新刊書籍
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1988.01.08発売
螺旋状の垂訓
講談社文庫
タクトに合せて奏でられる見事な殺人交響楽週末の六本木で出会った未知の男女.女は殺され,男は失踪した.続いて発生する連続殺人.苦悩する捜査陣と犯人との攻防.一見無関係の事件を結ぶ共通の糸は何か

1988.01.08発売
新・大学医学部 新医師の誕生と国家試験の内幕
講談社文庫
医師国家試験をめぐって いま何が起きているか? 国民が安心して医者にかかるための必読レポート! 元気なうちに知っておく医学ガイドーー患者の大切な命をあずかる医者があり余ってしまう、医師過剰時代がくる。医大の入学定員の削減、国家試験年1回制の実施、受験回数の制限など、日本の医学教育は大きな転換を迫られ、いま混迷の中で苦悩している。ほんとに優れた医者が毎年誕生しているのか? 国民が安心し医者にかかるための必読レポート。

1988.01.08発売
青の伝説
講談社文庫
スリランカの古都で、新婚の外交官夫婦を襲った魔手。夫を奪われた浩子に替って、国際刑事課刑事の兄は殺人者を追うが、ニューヨークと日本で、関係者の連続殺人事件が起こる。浩子に激しく求愛する青年学者との未来は?滅びた者の謎と悲哀を秘めた、愛と献身の傑作推理ロマン。青の3部作待望の第1弾。

1988.01.08発売
鬼の跫
講談社文庫
警部・越智数正は、妻の情事の現場に踏み込み、妻を射殺し、相手の男・由布文人の膝頭を残弾で撃ち砕く。そして千葉刑務所に収監される。しかし、獄中で1人娘の自殺を知った越智は、暴力団・大道寺組組長と共に脱獄し、由布を追う。越智逮捕に失敗したかつての上司・瓜生輝義も職を辞し、復讐の旅に出る。

1988.01.08発売
チェンマイの首
講談社文庫
堂田将司は、米上院議員マッキャノン二世の主宰する秘密情報機関の日本拠点員である。東京・赤坂の路上で焼殺事件に遭遇した彼は、首なし死体の謎を追ってタイへ飛ぶ。灼熱のタイ王国を巻き込む、前代未聞の大陰謀とは? アジアの動乱と変革を鋭くえぐる、国際情報小説・第1弾。木枯し紋次郎から国際派俳優へ進み、今もテレビで活躍中の良識派知識人が描いた、本格ハードボイルド作品。

1988.01.08発売
パソコン探偵の名推理
講談社文庫
名門=現代学園のハテナクラブが生み出したお化けパソコン「ゼニガタ」。口の悪さと計算力、それと正しい文字が1度でディスプレイに出ないのが悩みの迷短低、いや名探偵。私立探偵事務所の初潮、じゃなくて所長の鴨田英作ともども難事件をビットビットとなで切っていく快刀乱麻は、笑い死なぬよう要注意! (講談社文庫)
迷短低、じゃない名探偵ゼニガタ君の大活躍。「くそったれ」「ソレハ 正シクナイ 私ハ クソガ タレナイ」私立探偵鴨田英作と、捜査用パソコン「ゼニガタ」の抱腹絶倒・手に汗握る迷推理のユーモア決定版。

1988.01.08発売
三銃士
青い鳥文庫
ルイ13世の近衛銃士になろうと、いなかから出てきた自由奔放な青年、ダルタニャン。決闘するはめになった、ポルトス、アラミス、アトスは、その近衛銃士だった。いつしかその3人との間には友情がめばえ、ルイ13世の妃の危機を救うことに……。17世紀のフランス騎士道のなかに生まれた愛と勇気の長編傑作。
1988.01.08発売
グリム名作劇場(4) 長ぐつをはいた猫
講談社の絵本
1988.01.08発売
グリム名作劇場(3) ブレーメンの音楽隊
講談社の絵本
1988.01.07発売
崖の館
講談社文庫
北の果てのファンタジック・ミステリ-長編荒涼たる海と厳しい雪原を背景に建つ断崖の白い館.外部との連絡を絶たれた館に連続して起る奇妙な事件.特異な雰囲気の中に愛と憎しみが絡みあう本格ミステリ-

1988.01.07発売
西欧文明の原像
講談社学術文庫
西ヨーロッパは、ほぼ一千年に及ぶ各地、各国の争いを克服して、今その大陸主義の姿をあらわしつつある。本書は、12、13世紀と現代を絶えず往復しながら、ヨーロッパ文化圏に内在する根源的な要素を探り、西欧文明の原像を再構成するため、象徴的な森の意味をはじめ、農村、城(貴族)、都市の4つに視点を捉えてその歴史的な意義を明らかにした。国民国家から大陸型国家への変貌を追求する斬新な史眼が捉えた野心的な文明論。
1988.01.07発売
レディレディ!!(4) ママのかぎ
講談社の絵本
1988.01.07発売
レディレディ!!(3) リンのドレス
講談社の絵本

1988.01.06発売
秘術としての文法
講談社学術文庫
比喩をもって言えば、新言語学は化学であり伝統文法は薬学である。化学者は病人をなおせないが、薬学者は病人をなおす薬を提供する。伝統文法は読解力を飛躍的に向上させ、新しい知性をひらき、時空を超越した世界へわたくしたちを運んでくれる秘術的な力をもっている。また、言語は社会のありかたと係わり、習慣であると同時に規則であり、理論と習慣の折り合いをつけるという意味で、伝統文法は経験と英知の学と言うことができる。

1988.01.06発売
平家物語(九)
講談社学術文庫
源頼朝による木曽追討の軍勢が派遣され、都を追われた義仲は寿永3年1月、琵琶湖畔で討死する。佐々木・梶原の宇治川先陣争い、義仲をかばって最後まで敢闘した今井四郎兼平の壮絶な自害が語られる。この間、九州を離れた平家は瀬戸内の合戦で勝利し、勢力を挽回して一の谷に城郭を構え、都の奪還を図ったが、範頼の大手の攻勢と、義経の奇襲で敗北を喫し、忠度、敦盛らが討たれ、重衡は捕虜となって、平家一門は屋島に退却した。

1988.01.05発売
徳川家康(14)
順風満帆の晩年を迎えた秀吉には、千利休の生命を賭した抵抗は大きな驚きであった。そこへ弟秀長の死。秀吉の理性は大波に揺らぐ小舟と化した。彼は利休に切腹を命じ、ついで生涯の業績をまっ黒に塗りつぶす朝鮮出兵の暴挙に出た。家康にとって、秀吉のこの老醜の日日は、他山の石とすべき教訓であった。

1988.01.05発売
徳川家康(13)
九州征伐に成功し、北野の大茶会で威を天下に示した秀吉は、小田原の北条氏攻略に着手、家康は先鋒を命じられた。同時に関東への転封を強いられ、家臣団は激怒する。怒りは家康にもある。しかし涙をのんで江戸へ移った。まさに関白秀吉の世、絢爛と桃山文化の花は咲き誇り、衰えを知らぬかに見えた……。

1988.01.05発売
徳川家康(12)
秀吉の妹朝日姫を正室に迎えたうえ、生母大政所(おおまんどころ)を人質同然に差し出されては、家康も上洛を拒み通すことはできない。竜虎の提携は成立した。秀吉は勇躍して九州征伐に向かい、家康は東国経営に乗り出す。待望の泰平の到来か。いや、今度は正室寧々と愛妾茶々の間で、激しい女の闘いがはじまっていた。

1988.01.05発売
徳川家康(11)
天下統一のためには家康に臣下の礼をとらせなければならない。肉親家臣の犠牲もやむをえない。秀吉の政略は青白い陰火の相をおびはじめた。佐治秀正との愛の巣を無残に裂かれた朝日姫の悲嘆、秀正の憤死。一方、家康への忠誠ゆえに出奔しなければならない石川数正の慟哭。戦国非情の風は止む間もない。
1988.01.05発売
小京都連続殺人事件
講談社ノベルス
小京都各地を結ぶ同姓殺人を描く長編推理.津和野,高山,中村,角館……全国の小京都で連続した同姓殺人の裏には,恐るべき秘密が隠されていた.そして意外な真犯人.名探偵キャサリンの旅情ミステリ-.