講談社現代新書作品一覧

大人のための文章教室
講談社現代新書
くっきり伝わる書き言葉の裏技表技を公開! 仕事の依頼、お詫びの手紙、企画書に紀行文……テンマルの打ち方から人を動かす秘訣まで「文章上達のあの手この手」をオリジナル例文満載で伝授する超実用講座! (講談社現代新書)
くっきり伝わる書き言葉の裏技表技を公開!仕事の依頼、お詫びの手紙、企画書に紀行文……テンマルの打ち方から人を動かす秘訣まで「文章上達のあの手この手」をオリジナル例文満載で伝授する超実用講座!

情報と国家
講談社現代新書
エシェロン、情報衛星、産業スパイ、マルチ・インテリジェンス アメリカはなぜイラクを読み違えたのか?
これが正しい「情報」の読み方だ
情報の落とし穴にはまると、国家は崩壊する!
ラヂオプレスの役割/衛星写真の立体映像化/ネットワークを使った産業スパイ/落とし穴に落ちた米英の情報機関/亡命イラク人に踊らされた米国情報機関/全米科学者連盟によるノドンの推測/北朝鮮の新型ミサイル情報
情報革命とインターネット
インターネットは(中略)テロリストや武装勢力にも直接大衆に呼びかけられる手段を与えた。何しろ全世界を相手にできるのだから、その効果は小さくない。レバノンの親イラン・シーア派勢力「ヒズボラ」やパレスチナの反イスラエルのイスラム抵抗運動「ハマス」、ペルーの反政府武装勢力「センデロ・ルミノソ」など、世界の主な集団は皆独自のサイトを持っている。そこには単に自分たちの主義主張が述べられているだけではなく、最新のニュース、あるいは子供たちが遊べるゲームまで用意されている。このゲームも曲者で、ある反イスラエル勢力のサイトでは、そのゲームで遊んでいるうちに、反ユダヤ感情が植えつけられていくように工夫されている。――<本文より>

桃太郎と邪馬台国
講談社現代新書
一寸法師の「箸とお椀」の意味は?浦の「シマコ」と卑弥呼の関係は?
おとぎ話から古代史の謎を解く!
おとぎ話の古層に倭国の痕跡が見える!一寸法師・桃太郎・浦島太郎の原像を検証する古代史学。

風水と天皇陵
講談社現代新書
飛鳥から昭和まで……
天皇はなぜその地に眠ったか?
日本の歴代天皇陵には、古代中国から伝わった風水の思想が込められていた。その立地に見られる共通点を、執念の踏査で解き明かすスリリングな試み。

運動神経の科学
講談社現代新書
運動神経はだれでも鍛えられる! なぜイメージと動作はズレてしまうのか。柔軟性と運動神経の関係から既存のトレーニングの誤りまで、足が速くなるマシンを作った科学者が運動神経の本質に迫る! (講談社現代新書)
運動神経はだれでも鍛えられる! なぜイメージと動作はズレてしまうのか。柔軟性と運動神経の関係から既存のトレーニングの誤りまで、足が速くなるマシンを作った科学者が運動神経の本質に迫る!

「行政」を変える!
講談社現代新書
「官主導」はもういらない この国を変えるのは市民だ!
役所を根底から変え、「官から民への大政奉還」を実現しよう!古いしがらみを壊し、心豊かに生きられる日本を創る大提言。
大蔵省の役人だった私は、地方自治体に出向したとき、大きく「変身」した。やがて霞が関を飛び出し、県知事選挙に出て一敗地にまみれ、役人から浪人へ。そして再起動――。今の私が強く訴えたいのは、新しい時代の流れを先読みした官民の同時改革だ。――<本文より>

ハプスブルクをつくった男
講談社現代新書
「ハプスブルク・ドナウ帝国」という見果てぬ夢を求め、彼は皇帝に挑戦状を叩きつけた!
時の皇帝を相手に大芝居を打ち、ハプスブルク帝国の基礎をわずか7年で築きあげた「建設公」ルドルフの激烈な生涯。

作曲家の発想術
講談社現代新書
オーケストラ曲、ピアノ曲、オペラ……
これであなたも作曲家になれる!
クラシック音楽を聴く楽しみと、自分で曲を作る喜び。ユーモアたっぷりに語る音の世界の快楽、入門編。
●皆が認める作曲家とは
●音大を出なければ作曲はできない?
●ベートーヴェンが『運命』を書いたときの喜び
●どうすればワーグナーを簡単に体験できる?
●バッハの初心者への心配り
●簡単な詩に曲をつけることから始めよう

サッカーの国際政治学
講談社現代新書
ワールドカップの内幕からJリーグの真実まで
日本人FIFA理事がすべてを明かす!
サッカーはピッチの外も面白い。Jリーグ設立からワールドカップの内幕まで、その渦中にいたFIFA理事がすべてを明かす。

論理思考の鍛え方
講談社現代新書
「お受験」からロースクールまで
試験に通る「思考力」とは?
論理的な思考能力を測る各種難関試験の問題を分析し、一貫して求められている力とは何かを解明する。

聖書のヒロインたち
講談社現代新書
美女、悪女、賢母、売春婦、妖婦……
女は聖書でわかる
聖書には女の欲望、嫉妬、煩悩、知恵と愚かさのすべてが凝縮している。神にそむいたエバ、犬に喰われたイゼベルなど13人のヒロインの生き方。

日本全国 離島を旅する
講談社現代新書
ニッポンを大きく一周!端っこへ行こう!
ダイナミックな風景、濃密な空気、個性的な島人たち。与那国・波照間から利尻・礼文まで、読めば島旅に誘われる!
硫黄島(鹿児島県)
硫黄岳の裾には天下一品の露天風呂が湧いている。名前は東(ひがし)温泉。集落から歩いて30分はかかる硫黄岳の岩壁の裾、南岸の岩礁の磯に湧き出している。風呂は、岩をくり抜いたころ合いの湯船に、誰が面倒見ているのか適温の熱い湯があふれている。湯船の底には白い砂がたまっている。近くには家も畑もない磯のただ中だ。そこらに服を脱ぎ捨てて、湯船に体を沈め、砂の上に尻を落ち着ける。世の中、露天風呂だらけになったが、こんな素晴らしい露天風呂はそれほどあるまい。――<本文より>

粉飾国家
講談社現代新書
「出生率1.29」「年金の未積立金480兆円」破綻は目の前に迫っている……
嘘にまみれたこの国の暗部を暴く!
国のシステムは、なぜ機能不全に陥ってしまったのか。年金や財政の真の問題点からゴマカシの仕組みを解剖する。
いまや粉飾国家の仕組みは、中央と地方における財政赤字の止まらない膨張、特殊法人の不良債権化、公的年金制度の破綻、相次ぐ企業の不正会計と銀行の不良債権隠し……など、あらゆる分野に及んでいる。こんな国が生き残れないことは、火を見るより明らかだろう。この粉飾国家の構造全体をきれいに解体して、21世紀にふさわしい新しい福祉政府を創造してゆかなければならないのだ。――<本文より>

現代日本の問題集
講談社現代新書
犯罪の増加、老後の不安、拉致問題、消費不況、官僚支配、雇用不安、戦争報道、イラク派兵、プライバシー、年金改革
ひとりで真正面から論じる!
警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。
例えば日本の資本主義全体や年金制度全体について、ありきたりの賛否論をもつより、個人個人が「いまそこにある危機」を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になっています。その延長線上に、それがたとえ小さな成果でも、結果的に全体を変えていく、という方向性が必ず見えてくるはずです。その要諦は、二極思考からの脱皮にあります。二極思考というのは、一方が悪で他方が善だ、と思い込んで疑わない発想です。20世紀の日本人は、この二分法ゆえに深く病んでいました。――<あとがきより>

アメリカ大統領の嘘
講談社現代新書
原爆もベトナムもイラクも みんな嘘から始まった!?
ルーズベルトからブッシュ親子まで
世界最強の権力者は、なぜ嘘をつきながら他国を攻撃するのか。選挙に勝ち、戦争を正当化するための、恐るべき情報戦略を解剖する。

葬祭の日本史
講談社現代新書
古代の「モガリ葬」から現代の「エンバーミング」まで「お葬式」の風俗誌
行基、空也を祖と仰ぐ中世の俗聖たち、大名行列を葬列に転用した明治の奇漢、戦後の「野焼き」……葬祭業のルーツから現代お葬式事情までを活写する「弔いの文化誌」。

聖徳太子の仏法
講談社現代新書
太子とはどのような存在なのか?これが真相だ!
太子という存在は、わが国に仏法が移入された出来事との連関でとらえられねばならない。鮮やかな思想史の試み。

演技と演出
講談社現代新書
自分を把握し、他人とイメージを共有する、画期的な演劇入門! 現代演劇の旗手が公開する芝居のメカニズム台詞を自然体で話すコツとは? 俳優陣と演出家がイメージを共有する方法とは? 演劇的な感動はどうやって起きるか? 世界に広まる平田メソッドをわかりやすく説く。(講談社現代新書)
現代演劇の旗手が公開する芝居のメカニズム台詞を自然体で話すコツとは?俳優陣と演出家がイメージを共有する方法とは?演劇的な感動はどうやって起きるか?世界に広まる平田メソッドをわかりやすく説く。

ニッポン発見記
講談社現代新書
旅の極意は<発見>にあり!
雲の流れにつれて、陽が出たり、かげったりした。
どんな山間にも生活の影がさし、文明のけはいがする。ひそかな歴史を宿している。
人間の本質は移動にある、とパスカルは言った。函館はガンガン寺から院内の石橋まで、未知の風景を訪ね、共同湯につかり、旅の自由に誘う16話。

<美少女>の現代史
講談社現代新書
宮崎 駿、吾妻ひでおから ときメモ、プランツ・ドールまで なぜ萌えるのか
まんが・アニメに溢れる美少女像はいつ生まれてどう変化したのか? 「萌え」行動の起源とは? 70年代末から今日までの歴史を辿る。
●なぜ宮崎 駿は、あんなに少女ばかりを主人公にしてアニメを作るんだろうか?
●最近よく聞く「萌え」っていう言葉は、結局のところ何なんだ?
●小説はあまり読まないが、村上春樹はなんとなく読んでしまうのは、なぜだろう。
●最近のまんが、アニメや小説では、なぜあんなに「妹」がもてはやされるんだろうか。
●『少女民俗学』を書いた大塚英志も、『制服少女たちの選択』を書いた宮台真司も、なぜあんなに少女のことばかり気にするんだろうか。
――おたく文化を鮮やかに論じる!