健康ライブラリー作品一覧

緊張して失敗する子どものためのリラックス・レッスン 親子でチャレンジ10ステップ
健康ライブラリー
テストや受験、試合や発表会、人前で話すとき……どんな場面で緊張感が高まるのか、その結果、どんなふるまいに結びつきやすいかは、子どもによっていろいろ。また、緊張の高まりは、ときに攻撃的なふるまいに結びついてしまうことも。内気にみえるふるまいや、興奮のしやすさなどは、発達障害の特性からきていることもあります。本書では緊張や不安を高めてしまう背景から、緊張を味方につける10の方法を紹介します。
みんなの前で話すとき、テストや受験のとき、試合や発表会のとき、練習ではできるのに、本番でうまくいかないのはなぜ?
緊張や不安を解く方法は練習で身につけられます。本書では、そのための方法を10のステップとして取り上げています。これらの方法を使いこなすことで、ここぞという場面で緊張や不安を上手にコントロールし、実力が発揮できるようになります。
親子でチャレンジ10ステップ
1 目標を立てよう!
2 練習してみよう!
3 録画してみよう!
4 心配オバケを追い払おう!
5 体の力を抜こう!
6 心のスイッチをつくろう!
7 結果にこだわらない
8 ポジティブに考えよう!
9 サヨナラを覚えよう!
10 楽しもう!
本書を読んで、ぜひ、お子さんと一緒に練習をしてみてください!

3歳までの子育てに大切なたった5つのこと
健康ライブラリー
育児には様々なポイントやコツがありますが、すべてを気にしていては疲れはててしまいます。けれど、たった5つのことを心がけるだけで、子どもの表情が変わってきます。いきいきとした人間関係をつくれるようになっていきます。本書は児童精神科医として多くの家族をみてきた佐々木正美先生がお母様、お父様方にお伝えしたいメッセージを5つ選んでイラスト図解しました。保育園・幼稚園の先生方にもおすすめの一冊です。
育児にはさまざまなポイントやコツがありますが、そのすべてを気にしていては、ママもパパも、保育園・幼稚園の先生たちも、疲れはててしまいます。そこでこの本では、児童精神科医で子育て、ならびに発達障害に関する研究の第一人者である佐々木正美先生に、とくにたいせつな5つのポイントを紹介してもらいました。
本にあげたたった5つのことを心がけるだけで、子どもの表情が変わってきます。いきいきとした人間関係をつくれるようになっていきます。
本書では、いますぐに実践できる具体的なアイデアをイラストで紹介していますので、ぜひ今日から試してみてください。ママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園・幼稚園の先生たち必読の一冊です。

うつ病の人の職場復帰を成功させる本 支援のしくみ「リワーク・プログラム」活用術
健康ライブラリー
うつ病からの復職をたすけるリワーク・プログラムが注目を集めています。ひとりでは難しい復職の準備を、専門の医療スタッフがサポートするしくみで、プログラムを受けられる機関は全国にあります。
本書では、リワーク・プログラムに参加する方法から、プログラムの具体的な内容とかかる費用、復帰プランのつくり方まで、復職への流れを掲載。復職に成功し、働き続けるために、本人、家族、職場のそれぞれが知っておきたいことをイラスト、チャートを使って、わかりやすく紹介しています。再発を予防し、自信を取り戻せる一冊です。

起立性調節障害がよくわかる本 朝起きられない子どもの病気
健康ライブラリー
子どもが思春期になってから「朝、なかなか起きられなくなった」「遅刻や欠席を繰り返す」「午前中、ずっと調子が悪い」……。その症状、もしかしたら起立性調節障害かもしれません。一般には、まだあまり知られていない病気ですが、全国でなんと約70万人の中高生が発症しています。医療機関で調べても特に異常がなく、親や教師から仮病とみられてしまったり、場合によっては、そこから不登校や引きこもりにつながったりするケースも多くあります。
本書では、症状の見極め方から診断法、治療法、日常生活の注意ポイントまでを専門医がイラストでわかりやすく解説。保護者、教育関係者必読の1冊です。
【本書の主なポイント】
*起立性調節障害(OD)は体の機能を調節する自律神経系の病気
*立ち上がった時に、脳血流の低下が起こり、めまいや頭痛などの症状が現れる
*思春期(中高生)に起こりやすく、精神的なストレスで症状が悪化する
*うつ病と間違われることが多いが、うつ病の薬で症状が悪化することもある
*周囲の無理解でいじめや不登校の原因になっていることも
*体調不良に気づいたら、中高生でも内科ではなく、まずは小児科を受診
*血圧低下や脈拍数の増加の傾向で四つのサブタイプに分かれる
*重症度を判定し、心理的ストレスに応じて治療法を決める
*日常では、生活動作を工夫し、水分や塩分を多めにとる

100歳まで自分の歯を残す4つの方法
健康ライブラリー
TCH是正のために独自に考案した「歯を離せシール」(人気イラストレーター、ヨシタケシンスケ作)と歯みがきポスターの豪華2大付録付きの画期的解説書がついに登場。歯科医の言われるままに歯を抜いてしまうと、次から次に歯を失う悪夢の連鎖が始まります。最後まで自分の歯を残そうと思ったら、できるだけ自分の歯を温存することが大切。最近はインプラント治療の普及に伴い、安易に抜歯に走る歯科医が多いので要注意ですよ!
TCH是正のために独自に考案した「歯を離せシール」(人気イラストレーター、ヨシタケシンスケ作)と歯みがきポスターの豪華2大付録付きの画期的解説書がついに誕生
私たちはなぜ大事な歯を失ってしまうのでしょうか。歯を失う2大原因といわれるのが、虫歯と歯周病です。実に歯を失う原因はこの2つが90%近くを占めています。いずれも食習慣や歯みがきなどの生活習慣と密接不可分の関係にある、いわゆる「生活習慣病」です。逆説的にいえば、問題となる生活習慣を改善すれば、虫歯や歯周病とは無縁の生活を送ることができます。しかし、 なかなかどうして一度身体に染みついた生活習慣を正すことは簡単ではありません。
また、最近の歯科学の研究で、意外な生活習慣が歯の健康に悪影響を与えていることがわ
かってきました。従来はていねいなブラッシングと歯科医師による定期的な口腔ケアを励行しておけば、歯を失うことはないといわれてきましたが、実はそれだけでは不十分だったのです。鍵を握るのが、無意識のうちに上下の歯をつけるTCHという癖です。自分の歯を最後まで残そうこと思ったら、このTCHを是正しなければなりません。本書では虫歯や歯周病予防、そしてTCH是正を通じて、自分の歯を最後まで残すための実践的なテクニックを紹介します。

画像ではわからないしつこい腰の痛みを治す本
健康ライブラリー
ちょっと待って! 背骨の手術は最後の手段。なかなか治らない腰痛を改善する最新治療法と痛みを悪化させない日常生活術を名医が解説します。
多くの人を悩ます腰痛。「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などという背骨の病気が原因で起こる腰痛は2割程度にすぎず、残りの8割は原因がはっきりしません。しかし近年、これまで原因不明とされてきた腰痛のなかに、背骨より浅い部分にある末梢神経や、骨盤の仙腸関節の不具合によるものが含まれていることが判明。これらは、画像検査偏重の診断方法ではわからない新たな要因として、注目されています。本書では解明が進む新要因を含め、慢性腰痛の原因、治療法、自宅で行う運動療法などをまとめて、イラストでわかりやすく紹介しています。
【本書の主なポイント】
*腰痛で画像検査をしても八割以上は「原因不明」
*画像検査でわかる異常が痛みの原因とは限らない
*朗報! 解明が進む治療可能な原因の数々
*慢性症状の原因は一つとは限らない
筋肉のこわばり、仙腸関節の機能障害、末梢神経の障害、脊柱菅の狭窄……
*「すぐに手術を」という医師に要注意。メリット・デメリットを知ったうえで決断を
*まず試したい、体にやさしい治療法
薬物療法、ブロック療法、鍼灸、心理療法……
*原因をつくらない、悪化させないように生活を工夫する
姿勢、動作、運動、歩行、身近なグッズ……

「小1プロブレム」解決ハンドブック 発達障害がある子どもにも完全対応
健康ライブラリー
小学校入学は、子どもとその保護者にとって一大イベントです。楽しみな反面、不安もあるでしょう。その不安がもっとも深刻な形で現れてしまうのが「小1プロブレム」。子どもが学校生活に適応できず、大人のたすけを必要としている状態です。指示をまったく聞かない、おしゃべりをやめない、教室内を勝手に走り回る……。原因はどこにあるのか、保育園・幼稚園と小学校との連携方法、小学校での最初の1年間の対策を解説します。

考え方の悪いクセを治す 認知行動療法セルフケアブック 【職場編】
健康ライブラリー
好評の既刊『認知行動療法のすべてがわかる本』(健康ライブラリーイラスト版)の続編です。認知行動療法の治療の流れを解説した既刊に続いて、この第2弾では、職場や自宅ですぐに簡単にできる「セルフ・ヘルプ式の認知行動療法」を紹介します。本書を読みながら、掲載されているワークシートに最近あった出来事や気持ちを書き込んでいくと、考えが整理でき、悩みやストレスが解消します。
本書はとくに、職場ストレスの解消をテーマとしています。上司や部下との人間関係、仕事の進め方、取引先からのクレーム対応などで悩んでいる方におすすめです。【自分の考え方のクセがわかる10の練習問題付き】
●本書の内容構成
第1章 職場にはいやな人ばかり、出勤するのがつらい
第2章 相手を変えるより、自分の考え方を変えよう
第3章 考え方を変えるために「セルフケアシート」を使う
第4章 セルフケアシートの結果を職場で実践する
付録 10の練習問題で、自分のクセを探してみる

ぐっすり眠れるドクターレッスンノート
健康ライブラリー
不眠解消のコツを、専門家がアドバイス。
楽しみながらワークシートを埋めていけば、きっと、あなただけの「快眠法」が見つかるはず。
不規則な生活、運動不足、心配事、不眠にはいろいろな原因が考えられます。
ドクターレッスンノートであなたの気持ちを整理し、心地よく眠れる環境をあせらず、じっくりつくっていきましょう!

股関節の痛みをとって、美しくさっそうと歩く
健康ライブラリー
立つのも、歩くのもつらく、日常生活がままならない! そんな股関節の痛みの原因は? 本書では、股関節の構造など基礎知識から最新の手術の方法、手術後のリハビリまで詳しく解説。さらに保存療法や手術後のリハビリに役立つ、家庭でできる股関節への負担を少なくする方法、筋力トレーニングなども紹介。手術を受けるかどうか、治療法を納得して選ぶ助けとなる一冊。
立つのも、歩くのもつらく、日常生活がままならない!
そんな股関節の痛みのとり方を名医がイラストを用いてわかりやすく教えます。

脳梗塞の防ぎ方・治し方
健康ライブラリー
突然起こる脳梗塞。4・5時間以内の治療開始が生死を分ける。本書では、発症および再発の防ぎ方、適切な治療法から後遺症を残さないためのリハビリ法までをイラストでわかりやすく徹底解説。
〔本書の主なポイント〕
* 脳梗塞とは脳卒中のひとつで、脳の血管が詰まる病気
* 高血圧、糖尿病、不整脈、喫煙、脂質異常症が脳梗塞の五大リスク
* 脳梗塞には「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性梗塞」「心原性脳塞栓症」の 三つのタイプがある。すべてに関わるのは動脈硬化
* 「顔の片方がゆがむ」「片腕が上がらない」「ろれつが回らない」
という症状がひとつでもあれば迷わず医療機関へ
* 発症後、すぐに行う「血栓溶解療法」と「血栓回収療法」
* 約半数は一〇年以内に再発。薬物療法と手術療法で再発を防ぐ
* 脳梗塞の約七割には後遺症が残る。高次脳機能障害という見えにくい後遺 症も
* リハビリで機能回復をめざす。生活習慣の改善こそが根本治療

卵巣の病気 月経の不調から卵巣がんまで
健康ライブラリー
女性にとってとても大切な、そして多くの病気が発生する「卵巣」のことを正しく知るために――。こんな疑問にわかりやすく答えます! *月経不順の原因は? *つらい月経痛はどうすれば? *チョコレート嚢胞ってなに? *卵巣嚢腫ってどんな病気? *卵巣がんになってしまったら? そのほか、気をつけたい症状から診断の手順、治療の最新情報、術後のケアまで、納得して治療を選ぶための情報をしっかり網羅しました。
女性にとってとても大切な、そして多くの病気が発生する「卵巣」ですが、一般の女性にその実態はあまり知られていないと思います。
多くの女性に卵巣のことを正しく知ってもらいたいと考えてこの本を書きました。
――「はじめに」より
こんな疑問にわかりやすく答えます!
・月経不順の原因は? ・つらい月経痛はどうすれば? ・チョコレート嚢胞ってなに?
・卵巣嚢腫ってどんな病気? ・卵巣がんになってしまったら?
さらに、気をつけたい症状から診断の手順、治療の最新情報、術後のケアまで、納得して治療を選ぶための情報をしっかり網羅しました。
この1冊で、卵巣の働きと病気のすべてがわかります!

食道がん 正しい知識でより良い治療を
健康ライブラリー
食道がんは、発生数は少ないが、進行が早く、周囲にも転移しやすい厄介ながん。治療は時間との闘いとなる。近年有名人の罹患が相次ぎ、たいへん注目されている。食道がんの手術は難しく、体への負担も大きい。進行して切除不能の場合もよくみられる。また治療後の食生活の変化が大きく、患者が悩むことも多い。
本書では、患者がより良い治療を選択するために、ぜひとも知っておきたい情報と、QOL(生活の質)を維持するための工夫やヒントを厳選して提供する。食道がんの名医が贈る決定版!
〔本書の主なポイント〕
●食道がんは発生率は高くないが、進行が早い厄介ながん
●飲酒で顔が赤くなる中高年男性は要注意
●食道がんの九割以上が扁平上皮がん。腺がんが増加中
●治療法の中心は手術療法。食道の切除と再建、リンパ節郭清が基本
●ごく初期なら内視鏡治療が可能。負担は少ないがリスクもある
●病期によっては、手術に匹敵する効果がある化学放射線療法
●重粒子線治療などの最新治療は十分に情報を集めてから判断する
●退院後二年間は三~四ヵ月に一回通院検査。がんの再発を警戒する

35歳からの妊娠・出産 これから産みたい、あなたのために
健康ライブラリー
監修者は40歳を過ぎてタイムリミットが近いと感じ、44歳で初産を迎えた高齢出産経験者。年齢とともに卵子の質は低下する。自身の経験に加え、日々の診療経験からも手放しで35歳以上の出産を推奨はできないというのが産婦人科医としての本音という。不妊治療、妊娠中のトラブル、分娩方法…。出産へのチャレンジが35歳以上、40歳以上になってしまった女性が安全に産むために知っておきたい知識、アドバイスをイラスト図解
晩婚化が進み30代後半での初産は珍しくない昨今だが、高齢妊娠・出産には困難が伴う。卵子の老化が影響し、妊娠しにくく流産しやすい。不妊治療は妊娠・出産時のトラブルを増加させる。婦人科系の疾患などが合併する例も増えている。妊娠前は健康な母体でも「40歳以上」というだけでハイリスク妊娠に分類されるのが現実だ。
本書では、母子ともに安全な出産を実現するために、不妊治療、妊娠時・出産時に起こりうる問題と対処法、産後の過ごし方など、高齢妊娠・出産ならではの注意点をイラストをまじえながら、わかりやすく提示。最新情報を網羅した決定版。
〔本書の主なポイント〕
●子づくりには「適齢期」がある。挑戦は早めに
●「四〇歳代」なら、それだけでハイリスク
●卵子の老化とは?
●タイムリミットは個人差大。産める体づくりを
●「二人目不妊」に悩む人はどうしたらいいか?
●不妊治療と出生前診断
●リスクが低ければ病院・産院選びの選択の幅が広がる
●妊娠中にみられる「マイナートラブル」のいろいろ
●高齢妊娠は「安定期」に入っても油断できない
●高齢出産だからこそ分娩方法は「安全第一」で選ぶ

発達障害の子を育てる本 ケータイ・パソコン活用編
健康ライブラリー
発達障害の子の生活・学習支援に、ケータイやパソコン、タブレットなどのツールが活用されはじめました。読み書きや記憶、集中などに困難のある子が、ツールを使うことで本来の力を発揮できるようになっています。本書は、それらの実例を参考にしながら、役立つツールとその活用法を多数紹介しています。家庭や学校にいまあるもの、手に入りやすいものを中心に掲載しました。家庭での管理の仕方、学校での導入の仕方、親と教師が相談しておきたいポイントも解説しています。今日からツールを活用して、子どもが楽しく生活・学習できる環境をつくりましょう!
【主な内容】
●すぐに使えて簡単な「アルテク」を紹介します。「アルテク」とは? 本書をご覧ください。
●読み書きが困難なら、ツールを活用して、別の方法で学んでみましょう。本来の力を発揮し、勉強への意欲をとり戻す子がたくさんいます。
●ケータイ、パソコン、タブレットは、小学1年生から十分に使えます。読み書きが困難な子は小学3年生くらいになると、授業への苦手意識が明確になってくる場合も。それまでに使いはじめましょう!
●音声読み上げソフト、スキャナ、テキスト入力機器、音声入力ソフト、デジタルノート、ノイズキャンセリングヘッドホン、ボイスレコーダー、マッピングソフト、プレゼンテーションソフト、オンラインカレンダー、リマインダなどの機器・サービスの活用法を紹介。どんな子に向き、どんな注意点があるか、解説しています。
●ケータイやパソコンなどのツールを使ったことで、生活が好転した事例も紹介。日本では希望の大学に進学できなかった人が、ツールを使いやすいアメリカに移って国家資格をとり、働いています。
●よくある質問への回答も掲載しました。「ネット接続やゲームは問題にならないの?」「読み書きの力が落ちるのでは?」「特別扱いにはならない?」などの疑問点が気になる方は、ぜひ本書をお読みください。
●支援ツールを導入する保護者、教師、支援者のみなさんに知っておいていただきたい考え方、「合理的配慮」も丁寧に説明しました。支援はどこまでするべきか、どこまでなら特別扱いにならないか。その基準がわかります。

適応障害のことがよくわかる本
健康ライブラリー
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【とらえにくい心の病がまるごとわかる決定版】
適応障害は、職場や学校、家庭など、現実の生活に適応できなくなる病気。
病気と健常の境にあるような疾患のため、かえってとらえにくく、これまで一般向けに解説した書籍はほとんど出版されていない。
だが、現実には「適応障害」と診断される人は多い。精神的ストレスが原因となる病気であるため、今後も患者は減少するはずもなく、正しい知識がますます必要とされることになるだろう。
本書は医学的な見地から、適応障害の原因、症状、治療法をわかりやすいイラストを用いて図解した初の一般読者向け解説書。
【本書の主なポイント】
●適応障害は、こころの病気のひとつ
●重症化するとほかの病気に診断が変わる
●不安や抑うつを伴うタイプ、情緒や行為の障害を伴うタイプがある
●原因となるストレスが除かれれば半年以内に症状がなくなる
●表面上は変わらないので怠けていると誤解されやすい
●発症しやすいのは、がんばりすぎるタイプだけでない
●原因となっているストレスをつきとめるのが治療の第一歩
●治すのは自分。「よくなりたい」という強い気持ちをもって
【本書の構成】
第1章 ストレスに適応できず起こる病気
第2章 多くの人は抑うつと不安が主症状に
第3章 原因はストレスと本人の資質による
第4章 正しい診断が適切な治療につながる
第5章 精神療法と生活療法で再スタート

1日5分! 大人のビジョン・トレーニング 勉強も仕事もどんどん楽しくなる!
健康ライブラリー
既刊『発達障害の子のビジョン・トレーニング』の続編。幼児から小学生までを対象とした既刊が好評のため、続いて、中高生から大人までを対象とするトレーニング法をまとめます。
今回は発達障害の人だけでなく、一般の中高生・大人も読者対象とします。教科書や仕事の書類、新聞が読みづらくて困っている人向けです。1日5分のトレーニングで見え方がよくなり、仕事、勉強の能率がどんどんアップ。生活がガラッと変わることを、事例をまじえて紹介します。

解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病
健康ライブラリー
「一人のはずなのに、うしろに誰かがいる」「現実なのに遠くの世界のよう」「体から魂が抜け出て自分を見下ろしている」「メールや電話の履歴があるのに記憶がない」……。このような解離症状がある心の病気は少なくなく、不安や恐怖を感じて受診しても、統合失調症やうつ病、境界性パーソナリティ障害などと診断され、改善せず慢性化してしまうケースが多い。解離はなぜ起きるのか。不思議な病態を解き明かし、回復に導く一冊。
解離性障害は一般的には数少ない心の病気ですが、解離の症状はけっして少なくあ りません。うつ病、統合失調症など、ほかの精神疾患にもみられる症状であるだけでなく、健常者にもある症状です。ところが、そのことが医師にもあまり知られていないため、ほかの精神疾患との誤診がたいへん多くなっています。本書では、解離の症状をもつ本人の訴えをとりあげ、精神医学的に解説します。わかりにくい症状を、イラスト やチャートなどを使い、ひと目見て理解できるようなページ構成になっています。

面白図解 はじめての「解剖学」
健康ライブラリー
解剖学は楽しい!
看護師の卵や医学生など、将来医療の世界で働く若者にとって、解剖学は絶対にマスターしなければ必須知識です。しかし、難解かつ膨大な専門用語が登場するため、苦手意識を持つ人が少なくありません。でも、精緻なる人体の構造と機能を解き明かす解剖学は、本来は知的好奇心を大いに刺激するエキサイティングな学問です。本書は、類書にこれまでに見たことのない斬新なメディカルイラストをふんだんに駆使して、「人体のしくみ」な軽妙な文章でわかりやすく解説しました。暗記や努力とは無縁の「楽しい解剖学」を一緒に勉強しませんか?

マンガと図解でよくわかる! 乳房再建のすべて
健康ライブラリー
乳がんで失った乳房を再建したいと思ったら、どうすればいい?
再建法の選び方から再建後の生活まで、この1冊ですべてがわかります!
乳がんは、この20年ほどで罹患数が2倍以上に増えており、2006年には5万人以上が乳がんにかかっているという報告があります。乳がんになってしまうと、多かれ少なかれ乳房を切除しなければなりません。それは、女性にとってとてもつらいことです。
以前は、乳がんの患者さんは、「乳房を失ったまま、病後の生活を送る」ということも多かったようですが、
近年、乳房を再建したいと考える女性が増え、また形成外科技術の進歩などによって、きれいな乳房が再建できるようになりました。
この本には、どのように乳房を再建するのか、どうすれば満足のいく再建ができるのかなど、
乳房を再建したいと思ったときに知っておきたいことが、マンガと図を交えてわかりやすくまとめられています。
再建の方法については、自分の身体の組織(自家組織)を移植する再建法、人工乳房(インプラント)を挿入する再建法など、
現在、行われているほとんどすべての方法を網羅しています。
また、その人に合った再建法の選び方や、手術後の生活などについてもていねいに解説しています。
乳房再建の豊富な経験を持つ医師の監修による、乳房を再建したいと考えているすべての人に役立つ“ガイドブック”です。