こころライブラリー作品一覧

生と死の極限心理 サバイバルの限界を考察する
生と死の極限心理 サバイバルの限界を考察する
著:広瀬 弘忠
こころライブラリー
あなたは大事故・大災害で生き残れるか? 9・11ワールドトレードセンター、生還したアムンゼン隊と全滅したスコット隊、……そのとき彼らはどう行動したか。死の淵から生還したサバイバーの証言をもとに、ギリギリまで追いつめられた人間のすさまじい「生への執念」を追う。生き残るために何が必要か?(本書は1998年講談社刊『生と死の境で生き残る人、命を失う人』を大幅に加筆修整・改題して刊行した。) 死の淵からの生還! ギリギリまで追いつめられた人間のすさまじい「生への執念」を追う! 「生き残る」ために何が必要か ●南極点到達後、全員が生還したアムンゼン隊と、全滅したスコット隊 ●雪山で遭難し、ついにはカニバリズムに至ったダナー隊の悲劇 ●偶然が生死を分けた9.11ワールドトレードセンター ●極寒の荒海から生還した、青函連絡船・洞爺丸の遭難者たちの決断 ●サバイバル後のサバイバーを襲う不安と、癒えない心の深傷 ※本書は、1998年3月に『生と死の境で生き残る人、命を失う人』として講談社より刊行したものを、大幅に加筆修整・改題して新たに出版しました。
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うつからの完全脱出
うつからの完全脱出
著:下園 壮太
こころライブラリー
陸上自衛隊カウンセラーが明かす完全復帰までの克明レポート。自殺衝動から遺書まで書いたJ君は、どうやって「うつ地獄」から生還したのか。厳しい環境のなかでうつ状態になった隊員のリハビリを行ってきた経験から、うつからの脱出を当事者と支援者(家族・医師・カウンセラー)の共同作戦と考える。目標は9つの関門突破だ。各関門を突破しながら「長いけれど必ず治る」戦い方を指南。だから、あなたのうつも必ず治る! 陸上自衛隊カウンセラーが明かす完全復帰までの克明レポート だから、あなたのうつも必ず治る! 焦り、不安、自己嫌悪、そして自殺衝動の嵐―― 遺書まで書いたJ君は、どうやって「うつ地獄」から生還したのか。 私は陸上自衛隊のカウンセラーである。縁あってこれまで多くの人の「うつ状態からのリハビリ」を支援してきた。もともと自衛官は、厳しい環境で任務を達成することを要求され、心理的にも肉体的にも大きなストレスにさらされる職業である。……私は、うつからの脱出を当事者と支援者(家族・医師・カウンセラー)の共同作戦と考えている。また、その長い道のりには、多くの人が同じように苦しむいくつかの関門があると認識している。――<「はじめに」より>
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死ぬときは苦しくない
死ぬときは苦しくない
著:永井 友二郎
こころライブラリー
ミッドウェー、キスカ、トラック島で死線をくぐった元海軍軍医、88歳の現役医師が贈るやすらぎの死生観--「あるがままに受け入れれば、『死』は怖くない」。太平洋戦争で多くの死に立ち会った著者が気づいたこと、それは「人間の意識は、肉体がすべての機能を停止するより大分手前の早い時期に失われる」ということだった。自らの臨死体験、これまで出会ったさまざまな死を通して「臨死」を語る。(2006年7月初版) 最後に、どうしても伝えたいことがある。 あるがままに受け入れれば、「死」は怖くない ミッドウェー、キスカ、トラック島で死線をくぐった元海軍軍医、88歳の現役医師が贈るやすらぎの死生観―― 第1部 死ぬときは苦しくない  太平洋戦争・私の戦歴、死の恐怖の中から得た諦念、  空襲のさなかの失神体験 ――ほか 第2部 人間の死について――私の出会った死  死は「別れのとき」、家族全員が見送った見事な最期、  江國滋氏の食道癌、「生前の弔辞」を求めた婦人 ――ほか 第3部 死をめぐる日本の文化  日本人と仏教(西行、道元、一休)、  江戸の文化人(芭蕉、本居宣長)、  キリスト教の指導者(内村鑑三、新渡戸稲造) ――ほか
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中年期うつと森田療法
中年期うつと森田療法
著:北西 憲二
こころライブラリー
森田療法とは不安の理解とその治療に焦点を当てた精神療法のこと。若さを失う、夢や職を失う、さらに身近な人の死など、中年期のさまざまな変化と喪失から起こるうつ。この「中年期うつ」から回復し、あるがままに生きていくためには何が必要か。本書は、森田療法が「うつ」をどうとらえるかを説き、「うつ」からの回復と生き直しをめざす、人生の転換期に起きた危機を乗り切る処方箋である。 人生の転換期 ミッドライフ・クライシスをどう乗り切るか! 「中年うつ」回復の処方箋 とらわれからの打破、あるがままに生きる 森田療法とは不安の理解とその治療に焦点を当てた精神療法 仏教では私たちの苦悩は、生老病死から引き起こされるとします。つまり生きること、老いること、病にかかること、そして死ぬことへの苦悩です。これらの苦悩の解決に森田療法が役に立つことがわかってきたのです。――<本文より> 「うつ」から回復するということは、単に「うつ」に陥る前に戻るということではありません ●失う時代、生き直しのとき ●「うつ」の心理を理解する ●「うつ」の悪循環 ●「うつ」はどのように引き起こされたのか ●「うつ」からどう回復できるか ●家族にできること、してほしいこと ●森田療法にできること
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大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方
大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方
著:傳田 健三,絵・装画:かなしろ にゃんこ
こころライブラリー
クヨクヨから脱出しよう。 イライラをやっつけよう。 親にしかられたり、友だちとけんかしたり……うまく行かないことばっかりでこころが凹んでも、そこから立ち直る方法があるんです! <自分のほんとうの性格がわかるチェックリストつき>
先生、教えて! なぜ、好きにしちゃいけないの?
先生、教えて! なぜ、好きにしちゃいけないの?
著:岡崎 光洋
こころライブラリー
誰にも言えない秘密の悩み、『生徒諸君!教師編』のナッキーといっしょに考えよう! 読めば元気と勇気がわいてくる 中学生の「悩みの参考書」 ●あなた自身のこと ●友だちのこと ●性のこと ●学校のこと ●親のこと ●キミたちへの手紙
山折哲雄対談集 日本人のこころの旅
山折哲雄対談集 日本人のこころの旅
著:山折 哲雄
こころライブラリー
日本人の精神源流を読み解く 悩める現代人のこころのふるさとを求めて 10人の碩学が神道から仏教、キリスト教、イスラム教までの宗教観の系譜を語り尽くす! 世界に悲しい事件が絶えないように、われわれの生命の深層にも声にならない悲哀の旋律が流れはじめているのである。 そういえば神の栄光をたたえるレクイエムや賛美歌にも、その悲哀のメロディーが流れていた。地の底をはうようなコーランの詠唱にも、そして菩薩の慈悲に与ろうとする声明やご詠歌の旋律のなかにも、それは絶えることなく流れつづけている。悲しみのなかの共生、という言葉がふと浮かぶ。悲哀のなかの連帯というイメージが、いまさらのようによみがえる。しかし本当のところをいえば、これこそがそもそも宗教の原風景というものだったのではないか。――<「序にかえて」より> [主な内容] 日本宗教の源流 梅原猛(哲学者) 日蓮の思想 渡邊寶陽(立正大学名誉教授) 日本人の美意識と宗教 ドナルド・キーン(コロンビア大学名誉教授) 神道とは何か 工藤伊豆(神社本庁前総長) 宗教と心理療法 河合隼雄(文化庁長官) 法と宗教 中坊公平(元日本弁護士連合会会長) 仏教とイスラム教 森本公誠(華厳宗管長、東大寺別当) 「南無アッバ」への道 井上洋治(カトリック司祭) 禅の世界観 柳田聖山(京都大学名誉教授) 仏教と女性の影響 バーバラ・ルーシュ(コロンビア大学名誉教授)
「運命愛」は取り戻せる
「運命愛」は取り戻せる
著:宗像 恒次
こころライブラリー
こんなヤツと結婚しなければよかった! だけど離婚はできないし、このまま我慢しなくちゃならない?……とはいうものの、どんな夫婦も脳の神経細胞どうしが魅かれあい「運命の出会い」で結ばれた世界に1つしかないベストカップルなのです。自分も知らない、愛に満たされなかった過去の記憶が、相手の存在を必要としているのですから。「これからふたりの関係がよくなるなんて、どうせ無理」とあきらめる前にもう一度。 こんなヤツと結婚しなければよかった! だけど、離婚なんてできないし。ずっとこのまま我慢しなくちゃならないんだろうか…… ……とはいうもののどんな夫婦も脳の神経細胞どうしが魅かれあい「運命の出会い」で結ばれた世界に1つしかないベストカップルなのです。 自分も知らない、愛に満たされなかった過去の記憶が、相手の存在を必要としているのですから。「これからふたりの関係がよくなるなんて、どうせ無理」とあきらめる前にもう一度。 ●結婚相手を間違えた? ●隠された「夫の思い」 ●妻の期待、夫の期待 ●本来の自分になるために ●生活夫婦から愛情夫婦へ ●離婚、それとも仕切りなおし? ●夫婦のコミュニケーションは愛の信号にのせて
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癒しのメーリングリスト
癒しのメーリングリスト
著・編:田村 毅
こころライブラリー
母親を殺したいと思ったことがある。 10年間も精神科に通っている。 自分なんか必要とされていない。 みんなと一緒に死にたくなる。 誰にも話せなかったこと ここでならなんでも言える 「癒しのメーリングリスト」に参加しているメンバーは、皆、何かしらの生きづらさを抱えています。メールで悩みを投稿しあい、共感しあうことで「つらいのは自分だけじゃない」ことが発見できるのです。 自分をまるごと誰かに受け止められてはじめて、苦しみに立ち向かう勇気がわいてくる。インターネットという伝達手段だからこそ生まれた、希望の光に満ちた物語。 <本書の内容から> ●子どもは親を選べない ●わたし、友だちがいないんです ●セックスは愛の確証ですか ●死と向き合っているわたしたち ●こんなカウンセリングってありですか
大人も知らない「本当の友だち」のつくり方
大人も知らない「本当の友だち」のつくり方
著:松本 啓子,著:かなしろ にゃんこ
こころライブラリー
自分をわかってもらえるって気持ちいい!超うれしい! 本当の友だち――それは、ありのままの相手を大切にし、ありのままの自分も大切にしてもらえる関係のこと。きらわれたくないから、と「いい人」をしているばかりでは友情は育ちません。毎日の学校生活で友だちと心を通わせ、もっともっとなかよくなれる方法が満載です!
こころを癒す音楽
こころを癒す音楽
その他:北山 修
こころライブラリー
ミュージシャンと深層心理学者。2つの領域を橋渡ししてきた編著者がライフワークとして取り組んだ音楽とこころの不思議な関係。楽しくて、ちょっとせつなくて、懐かしいこころにまつわる35の物語。 あなたにとっての「癒され曲」ベスト1は何ですか? たった1つの曲が日々をうるおし、人生までも変えるのはなぜなのだろうか? 九州大学人間環境学研究院北山研究室で行われたミュージック・デザイン・プロジェクト。こころの専門家たちに、これまでの人生で癒された曲を選んでもらい、ヒーリング・ミュージックの傾向を探った。本書は、その中から35人にそれぞれの曲にまつわる思い出を書いてもらうことで、音楽がこころに与える影響を解き明かそうとしたものである。 <登場する曲> ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/スタンド・バイ・ミー/ジャンゴ/ブラームスの交響曲第4番/イパネマの娘/海原越えて/島歌/ワンモア・タイム、ワンモア・チャンス/ショパンのノクターン/贈る言葉/無伴奏チェロ組曲/モーツァルトのレクイエム/22才の別れ/愛のあいさつ/タイム・トゥ・セイ・グッバイ/真夜中のギター/浜辺の歌/カノン/素敵な夢を叶えましょう/ブラームスの子守歌/鳥の歌/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/ヘイ・ジュード/青春日記/ティアーズ・イン・ヘブン/赤とんぼ/希望/ムーン・リヴァー/エリーゼのために/東京だョおっ母さん/上を向いて歩こう/ロベルト・シューマンの癒しの3曲/春よ、こい/雅楽(越天楽)/ユア・ソング
子どものうつ 心の叫び
子どものうつ 心の叫び
著:傳田 健三
こころライブラリー
著者がリーダーを務めた国内初の「子どものうつ」実態調査(文部科学省)で、小学生の12人に1人、中学生の4人に1人が「うつ」になっているという衝撃の結果が明らかにされました。急増するうつ病は、大人だけのことではありません。子どもだって、うつになるのです。児童青年精神医学を専門とする著者が、大人よりわかりにくく見逃されやすい「子どものうつ」との向き合い方、治療法を紹介します。 小学生で12人に1人 中学生で4人に1人が「うつ」になっている 全データ初公開 文部科学省が取り組んだ、国内初の「子どものうつ」実態調査。そのチームリーダーをつとめた著者が、衝撃の事実を明らかにする。 子どもも大人と同じ時代に生きています。 大人にうつ病や自殺や犯罪が急増している同じ現実に生きているのです。(中略)程度の差こそあれ、子どもだって大人と同じ感性を持ち、同じ対人関係に悩み、同じ欲求があり、同じ理性と攻撃性を持っていると思います。つまり、大人に起こるだいたいのことは、子どもにも起こりうると考えたほうがよいのではないでしようか。子どもだって、うつになるのです。――<本文より>
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自殺未遂
自殺未遂
著:高橋 祥友
こころライブラリー
年間3万人を超える自殺者。その10~20倍は未遂者がいる。「自殺してしまいたい」と「苦しみを止めてほしい。生きていきたい」という気持ちの間で激しく揺れ動く人たち。自分の周りに、もしそんな人がいるとしたら何が出来るだろうか。絶望の淵にいる人たちの叫びを受け止め、何とか生の側に引き戻すには? 自殺心理の第一人者が25年余にわたって取り組んできた衝撃的な未遂の実態を明かし、立ち直るための精神療法を紹介。 私を助けてください! 年間3万人を超える自殺者。その10~20倍は未遂者がいる。自殺心理の第一人者が25年あまりにわたって取り組んできた衝撃的な未遂の実態を明かし、立ち直るための精神療法を紹介する。 父親からひどい虐待を受け続け、「生きていても無駄」「自分の居場所がない」という強い感情が常につきまとっていた。 あるとき、インターネットで手首を切る人々のホームページを見て、自分と同じような境遇の人がいることに驚いた。そして、カッターナイフを手首に当てた。うっすらと切り傷ができたが、皮膚を浅く傷つけただけで血も出なければ、痛みもなかった。今度はもう少し深く切りつけた。血が滲んできたが、痛みを感ずるどころか、かえって、それまでの不安や緊張が一挙に薄れる思いさえした。――<14歳、A子さんのケース> ●私が出会った未遂者たち ●自殺未遂の実数・男女差・方法 ●家族の病理が浮き彫りになる ●自殺者の9割が「こころの病」を抱えている ●「死にたい」が「生きたい」に変わるとき ●精神科医はいつも傍らにいる
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恋愛不安
恋愛不安
著:香山 リカ
こころライブラリー
彼の気持ちがわからなくて。この恋を続けていいのか知りたくて。--幸せなはずの恋が、なぜこんなにつらくなってしまうのか? その答えのヒントは心の発達過程にあるのかもしれません。さまざまな恋愛エピソードを例に、他者と自分との関係を見つめ直し、「恋愛不安」の心理的メカニズムを解き明かします。不安から抜け出すための11の処方箋も紹介。 彼の気持ちがわからなくて。この恋を続けていいのか知りたくて。 幸せなはずの恋が、なぜこんなにつらくなってしまうのか?「恋愛不安」の心理的メカニズムを解き明かす。 一般に女性は自分ひとりでは自分の価値を確信することができず、いつも「だれかに選ばれていること」を通して「私はこれでいいんだ」と自己肯定している、しかもいったんそうできてもすぐにまた「捨てられたらどうしよう」「この人でいいんだろうか」と迷いはじめる……。つまり、少しむずかしい言い方をすれば、女性は“他者(具体的には恋人)の視線”を受ける中でしか自分でいられない、ということになるかもしれません。――<本文より> ●あなたに出会いがない理由 ●ノーと言われるくらいなら…… ●運命の恋か、ひとり芝居か ●結婚できれば、それで「勝ち」? ●恋愛不安の心理的メカニズム ●不安から抜け出すための11の処方箋
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こころのバランスが上手にとれないあなたへ
こころのバランスが上手にとれないあなたへ
著:田中 千穂子
こころライブラリー
どうして私のこころは、こんなにすぐ傷つくのだろう。他人のなにげない言葉や態度に簡単に怯えたり、落ち込んだりするのだろう。どう思われるかを気にしすぎて、自分を見失ってしまう――。こころが煮詰まり壊れてしまう前に、育ちを振り返り、母親との関係を見直すことで、ありのままの自分を大切に生きるための方法が見えてくる。自分で自分を理解し、過去はどうでも未来は自分で紡いでいくための一冊。 どうして私のこころは、こんなにすぐ傷つくのだろう? 他人のなにげない言葉や態度に簡単に怯えたり、おちこんだりする。どう思われるかを気にしすぎて、自分を見失う――。こころが煮詰まり壊れてしまう前に、育ちを振り返り、母親との関係を見直すことで、ありのままの自分を大切に生きるための方法が見えてくる。 ●自由に生きていいからこそ、こころが迷う ●育ちを振り返ることで見えてくる「自分」 ●箱庭療法で自分のこころを探る ●こころを言葉に置き換えることの大切さ ●未来は自分で紡いでいける ●自分でする「こころの手入れ」法
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<新装版> トラウマ
<新装版> トラウマ
著:マス・ディビッド,訳:村山 寿美子,監:大野 裕
こころライブラリー
いま注目を集めるPTSDから立ち直る法。 震災、交通事故、レイプ、幼児虐待などで、心に深い傷を負った人たちが悩まされる不安、不眠、悪夢……。 ●PTSD(心的外傷後ストレス障害)とはなにか。 ●人間はトラウマにどう対応してきたか。 ●PTSDを「巻き戻し法」で治療する。 ●こころの後遺症を克服した人たち。 ●職場や家庭でも必要なトラウマ対策。 ●解説――日本におけるトラウマ対策と治療。
中年の達人
中年の達人
著:高橋 祥友
こころライブラリー
つらくても弱音を吐かない。バリバリと多忙を極めてこそ男の仕事。今の若い者は本当にだらしない。――こう思う人は「中年の達人」にはなれない。仕事、夫婦、子ども、老親、人生の山がいくつも連なるこの時期。そもそも中年期は「危機の時期」なのだ。人生を整理していく段階にさしかかった世代が、こころのバランスをいかに取り、これからの人生にどう備えるかを考える。40半ばから50代必読の一冊。 中年のための「こころの危機」の乗り越え方 つらくても弱音を吐かない。バリバリと多忙を極めてこそ男の仕事。今の若い者は本当にだらしない。――こう思う人は「中年の達人」にはなれない。そもそも中年期は「危機の時期」なのだ。自分でこころのバランスをいかに取り、これからの人生に備えるか、について考える。 ●中年期には誰にも危機が訪れる ●「忙しい自分」に酔っていないか ●悩みをひとりで抱え込んではいけない ●人生を整理していく段階に入る世代 ●自分だけの時間を大切にしよう ●自分の人生に達観する ――それが「中年の達人」だ
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こころの自然治癒力
こころの自然治癒力
著:大野 裕
こころライブラリー
私たちのこころには、傷ついても自ら回復させる「自然治癒力」が備わっています。つらい気持ちのときでも、自分を信じ、元気を取り戻す「コツ」を身につけましょう。まずは考え方を広げてみると、気持ちが楽になってきます。上手な怒り方をマスターすると、自信がついてきます。自分を「ダメ人間」と思い込むメカニズムも知っておきましょう。「こころの自然治癒力」は、誰にも高められるものなのです。 自分を癒し立ち直らせる力 私たちのこころには、傷ついても自ら回復させる「自然治癒力」が備わっています。つらい気持ちのときでも、自分を信じ、元気を取り戻す「コツ」を身につけましょう。 ●ストレスが増え、気持ちの負担が大きい時代 ●自分を「ダメ人間」と思い込むメカニズム ●考え方を広げると、気持ちが楽になってくる ●「上手な怒り方」を身につけると自信がつく ●「一歩離れた目」「新しい自分」の育て方 ●「こころの自然治癒力」は、誰にも高められる
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「したくない症候群」の男たち
「したくない症候群」の男たち
著:梶原 千遠
こころライブラリー
「母の愛」が生み出した男たちの精神病理 男になりたくない。一人になりたくない。 積極的に生きることを拒否する彼らの横には、いつも「優しい母」がいる。父親不在と母子密着―― 現代社会に特有の家族形態が生んだ男たちの心の歪みを分析・処方する。 ●密着した母と息子の生活が生む精神病理 ●肥大化した自己イメージと現実との葛藤 ●人との距離がうまくとれない理由 ●「言わなくてもわかってほしい」という甘え ●父親が不在だと男になることを学べない ●「増殖する母性」の時代をどう生き抜くか
心療内科医のメルヘン・セラピー
心療内科医のメルヘン・セラピー
著:中川 晶
こころライブラリー
不安感や憂うつ感が消える 心理療法の新しい波、ナラティブ・セラピーを経てたどりついたメルヘン・セラピーの可能性。 恐怖心を取り除いたり、問題から距離をつくれたり、自分のペースで楽しめるメルヘン・セラピー。 ●人間関係の悪さに悩んでいませんか? ●自分の性格を嫌いになっていませんか? ●いま、困った状況に陥っていませんか? ●心理療法に疑問を持っていませんか? ●人生が虚ろになっていませんか? ●ココロの重荷が軽くなる11の物語