、政治腐敗、日米関係等々を明快な論理と分析で縦横無尽に斬る──いまなにが問われ、どこがおかしいのか。
「ジャーナリストの仕事は、歴史を最初にスケッチすることであるといわれる。ジャーナリストのもう1つの重要な役割は時代を批判することである。批判精神抜きに時代をスケッチしても何の意味もない。それは書記の仕事にはなっても、ジャーナリストの仕事にはならない。また、批判精神抜きに時代を読んでも何にもならない。その人は、ついに現代も未来もとらえることができない。
本書は、私なりの88年日本の批判的スケッチである。本書を通じて、批判精神を持って時代を読めば、時代は自ずから読めてくるものだということをできるだけ多くの人に知ってもらいたい」──(「あとがき」より)
1989.03.16発売
漢字読み書き安心読本
漢字に不安な人に、恥をかきたくない人に!必要以上にむずかしい字を使う必要がない時代とはいえ、誰もが日常よく使う漢字の読み書きを間違って覚えていることは多いもの。間違いやすいポイントはここだ!
1989.03.16発売
鏡花幻想
文芸(単行本)
お蔦のモデル、芸妓・桃太郎と泉鏡花の生涯鏡花逝って五十年――明治・大正・昭和と日本近代文学史に多大な影響をもった鏡花の一生を、かつて神楽坂の芸者だった桃太郎の目を通して描く気鋭女流の書下ろし
1989.03.15発売
ひみつのアッコちゃん(9)すてきなスチュワーデス
講談社の絵本