講談社現代新書作品一覧

カペー朝-フランス王朝史1
カペー朝-フランス王朝史1
著:佐藤 賢一
講談社現代新書
「時間を超えた逆転劇」、それが、冴えない始祖、ユーグ・カペーが頭の中で描いていたことなのか? 「名ばかりの王」から300年の時を経て、ローマ教皇、神聖ローマ皇帝と並ぶ権力者としてヨーロッパに君臨するまでの物語。 (講談社現代新書) カペー朝の始祖ユーグ・カペーは凡庸な男でした。周りを強力にして華麗な敵たちに囲まれながら、どのように王家はローマ教皇や神聖ローマ皇帝と並ぶ存在に成り上がっていったのか? フランス王朝の礎を築いたカペー家300年の軌跡を、当代一の西洋歴史小説家が鮮やかに描きます。
電子あり
はじめての言語ゲーム
はじめての言語ゲーム
著:橋爪 大三郎
講談社現代新書
もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書。世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論はいかに生まれ、どんな思想か? 『はじめての構造主義』著者による、きわめて平易な哲学入門です。(講談社現代新書) もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書。 世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論はいかに生まれ、どんな思想か? 18万部を超える『はじめての構造主義』著者による、きわめて平易な哲学入門です。
電子あり
わかりやすく〈伝える〉技術
わかりやすく〈伝える〉技術
著:池上 彰
講談社現代新書
会議やプレゼンの前に必読!人気筆者による入門書 フリップの発想でパワポづくり、原稿は引き算で見直す、聞き手の注意はこう引きつける、名司会者に間を学ぶ──など、「テレビ的発想の説明術」を体験から伝授する。
電子あり
世界は分けてもわからない
世界は分けてもわからない
著:福岡 伸一
講談社現代新書
60万部のベストセラー『生物と無生物のあいだ』続編が登場! 生命は、ミクロな「部品」の集合体なのか? 私たちが無意識に陥る思考の罠に切り込み、新たな科学の見方を示す。 美しい文章で、いま読書界がもっとも注目する福岡ハカセ、待望の新刊。
社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム
社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム
著:荻上 チキ
講談社現代新書
ケータイ有害論が意味しているものは何か? かつてのテレビ白痴化論とどう違うのか? (違わないのか?) ネット論壇とマスコミの共犯関係、ゲーム的な身体的快楽と新しい社会運動、お笑いの変化と私たちの日常の「振る舞い」の関係とは? メディア環境の激変は、私たちの“身体”をどのように作り替え続けているのか? 気鋭の批評家が2000年代の日本社会を描く画期的評論!
電子あり
吉田茂と昭和史
吉田茂と昭和史
著:井上 寿一
講談社現代新書
戦後日本はこうしてつくられた。〈自立〉か〈協調〉か、〈自由〉か〈統制〉か――歴代首相の立ち位置は吉田との政治的距離で決まっている。今の日本政治は昭和の歴史から何を学ぶべきか。吉田を知ることなく、今の日本を語ることはできない! 平和憲法、サンフランシスコ講和、日米安保──。戦後日本のかたちをつくった宰相と日本人たちのドラマを鮮やかに描き出す。(講談社現代新書) 吉田を知ることなく、今の日本を語ることはできない! 平和憲法、サンフランシスコ講和、日米安保──。 戦後日本のかたちをつくった宰相と日本人たちのドラマを鮮やかに描き出す。
電子あり
日本の雇用 ほんとうは何が問題なのか
日本の雇用 ほんとうは何が問題なのか
著:大久保 幸夫
講談社現代新書
正社員2人に1人が不安を感じている。不況だからだけではない。 ミドル社員危機。正社員中心の組織の制度疲労。個人の孤立……。 企業の本音を知る第一人者が、問題の真実を説く。
新しい「教育格差」
新しい「教育格差」
著:増田 ユリヤ
講談社現代新書
公立校格差・生徒間格差・男女間格差など教育格差は拡大する。進路不安・教員不平等による子どもの心の崩壊と、お金をかけないと学力は伸びないかという親の最大の関心をレポートする。(講談社現代新書) 誰もが知りたい教育現場の「違和感」の真実教育の世界で市場原理は通用するのか。「格差」の基準はどこにあるのか。犬山市のように教育は地域で育てられないのか。ゆとり教育から学力重視へ「理想」を探る。
電子あり
線路を楽しむ鉄道学
線路を楽しむ鉄道学
著:今尾 恵介
講談社現代新書
鉄道旅がもっと楽しくなる蘊蓄が満載! 『日本鉄道旅行地図帳』の監修で鉄道ファンから熱く支持される今尾氏が、「線路」をキーワードに鉄道旅の魅力を語り、その背景にある近代鉄道史を明かす! (講談社現代新書) 『日本鉄道旅行地図帳』を監修した人気の地図エッセイストが、「線路」を キーワードに鉄道旅の魅力を語り、その背景にある近代鉄道史を明かす。 読めば鉄道旅にでかけたくなる! 第1章 線路を観察する 線路の幅はどうなっているか 距離標を楽しむ 第2章 いかに山を越えるか、いかに曲がるか 全国の急勾配区間 汽車はいかに峠越えしたか カーブを曲がる技術 第3章 車窓から見えるもの 車窓からいろいろな地形を楽しもう 長老トンネル物語 鉄橋あれこれ 名称のルール 第4章「路線」を知る 鉄道の路線名はどうなっているのか 乗り換えの話 全国ナゾの線形めぐり 路線変更には理由がある 第5章 鉄路でたどる鉄道史 何のために作った鉄道? 引込線が語る近代史
電子あり
マンダラの謎を解く-三次元からのアプローチ
マンダラの謎を解く-三次元からのアプローチ
著:武澤 秀一
講談社現代新書
絵だけがマンダラではない。豊饒な空間認識はインドと中国の宇宙論の出会いから生まれた。 石窟寺院の分析から空海の構想まで、建築家が読み解いたコスモロジーの壮大な展開と変容。
今こそアーレントを読み直す
今こそアーレントを読み直す
著:仲正 昌樹
講談社現代新書
20世紀を代表する政治哲学者が、なぜいま再評価されるのか。 人間の本性や社会の公共性を探った彼女の難解な思考の軌跡を辿り直し、私たちがいま生きる社会を見つめ直す試み。
電子あり
ロマン派の交響曲―『未完成』から『悲愴』まで
ロマン派の交響曲―『未完成』から『悲愴』まで
著:金 聖響,著:玉木 正之
講談社現代新書
第1章 シューベルトの交響曲 夭折の天才が遺した全8曲 / 第2章 ベルリオーズの交響曲 永遠の青年が描くリアルな《幻想》 / 第3章 メンデルスゾーンの交響曲 音の風景画家にして近代指揮者の祖 / 第4章 シューマンの交響曲 楽譜にこめた柔らかな「響き」 / 第5章 ブラームスの交響曲 知性と品格をたたえた絶対音楽の極み / 第6章 チャイコフスキーの交響曲 哀しみが昇華した「快感」の音楽 シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、チャイコフスキー……。 激動の19世紀欧州が生んだ天才・奇才作曲家の魅力を、実力指揮者が語りおろす。
「幽霊屋敷」の文化史
「幽霊屋敷」の文化史
著:加藤 耕一
講談社現代新書
世界一有名な「幽霊屋敷」=ホーンテッド・マンションは、いかにして生まれたのか? ヨーロッパからアメリカを経て東京に至る、怪しさとトリックの秘密に光をあてる知的ツアーにご案内。
日本再生の戦略
日本再生の戦略
著:天児 慧
講談社現代新書
政策・産業・福祉など日本に全く元気がない。アジア研究の第一人者が日本の底力を取り戻すため「自然・高知識の結合」等を大目標に据え、列島を大胆に見 直す新しい国家構想を提案する。
経済成長という病―退化に生きる、我ら
経済成長という病―退化に生きる、我ら
著:平川 克美
講談社現代新書
この金融危機は我々に何を問いかけているか。2008年夏、一瞬にして祭りは終わった。新自由主義とはなんと薄っぺらいものだったのか。表層的な原因分析や処方箋を超えて、いま考えるべき危機の本質とは?(講談社現代新書) この金融危機は私たちに何を問いかけているのか? 表層的な原因分析や処方箋を越えて、いま本当に考えなければならないことは? 不安に怯え、崩れゆく時代の必読書。緊急出版!
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入門 哲学としての仏教
入門 哲学としての仏教
著:竹村 牧男
講談社現代新書
仏教って、こんなに新しく面白かったのか! 常住不変な存在としての「私」を否定する無我。主客二元論を根本的に否定する縁起。無意識の世界、絶対現在の時間論等、現代西洋哲学を先取りした思想に迫る。(講談社現代新書) 仏教とはこんなにモダンな思想だったのか! 実体を否定する縁起と無我。意識下の世界を究明する唯識思想──。 現代哲学を先取りした思想の本質を、第一人者が解き明かす入門書。
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越境者的ニッポン
越境者的ニッポン
著:森巣 博
講談社現代新書
偏狭な愛国心、不毛な教育論議、愚かなマスコミ、不可解な法意識……だから日本人は世界で笑われる! 外側から見たこの国の今を在豪の博奕打ちが痛快にえぐった話題の名コラム集。
日清戦争-「国民」の誕生
日清戦争-「国民」の誕生
著:佐谷 眞木人
講談社現代新書
日清戦争は近代日本が遂行した最初の本格的対外戦争であり、その後の「くにのかたち」と中韓との「歴史の断層」を決定づけた。 メディアの作り出す栄光と悲惨のなかに生きた父祖の姿。
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排除の空気に唾を吐け
排除の空気に唾を吐け
著:雨宮 処凛
講談社現代新書
事件・犯罪の背景には「社会の病」がある。急速に進む「派遣切り」、餓死、無差別殺人など、事件・犯罪の背後に潜む「社会の病」は深刻化している。しかし、社会的弱者の連帯の絆は強まりつつある。日本中の悩める人よ、孤立するな! 急速に進む「派遣切り」、餓死、無差別殺人など、事件・犯罪の背後に潜む「社会の病」は深刻化している。 しかし、社会的弱者の連帯の絆は強まりつつある。日本中の悩める人よ、孤立するな!
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日米同盟の正体-迷走する安全保障
日米同盟の正体-迷走する安全保障
著:孫崎 享
講談社現代新書
日米同盟は、日本の安全を保障するのか? 米戦略が冷戦後、そして9・11後、変質する中で、日米同盟も日本人が気づかないうちに大きくその性格を変えた。米戦略を丹念に読み解き、日本の戦略を考える。(講談社現代新書) アメリカの戦略が大きく変わったことをどれくらいの日本人が知っているのか? 「核の傘」は本当にあるのか? ミサイル防衛は本当に有効なのか? なぜ日本はいつも北朝鮮外交でアメリカに振り回されるのか? 専門家による衝撃の書!! 構成 第一章 戦略思考に弱い日本 日本に戦略思考がないと明言するキッシンジャー/シーレーン構想の真の目的/ 統幕議長ですらシーレーン構想の意図を理解できなかった/上兵は謀を伐つ 第二章 二一世紀の真珠湾攻撃 ブッシュ政権はテロ予告情報になぜ反応しなかったのか/ 陰謀は悪ではない/北方領土の利用価値 第三章 米国の新戦略と変わる日米関係 ソ連の脅威が消滅するショック/ソ連崩壊後の最大の脅威は日本/ 米国が警戒した樋口レポート/新たな日米安全保障関係の構築 第四章 日本外交の変質 日本外交はいつから変質したか/「同盟の非対称性」をどう見るか/ 日本はなぜ「日米共通の戦略」の道を邁進するか/日米関係を変える中国という要因 第五章 イラク戦争はなぜ継続されたか 米国の各種戦略とイラク戦争/駐留長期化は治安維持に寄与しない/ 戦争が継続された二つの要因 第六章 米国の新たな戦い オサマ・ビン・ラディンの戦いの目的/コーランの教えは過激か/ ハマス・ヒズボラへの対応が中東和平への道/ 第七章 二一世紀の核戦略 核兵器の限定的使用を模索したブッシュ政権/ジョセフ・ナイの論理/ 戦争に勝利する手段としての核兵器/一九六〇年代の核戦略に学ぶ 第八章 日本の進むべき道 核兵器保有は日本の安全保障拡大に利さない/米国の北朝鮮政策を読み違える日本/ ミサイル防衛は有効か/グローバリズムと抑止効果/国際的に高い評価を得る日本
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