星海社新書作品一覧

編集とは何か。
星海社新書
なにしろ、編集が好きなんです。
文芸、漫画、デザイン、絵本、医療、ファッション、写真、アート……
ジャンルも、足跡も、十人十色
知ること、伝えることに貪欲であり続ける、14名の編集者の言葉の果てにたどりついた、「編集とは何か。」
反響大の「ほぼ日」特集連載、書籍化!
ーーーーーー
本書は、糸井重里氏主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて総勢400名以上にインタビューを重ねてきた著者が、14名の編集者に「編集とは何か」について問い、彼らの作品への関わり方から読者への届け方まで、そのまなざしや息づかいをも内包した言葉をまとめた一冊です。それぞれの分野で培った智慧と経験とを惜しみなく披露してくれた編集者たちの言葉は、他の様々な仕事にも通じる示唆に富んだものでした。目まぐるしい社会の変容と呼応するように、「編集」もまた進化を遂げる。14名の「編集とは何か」を知れば、「編集」の現在地と未来が見えてきます。
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<収録インタビュー>
新谷学 『文藝春秋』編集長
石田栄吾 『たくさんのふしぎ』編集長
津田淳子 『デザインのひきだし』編集長
白石正明 医学書院『ケアをひらく』シリーズ
岩渕貞哉 『美術手帖』総編集長
金城小百合 『週刊ビッグコミックスピリッツ』編集者
鈴木哲也 『honeyee.com』創刊編集長
白戸直人 中公新書 前編集長
土井章史 トムズボックス代表
矢野優 『新潮』編集長
姫野希美 赤々舎代表
久保雅一 小学館
新井敏記 『SWITCH』編集長
河野通和 前ほぼ日の學校長
コラム「VOWのこと。」
古矢徹 『VOW』2代目総本部長
藪下秀樹 『VOW』シリーズ担当編集者
「あとがきに代えて」
ターザン山本! 『週刊プロレス』元編集長

埋もれない声優になる! 音響監督から見た自己演出論
星海社新書
埋もれないために、とことん自分自身と向き合いなさい!
音響制作の現場は常に魅力のある新人がいないか探しています……。ところが、そういう新人声優にはめったにお目にかかれないのです。そんなミスマッチはどうして生まれるのか、解消するにはどうしたらいいのか、長年の経験から導かれた提言をまとめました。
さらに、地方にいても自力で声優になれた人、プロへ指導してさらなる演技の幅をもたせる専門家、ダンス初心者をステージにあげる振付師、自ら声優として活躍しながら後進の育成にも注力する役者たち、それぞれと著者の対話によって浮かび上がってくるリアルな言葉の数々。声優になるために今すぐ実践すべきこと、その理由が理解できる1冊です。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
激動の最中にある声優業界
音響監督の仕事とは?
この本の構成について
第1章 新型コロナで露見した声優業界の危機、声優に求められる職能の変化
第2章 声優という仕事の本質的な意味
第3章 なぜ、専門学校や養成所に通ってはいけないのか
第4章 可能性は「オーディション」「地方」「自分自身」にある
第5章 ボイストレーニングのプロに聞く 青拓美 対談
第6章 振り付け、ダンス指導のプロに聞く MIKA 対談
第7章 地方から声優へ、自力で道を切り開いた経験者に聞く 佐々木未来 森嶋優花 鼎談
第8章 私塾を立ち上げた理由、声優業界の変化と危機感を聞く 緒方恵美 対談
第9章 現役声優にして青二塾塾長、豊富な経験から導かれる現在を聞く 古川登志夫 対談
おわりに

南北朝の動乱 主要合戦全録
星海社新書
合戦からひもとく「天皇が二人いる」混乱の時代
日本史上初の武家政権であった鎌倉幕府が終焉したとき、なぜ天皇が二人になり、国内が相分かれて争うことになったのか。後醍醐天皇の倒幕運動をきっかけとして、護良親王、北畠顕家、楠木正成、新田義貞、足利尊氏、高師直など『太平記』で知られる有名武将たちは何のために戦い、また散っていったのか。本書では、戦国・織豊時代と比較すると個々の「合戦」の実態がほとんど知られていない南北朝時代の主要合戦にスポットを当て、合戦の背景や経過、合戦のもたらした影響について、気鋭の中世史研究家たちが詳しく解説する。
(編・著者)
渡邊大門
(著者)
生駒孝臣、稲川裕己、小谷徳洋、谷口雄太、千葉篤志、秦野裕介、前川辰徳

「表現の自由」の闘い方
星海社新書
永田町の最前線から振り返る、「シン・表現規制」の事件の数々
「表現の自由」を掲げ、参議院選挙で54万票を獲得した自民党議員・山田太郎が、表現規制の最前線を語り尽くす! 行きすぎたジェンダー論、スクショ違法化、漫画村、香川ゲーム規制条例……、令和の「表現の自由」は、自ら打って出なければ守れない。本書は、マンガ・アニメ・ゲームが当たり前にある私たちの生活を守るため、山田太郎が永田町のなかでどのように闘ってきたのかを明らかにするものである。マンガ家・赤松健による描き下ろしマンガ、さらに同氏との特別対談も収録。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
2021年は表現規制の転換点
本著執筆の理由
表現の自由の闘いを記録する重要性
2010年の「非実在青少年(東京都青少年保護条例)」規制
「非実在青少年」のその後
2012年から2016年の5年間の動き~何度も迎えた大きな危機
児童ポルノ禁止法改正とマンガ・アニメの運命は(2013年、児童ポルノ規制法)
二次創作やコミケが救われた日(2014年、TPP著作権非親告罪化問題)
有害図書指定との闘い(2016年、軽減税率の有害図書指定問題)
第1章 日本国民のネット生活を脅かす静止画DL違法化問題
第2章 世界規模で広がり続ける海賊版との闘い
第3章 ゲーム規制問題の背景はいかに
第4章 外圧と問われる政府の基本政策
第5章 複雑化する著作権法と表現の自由
第6章 ネット上の誹謗中傷対策と匿名表現の自由
第7章 コロナ禍と同人誌即売会のかつてない危機
第8章 国力に直結するフリーランス待遇問題
第9章 失われゆくIPを守れ コンテンツアーカイブの課題
第10章 国際化する表現の自由の問題
第11章 私たちを内側から蝕む自主規制問題
巻末対談 赤松健×山田太郎
おわりに

「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!
星海社新書
<好評4刷出来!>
<推薦コメント到着!>
ページをめくると
聞こえてくるよ
シティポップへの真摯なラブコールが
ーー伊藤銀次
この時代を知る人、新しく出会った人、
どちらへも明快な輪郭を持ったガイド本として導いてくれるに違いない
ーー佐藤竹善(Sing Like Talking)
空前のリバイバル! 全世界で鳴り響いている「シティポップ」。
その熱狂を凝縮した、入門書にして決定版。
クリエイティビティに富んだ作品群から厳選したアルバム100枚を精緻にレビュー!!
ロックやソウルなど洋楽の要素を取り込み、鮮やかな色彩感覚で洗練された都市の情景を描きながら、憂いや哀愁をも含んだ日本独自の音楽ジャンル、「シティポップ」ーー1970年代から80年代にかけて日本で誕生したこの「都市型ポップス」が2010年代のネットコミュニティの隆盛により、竹内まりや「プラスティック・ラブ」をはじめとした作品の数々が世界に発見され、急拡大した。本書はシティポップ史に燦然と輝く名盤から、先人の遺伝子を受け継ぎ昇華し続ける次世代盤まで、シティポップを紐解くうえで決して外すことのできない必聴の100枚を厳選し、30年にわたり日本のポップミュージックシーンと併走してきた著者が一枚ずつ丹念にレビューする。時代も国境も軽々と越えた、語り継ぐべき「日本の文化遺産(シティポップ)」に耽溺してほしい。
カバー装画:鈴木英人
<本書掲載アーティスト>*本書より抜粋
SUGAR BABE、荒井由実、鈴木茂、大貫妙子、加藤和彦、南佳孝、松原みき、大滝詠一、寺尾聰、山下達郎、伊藤銀次、佐藤博、吉田美奈子、杏里、稲垣潤一、杉真理、角松敏生、松田聖子、杉山清貴&オメガトライブ、竹内まりや、ティン・パン・アレー、Char、尾崎亜美、小坂忠、ラジ、笠井紀美子、やまがたすみこ、細野晴臣&イエロー・マジック・バンド、高橋ユキヒロ、サディスティックス、小林泉美&Flying Mimi Band、中原理恵、サーカス、郷ひろみ、広谷順子、五十嵐浩晃、岩崎宏美、EPO、伊勢正三、井上鑑、佐野元春、東北新幹線、濱田金吾、中原めいこ、AB'S、須藤薫、山本達彦、村田和人、国分友里恵、来生たかお、菊池桃子、1986オメガトライブ、飯島真理、鈴木雅之、今井美樹、Original Love、小沢健二、GREAT3、具島直子、古内東子、キリンジ、比屋定篤子、NONA REEVES、冨田ラボ、畠山美由紀、流線形、Lamp、土岐麻子、一十三十一、シンリズム、LUCKY TAPES、星野みちる、SPiCYSOL、never young beach、Yogee New Waves
など

皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで
星海社新書
皇室の私的な学問研究から見えてくる、もう一つの日本近代史!
天皇や皇族は多忙な公務の傍らで学問研究に励んできた。例えば粘菌学者の昭和天皇と魚類学者の明仁上皇は、親子二代で世界的博物学会・リンネ協会会員に名を連ね、山階宮家の山階芳麿が作った山階鳥類研究所は鳥学の権威として約一世紀の歴史を持つ。しかし私的な行為である天皇や皇族の研究は、実際には公的な行為と密接に関わっている。平成の天皇が魚類学の知識を活かし、食糧事情改善のためブルーギルを日本に持ち帰ったことはその好例である。なぜ天皇や皇族はかくも学問に尽力するのか、その理由は戦後の特異な皇室制度と不可分だ。皇室の学問研究を紐解くことは、戦後日本の栄華と矛盾を直視することに他ならない。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1章 昭和天皇と生物学研究
第2章 山階宮芳麿王と山階鳥類研究所
第3章 三笠宮崇仁親王と古代オリエント史研究
第4章 平成の天皇とハゼの分類
第5章 令和の天皇と水の研究
第6章 秋篠宮文仁親王とナマズと鶏
主要参考文献等一覧

大衆演劇へようこそ 美しくっておもしろい、庶民の娯楽、ここにあり!
星海社新書
必ず、「推し」、に出逢えるはず!!
全国には百を超える劇団があり、劇場やセンター、ホテルと観劇できる場所もたくさん! 距離が近い舞台、およそ3時間の華麗な舞踊ショーとお芝居を、ほぼ毎日昼夜演目替えで公演している――かような文化があると知りつつも、実際に観劇して知る数々の驚き! 舞台の上と下で携わる「大衆演劇人」のリアルな声をお届けするとともに、より観劇が楽しめて、これから大衆演劇に出会う方にもその魅力が伝わるよう、この一冊にまとめました。
協力:篠原演劇企画
はじめにーー いつだって大歓迎! 大衆演劇は実に間口が広く、敷居が低かった
第1章 大衆演劇との出会いは、ある日、突然やってきた
第2章 教えて、大衆演劇を支える人々のこと
第3章 教えて、興行主、そして劇場主の思い
第4章 教えて、劇団さん
第5章 教えて、劇場のこと
第6章 教えて、役者を彩る、着物や鬘への想い
第7章 教えて、大衆演劇を楽しむために知りたいこと
第8章 教えて、大衆演劇役者の「今」
おわりにーー大衆演劇は日々、進化する娯楽であり、会いに行けるアイドルの原点だ!

みんなのユニバーサル文章術 今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界
星海社新書
あなたの仕事と人生を切りひらく、令和最強の文章術!
「大宅壮一ノンフィクション賞」受賞、かつ1本2000万PVのウェブ記事を生み出す第一線のライターが文章術を直伝! といいつつ、本書はお堅い文章術の教科書ではありません。毎日のメールからツイッター・婚活アプリに至るまで、ごく普通の学生・ビジネスマンの仕事と人生を切りひらく、かつてない「ユニバーサル文章術」。「読まれる」ための文章を研究し実践し続けた著者の16年間が結晶した、令和必携の一冊です。
カバー装画:大川ぶくぶ

異端戦国史の最高傑作・完全復刻! 信長殺し、光秀ではない
星海社新書
信長の死をめぐる陰謀説の古典
「天下統一を目前に、家臣である明智光秀に裏切られ、本能寺で非業の最期を遂げる織田信長」。ところが、本能寺が炎に包まれたとき、光秀は本能寺はおろか京都にさえ居なかった。著者は当時の公家の日記「言経卿記」を引いて、光秀が京都にあらわれる前に本能寺は灰塵に帰しており、光秀にはアリバイがあったと断言する。では、信長殺しの真犯人は誰か? 光秀の重臣・斎藤利三の暴走説から、信長の正室・奇蝶の黒幕説、イエズス会による爆破説まで。稀代の歴史作家が本能寺の変の「正史」に真っ向から斬り込んだ、異端の王道「八切史観」を知るための代表的著作。

クリエイターとクライアントはなぜ不毛な争いを繰り広げてしまうのか?
星海社新書
クリエイターとクライアント――両者の溝をそれぞれの感覚を知る二人が語り尽くす!
エンターテインメントをゼロからイチへとクリエイトしていくビジネスの現場では、同じゴールを目指していたはずのクリエイターとクライアントがいつしか不毛な争いを繰り広げてしまう……という悲しい事態が日々繰り返されています。本書では、クリエイターとしてもクライアントとしても仕事の実績を積み重ねてきた福原・やしろ両氏がその実体験をもとに、深刻なトラブルはどんな理由や場面で起こりやすいのか、そして、解決のためにはどのようにコミュニケーションしていけばいいのかを的確にアドバイスします。

博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史
星海社新書
唯一無二の巨大データから見る平成の実像と日本の未来!
博報堂が誇るシンクタンク・博報堂生活総合研究所による、世界に類のない広汎な生活調査「生活定点」。本書では、信仰から好きな料理まで多岐にわたるそのデータを19人の識者が考察し、調査期間がほぼカバーする平成という時代の変化を多彩な切り口で分析します。そこから見えてくるのは、生活者の視点に立ったリアルな平成史です。さらに強調しておきたいのは、このデータは過去の分析だけでなく、その先の未来の指針にもなるということ。「生活定点」は博報堂の広告現場で、未来を創造する武器として使われています。読者の皆さんも、平成とはどんな時代だったか、未来はどうなるのかをデータとともに考えてみてください。
<寄稿陣>*五十音順
家田荘子
石山蓮華
大木亜希子
小川さやか
熊代亨
倉田真由美
近藤那央
斎藤哲也
サヘル・ローズ
高橋弘樹
棚橋弘至
田村淳
為末大
常見陽平
鳥羽周作
豊田啓介
中川淳一郎
西田宗千佳
藤田結子
*以下、本書目次より抜粋
為末大
信じる理由を求める時代
大木亜希子
あのマウンティング男に今、愛と感謝のキスを
田村淳
いつも常識をアップデートしていきたい
斎藤哲也
リベラル・アーツよ、どこへ行く?
中川淳一郎
平成の人間関係を一変させたインターネット
鳥羽周作
インターネットとコロナ禍が変えた、伝達
「届けきる」をどう実現するか
高橋弘樹
恥ずかしさで逃げ出したくなる、「野菜の煮物」なき社会
藤田結子
「女性の手作り=愛情」はいつまで続く?
棚橋弘至
プロレスに見る平成の考察
倉田真由美
いくつになっても恋愛したい
熊代亨
平成30年間の時代の変化とメンタルヘルス
常見陽平
私たちは自由な働き方ができたのか
豊田啓介
離散と流動
石山蓮華
電線目線で折れ線を見る
近藤那央
人の心をほぐし、繋げる”いきものらしいロボット”
西田宗千佳
黄金期から苦難の時代、
世界に翻弄された「ゲーム」というビジネス
家田荘子
災害とスマートフォン。平成社会が心をどう変えたか?
サヘル・ローズ
心に育む、豊かなアナタを
小川さやか
苦手な人びと、親しくない人びとに贈り物をしよう

ゲーマーが本気で薦めるインディーゲーム200選
星海社新書
「おもしろければ何でもアリ」なインディーゲームガイド!
世界各国のクリエイターがその創作意欲と情熱を思い切り自由に投入してつくられるインディーゲームは、いま最も創造力にあふれるエンターテイメントの地平です。その膨大すぎる傑作群の、どこから手を伸ばしたらよいのか分からないあなたのために、本書は"インディースピリッツ”みなぎる作品を200タイトル厳選!実はインディーゲームな『Minecraft』、宇宙人狼の愛称で知られる『Among Us』、世界を感動させたやさしいRPG『UNDERTALE』などの有名作から、知るひとぞ知る作品まで、生粋のゲーマーたちが己の偏愛のままに全力でご紹介します。ありとあらゆる感動が待ち受けるインディーゲームの世界へようこそ!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに まさん
PART 1 こんなの大爆笑! 笑えるオモシロゲーム
PART 2 ストーリーがエモい! 感動・泣けるゲーム
PART 3 アドレナリン爆発! 爽快ゲーム
PART 4 ひとりでまったりのんびりプレイ癒し系ゲーム
column 1
PCゲームの世界に飛び込もう! おすすめPCゲーム販売・配信サイト紹介 ロッズ
PART 5 みんなでわいわい! パーティー&バトルゲーム
PART 6 スマホでどこでも インディー
PART 7 中毒性ゲキヤバ! どハマりゲーム
PART 8 頭をこねこね! 集中力求む頭脳派ゲーム
column 2
itch.ioで誰も知らない海外インディーゲームを見つける為の、個人的な方法 ソーシキ博士
PART 9 難攻不落の激ムズゲーム
PART 10 背筋が凍る! 心臓に悪いドキドキゲーム
PART 11 アートワークが美しい! ビジュアル/サウンドがすごいゲーム
PART 12 ネタバレ厳禁!
column 3
Steamという巨大マーケットとインディーゲーム 洋ナシ
PART 13 ザ・マニアック! 尖りまくりなゲーム
PART 14 ゲームで人生を考える哲学的ゲーム
PART 15 ゲームで世界を考える社会派ゲーム
PART 16 あなたの記憶に一生残る! 忘れられないゲーム
column 4
貴方にも、インディーゲームをお作りいただきたいのです 赤野工作
あとがき
索引(紹介タイトルリスト)

倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
星海社新書
倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
日本人にとって、倭寇=略奪・拉致、秀吉の朝鮮出兵=残虐・捕虜連行のイメージはおなじみのものだが、本書を読むとそのイメージは一面的なものに過ぎないことがわかる。ポルトガル人の日本進出をきっかけに、ポルトガル商人は日本人奴隷を買い取り、海外に連行して売却した。それを禁止したのは、豊臣秀吉である。しかし、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)がはじまると、戦国大名は朝鮮人を多数日本に連行した。逆に、「降倭」と呼ばれる朝鮮軍に投降した日本人将兵もいた。本書は、これまであまり語られてこなかった人身売買や奴隷売買など、戦国時代のグローバル化がもたらした「戦国時代の闇」というべき点を明らかにする。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第一章 倭寇と人の略奪
第二章 戦国時代の人身売買・乱取り
第三章 織豊期の人身売買とキリスト教
第四章 伴天連追放令と人身売買
第五章 文禄・慶長の役と民衆・武将
第六章 日本に連行された朝鮮人
おわりに
主要参考文献

エラリー・クイーン完全ガイド
星海社新書
エラリー・クイーン研究の第一人者によるクイーン入門ガイド!
あなたは本格ミステリを読んでいて、エラリー・クイーンという名前を目にしたことはありませんか? 世界最高の本格ミステリ作家と呼んでも過言ではないでしょうーーこのクイーンから絶大な影響を受け続け、日本の本格ミステリは世界一の発展を遂げてきました。本書では、〈国名シリーズ〉のエラリー・クイーン&〈悲劇四部作〉のドルリー・レーン、クイーンが生み出した二大名探偵の活躍をメインに、その全作品を解説。あらすじ、読みどころ、本格ミステリとしての達成、その影響下にある日本のミステリ作品までご紹介します。クイーンを知ることは、本格ミステリの論理の読み方を知ること。本格ミステリをより楽しく読むために、今こそ“本格ミステリの神”の歩みを辿りましょう!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1部 作家とその探偵
作家エラリー・クイーン
探偵エラリー・クイーンとその仲間たち
探偵ドルリー・レーンとその仲間たち
第2部 全作品ガイド
第1章 華麗なる推理の天才の活躍
第2章 名探偵からヒーローに
第3章 名探偵の苦悩と挫折、そして再起
第4章 社会に挑む名探偵
第5章 ミステリの限界への挑戦
第6章 もう一人の名探偵ドルリー・レーン
おわりに エラリー・クイーン年表 最新邦訳一覧

競馬 伝説の名勝負 2005-2009 ゼロ年代後半戦
星海社新書
記憶にも記録にも残る名馬たち
2005年の競馬界は、1頭の小さな馬の話題で一色に染まった。英雄、生ける伝説とも呼ばれたディープインパクトの登場である。父サンデーサイレンスの最高傑作は、シンボリルドルフ以来2頭目となる無敗の三冠制覇を達成する。どのレースも後方から行って、最後の直線で前にいる馬をすべて交わし去る、その走りはまさに〈衝撃〉そのものだった。他にも、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇という偉業を達成したウオッカ、牝馬による37年ぶりの有馬記念を制したダイワスカーレットのライバル物語など、日本競馬の歴史をぬりかえた偉大な名馬たちの名勝負26選。「競馬 伝説の名勝負」シリーズ第4弾。堂々の完結編!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1章 飛ぶように走った無敗三冠馬 2005年
コラム1 特別寄稿 吉川良
ハンパないショックをくれた「神さまたちの神さま」
競馬note1 05年以降に増えてきた同一重賞の連覇記録
第2章 史上最強馬のラストラン 2006年
コラム2 座談会 移り変わる競馬界を振り返る
歴史的名馬、ディープインパクトの誕生
インターネット普及と、紙媒体の変化
競馬note2 三冠達成能力を持っていた二冠馬メイショウサムソン
第3章 ダービーを選んだ史上最強牝馬 2007年
コラム3 馬主の経済学と成功確率
競馬note3 ルメールの2倍を誇るレジェンド武豊のG1勝利数
第4章 夢の扉を開けた天才牝馬 2008年
コラム4 特別インタビュー
地方の雄、フリオーソの調教を担当して
『勝ちたい』を捨て、ダート最強世代へ挑む
名馬の調教を担当して至った境地
競馬note4 休刊に追い込まれた競馬専門紙「ホースニュース・馬」
第5章 名馬たちの二世が躍動する 2009年
競馬note5 競馬ファンの多くが参加する「一口馬主」の難しさ
年度別 G1戦線「激闘譜」&データ
おわりに
執筆者紹介

競馬 伝説の名勝負 2000-2004 ゼロ年代前半戦
星海社新書
新世紀を駆け抜けた最強馬たち
ゼロ年代、黄金時代のスターたちが続々とターフを去り、いよいよ日本競馬は国際化の時代を迎える。20世紀最後の年となるミレニアムに「世紀末覇王」テイエムオペラオーが現れ、中・長距離界を席巻。年間8戦全勝、G1・5勝という偉業を成し遂げ、一強体制を完全に確立した。国際表記に沿って馬齢が4歳馬→3歳馬と変更された翌年、テイエムオペラオーが引退すると競馬界は再び社台グループの1強時代となり、現代に続く土台が築かれていく。アグネスタキオン、クロフネ、キングカメハメハ、ステイゴールドなど、新時代を彩った多士済々なレジェンドホースたちが繰り広げた熱き名勝負26選を収録する。〈シリーズ第三弾!〉
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 世紀末覇王の快進撃2000年
コラム1 インパクトを残した個性派名馬
他馬が止まって見えた! 強豪馬を打ち破った! 最後方からの直線一気!
競馬note1 距離もコースも無関係! 8歳まで逃げ続けたマグナーテン
第2章 伝説となった幻の三冠馬2001年
競馬note2 42年間に及ぶ名実況 詩人と呼ばれた杉本清
第3章 古馬の頂点に君臨した外国産馬2002年
コラム2 名牝系ランキング ベスト5
血のロマンも、競馬の醍醐味
母馬を遡れば、新たな世界が目の前に広がる!
競馬note3 ゼロ年代前半に導入された4種類の新馬券
第4章 史上2頭目となる牝馬三冠馬2003年
コラム3 ハルウララ旋風が巻き起こった
負け続けている馬に白羽の矢が立った
高知競馬を救ったブームの舞台裏
第5章 最強の大王が降臨した2004年
競馬note4 外国産馬隆盛の時代 日本競馬を盛り上げた「マル外」
年度別 G1戦線「激闘譜」&データ
おわりに
執筆者紹介

21世紀 テレ東番組 ベスト100
星海社新書
「アイデアの力」によって最前線へ
1964年、前の東京オリンピック開催の年に開局したテレビ東京、通称「テレ東」は、現在の在京キー局のなかで最後発、かつ科学教育専門局としてスタートしたことから、当初より低視聴率という苦難に陥ってしまう。ところが、平成の時代になるとお金や人手を十分に割けない分、企画のユニークさや斬新さで勝負する番組づくりが世の中から脚光を浴びるようになってくる。本書は、テレ東が発揮する〈アイデアの力〉に注目し、自身も長年にわたってテレ東に魅了されてきた社会学者が、2001年以降に放送された番組の中からベスト100を選出。「テレ東っぽさ」の秘密に迫る「テレ東番組ガイド」です。
*本書目次より抜粋
はじめに いまや“ブランド”になったテレ東
第1部 テレ東の真骨頂、「ユルさ」と「素人」
第2部 “深夜”というフロンティアを開拓したテレ東〈ドラマ編〉
第3部 “深夜”というフロンティアを開拓したテレ東〈バラエティ編〉
第4部 テレ東の定番、旅と食
第5部 テレ東はアイドルの庭
第6部 真面目なテレ東も魅力
第7部 テレ東が守る“昭和感”
第8部 テレ東と言えば、アニメとキッズ
第9部 テレ東最大の武器、企画力
テレ東の特別な日 元日&大晦日の番組年表 2001―2020
おわりに
参考文献

なぜオナニーはうしろめたいのか
星海社新書
誰も教えてくれなかった「性」の疑問に専門家が答えます
みなさんはオナニー、セックスという“実践”に「独学」で臨もうとしていませんか? 性は“秘め事”だし、誰かから教えてもらうようなものじゃないんじゃないの? そうお感じになる方もいらっしゃるでしょう。しかし、本当にそうでしょうか? 今、「性」は目を逸らすことのできない多くの社会問題と密接に関わっています。だからこそ、今を生きるすべての人にとって、性に関する正しい知識が必要なのです。本書は性に関する専門家が性に関するあらゆる疑問に回答します。性に関する興味本位のさまざまな情報が飛び交う時代、あなたの豊かな性生活の一助になれば、こんなにうれしいことはありません。
*本書目次より抜粋
はじめに
1
「有害論」から「必要論」、そして「自由」へ
オナニーのめくるめく歴史をひもとく ×赤川学
2
諦めてはいけない勃起
間違えてはいけない射精 ×小堀善友
「勃つ」と「出す」の真実
3
「性的同意」とは
なぜセックスに同意が必要なのか ×シオリーヌ(大貫詩織)
おわりに

迷宮駅を探索する
星海社新書
迷宮駅の謎に迫る!
「日本の巨大ターミナル駅は、しばしば『迷宮』に喩えられる。本来『迷宮』の英訳は「ラビリンス」(Labyrinth)が一般的だが、こと駅に限っては「地下牢」を指す「ダンジョン」(Dungeon)と呼ばれることが多い。これは駅の複雑さが、RPG(ロールプレイングゲーム)のダンジョンのようだという発想によるもので、実際に大きな駅の地下空間を歩いてみると、この形容は正しいと感じることが多い」(第1章より)。東京駅、新宿駅、渋谷駅、名古屋駅、大阪駅など、時に恐れを抱くほど巨大化し、複雑怪奇なややこしさとなった「迷宮駅」の歴史と仕組みを解き明かす。巨大ターミナル駅の素顔が見えてくる、全くあたらしい駅探索の楽しみ。
*本書目次
第1章 なぜ「迷宮駅」は人を混乱させるのか
・迷宮駅が日本にのみ存在する理由
・迷宮駅の構造を分類してみよう
・地下や陸橋でつながっていれば「駅」の中!?
第2章 東京の巨大「迷宮駅」
・東京駅 大手町から銀座まで地下でつながる日本の代表駅
・新宿駅 東西自由通路の開通で改札内の構造が劇的に改善
・渋谷駅 平地の少ない谷底の駅は再開発で激変中
・池袋駅 上京したての人でも理解しやすい整った形状の駅
第3章 全国の巨大「迷宮駅」
・札幌駅 ジャミロクワイの名曲を生んだ魅惑的な地下街
・横浜駅 地下街にバスターミナル、駅の東西に迷宮が広がる
・名古屋駅 巨大な地下街とトリッキーな私鉄駅
・大阪駅 広大な地下空間の「西の横綱」を待ち受ける再開発
第4章 ここにもユニークな「迷宮駅」
・上野駅 増築の繰り返しで生まれた地表と高架の二層構造
・北千住駅 垂直方向に迷宮が広がる独特な形状の乗換駅
・京都駅 整合性の取れた構内と散策向きの空中回廊
・難波駅 繁華街の大通り直下に駅と地下街が広がる
・天王寺駅 私鉄の戦時合併で生まれた変則的な二層構造
・博多駅 ホーム形状はシンプルだが連絡通路はトリッキー

日本のGPAトップ大学生たちはなぜ就活で楽勝できるのか?
星海社新書
就活×採用の新バイブル
これまで語られなかった重要指標「GPA」を徹底解説!
本書では、今後の就職活動においてスタンダードとなるであろう理想的な採用基準「GPA」の仕組みと就活力を伸ばす方法について、人事のプロフェッショナルから学びます。実際にGPA上位5%にあたる84名の学生にインタビューを実施し、「成績優秀者(GPA上位者)=ガリ勉」という凝り固まったイメージを払拭し、彼らの実像に迫ります。適性検査によるタイプ分析や図版も充実。就活に向けて頑張る学生や、その親御さんや企業で人事や採用に関わる方々にとって、「就活」や「採用」の参考になること間違いなしの1冊です。