健康ライブラリー作品一覧

「大人のADHD」のための段取り力
健康ライブラリー
ADHDの人が仕事や家事でうまくいかないのは、目の前のことしか見ていないから。場当たり的にする作業には連続性がありません。仕事や家事をスムーズに進めるにはどうしたらよいか。本書ではADHDの人が苦手とする「時間の管理」「ものの管理」「プランニング」「記憶の補強」「持続力」を5つの課題として、職場と家庭での具体的な取り組み方をイラスト図解。自分を励ましながら確かな段取り力を身につけましょう!
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【ADHDの人に必要な段取り力とは、視野を広く長くもち、道筋をつける力です】
ADHDの人が仕事や家事でうまくいかないのはなぜでしょう。それは目の前のことしか見ていないからです。前後を考えずに目の前にあることをこなすだけ。――このように場当たり的にする作業には連続性がありません。まるでひとつ一つが点のように散らばっています。
仕事や家事などをスムーズに進めるには、一つひとつの作業を点でとらえるのではなく、つながりをつけることから始めます。そのつながりが道筋です。道筋は視野を広くとりながら、先も見て考えます。
この道筋をつけるとき、足りないものを課題として補うことが大切です。とくにADHDの人が苦手とする「時間の管理」「ものの管理」「プランニング」「記憶の補強」「持続力」を課題として意識して進めます。そうすることで段取り力が身についていきます。
【本書の内容構成】
1 段取り力をつけるための5つの課題
2 職場での段取り力→信用と実績につながる
3 家庭での段取り力→暮らしやすさにつながる
4 自分を励ましながら確かな段取り力を身につける
子育て応援!健康ライブラリーセット
健康ライブラリー
アスペルガー、ADHD等発達障害等をとりあげ、子育てはもちろん、非行や不登校といった問題にも対応した10巻セット。

女性のADHD
健康ライブラリー
よく知られていても実は誤解が多いADHD。男女差があり、女性は男性ほど「多動性」「衝動性」の特性が目立ちません。「不注意」の特性があるのにADHDと気づかず、落ち込んで心身の不調に陥る人もいます。またアスペルガー症候群と誤解され、正しい治療やサポートが得られない人もいます。本書では、女性に特徴的な現れ方・背景をはじめ、診断・治療のポイントから周囲との付き合い方まで丁寧に解説します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【「片付けられない」だけじゃない! アスペルガーとはどう違う?】
ADHDは男性に多いといわれています。男性のほうが女性より3~5倍多いという説もあります。しかし近年、じつは女性にもADHDの人はもっと多くいて、幼少期の様子が男性とは少し違うために見過ごされているのではないかという見方が出てきています。
女性は男性ほど「多動性」「衝動性」といった特性が目立ちませんが、男性と同じように困っています。女性は診断されにくく、自分なりに努力してがんばっている場合が、じつは多いのです。「不注意」の特性があってミスがなかなか減らせず、落ち込んで心身の不調に陥る人もいます。また発達障害と診断されてもアスペルガー症候群と誤解され、正しい治療やサポートが得られない人もいます。
本書では、女性に特徴的な現れ方・背景をはじめ、診断・治療のポイントから治療後の気持ちの変化、自分との向き合い方、周囲との付き合い方まで解説します。
【本書の内容構成】
第1章 「片付けられない」だけじゃない
第2章 受診先は「小児神経科」か「精神科」
第3章 「薬物療法」で中心的な問題が解消する
第4章 「過去の自分」を許せれば落ち着く
第5章 生活面では「人間関係」がテーマに

吃音のことがよくわかる本
健康ライブラリー
2~4歳の子どもの約5%に発症するという吃音。言葉の頭の音のくり返し、引き伸ばしのほか、言葉につまるのも吃音の症状です。吃音に関する最新の知識は、かつての常識とは大きく変わっています。正しい知識を知ることで不安や悩みは解消されます。本書では原因、現れ方、家庭・学校での対応を徹底解説。吃音に悩まされていたことから医師となった吃音ドクターとして知られる菊池良和先生のアドバイスが満載の書です。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【「ゆっくり話そう」「落ち着いて」は逆効果。 正しい知識で吃音の悩みを減らす決定版!】
2~4歳の子どもの約5%に発症するという吃音。言葉の頭の音のくり返し、引き伸ばしのほか、言葉につまるのも吃音の症状です。幼い頃に吃音があっても、4人に3人は学校に上がる頃には自然に回復するといわれていますが、逆に言えば、4人に1人は話し方のクセとつきあって生きていくことになります。
子どもの気がかりな話し方に親は思い悩みます。なにができるのか、どうすればよいのか…。
悩みの根底には「吃音に対する知識のなさ」があります。吃音に関する最新の知識は、かつての常識とは大きく変わっています。吃音について正しく学び、親の悩みを軽くすることは、子どもにとって最善の環境調整になるのです。
【主なポイント】
*吃音は言語障害の一種で、発達障害者支援法の対象とされている
*「くり返し」「引き伸ばし」「出にくさ」の3つのタイプがある
*発症の原因、7割は体質。育て方のせいじゃない
*吃音が起きる割合は2~4歳の20人に1人。治る子も多い
*成長とともに吃音の現れ方は変わっていく
*3年以上続く吃音は簡単にはなくならない
*話す前の不安とあとの落ち込みで悪循環に
*「どもってもいい!」という思いが重要
*いやなことを言われた・されたときの対策は
*「担任の先生」「身近な人、友だち」への説明書例付き
【本書の内容構成】
第1章 どうしよう! 子どもの気がかりな話し方
第2章 これからどうなる? 子どもの吃音
第3章 聞き手の変化が吃音の悩みを減らす
第4章 リスクを踏まえて子どもを守る
第5章 吃音のある子自身ができること

血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫
健康ライブラリー
血液のがんは発症するメカニズムがむずかしく、白血病などそれぞれの病気には様々なタイプがあります。そのため医師から説明を受けても、ネットや専門書で調べても、なかなか正しく理解できません。本書ではイラストや図表を多用して、複雑な病気のしくみと治療法を徹底解説。治りにくい人や再発した人でも、希望をつなぐことができる最新治療についても紹介します。入院中から退院後の体調管理にも役立つ一冊です。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
新しい薬が次々登場!
複雑な病気のしくみと進化した治療法を徹底解説。
正しい知識があれば治療に前向きに取り組める。
【血液のがんのすべてがわかる!】
血液のがんは大きく分類すると白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫があります。これらのがんは発症するメカニズムがむずかしく、さらにそれぞれの病気には様々なタイプがあります。そのため、医師から説明を受けても、自分でネットや専門書で知識を取り入れようとしても、なかなか正しく理解できないという人が多いでしょう。
本書では、イラストや図表を多用して、がん化のメカニズムや病気のタイプをわかりやすく解説します。また、近年は研究が進み、がんだけを狙い撃ちする分子標的薬や抗体医薬が登場しています。新しい薬を使って、治りにくい人や再発した人でも、希望をつなぐことができる最新治療についても紹介します。
さらに血液のがんでは、抗がん剤投与などで変化した血液の数値によって、治療の効果が見えます。医師から受け取った検査結果票の数字も本書なら、ひと目でよくわかるはず。患者さんご本人だけでなく、支えるご家族にも役立つ内容です。
【本書の内容構成】
第1章 血液のがんを正しく理解する基礎知識
第2章 悪性リンパ腫とはこうして闘う
第3章 白血病とはこうして闘う
第4章 多発性骨髄腫とはこうして闘う
第5章 入院中から退院後の体調管理のポイント

15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング
健康ライブラリー
ライフスキルは、日常生活の基盤となるものです。学力や運動能力、ソーシャルスキルなどをどれだけ身につけても、鍛えても、生活習慣や生活リズムが乱れていては、能力を十分に発揮することができません。本書では家庭生活や地域で活動するために必要なスキルを10種類に分けてトレーンング法を解説します。子どもが責任をもって活動する日をむかえる中学卒業前を目処に、ライフスキルの習得にとりくみましょう。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【とくに大切なのが15歳までの期間です!】
子どもは多くの場合、小・中学校に通っている間は保護者のサポートを受けられます。教師など、まわりの大人からもサポートを受けやすいでしょう。しかし中学を卒業すると、自立的に活動する機会が一気に増えます。そのとき、生活面のスキルが不足していると、さまざまな問題が起こってくるのです。その最たるものが、職場での失敗だといえます。
それらの問題を防ぐために、発達障害の子が15歳までに身につけ始めたい生活面のスキルを、本書にまとめました。「ライフスキル」として、10種類に分けて解説しています。それらを習得していけば、15歳をすぎたときにも、社会に出て働きはじめたときにも、大きな混乱には見舞われないはずです。(まえがきより)
【10種類のスキル】
できるところからひとつずつ時間をかけてとりくもう!
●身だしなみ
●健康管理
●住まい
●金銭管理
●進路選択
●外出
●対人関係
●余暇
●地域参加
●法的な問題
【本書の内容構成】
1 なぜライフスキルが重要なのか
2 ソーシャルスキルとどう違うのか
3 10種類のライフスキル・トレーニング
4 トレーニングとサポートでトラブルが減る

関節リウマチのことがよくわかる本
健康ライブラリー
関節リウマチは関節の痛みや変形、破壊を起こす病気です。薬物療法が進展し、よい状態を長く保てるようになってきましたが、一方で、治療は長期に及ぶため、薬の身体的な影響や生活面での不安を感じている人も少なくありません。本書は、関節リウマチの正体から、診断までの流れと検査方法、新しい薬物療法までをわかりやすくイラスト図解。快適な生活のために日常生活でできる工夫の数々やリハビリも紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【進行を止める治療法はある!】
30 ~ 50 代の女性が発症しやすい関節リウマチ。関節の痛みや変形、破壊を起こす病気として知られていますが、薬物療法の進展により、よい状態を長く保てるようになってきています。しかし一方で、治療は長期に及ぶため、薬物療法による身体的な影響や、生活面での不安を感じている患者さんも少なくありません。
本書では、関節リウマチの正体から診断までの流れと検査方法、新しい薬物療法までをわかりやすく解説します。さらに患者さんが快適な生活を送れるように日常生活でできる工夫の数々やリハビリも紹介。リウマチを疑っている人、診断がついた人、すでに治療を始めている人も、これからの長い経過を見通し、そのときどきで活用できる一冊となるでしょう。
*本書で紹介するデータの多くは、世界が注目する大規模患者調査IORRA(イオラ)に基づくもの。IORRA調査では寛解を達成できた患者さんは50%を超えている。
【本書の内容構成】
第1章 リウマチ?それとも別の病気?
第2章 知っておきたい関節リウマチのこと
第3章 薬と手術で関節リウマチを治す
第4章 リハビリテーションで動ける体を保つ
第5章 よい状態を長持ちさせる暮らしの工夫
【主なポイント】
*関節リウマチは免疫の異常が原因で起こる病気
*始まりは、関節の痛みや腫れ、こわばりから
*リウマチか、別の病気か? 他の病気との違いは痛い関節が腫れているかどうか
*血液検査だけでは断定できない。診断までの流れと検査方法
*より早くみつけるために受けておきたい関節エコー検査
*昔とは大違い。進行は薬物療法で止められることが多い
*第一選択薬、抗リウマチ薬メトトレキサートが効くしくみ
*新しい特効薬、生物学的製剤のメリット・デメリット
*薬で消えない痛み、変形は手術で治す

発達障害の子の「イライラ」コントロール術
健康ライブラリー
イライラは、対処の難しい感情です。とくに発達障害の子の場合、ほかの子にとってはなんでもない場面でいらだちをつのらせ、手がつけられないほど爆発したりもします。そのような生活が続くと周囲から嫌われ、孤立していきます。そんな事態にならないように早期の対策が必要です。本書の「親子でいっしょに考える形式」でイライラ対策に取り組みましょう。初級→中級→上級と3ステップで紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【親子でいっしょに「イライラ」をやっつけよう!】
イライラは、対処の難しい感情です。とくに発達障害の子の場合、ほかの子にとってはなんでもない場面でイライラすることがあります。いらだちをつのらせ、手がつけられないほど爆発したりもします。
そのような生活が続くと、小学校の高学年になる頃には、周囲から嫌われ、孤立していきます。そして親や先生も、対応をなかばあきらめてしまうようになるのです。
そんな事態にならないようにするためには早期の対策が必要です。本書では、「親子でいっしょに考える形式」をとり入れて、初級編、中級編、上級編と3ステップでイライラ対応策を紹介していきます。
【すぐに実践できる15のイライラ対応策】
●初級編
対応1 〈聞き方〉おさえようとせず、数分間待つ
対応2 〈聞き方〉とにかく怒らないで、子どもの話を聞く
対応3 〈聞き方〉実年齢より2~3歳下のつもりで話す
対応4 〈話のまとめ方〉重大な間違いでも、急がずにさとす
対応5 〈話のまとめ方〉親子の話がまとまってから、謝りに行く
●中級編
対応6 〈考え方〉イライラのきっかけを親子で挙げてみる
対応7 〈考え方〉相手が悪いところ、自分が悪いところを考える
対応8 〈考え方〉怒って得したこと、損したことを確かめる
対応9 〈考え方〉怒る以外になにができたか、代替案を出す
●上級編
対応10 〈気づき方〉ムカつくことを5段階で整理する
対応11 〈気づき方〉体の変化でイライラを実感する
対応12 〈イライラの消し方〉前兆が現れたら、とにかくひと休み
対応13 〈イライラの消し方〉行動パターンをひとつだけ変える
対応14 〈イライラの消し方〉体を動かしてエネルギーを発散させる
対応15 〈イライラの消し方〉怒りをしずめる言葉をもっておく

漢方薬でがん治療はもっと楽になる
健康ライブラリー
西洋医学との併用で効果が注目される漢方治療。漢方治療を始めると、多くの患者さんは苦しい症状が軽くなり、体力もついて、がんの進行が止まったり、再発しなくなったりします。抗がん剤やホルモン療法の副作用である吐き気や食欲不振、ホットフラッシュも、漢方薬をうまく併用すれば楽になります。本書では、がん治療に効くメカニズムから症状別の使い方、受診の仕方まで徹底解説。療養中に自分でできる工夫なども紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【西洋医学との併用で効果が注目される漢方治療の最前線を徹底解説!】
日本初のがん専門病院としてスタートした、がん研有明病院に設けられた「漢方サポート外来」では、西洋医学との併用で驚くべき治療実績をあげています。漢方治療を始めると、多くの患者さんは苦しい症状が軽くなり、体力もついて、がんの進行が止まったり、再発しなくなったりします。抗がん剤やホルモン療法の副作用である吐き気や食欲不振、ホットフラッシュなども、漢方薬をうまく併用すれば楽になります。本書では、肝がんで肺転移のため余命2~3ヵ月といわれた人のがんが縮小したケースも紹介します。
《監修者まえがきより》
現在、日本のがん治療の中心は西洋医学的治療法です。外科手術、抗がん剤による化学療法、放射線療法などが標準治療とよばれ、治療の柱となっています。しかし、西洋医学にも限界があります。また、これらの攻撃的な治療にはさまざまな副作用や後遺症があり、患者さんがその苦痛に悩まされることもしばしばあります。
そこで漢方の出番です。本書では、がんの治療に漢方を併用することがいかに有用かを解説します。
誤解してはいけないのは、西洋医学の治療を拒否して、漢方治療だけでがんが治ると思うことです。西洋医学と漢方治療のいいとこどりの総力戦でなければ、がんとは闘えません。
残念なことに、がんの漢方治療は、まだまだ一般的とはいえませんが、西洋医学と組み合わせることにより大きな効果を発揮します。この本にはその目的や方法を図解しています。
《本書の内容構成》
第1章 漢方薬ががん治療に効くメカニズム
第2章 どの漢方薬をどう使うか
第3章 さまざまな症状が漢方薬でよくなる
第4章 知っておきたい受診のしかた
第5章 療養中に自分でできる工夫

働く女性のための がん入院・治療生活便利帳 40代、働き盛りでがんになった私が言えること
健康ライブラリー
仕事も人生も脂がのり、責任が増す40代。引退を考える年齢ではないけれど、老後のことも頭をよぎる。親の介護や自身の体力の衰え、更年期など、さまざまな人生の問題も押し寄せる時期に突然のがん宣告を受けたら……。本書は、40代という働き盛りで二度のがんを経験した著者が贈る女性目線のヒント集です。告知後にすべき手続きから仕事復帰につながる知恵まで、途方に暮れる前に、できることはこんなにあります!
【二度のがんを経験した著者が贈る女性目線のヒント集】
途方に暮れる前に、できることはこんなにある!
告知後にすべき手続きから、仕事復帰につながる知恵まで
40代という働き盛りでがんを経験した著者による女性目線のヒント集。
《あとがきより抜粋》
仕事も人生も脂がのり、責任が増す40代。引退を考える年齢ではないけれど、老後のことも頭をよぎる。
親の介護や自身の体力の衰え、更年期など、さまざまな人生の問題も押し寄せる時期に突然のがん宣告を受けたら……。
闘病中でも、どうしたらより快適になれるか、楽しくできることはないか、少しずつ考え方を変えるだけで、厳しい毎日も違って見えてきます。
《内容からの抜粋》
【告知から入院まで】
家族への告知は早い時期がいい/ 仕事関係への告知は「必要最小限」の人に/ 病院選びは自分にとってのポイントを優先させて 他
【いざ入院】
入院必須品/ あると便利な品物/ 入院中に体調管理を習慣づける 他
【退院後の治療、主治医との向き合い方】
まずは割り切りから/ 予習より復習が大事/ セカンドオピニオン/ 支払時はクレジットカードを持って行く 他
【家で闘病するためのヒント】
歯・口腔内の手入れを欠かさない/ 薬を曜日ボックスで整理する/ 加工食品や宅配を上手に利用する 他
《本書の構成》
1.がん告知から入院まで
2.いざ入院
3.退院後の治療、主治医とのつき合い方
4.退院・外出時のヒント
5.外見の力!-おしゃれのヒント
6.家で闘病するためのヒント
7.心の持ちようと人間関係
8.情報の海におぼれないために
9.見守る人々
10.治療の終わりと社会復帰のためのメンタルケア
巻末付録 色とアロマの効用

食道がんのすべてがわかる本
健康ライブラリー
ここ数年の間に食道がんを取り巻く状況は大きく変化しています。体に負担が少ない胸腔鏡・腹腔鏡手術、局所高度進行がんに対する化学放射線療法と手術の組み合わせなど、治療法は増えています。納得できる治療を受けるには、正しい知識をもつことが不可欠です。本書では、食道がんの治療に関しては全国の指導的立場にある第一人者が、基礎知識から治療方針の立て方、最新治療、退院後の生活まで、くわしく解説します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【状態に合わせた最良の治療法を選ぶために】
食道がんは、進行しやすく転移しやすいがんです。また、その手術は、消化器のなかではもっとも患者さんの体に負担がかかるといわれています。
しかし、ここ数年の間に食道がんを取り巻く状況は大きく変化しています。体に負担が少ないとされる胸腔鏡・腹腔鏡手術、局所高度進行がんに対する化学放射線療法と手術の組み合わせなど、治療法は増えています。年々進歩する診断・治療法について、患者さんは自分にとってなにがベストか、悩まれることも多いでしょう。
納得できる治療を受けるには、正しい知識をもつことが不可欠です。本書では、食道がんの基礎知識から治療方針の立て方、最新治療、退院後の生活まで、くわしく解説します。
【本書の内容構成】
第1章 食道に、いったいなにが起きている?
第2章 状態に合わせた最良の治療法を選ぶ
第3章 手術を受けることになったら
第4章 抗がん剤と放射線で治すとき
第5章 治療後の生活をいきいきと過ごす
【本書の主なポイント】
●早期の段階では無症状のことが多い食道がん。進行すると飲み込みにくさなど症状が出てくる
●頸部食道がん、胸部食道がん、腹部食道がん、食道胃接合部がん。食道のどこにがんができているかで呼び名や手術の方法などが変わる
●胃の近くにできるバレット食道という粘膜異常、逆流性食道炎がある人は要注意
●開胸・開腹手術と食道を再建する方法
●体への負担が少ない内視鏡的治療、胸腔鏡・腹腔鏡手術の特徴
●抗がん剤と放射線を使う化学放射線療法も効果的。手術と組み合わせる方法も
●肺炎や声のかすれ、食事の際の不快症状……。手術後に起きやすい合併症・後遺症には早めに対処する
●陽子線治療、分子標的薬、免疫療法……先進医療のとらえ方

発達障害の子の立ち直り力「レジリエンス」を育てる本
健康ライブラリー
レジリエンスとは心の回復力であり、立ち直り力のことです。ものごとが自分の思い通りにいかず、落ちこんだときに機能します。気持ちを切り替え、やり直そうという意欲のもとになります。レジリエンスが高ければ、失敗からのショックを引きずらなくなります。またがんばろうと思えるようになるのです。困難に直面しやすい発達障害の子にとって必要な力です。教育界をはじめ各分野で大注目のレジリエンスの育て方を徹底解説
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【前向きに生きていける助けになる!】
レジリエンスとは心の回復力であり、立ち直り力のことです。いま精神医学や心理学の分野で注目されています。レジリエンスは、ものごとが自分の思い通りにいかず、落ちこんだときに機能し、気持ちを切り替え、やり直そうという意欲のもとになります。失敗からのショックを引きずることなく、またがんばろうと思えるようになるのです。
発達障害の子どもはその特性ゆえに、定型発達の子ども以上に苦労が多く、うまくいかない場面にも出会いやすいでしょう。レジリエンスがあれば生きやすくなり、生活や学習を楽しめるようになります。本書はレジリエンスの育て方を4つのステップに分けて紹介します。道具の管理や家事の手伝いといった、子どもにとって身近なことを例として挙げながら、レジリエンスを育てるポイントをイラスト図解します。
【本書の内容構成】
発達障害の子を支える「レジリエンス」とは
STEP1 レジリエンスの基礎は「生活習慣を整えること」
STEP2 「人を頼って成功する体験」を積み重ねる
STEP3 興味をいかして「家庭内で役割をもつ」
STEP4 サポートを受けて「気持ちを切り替える」

自閉症スペクトラムがよくわかる本
健康ライブラリー
【NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に本田秀夫先生出演で大反響!】
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【基礎知識と対応法が手にとるようにわかる!】
自閉症や高機能自閉症、アスペルガー症候群などの発達障害を、近年は「自閉症スペクトラム」と呼ぶことが多くなっています。これらの発達障害は、言語や知的能力の発達には違いがみられるものの、自閉症の特徴は共通しています。そのため過度に細分化せず、全体を「自閉症スペクトラム」と呼ぶようになってきたのです。本書は診断分類DSMの改訂をふまえて、定義や支援の最新情報をまとめたものです。原因・特徴から受診の仕方、育児のコツまで幼児期・学齢期を中心に解説していますが、思春期、成人期についてもポイントを紹介します。健診などで「発達が気になる」……と言われた保護者の方にもおすすめです。
【本書の主なポイント】
●なぜ自閉症に「スペクトラム」がつくようになったのか。
●アスペルガー症候群とはどう違うのか。
●広くとらえると10人に1人が自閉症スペクトラム。
●こだわりの強さなどの様々な特徴があるが、病気や症状ではなく「特性(特有の性質)」として考える。
●特性の現れ方は、子どもの成長とともに変化する。
●無理解な環境でのストレスから二次的な問題が起こりやすい。
●「自律スキル」と「ソーシャルスキル」 2つのスキルで家庭でも学校でも安心して暮らせる。
【本書の内容構成】
第1章 自閉症スペクトラムとはなにか
第2章 「対人関係」と「こだわり」が2大特徴
第3章 気づいてから、診断を受けるまで
第4章 各種機関で「支援」を受ける
第5章 生活面では2つのスキルを身につけたい

「てんかん」のことがよくわかる本
健康ライブラリー
脳の過剰な興奮が引き起こす発作をくり返す「てんかん」は、誤解や偏見が根強く残る病気。患者さんの8割は正しく治療すれば発作を抑制できるのですが、専門医が少なく、不適切な診断・治療を受け続けている方も少なくありません。本書は、病気のしくみや治療法を豊富なイラストやチャートでわかりやすく解説。必要以上の不安や、多くの人がいだいている誤解を減らし、患者さんやご家族の助けとなる一冊です。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【「発作ゼロ・副作用ゼロ・悩みゼロ」を目指す決定版!】
人口の約1%にみられる「てんかん」は、脳の過剰な興奮が引き起こす発作をくり返す病気です。日本の患者数は100万人にのぼります。誤解や偏見が根強く残る病気でもあります。患者さんの8割は正しく治療すれば発作を抑制できるのですが、患者数に比して専門医が少なく、不適切な診断・治療を受け続けている患者さんも少なくありません。本書は、必要以上の不安や多くの人がいだいている誤解を減らすために、また、てんかんについて勉強しようと思うみなさんの最初の手助けとなるように、病気のしくみや治療法を豊富なイラストやチャートでわかりやすく解説しています。てんかんと診断されたばかりの人だけでなく、もうずっと前に診断され、医師に言われるままに薬を飲んできた人が、「自分の病気にきちんと向き合おう」と考えたときの助けにもなるはずです。本書で正しい知識を得て「発作ゼロ・副作用ゼロ・悩みゼロ」を目指しましょう。
【本書の内容構成】
第1章 てんかん発作にはこう対処する
第2章 なぜ起きる? これからどうなる?
第3章 薬を使って発作を防ぐ
第4章 治療しても発作をくり返すとき
第5章 てんかんがあっても大丈夫!

睡眠障害のなぞを解く 「眠りのしくみ」から「眠るスキル」まで
健康ライブラリー
なぜ眠れない? なぜ起きていられない?
「睡眠障害のしくみ」がわかれば、
「本当によい睡眠」を取り戻せます
《「眠りのスキル」を上げるための正しい知識、知っていますか?》
「きちんと睡眠をとらないと、明日にさしつかえる」
「8時間寝ないと健康に悪い」
「早く起きなければいけないから、早めに寝よう」
「寝るのが遅くなったから、明日の朝は遅くまで寝よう」
――こんなふうに思っている人は、睡眠障害を悪化させてしまうかも!?
《本書で取り上げた「睡眠障害のしくみ」》
・不眠症は「覚醒のしくみ」の働きすぎでおこる
・体内時計が狂うと「概日リズム障害」になる
・過眠症では「覚醒のしくみ」の働きがわるくなる
・夢中遊行症を引き起こす「部分的覚醒」
・夢を行動に移してしまうのは「筋弛緩」システムの不調
〈本書の内容〉
第1章 睡眠障害とは?
第2章 不眠症のしくみ
第3章 過眠症のしくみ
第4章 睡眠時随伴症のしくみ
第5章 睡眠障害と関連する病気
第6章 本当に「よい睡眠」を取るには?

ひざの痛みがとれる本
健康ライブラリー
変形性ひざ関節症の一般的な治療は、痛み止めの内服とヒアルロン酸注射が中心です。一時的に楽になりますが効果は続きません。また、痛いからと安静にして動かなくなると日常生活に支障が出てきます。「黒澤式ひざ体操」は痛みをとるだけでなくひざを強くし再発を予防します。くつ下をはいてゆっくり前後に滑らせるだけの「くつ下体操」と片足ずつゆっくり脚を上げる「筋肉体操」を毎日朝晩、1週間で痛みはやわらぎます。

女性のアスペルガー症候群
健康ライブラリー
アスペルガー症候群について出版されている解説書の多くは男性の特徴を中心的にまとめたものです。女性の場合、男性とは違う特徴があるため対応法も変わってきます。本書では女性のアスペルガー症候群にはどのような特徴があるのか、生活面での悩み、対応法などをまとめました。自分がアスペルガーではないかと感じたとき、どんな病院でどう相談すればよいかも解説。生きづらさを解消するヒントになる一冊です。

パーキンソン病のことがよくわかる本
健康ライブラリー
物忘れや幻覚、便秘や頻尿……。運動障害だけではなく様々な症状が現れるパーキンソン病。脳内のドパミン不足で起こるが、進み方はゆっくりで正しい知識をもって薬物療法を中心に上手につきあえば、命にはかかわらない。運動と前向きな気持ちが改善の鍵となる。本書では前向きに楽しく暮らすための最新治療と生活法を徹底解説! 似ているが違う、違うようで同じ病気、レビー小体型認知症との関係もくわしく紹介する。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【進み方はゆっくり。困った症状も工夫しだいで乗り切れる】
パーキンソン病は脳内のドパミン不足で起こる病気。
正しい知識をもって上手につきあえば、命に関わるものではありません。
動きづらさ、不眠、幻覚、うつなど、様々な症状にどう対処すればよいのか。
前向きに楽しく暮らすための最新治療と生活法を徹底解説します。
【まえがきより】
パーキンソン病の進み方は非常にゆっくりで、薬物療法によるコントロールも十分に可能です。
特徴をよく知り、適切に対応すれば「上手につきあっていくことができる相手」です。
動ける体を維持すること、前向きに、楽しく暮らしていこうという気持ちで行動することが、さまざまな症状の改善につながります。
不具合を嘆いているより、できること、やってみたいことはどんどん実践していきましょう。
(監修者 岡山旭東病院神経内科部長 柏原健一)
【本書の主なポイント】
●ふるえる、動作が鈍くなる、筋肉がこわばる、姿勢を保てなくなるのが特徴的な運動症状
●便秘や頻尿、多量の汗、立ちくらみ……不快な症状もじつはパーキンソン病の一部
●うつや幻覚、認知機能障害が出てくることも
●似ているが違う、違うようで同じ病気がある。レビー小体型認知症との関係は?
●薬物療法の基本はドパミン補充療法。薬の効きすぎ、効果切れで現れる症状と対策
●楽観的で前向きな気持ちでいるほうがドパミンは出やすく、生活の質も向上する
●症状をよくする食べもの、食べ方はある?
●療養生活の大きな支えになる「全国パーキンソン病友の会」
【本書の構成】
第1章 運動障害だけじゃないパーキンソン病の症状
第2章 なぜ起きる? これからどうなる?
第3章 薬や手術で上手にコントロール
第4章 運動と前向きな気持ちが改善の鍵
第5章 困った症状も工夫しだいで乗りきれる

発達障害の親子ケア 親子どちらも発達障害だと思ったときに読む本
健康ライブラリー
子どもの受診をきっかけに、親も発達障害だったとわかるケースが増えています。親が支援を受け、安定して暮らせるようにならなければ、子どもは混乱し家族関係が悪化します。「親子ケア」とは発達障害の親と子を中心として家族全員が支援を受けることです。本書では、家族療法や夫婦カウンセリングで家族全員の協力体制をどのようにつくっていくか、症例ごとに対応策を徹底解説します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
家族関係の悪化は、子どもだけでなく親も発達障害だからかもしれません。
「親子ケア」で家族関係が安定すれば親も子も楽になります。
【親子ケアとは】
・発達障害の親と子を中心として家族全員が支援を受けることです。
・親に発達障害の診断がなくても、その傾向があれば有効なケア方法です。
・療育や環境調整など、子どもの支援だけで困難が解消しないときに有効です。
・「家族療法」や「夫婦カウンセリング」で家族の関係性を見直します。
・精神科やカウンセリングセンターで受けられ、主に面談で相談し、助言を受けます。
【トラブル&対応例】
1 父親がADHDの母親と娘に厳しく、叱ってばかりいる
2 母親がASDの父親と息子に合わせすぎて、自己犠牲的に
3 子どもが不登校になり、解決のきざしがみえない
4 家族の会話はあるのに、気持ちが通じ合わない
5 子どもの学習面の困難を、父親がわかろうとしない
6 父親が仕事も家事も完璧で、母親は自信を失っている
7 ADHDの母親がすぐ感情的になって怒る
8 父親が子どものマナーに厳しすぎて険悪に
9 父親はASD傾向で、感謝や謝罪の言葉が足りない
10 祖父母が子どもの教育に口を出しすぎて、つらい
【本書の構成】
第1章 なぜ「親子ケア」が必要なのか
第2章 「家族療法」で関係悪化を防ぐ
第3章 「夫婦カウンセリング」も効果がある
第4章 がんばることに疲れたら、ちょっと休む

発達障害の子の脳を育てる運動遊び 柳沢運動プログラムを活用して
健康ライブラリー
カンガルーのおつかい、マリオネットジャンプ、ガリバーバランス、人間メリーゴーランド、カカシの警備員……家庭で楽しくできる運動遊びが満載! 紹介する運動遊びは、脳に様々な刺激を与えるようにプログラムされています。とくに物事を順序立てて考えたり、意識をコントロールして集中するときなどに働く前頭前野を活性化します。落ち着きのない子も集中力がつき、気持ちのコントロールもうまくできるようになります。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社健康ライブラリースペシャル》
【運動遊びで脳を育てる!】
発達障害の子どもたちは、生まれつき脳の発達に凸凹があり、定型発達の子どもと脳の活動も異なることが報告されています。そのため、がまんできない、興奮を抑えきれないといった、生活での「生きづらさ」が表れます。
本書の運動遊びは、脳にさまざまな刺激を与えるようにプログラムされています。とくに物事を順序立てて考えたり、意識をコントロールして集中するときなどに働く前頭葉が活性化し、落ち着きのない子も集中力がつき、気持ちのコントロールもうまくできるようになります。
【運動遊び 3つの効果】
1.落ち着きと集中力が身につく
2.やる気と自信が芽生える
3.自分で考えて実行する力が育つ
【家庭で楽しくできる運動遊び】
・その場かけっこ
・カンガルーのおつかい
・マリオネットジャンプ
・ガリバーバランス
・人間メリーゴーランド
・カカシの警備員など
【本書の構成】
1章 発達のかたよりが劇的に改善する
2章 どれで遊ぶ? 今日から始めよう
3章 一人ひとりの特性に合った運動遊び
4章 目標は「実行機能」を伸ばすこと