新刊書籍

レーベルで絞り込む

論理学
2022.07.15発売
論理学
著:高山 岩男,編:上田 泰治
創文社オンデマンド叢書
アリストテレスから現代数学まで、古代から現代の「論理学」を一冊で解説する画期的な書。京都学派の重要学者による重要な書。 【目次】 序 凡例 第一部 論理学基礎論 第一編 論理学の本質 第一章 論理学の意義 第二章 形式論理学と記号論理学 第三章 経験的認識の論理学 第二編 概念 判断 推理 第一章 先論理的思惟 第二章 言語的思惟 第三章 論理的思惟 第三編 哲学的論理学 第一章 認識論的論理学 第二章 哲学的論理学 第四編 論理学の歴史 第一章 古代と中世 第二章 近代 第三章 現代(記号論理学の成立) 第二部 形式論理学と記号論理学 第一編 論理学の基本的考想 第一章 予備的説明 第二章 論理学の基本的考想 第二編 形式論理学 第一章 形式論理学の基本的考想 第二章 直接推理 A 定言命題に関する直接推理 B 複合命題に関する直接推理 第三章 間接推理 A 定言命題に関する間接推理 B 複合命題に関する間接推理 第三編 記号論理学 第一章 記号論理学の基本的考想 第二章 命題の計算 第三章 命題函数の計算 A  一変項命題函数の計算 B 二変項命題函数の計算 第四章 「クラスの計算」と「関係の計算」 A 「一変項命題函数の計算」より「クラスの計算」の導出 B 「二変項命題函数の計算」より「関係の計算」の導出 附.「関係の論理学」 第四編 形式論理学と記号論理学との連関 第四編の問題 第一章 記号論理学の適用 第二章 外延的解釈と内包的解釈 題 第三章 形式論理学の批判と改正の方向
電子のみ
歴史家アンリ・ピレンヌの生涯
2022.07.15発売
歴史家アンリ・ピレンヌの生涯
著:佐々木 克巳
創文社オンデマンド叢書
アンリ・ピレンヌ(Henri Pirenne 1862~1935)は、ベルギーを代表する歴史家。1886年からずっとガン(ヘント)大学で教鞭を執った。 大著『ベルギー史』を著し、自国の独自性を解き明かした。また、第一次世界大戦中は、ドイツ軍に抑留生活を強いられたが、収容所でも歴史の講義をして、ローマ帝国の解体からルネサンスまでをあつかった壮大なヨーロッパの歴史を描いた『ヨーロッパの歴史』になった。 西ヨーロッパの発生について、「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」といういわゆるピレンヌ・テーゼでも知られている。大歴史家ピレンヌの生涯と学績を描いたの評伝の決定版。 【目次』 一 谷間の町 二 二人の恩師 三 旅の空 四 フランドルに移植されたワロン人 五 至幸の日々 六 至幸の日々(続) 七 占領下のガン 八 クレーフェルト将校捕虜収容所 九 ホルツミンデン民間人捕虜収容所 一〇 戦時下のイェーナ 一一 クロイツブルク独居 一二 国民の英雄 一三 ユクルの晩秋 一四 追想のアンリ・ピレンヌ 註 あとがき 参考文献一覧
電子のみ
仏教と文学
2022.07.15発売
仏教と文学
著:古田 紹欽
創文社オンデマンド叢書
『日本霊異記』『平家物語』『徒然草』『狂雲集』『正法眼蔵』や親鸞、法然、一休、芭蕉、一茶などの作品と仏教の密接な関係を探る。 【目次】 仏教と文学──『日本霊異記』を中心に 平家物語のなかの仏教 聖徳太子と太子にまつわる後身説について 徒然草の宗教観──人間兼好をめぐって 仏教的一隠者の生きよう 武士たらんものは 悪人正機説の法然における思想的源流 親鸞における自然の思想についての一私見──浄土思想と禅思想との間にあるものとして 顕浄土教行証文類の「顕」の意義について 芭蕉のさとり 一茶の宗教的安心 趙州「無」の展開 禅における問いと答え 道元における「有」と「時」 正法眼蔵「現成公案」について 求道者としての梅岩 一休という人 一休と『狂雲集』 一休『自戒集』を読んで 沢菴の『鎌倉遊覧記』 あとがき
電子のみ
北方ユーラシア法系通史
2022.07.15発売
北方ユーラシア法系通史
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
13世紀以降のモンゴル法典とそれ以前の中文史書に見る遊牧民の法的慣習に関わる記録とが、相互連関関係にあることをつきとめた力作。 【目次】 I 法制史料 1 環境と民族 2 一三世紀以降のモンゴル法典 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c 旧・新のオイラト法典 d 旧・新のハルハ法典 e 清朝の蒙古例を類聚した諸法典 附 自治外蒙古の勅定蒙古律令 3 北方ユーラシア法系への構想 II 刑法 1 一三世紀以前の中文史料 a モンゴリア高原の遊牧民 b 東北アジアの狩猟民 c 中文史料に顕在する賠償制 2 モンゴル法典に見る刑法 3 一三世紀前・後の史料問に顕在する共通性 a 家畜賠償と家畜罰 b 実刑 4 一九世紀中葉に見る実刑への転換 5 裁判の逓序と法の適用 III 婚姻 1 一三世紀以前の中文史料 a モンゴリア高原の遊牧民 b 東北アジアの狩猟民 c 中文史料に顕在する共通性 2 モンゴル法典に見る婚姻 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 3 一三世紀前・後の史料問に顕在する共通性 IV 相続 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る相続 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令  3 中文史料の再吟味 a 鳥桓 b 契丹 4 モンゴル法典に見る家父長権 V 牧畜 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る牧畜 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 3 家畜の保有 4 牧地の利用 VI 狩猟 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る狩猟 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 参考文献 あとがき
電子のみ
東洋法史論集6:明末清初モンゴル法の研究
2022.07.15発売
東洋法史論集6:明末清初モンゴル法の研究
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
17世紀、明朝は清朝にとって代わられた。その間、モンゴル人をめぐる法はどのようになっていたのか。「東洋法史論集」の第6巻。 【目次】 序 凡例 総説 第一部 アルタン=ハンの法典 序章 第一章 アルタン=ハンの法典の『前文』─法典の成立年時と成立経過の推測─ 第二章 殺人 第三章 傷害 第四章 偸盗に関する篇 第五章 男女間の罪 第六章 主僕間の罪 第七章 死屍と伝染病にかかわる罪 第八章 私人の家畜保有の尊重 第九章 野生動物の保護 第十章 人身救助 第十一章 使者と官員にかかわる罪 第十二章 逃亡 終章 ─モンゴル法史上の位置つけとその性格─ 第二部 明・韃靼間の規矩條約 第一章 明と韃靼との交渉 第二章 明と韃靼との和議 第三章 明・韃靼間の規矩條約の逐條的考察 第三部 清朝入関前の蒙古に対する法 第一章 明律の満訳と所謂「崇徳會典」 第二章 太宗朝における満州法の蒙古諸部落への頒布 第三章 初頒の蒙古律書と盛京定例 第四章 蒙古を特定する法頒示の上限 第五章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─I─ 第六章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─II─ 第七章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─III─ 第八章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─IV─ 第九章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─V─ 第十章 総括的私見 総括 史料と参考文献
電子のみ
東洋法史論集5:清朝蒙古例の研究
2022.07.15発売
東洋法史論集5:清朝蒙古例の研究
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
17~20世紀初頭、中国を支配した大清帝国は、蒙古をその支配下に置いた。服属国の蒙古ではどのような法律が治めていたのかを探る。 序 凡例 総論 第一章 清律の成立 I 太祖・太宗朝の刑政 II 順治朝の律例編成 III 順治・康熙雨朝の纂修律例 IV 雍正律の成立 V 故宮現蔵本の位置づけ VI 乾隆・大清律例の成立 第二章 清律・名例「化外人有犯」條と蒙古例 I 律と例 II 名例律「化外人有犯」條 III 律に附入された蒙古例 IV 律例と蒙古例V 蒙古例の制定手続 第三章 蒙古例の集成──蒙古律書・蒙古律例・理藩院則例の成立 I 太宗朝における満洲法の蒙古諸部落への頒布 II 清國法の中國法への転換と蒙古に対する特別法の成立 III 蒙古律書の成立と増補 IV 蒙古律例の成立と増補 V 蒙古律例と理藩院則例 第四章 蒙古律例の諸本 I 三種の蒙古律書 II 蒙古律例の諸本 III 五種の蒙古律例の篇目名の比較 IV 五種の蒙古律例の條敷の比較 V (D) 本・大木文庫紗本の文章 VI (D)本・大木文庫紗本に対する私見 第五章 清朝治下の蒙古(その概要) I 清朝の蒙古服属 II 清朝の蒙古統治 III 札薩克の職務および権限 IV 佐領の組織 V 清代蒙古の刑獄 各論 第六章 戸口差徭 第一 比丁 第二 徴賦 第三 賑済 第四 獎懲 第五 驛站 第六 婚姻 第七 承継 第七章 邊境〓哨 第八章 人命 第九章 盗賊 第一 強刧 第二 倫竊四項牲畜 第三 倫穎財物 豪吉行窺 第四 遺失物横領 欺偽 第十章 雑犯 第一 犯姦 第二 発塚 第三 失火 放火 第四 罵詈 第五 看守瘋人 第六 略人略売人 第七 遊牧生活から生じた慣習 第八 違禁 他 第十一章 首告 第十二章 補亡 第十三章 断獄 第十四章 喇嘛例 総括 第十五章 総括 I 蒙古例の性格 II  蒙古例の寅奴性 III 蒙古例と痢障例 IV  蒙古例とハルハ=ジロムの関係 史料と参考文獣 後跋
電子のみ
東洋法史論集4:北方ユーラシア法系の研究
2022.07.15発売
東洋法史論集4:北方ユーラシア法系の研究
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
東洋法史論集の第4巻。シベリア、モンゴルの法律体系を探究する。狩猟民と遊牧民の作りだした法律にはどんな特徴があるのか。 第一章 北方ユーラシア法系への関心 自然の環境 II 人と生活 III 人と神々 IV  血とことば V  政治のかたち VI 法のすがた VII 「北方ユーラシア法系」の樹立を求めて 第二章 方法の摸索 第三章 法制史料 I 一三世紀以前の史料 II チンギス=ハンのヤサ III オイラートの法典 IV 韃靼の法制史料 V ハルハの法典 VI 清朝の蒙古例 VII シベリア原住民族慣習法集成とボグド=ゲゲン・フトクトの法典 VIII リアザノフスキーの業績 第四章 婚姻 I 前言 II モンゴル以前の諸民族の婚俗 III モンゴル族の婚俗 IV モンゴル諸法典における婚姻関係諸規定 V  清朝の蒙古例における婚姻関係諸規定 第五章 家族 I 家族の構成と機能 II 諸成員の帳幕内の座席およびその家族内の分業 III 妻の地位 第六章 家の継続 I 子の地位 II 烏桓の場合 III 契丹の場合 IV モンゴルの湯合 V 実態調査による類推 第七章 狩猟の慣習 I 遊牧民の狩猟 II 集団的狩猟 III 集団的狩猟の慣習 IV 個人的狩猟とその慣習 V 狩猟地の慣習 VI 共有と私有 〔附〕 狩猟儀礼 I 戦闘と狩猟と II 弓を射て行なう儀礼 III 占いによる儀礼 IV 狩猟と狩猟儀礼との分化 第八章 牧畜の慣習 I 遊牧民における牧畜 II 家畜保有の慣習 III 家畜保有の慣習 IV 牧地の慣習 第九章 刑法 I 先学の業績と本章問題の所在 II モンゴル法における犯罪の種類・成立・態様による刑罰の相違 III モンゴル法における犯罪の種類・成立・態様 IV 図表から推知される事賓闊係と仁井田・論文との懸隔 V 図表から推知される事実関係と仁井田・論文との懸隔 VI 総括的私見 第十章 損害賠償責任の変遷 I 問題の所在 II ヤサの場合 III オイラート法典の場合 IV ハルハ=ジロムの場合 V シベリア原住民慣習法集成の場合 附篇 第十一章 烏桓の慣習 I 問題の所在 II 烏桓における政治的権威の生成 III 王沈魏書の伝える烏桓の慣習についての私見 IV 「約法」の意味 第十二章 明代韃靼の慣習 I 北虜風俗の史料的価値 II 北限風俗の法制史料 III 純括的私見 第十三章 満洲と台湾──二つの漢人移住植民地における仲間意識の差異 I 漢人の満洲移住と開墾 II 漢人の臺湾移住と開墾 III 両者における仲問意識の差異 史料と参考文獣
電子のみ
東洋法史論集3:清末における近代的法典の編纂
2022.07.15発売
東洋法史論集3:清末における近代的法典の編纂
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
19世紀末~20世紀初頭、清は近代国家たるべく法律の整備に取りかかる。その時、清は日本に法学生を送り込み、新たな法体系を築こうとした。 序章 王朝体制の近代的修正 第一章 修訂法律館の成立 I 近代的法典編纂の開始 II  第一次官制改革後の修訂法律館 第二章 大清商律草案の編纂 I 商部における商人通例・公司律の編纂 II  商人通例・公司律の内容 III 商部における附腸法及び破産律の編纂 IV 修訂法律館における大清商律草案の編纂 第三章 大清民律草案の編纂 I 大清民律草案の編纂 II 大清民律草案の内容 第四章 大清刑事・民事両訴訟律草案の編纂 I 刑事民事訴訟法草案 II 大清刑事・民事両訴訟律草案の編纂 III 大清刑事・民事両訴訟律草案の内容 第五章 法院編制法の編纂 I 大理院審判編制法の成立 II 法院編制法の成立に至る経過慮置 III  籌備憲政の促進と法院編制法 IV 法院編制法の公布 第六章 罪犯習藝所と模範監獄 I 習芸所 II 習芸所から模範監獄へ III 模範監獄 IV  小河滋次郎の寄与 第七章 大清刑律草案と大清現行刑律 I 変通舊律例 II 大清刑律草案の告成 III 大清刑律草案をめぐる論争 IV 大清現行刑律の編定とその頒行 V  大清刑律草案と大清現行刑律 第八章 清末の法学数育 I 法律学堂および仕学速成科の創設 II 法律学堂 第九章 清末学生の日本派遣 I 学生の日本派遣の開始 II 清朝の対留日学生政策 III 私立明治大学経緯学堂 第十章 修訂法律大臣沈家本 I その経歴 II その業績 第十一章 清宛委別蔵鈔本『宋律』について I 宛委別蔵鈔本「宋律」の体裁 II  宋律についての問題 III 宛委別蔵鈔本「宋律」と岱南閣本唐律疏議との対照 第十二章 『元典章』の一舊鈔本について I 黄氏舊蔵鈔本「元典章」 II 陳氏校補闕文との対照 III 黄氏舊蔵鈔本「元典章」の系統 IV 内府舊蔵本の瞥見 第十三章 影鈔本宋刊本『元豊官志』について I 「元豊官志」の体裁と内容 II  元豊官制成立の経過 III 元豊三年八月の詔の意義 IV 元豊官制編著の成立 V  元祐・崇寧・大観の官制編修 VI  政和・宣和の官制編修 VII 「元豊官志」の原本 第十四章 ボグド=ゲゲン=フトクトの勅定法典 I 大島清「庫倫出張報告書」に見える法典訳稿II  法典の構成 III 刑事法部分の法源 IV  刑事法部分と清朝の蒙古例 V  刑事法部分に反映した中國の親族組織 VI 刑事法部分に見える二つの刑罰怜系 VII 民事法部分の特色
電子のみ
東洋法史論集2:遼朝史の研究
2022.07.15発売
東洋法史論集2:遼朝史の研究
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
東洋法史論集の第2巻。916~1125年、契丹人によってモンゴルを中心に中国北方を支配した王朝の社会、文化、家族などの歴史を探る。 【目次】 序 凡例 第一 総説 第一章 遼の社会と文化 第二章 遼朝の性格 第三章 遼の文化と契丹文字 第四章 遼代における奚 〔附録〕 遼の死面 第二 法制と礼制 第五章 契丹の婚姻について 〔附録〕 西山霊光寺所見の一遼代仏像台座 第六章 再び契丹の婚姻について 第七章 三たび契丹の婚姻について 第八章 洪皓の『末漠紀聞』に見える女眞の婚俗と金代婚姻法 第九章 契丹における生母の地位──嘉礼諸儀を中心として 第十章 契丹の庶〓 第十一章 遼制における生生誕礼の意義──契丹における幼児の地位 第十二章 契丹人以外の分子に対する遼法の処置 第十三章 遼制における労働授受の形式と制度 第十四章 契丹の銀牌 第十五章 遼の社会における咒術力の作用 第十六章 契丹の祭祀──祭山儀と柴册儀 第十七章 契丹の再生礼 第十八章 契丹の射柳儀 第三 経済と文化 第十九章 遼の田制 第二十章 遼の鎖業 第二十一章 遼の絹織物業 第二十二章 契丹放偸攷 第二十三章 遼の奇獣「貔狸」 第二十四章 遼の石窟 第二十五章 遼の中京城址 第四 附録 第二十六章 日遼交渉 第二十七章 新出土史料による渤海國史の新事実 史料と参考文献
電子のみ
東洋法史論集1:遼朝官制の研究
2022.07.15発売
東洋法史論集1:遼朝官制の研究
著:島田 正郎
創文社オンデマンド叢書
東洋法史論集の第1巻。916~1125年、契丹人によってモンゴルを中心に中国北方を支配した遼王朝の法と政治機構を解説する。 【目次】 序 序章 北面中央官制の特色と世官制の意義 I 従来の成果と問題の所在 II 遼國成立前のキタイ部族制社會 III  遼國の成立と國號始建 IV 北面中央官制の特色 V 世官制の意義 第一章 宰相府 I 問題の所在 II 北(府)宰相の事例 附表 III 南(府)宰相の事例 附表 IV 総知軍國事・知國事の事例 V 総括的私見 第二章 宜徽院 I 問題の所在 II 宣徽院諸職官の叙任例 III 宜徽院の職掌 IV 宜徽諸院の関係 第三章 大子越府 I 問題の所在 II 北面朝官たる于越の事例 III 北面属國官たる于越の事例 IV 総括的私見 第四章 〓隠と宗正 I 史料と問題の所在 II 〓偽隠諸官の事例 III 〓隠諸官の職掌 第五章 夷離畢院と刑部・大理寺 I 遼代法の特色 II 北面中央官制における鞠獄官 III  南面中央官制における鞠獄官 IV 遼代の獄訟 第六章 中丞司と御史台 I 枢密院中丞司 II 御史台 III  枢密院中丞司と御史台 第七章 大林牙院と翰林院 I 北面の官制 II 南面の官制 III  大林牙院と翰林院 第八章 敵烈麻都司と礼部──巫の機能と地位 I 典礼管掌の官司 II 巫の機能 その一  III 巫の機能 その二 IV  巫の機能 その三 V 巫の地位 第九章 御帳官 I 史料と従来の研究 II  侍衛司 III 北・南護衛府 IV 奉宸司 V  三班院 VI 宿衛司 VII 宿直司 VIII 硬棄司 IX 皇太子〓司 X  総括的私見 第十章 三省 I 問題の所在 II 叙任事例の整理附附表 III 國初の政事令 IV 創置の政事省 V 改称後の中書省 VI 中書省の諸職官 VII 門下省と尚書省 第十一章 羣牧官 I 羣牧制の成立 II  西邊の六羣牧 III 官畜の管理 IV 契丹人の窮乏 史料と参考文獣
電子のみ
日本思想史研究5:国民性の研究
2022.07.15発売
日本思想史研究5:国民性の研究
著:村岡 典嗣
創文社オンデマンド叢書
日本思想史の第一人者による「国民性」の研究書。その歴史的な背景を古代から近代まで徹底的に探る。大化の改新から敗戦まで、日本思想を通して読み解く。 【目次】 序 凡例 日本国民性の精神史的研究 序言 問題の意義と目的及び本研究の任務 第一章 歴史的準備 第二章 我国家的特質の二方面とその関係 第三章 日本文化の二特性の基礎としての国民精神 結論 国体思想の淵源とその発展 開講の辞 序論 日本思想史の概念、学問的指向及び研究法 第一節 日本思想史の語義及び概念 第二節 学問的指向 第三節 研究法 本論 序 国体の語義、概念及び日本国体の特殊性 第一章 国体思想の淵源 第一節 太古思想とその特質 第二節 国号及びその他について 第三節 神代伝説と皇国主義 第二章 国体思想の発展 序 第一節 大化革新の政治的理論と国体思想 第二節 萬葉精神と国体思想の発展 第三節 建武中興と神皇正統記 近世に於ける国体思想の発展 序論 二三の準備的考察 第一節 近世の意義、特質 第二節 吉利支丹宗の渡来と盛衰 第三節 吉利支丹の教化的特質 第四節 吉利支丹の思想的交渉 本論 序説 第一章 近世前期 第一節 儒学諸派 第二節 垂加神道 第三節 大日本史学派 第四節 二三独立思想家 第二章 近世後期 第一節 国学とその文化史的意義 第二節 国学の国体思想 日本精神を論ず──敗戦の原因 後記
電子のみ
日本思想史研究4:日本思想史概説
2022.07.15発売
日本思想史研究4:日本思想史概説
著:村岡 典嗣
創文社オンデマンド叢書
文献学として、そして思想史として、日本の思想を捉えなおす。仏教、武士道、儒学、キリスト教、蘭学、国体思想、明治維新などを概観する。日本思想史への本格的入門書。 【目次】 序 凡例 第一部 日本思想史研究序論 序説 第一編 日本思想史の学問的指向 序説 第一章 Philologieの意義および本質 第二章 日本文献学としての本居学 第三章 Wissenschaftとしての歴史 第二編 日本思想史の研究方法 序説 第一章 文献学的段階 第二章 歴史学的段階 第三章 研究方法の実行 第三編 日本思想史の問題 序 第一章 日本思想史の時代的区画観と各期の特色 第二部 日本思想史概説〔太古・上古・中古〕 序論 日本思想史の語義、概念及び学問的指向 第一章 国体思想の淵源 第二章 儒教佛教の学習と十七条憲法 第三章 大化の改新と万葉精神 第四章 中古に於ける教養観〔美的教養観の底流〕 第五章 新佛教と神道理論 第六章 道義の覚醒(神皇正統記・武士道) 第七章 吉利支丹と批評的精神 第八章 儒学の革新(日本的儒学・国史・垂加神道・心学) 第九章 国学と蘭学 第十章 国体思想の発揚(平田学・水戸学) 結論 第三部 日本思想史概論〔中世・近世・明治〕 第一編 中世思想史 第一章 中世思想史序論 第二章 中世思想史への準備 第三章 鎌倉時代の思想 序 第四章 中世思想の本質とその史的発展 第二編 近世思想史 序説 近世思想史の文化的背景と時代的区劃 第一章 啓蒙時代 第三編 近世文学思想史 序論 第一章 啓蒙時代 第二章 元禄時代の一 第三章 元緑時代の二 第四編 明治維新之思想史的意義 序説 第一章 明治維新の思想史的性格とその研究の意義 第四部 日本思想史概論 儒佛耶三教及び神道交渉の見地より観たる 序論 第一章 純神道 第二章 儒仏及び神道交渉の初期 第三章 本地垂迹説とその神仏交渉史上の意義 第四章 中世に於ける神道論の諸相 第五章 吉利支丹宗の流通とその教化的意義 第六章 排佛と神儒の一致的傾向 後記 附表
電子のみ
日本思想史研究3:宣長と篤胤
2022.07.15発売
日本思想史研究3:宣長と篤胤
著:村岡 典嗣
創文社オンデマンド叢書
日本思想史の泰斗が、江戸の中期~後期に発展した古の日本を学ぶ「国学」の二大学者、本居宣長と平田篤胤の学問を精密に検討する。 【目次】 序 凡例 序説(四大人観と篤胤の鈴屋門人の問題) 第一章 宣長学と篤胤学との端緒及び成立 第一節 宜長の開眼と篤胤の入教 第二節 宜長の歌学び(石上私淑言及紫文要領) 第三節 篤胤の古道(古道大意其他及霊の真柱) 第二章 後期に於ける宣長学と篤胤学 第一節 宣長学の渾成 第二節 篤胤学の発展(古史学) 第三節 篤胤学の分岐(印度学及赤縣学) 結論 宣長学と篤胤学 後記
電子のみ
日本思想史研究2:日本思想史上の諸問題
2022.07.15発売
日本思想史研究2:日本思想史上の諸問題
著:村岡 典嗣
創文社オンデマンド叢書
古代から中世における日本人の思想を、憲法十七条、万葉人の精神、そして末法思想の展開した鎌倉期の「愚管抄」に丹念に探っていく。 【目次】 序 凡例 憲法十七条の研究 第一節 憲法十七条の本文と研究文献 第二節 憲法十七条の問題 第三節 憲法十七条本文の解釈 第四節 憲法十七条の日本思想史上の意義 万葉精神のモラリズム 序説 第一節 万葉人の外面的世界 第二節 万葉人の内面的世界 I 道徳的方面 II 信仰的思想的方面 第三節 万葉精神とその本質 末法思想の展開と愚管抄の史観 第一節 末法思想の本原及び我国に於ける由来と普及 第二節 神仏霊験の信仰及び念佛往生 第三節 末法史観の形成 第四節 愚管抄の解説 第五節 愚管抄の史観 後記
電子のみ
日本思想史研究1:神道史
2022.07.15発売
日本思想史研究1:神道史
著:村岡 典嗣
創文社オンデマンド叢書
日本思想史の第一人者による「神道」歴史。古神道から、中世、近世、近代まで、その思想と歴史を解説する。「日本思想史研究」の一巻 【目次】 序 凡例 序論 第一章 古神道 第一節 古神道の原始的要素及び性質 第二節 古神道の国家数としての発逹 第三節 古神道の発展 第二章 中世神道 第一節 神祇制度の完成 第二節 仏数の影響 第三節 神道論の発生 その一 第四節 神道論の発生 その二 第五節 神道論の発生 その三 第六節 天主教の伝来と神道との交渉 第三章 近世前期の神道 第一節 儒家の神道説 第二節 吉川惟足と度会延佳 第三節 垂加神道 第四節 別派諸家の神道説 第五節 神道の一般教化的運動 第四章 近世後期の神道 第一節 古学神道 第一項 古学神道の発生 第二項 古学神道の完成 第二節 古学神道の神学的─宗数的発展 其の一 第一項 古学紳道発展の内在的契機及び富士谷神道 第二項 服部中庸の三大考 第三項 平田篤胤及び橘守部 第三節 古学紳道の神学的─宗数的発展 其の二 第一項 佐藤信淵と大国隆正 第二項 六人部是香、岡熊臣、矢野玄道及び權田直助 第三項 鈴木重胤と渡邊重石丸 第四項 鈴木雅之と南里有隣 第四節 宗派神道 第一項 富士派及び御嶽教 第二項 黒住教 第三項 禊教・金光教、天理教及び烏伝神道 第四項 準古学神道諸派 結論 明治維新の教化政策と神道 略歴並著作年表 後記
電子のみ
日曜随筆家
2022.07.15発売
日曜随筆家
著:曽宮 一念
創文社オンデマンド叢書
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。旅と愛の画家による珠玉の随筆集。 画家が本業で分泌は日曜随筆家。北海道から信州・九州路への紀行文、人物点描、食物譚、芸術論、ならびに淡彩素描画10点を収録する。 【目次】 空想の定着 旅と画家 函館山 はまなす 噴火湾 信濃初秋 カッコウとホトトギス 蜩 九月 長崎の墓 桜島熔岩 黒神 噴烟の中を飛ぷ * 電車以前の乗物 明治年代の大久保 浜田青陵先生の思い出 山本森之助と宮崎与平 吉野以後 友来る 落葉林 永江の思い出 * 山海の珍味 納豆閑話 草木の芽の味 * 冬の富士 画のもと 茅屋 反抗 雷神の身内 茶話 りくつをいわぬりくつ 美術の季節に思う 須磨明石 日曜随筆家 アカゲット * 母 凸凹鏡 夢 幻の行列 * あとがき
電子のみ
東京回顧
2022.07.15発売
東京回顧
著:曽宮 一念
創文社オンデマンド叢書
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。失明の画家にして随筆家の名手が失われた東京を召喚する。 【目次】 東京回顧 明治乗物記 花見 物売り声 たべもの さかり場・祭・緑日と市 童うた 髪と衣服 武蔵野 幻の明治村 いろは歌留多 日清日露前後 佃島 大正震災 学生時代 其の他 二人の独身芸術家 オシャリ自画像 石 学生時代 草むら 寺内万次郎君の思い出 信濃と私 釜無川 八ヶ岳驟雨 師の墓 佐渡の野仏 越後にて(一) 越後にて(二) 越後にて(三) 霧島と阿蘇 黒神 かいた山 日出と日没 葛の花 神鳴をかく どっこいしょ考 毒人参 重き袋 自戒 遠ざれば 酒 落葉林 熱叢 幼年と老年 あとがき
電子のみ
泥鰌のわた
2022.07.15発売
泥鰌のわた
著:曽宮 一念
創文社オンデマンド叢書
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 にぎり箸 明盲妄語 落日 めざめ 泥鰌のわた 苦作の像 火葬小屋 雪の思い出 隅田川回想 歩く 自然遍歴 月 母恋 友交 小泉清追悼 先生がた 偉い人 後日譚(一) 後日譚(二) 後日譚(三) 日本最初の仏和字書 佐渡と越後 蛮船屏風 七十の稚気 あとがき 文中カット "富士大沢 噴烟1 噴烟2 噴烟3 八ヶ岳編笠 桜島 八ヶ岳  写真 阪本幼稚困時代の作者" 挿画目次 桜島月夜(油絵) 上高地暁 砂丘一(油絵) 毛無連峰 熔岩の原 塩尻峠にて パンジー 砂丘二
電子のみ
海辺の熔岩
2022.07.15発売
海辺の熔岩
著:曽宮 一念
創文社オンデマンド叢書
東京美術学校に絵画を学び、二科展で樗牛賞受賞した洋画家であった著者によるエッセイ集(日本エッセイスト・クラブ賞)受賞作。カラー挿画も収録。 【目次】 ダ・ビンチ曰く 桜島 大王崎に打つ怒涛 波の画 巌 房総の画 青木と中村 海辺の村 中村彝回想 遺作 坂本先生にあった時 不安一 不安二 榛の畦みち 童顔の画家 寂寥 病友へ 疎遠 しっと 肉芽 入学試験 霊岸島 早稲田 戸山が原 空想と現実 美の起動 色彩 幻の泥仏 8ミリ礼讃 筑後柳河 美の創造 炎 ビル 聴き落とした話 乞食渡世 水の音 無限の空 暑さ 秋雨 秋の声と香 自然児 富士のあけくれ あとがき 挿画目次
電子のみ
夏山急雨
2022.07.15発売
夏山急雨
著:曽宮 一念
創文社オンデマンド叢書
画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 落合の道 落合秋草堂 描けなかった美人画 花下竹人 煉瓦焼き はるかなる日 めでたき風景 わだつみのいろこの宮 耕到天 コマ絵と夢二 お釜帽子 七十年前の晩秋 工部大学 万鉄五郎の「裸体美人」 三人の先生の若がき 山下繁雄の「軍鶏」 中川紀元の「アラベスク」 鈴木保徳の「農婦」 小島善太郎の「若き日の自画像」 遠山教円の「榛の畦みち」 小糸源太郎の「屋根の都」 高間惣七の「鷭」 耳野卯三郎の「汽車」 寺内万治郎の「落椿」 角野判治郎の「浮浪者」 賀来清三郎の「旅芸人」 清水良雄の「ビロード」 名人レタッチマン石橋武治 鶴見守雄の「裾野」 平沢大璋の「荒野の道」 金観鏑の「水浴の図」 宮芳平の「海のメランコリー」 近江の人 じゃんがらぼっち他 じゃんがらぼっち 石町のおばさん 生首芝居 乳母 塩湯 こんにゃく島と芳町 観音と水天宮 悔 書雑筆 白昼夢 岩礁 迷路 におい マロニエ 声と音 潤井川と鴨 あとがき 〈別刷挿画目次〉 洋上夕日(巻頭) 天狗の湯 椿 函館ガンガン寺  シャルトル遺跡教会
電子のみ

323 / 1502